演歌界で注目を集める杜このみさん。
端正な歌声と品のある佇まいが印象的ですが、「実家はどんな家庭だったのか？」と気になる方も多いのではないでしょうか。
実は、北海道にある酒屋を営む家庭で育ったというエピソードがあるんです。
となると、どんな環境で音楽の道を志したのか、そして両親や兄弟との関係性も知りたくなってきますよね。
この記事では、杜このみさんの実家や家族構成にまつわる情報を丁寧にまとめています。
読み進めるうちに、ステージとはまた違った素顔が見えてくるかもしれません。
杜このみの実家
細川たかしさん、杜このみさんから元気をいただきました！#元気です細川たかし#元気です杜このみ#元気です北海道
— 元気です北海道 (@hBkcs5b6Gcow5Xi) October 8, 2018
▼細川たかし、まな弟子・杜このみと北海道にエール、師弟デュエットも初披露https://t.co/jT5E3M5weC pic.twitter.com/xrtHG1Ydpz
演歌歌手として活躍する杜このみさんは、北海道札幌市の出身です。
雪深くも文化豊かなこの地で育った背景には、彼女の歌声にも通じるどこか情緒的で温かみのある空気が流れているのかもしれませんね。
実家の詳細な住所までは公表されていませんが、過去のインタビューなどから、ご実家は地元で長く続く酒屋であることがわかっています。
なんと、祖父の代から営業を続けているという伝統ある家業で、その土地に根ざした生活を大切にしてこられたことがうかがえます。
中でも印象的なのが、祖父の「酒は飲むもんじゃねぇ、売るもんだ！」という教え。
杜このみさん自身、この言葉の影響で今でもお酒を一切飲まないと明かしています。
芸能界では交友や会食の場でお酒の付き合いがあるのが一般的ですが、それでも自分のスタンスを貫いているあたりに、芯の強さと家族の教えを大切にする姿勢が感じられます。
また、札幌という地域は、雪まつりやジンギスカンといった独自の文化が根付く土地でもあります。
そうした環境で育ったことも、演歌という伝統芸能に対する親しみやすさや、郷土愛の強さにつながっているのかもしれません。
酒屋という商売は、地域の人とのつながりが濃く、人情味あふれるコミュニケーションが日常にあります。
そうした家庭環境の中で育ったことが、杜このみさんのトークや歌の雰囲気に表れていると感じる方も多いのではないでしょうか。
「実家が酒屋」という事実は、ただの豆知識にとどまらず、杜このみさんの価値観や人柄を形作るルーツの一部ともいえそうです。
演歌の世界で一歩ずつキャリアを築いてきた背景には、家族の教えと、札幌の地に根ざした暮らしがしっかりと息づいているようですね。
杜このみの生い立ち
実家で見つけた写真☆
— 杜このみ【official】 (@konomi_mori) August 11, 2017
高校三年生の杜このみ☆#セーラー服 pic.twitter.com/wjw754k6VL
1989年7月2日に誕生した杜このみさんは、2歳頃からNHKの『のど自慢』を見て民謡で出演している人のものまねをしていたそうです。
4歳から民謡教室に通い、小学6年生の時には江差追分全国大会少年の部で当時史上最年少優勝を果たしました。
その他にも「日本民謡ヤングフェスティバル2006」優秀賞など数々の賞を受賞し、ヨーロッパやブラジルを訪問して民謡を披露しています。
18歳の時にNHKの『それいけ!民謡うた祭り』に出演、これをきっかけに細川たかしさんに見い出され演歌歌手としてスカウトされるも、杜このみさんは当時民謡の先生を目指していたため断ろうと思っていたそうです。
しかし細川たかしさんの単独コンサートに足を運んだ際に細川たかしさんが民謡と演歌のどちらも歌っていたことに感動し、演歌歌手になる決意をしました。
細川たかしさんからは「24歳までは上京させない」という考えがあったため高校卒業後は北海道でアルバイトをしながらレッスンを重ね、2013年にデビューしました。
デビュー前野2012年10月19日にはNHK北海道『北スペシャル〜すべてはこの日のために 江差追分全国50年 熱唱!ドキュメント』に出演、同年12月にはSTVラジオ開局50周年企画「ラジオスターを探せ!!」最終オーディションでグランプリに選ばれています。
杜このみの父親
杜このみさんの音楽人生を語るうえで、実家である酒屋の存在はもちろん、父親の影響も見逃せません。
一般の方であるため名前や顔写真は明かされていませんが、その人物像はエピソードの中から少しずつ垣間見ることができます。
北海道札幌市にある実家の酒屋は、祖父の代から受け継がれ、現在は父親が二代目として営んでいるそうです。
家業を守る立場にありながらも、杜このみさんの音楽活動には理解が深く、非常に温かいサポートを送っていたことがわかります。
そんな父親の人柄がうかがえるのが、杜このみさんが演歌歌手としての道を歩み始めるきっかけになった出来事です。
師匠である細川たかしさんからスカウトを受けた際、迷いのあった杜このみさんに対して、「これは運命的な出会いだからこそ、ご縁を大切にして演歌の道を進んでみてはどうか」と背中を押したのが父親だったといいます。
