俳優としてドラマや舞台などに出演している藤本隆宏さんですが、過去には競泳選手として活動していました。
競泳選手から俳優に異例の転身をした藤本隆宏さんはどんな人なのでしょうか。
今回は、藤本隆宏さんの経歴や出身学校などについて調べてみました。
藤本隆宏は元水泳選手だった!驚きの経歴と輝かしい実績とは?
#真田丸
— ともりん (@tomomama777) August 1, 2016
堀田作兵衛役の藤本隆宏さん
1992年バルセロナ五輪
400m個人メドレー8位入賞
ってすごい!#真田丸オリンピック#大河オリンピック pic.twitter.com/AmcjahfgAU
藤藤本隆宏さんといえば、現在は俳優として活躍していますが、実はかつて日本を代表するトップ競泳選手でした。
1990年代には、日本競泳界のエースとして華々しい活躍を見せ、オリンピックにも2大会連続で出場。
競技生活を引退後は、まったく異なる分野である俳優業に転身し、その才能を発揮しています。
藤本さんは福岡県北九州市で生まれ、宗像市で育ちました。
小学生のころに水泳を始めると、その才能はすぐに開花。
中学・高校時代には全国レベルの大会で活躍し、着実にトップ選手への道を歩み始めました。
特に高校時代の練習量は凄まじく、1日25,000メートル以上泳ぐ日もあったそうです。
まさに水泳漬けの毎日を送り、日本トップレベルの選手として成長を遂げました。
選手時代は日本記録樹立している
藤本さんは1990年に北京で開催されたアジア大会に出場し、200m・400m個人メドレーで優勝、日本人初の金メダルを獲得しました。
この活躍を評価され、翌1991年には日本水泳連盟最優秀選手賞を受賞しています。
さらに、1990年には400m個人メドレーの日本記録を樹立し、翌1991年には200m個人メドレーの日本記録を更新。
特に400m個人メドレーの記録は2000年まで約10年間も保持されていました。
当時の日本競泳界では、世界との実力差が大きかった中での快挙であり、日本水泳界における藤本さんの存在は非常に大きなものでした。
オリンピックには2大会出場
高校3年生だった1988年、藤本さんは日本選手権で200m・400m個人メドレーを制覇し、一気に注目を集めました。この活躍が評価され、日本代表としてソウルオリンピックに出場。
高校生ながらオリンピックの舞台に立つという快挙を成し遂げました。
その後、1992年にはバルセロナオリンピックに2大会連続で出場。400m個人メドレーで8位入賞を果たし、この種目で日本人として初の決勝進出という歴史を刻みました。
当時の日本競泳界は、現在ほど世界のトップと互角に戦える環境ではありませんでした。
しかし、藤本さんはその中でも果敢に挑み、世界の舞台で堂々と戦ったのです。
藤本さんは1996年4月、27歳で現役を引退しました。
通常、アスリートは引退後も水泳指導者やスポーツ関連の仕事に就くことが多いですが、藤本さんはなんと俳優へと転身。
劇団四季のオーディションに合格し、舞台俳優としてのキャリアをスタートさせました。
現在は俳優としての活躍が目立つ藤本隆宏さんですが、その前には日本競泳界のレジェンドと呼べるほどの輝かしい実績を持っています。
競泳選手時代に培った努力と根性が、俳優としての成功にもつながっているのかもしれませんね。
藤本隆宏の筋肉がすごい!
藤本隆宏さんは元競泳選手ということもあり、がっちりした体型の持ち主です。
ここで腹切って死んでも、きっとお城に戻れるから大丈夫です(白目)#西郷どん#真田丸#山岡鉄舟#堀田作兵衛#藤本隆宏 pic.twitter.com/xn07P99EDi
— 羽ぴょん (@dahanekesuike) September 23, 2018
JINの再放送見てたら藤本隆宏出てたの忘れてた
— のすけ (@sinnosuke0709) May 30, 2020
やたら露出多めでよろしい(笑)
そろそろ外食しても大丈夫かな?
まだ自粛した方が良いのか悩むトコ pic.twitter.com/fbTjQdDk1U
NHK大河ドラマ『坂の上の雲』ではふんどし姿でその見事な体躯を披露し、視聴者から高い評価を得ました。
藤本隆宏の学歴
藤本隆宏さんが通っていた学校について調べてみました。
藤本隆宏の出身小学校
出身小学校は公表されていません。
地元の学校に通っていたのではないかと思われます。
6歳から水泳を始めた藤本隆宏さんは、6年生から選手コースに入り、県大会でも入賞しています。
藤本隆宏の出身中学
小学校卒業後は、宗像市立日の里中学校に進学しました。
中学でも水泳で1年生の時に九州大会、2年生の時には全国大会で入賞しています。
この頃の藤本さんは、まさに水泳漬けの日々を送っていました。
1日の練習量が25,000メートル以上に及ぶこともあり、早朝から夕方までひたすら泳ぎ続ける生活を送っていたといいます。
これは現在のトップアスリート並みのトレーニング量であり、彼の驚異的なスタミナと精神力が、この時期に鍛えられたことがわかります。
また、日の里中学校時代は、技術だけでなく試合でのメンタルコントロールや勝負強さも磨かれた時期でした。
全国レベルの大会で戦うことで、プレッシャーの中でも実力を発揮する経験を積み、より競技者としての自信を深めていきました。
藤本隆宏の出身高校
中学校卒業後は、西日本短期大学附属高等学校に進学しました。
藤本隆宏さんは健康スポーツコース(現・キャリアセレクトコース)に在籍、偏差値は39です。
このコースは、スポーツに特化したカリキュラムを提供し、アスリートの育成に力を入れています。
在学中の1988年、藤本さんは日本選手権で200m・400m個人メドレーの両種目で優勝し、同年のソウルオリンピックに出場するという快挙を成し遂げました。
高校生でのオリンピック出場は異例であり、彼の卓越した才能と努力の結果といえます。
また、この高校は他にも新庄剛志さん(元プロ野球選手)や田中麗奈さん(女優)など、多くの著名人を輩出しています。
藤本隆宏の出身大学
高校卒業後は、早稲田大学に進学しました。
藤本隆宏さんは人間科学部に在籍、偏差値は62.5~72です。
この学部は、幅広い分野の学問を融合し、人間の多面的な理解を目指す学際的な教育を提供しています。
在学中、藤本さんは学業と競泳の両立に努め、1990年には400m個人メドレー、1991年には200m個人メドレーで日本記録を樹立するなど、競技面でも輝かしい成果を上げました。
特に400m個人メドレーの記録は、約10年間も破られない快挙となりました。
早稲田大学での経験は、藤本さんの知的探求心を育み、後の俳優としての多彩な活動にも大きな影響を与えたと考えられます。
藤本隆宏のプロフィールや経歴
ミュージカル『アニー』で 4年連続ウォーバックス役を演じる! 藤本隆宏インタビュー #アニー #丸美屋食品ミュージカル https://t.co/3hDfM0MKUM pic.twitter.com/nNC6c0L4vF
— (株)えんぶ (@enkick) April 6, 2020
名前:藤本隆宏
生年月日:1970年7月21日
出身地:福岡県
血液型:A型
身長:183cm
競泳選手を引退した藤本隆宏さんは、1997年にシェイクスピアの『ヴェニスの商人』で初舞台を踏み、『リチャード三世』、『パンドラの鐘』、『エリザベート』、『シラノ・ザ・ミュージカル』などに出演しました。
2009年のNHKドラマ『坂の上の雲』でオーディションを経て主役の親友・広瀬武夫役を演じ注目を集めると、2011年のTBS『JIN-仁- 完結編』では西郷隆盛役を演じ、同年の第2回岩谷時子賞奨励賞を受賞しました。
2012年にNHK大河ドラマ『平清盛』、2014年にNHK連続テレビ小説『花子とアン』へ出演しています。