この言葉からは、家業を継ぐことを当然とするのではなく、娘の個性や未来の可能性を尊重している父親の姿勢が伝わってきますよね。
家族という近い存在だからこそ、本人の性格や意志を誰よりも理解していたのでしょう。
また、松山千春さんの音楽が好きという一面も。
家族の中に音楽を愛する空気があったことも、杜このみさんが自然と歌の世界に惹かれていった理由のひとつなのかもしれません。
子どもの頃から松山千春さんの歌を一緒に聴く時間が、音楽への感受性を育んだ可能性もありそうですね。
こうした父親の姿勢は、いわゆる“昭和的な親父像”とは異なり、柔らかさと理解、そして信念を持ち合わせた現代的な父親像に近い印象を受けます。
家業を守る責任感と、娘の夢を後押しする愛情。
その両立ができる人だからこそ、杜このみさんも迷うことなく演歌の世界へ一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
目立つことはなくても、陰ながら大きな影響を与えた存在──それが杜このみさんの父親です。
ステージ上での堂々とした歌声の背景には、こうした深い家族の絆がしっかりと息づいているのかもしれませんね。
杜このみの母親
杜このみさんが家庭的な雰囲気と芯のある優しさを併せ持つ理由には、母親の存在も大きく関わっているのではないでしょうか。
一般の方であるため、名前や顔写真などの詳細は明かされていませんが、いくつかのエピソードから温かくて思いやりにあふれた人柄がうかがえます。
例えば、杜このみさんが仕事の合間を縫って実家に帰省する際には、母親が手作りの健康的な食事を用意してくれるとのこと。
日頃からハードなスケジュールをこなしていることを思えば、実家でのご飯がどれほど心身の支えになっているか、想像できますよね。
家庭の中で栄養バランスを大切にしながら、体を気遣う料理を作ってくれるというのは、母親としての深い愛情のあらわれ。
演歌という伝統的な世界で活躍する杜このみさんにとって、実家はただの帰る場所というだけではなく、心の充電場所でもあるのでしょう。
また、健康的な食生活を支える姿勢は、杜このみさんのプロ意識にもつながっているのかもしれません。
歌手にとって体調管理は非常に重要ですし、特に演歌のように声の張りや抑揚が求められるジャンルでは、日々の食事がコンディションを左右する要素にもなります。
このように母親は、表には出なくても、陰ながら娘の活動をしっかりと支え続けている存在といえるでしょう。
母と娘という関係を超えて、一人の人生の応援者として、あたたかい関係性が築かれているのではないでしょうか。
日々多忙な芸能活動のなかで、母親の存在はまさに“無言のサポート”。
その姿は、華やかな世界に身を置きながらも地に足をつけた生き方をする杜このみさんの、静かな支えとなっているのかもしれませんね。
杜このみの兄弟や姉妹
杜このみさんは、3人姉妹の長女で、妹が2人いることが明らかになっています。
芸能界で活躍しているのは杜このみさんだけですが、妹たちは一般の方であるため、名前や職業、顔写真などの詳細な情報は公開されていません。
とはいえ、杜このみさん自身の発信から、家族との仲の良さが伝わってくるエピソードはいくつか見つけることができます。
たとえば、公式ブログや過去のSNS投稿では、妹たちと一緒に旅行へ出かけたり、食事を楽しんだりする様子が度々紹介されていました。
プライバシーへの配慮からか、写真にはスタンプで顔が隠されていましたが、あたたかく和やかな雰囲気が感じられる投稿が印象的です。
3人姉妹というと、それぞれの個性が光る一方で、年齢が近いと小さい頃はケンカが絶えなかったという話もよく聞きますよね。
ですが、杜このみさんと妹たちは、社会人になってからも頻繁に交流しているようで、大人になってからの関係性も良好なようです。
芸能界という厳しい世界で活動を続けるには、精神的な支えが必要不可欠。
その点で、妹たちの存在は杜このみさんにとって大きな心の拠り所になっているのではないでしょうか。
公私のバランスを保つうえでも、家族の支えがあることは何より心強いものですよね。
また、ブログを通じて見られる家族とのやり取りからは、「あくまで普通の姉妹関係」を大切にしていることが伝わってきます。
有名人の家族となると、どうしても周囲の目が気になるものですが、そうした中でも自然体の関係を保っている様子は、多くの人にとって共感を呼ぶ部分ではないでしょうか。
芸能活動をしていると孤独を感じる瞬間もあると思いますが、妹たちとの時間が、杜このみさんにとってリラックスできる貴重なひとときになっているのかもしれません。
今後も公の場に出ることはないかもしれませんが、こうした“家族とのつながり”が、杜このみさんの人間味や温かさを支えているのだと感じさせられます。
まとめ
民謡の先生を目指していた杜このみさんは細川たかしさんとの出会いをきっかけに、演歌の道に進みました。
家族とは離れて生活していますが、これからも両親や妹さんたちと良好な関係を築いていってほしいと思います。