2010年6月には日米合作映画『Playin’ for Money』で初主演を務めました。
藤本隆宏は元劇団四季!退団した理由
藤本隆宏さんは、1995年に劇団四季に入団したものの、1998年に退団しました。
退団した理由は「人間の役をやりたかったから」です。
作家・林真理子さんとの対談では「キャッツなど動物の役が多くて、去勢牛やイタチもやりました。やはり人間をやりたいと思ったし、それ以外にもいろいろあって、一回やめようと思った」と明かしています。
アニーにも出演
ミュージカル『アニー』出演のアニー役(Wキャスト)岡 菜々子さん、山﨑 玲奈さん、ウォーバックス役藤本 隆宏さんにインタビュー https://t.co/CGq8EsFxLt pic.twitter.com/tlotB15UAf
— せんだいタウン情報S-style (@s_style) August 9, 2019
藤本隆宏さんは、ミュージカル『アニー』において、ウォーバックス役として複数回出演しています。
2017年から2021年までの4年間、同役を務めた後、2023年には2年ぶりに再登場しました。
さらに、2024年4月20日から5月7日まで新国立劇場 中劇場で上演された公演にも出演しています。
そして、2025年には40周年を迎える『アニー』に再びウォーバックス役として出演し、節目の年を盛り上げています。
藤本隆宏の所属事務所
藤本隆宏さんは、「ヒルストン・エンタープライズ」に所属しています。
こちらは2018年2月に設立された芸能事務所で、海外とのネットワークを持つ「クリームインターナショナル」の系列会社です。
塚本耕司さん、SABUさん、竹嶋康成さんらも在籍しています。
過去には「クリームインターナショナル」に所属していました。
「ヒルストン・エンタープライズ」は、国内外での活動を視野に入れたマネジメントを行い、所属アーティストの多方面での活躍をサポートしています。
藤本隆宏の年収
藤本隆宏さんの年収は公式には公表されていません。しかし、彼の多岐にわたる活動から、その収入源を推測することができます。
藤本さんは、テレビドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍しています。
特にNHKの大河ドラマや連続テレビ小説などの主要作品に出演しており、これらの出演料が収入の大きな部分を占めていると考えられます。
ミュージカル『アニー』では、2017年から2025年にかけてウォーバックス役を務めています。
舞台俳優としての出演料や公演ごとの報酬も、安定した収入源となっているでしょう。
藤本さんは、バラエティ番組やトークショーなどにも出演しています。
これらの出演料やメディアからの報酬も、年収に寄与していると考えられます。
これらの活動を総合すると、藤本さんの年収は数百万円から数千万円に達する可能性があります。
ただし、具体的な金額は公表されておらず、出演作品の規模や頻度、契約内容などによって変動するため、正確な数字を知ることは難しい状況です。
まとめ
藤本隆宏さんは、元競泳選手としてオリンピックに2大会連続出場し、日本記録を樹立するなど、日本競泳界に大きな功績を残しました。
その後、競技を引退し、全く異なる分野である俳優の道へ転身。
劇団四季でキャリアをスタートさせ、ドラマや映画、舞台と幅広い分野で活躍を続けています。
特に、NHK大河ドラマ『坂の上の雲』の広瀬武夫役や、『JIN-仁-』での西郷隆盛役など、存在感のある演技で視聴者を魅了。
さらに、ミュージカル『アニー』ではウォーバックス役として複数回出演するなど、舞台俳優としての実力も発揮しています。
スポーツ選手から俳優へと華麗な転身を遂げ、今なお多方面で活躍を続ける藤本隆宏さん。
今後の新たな挑戦や活躍にも目が離せません。
これからも、彼の演技や舞台でのパフォーマンスに期待しつつ、応援していきたいですね!