硬派な役柄からコミカルな演技まで幅広くこなす俳優・山口祥行さん。
その存在感と男気あふれる雰囲気に、「どんな経歴の持ち主なんだろう？」と気になった方も多いのではないでしょうか。
中でも、出身高校や学生時代の話はあまり知られておらず、ファンの間でも「どんな青春時代を送っていたの？」という声が上がっています。
また、兄貴分として知られる本宮泰風さんとの関係性も注目されており、私生活でもかなり親しいという噂も。
この記事では、山口祥行さんの学歴をはじめ、芸能界での立ち位置や所属事務所との関係、さらには気になる年収の話題まで、わかりやすくまとめてご紹介していきます。
気になる“裏側”を覗いてみましょう。
山口祥行の学歴
アクション俳優として存在感を放ち続ける山口祥行さんですが、意外と知られていないのがその学生時代のこと。
どんな学校に通っていたのか、どんな青春を送っていたのか――気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は山口さん、かなり早い段階で芸能の道に進んでいます。
中学生の頃にはすでにジャパンアクションクラブ（通称JAC）の門を叩き、アクション俳優としての道を本格的に歩みはじめていたんです。
そのため、いわゆる「普通の高校生活」を過ごしていたかどうかは不明ですが、限られた情報の中でも、彼の早熟さや努力家な一面が垣間見えるエピソードは数多く存在します。
ここでは、山口祥行さんの出身小学校から大学まで、分かっている範囲の情報を丁寧に掘り下げてご紹介します。
山口祥行の出身小学校
山口祥行さんの出身小学校については、明確な校名などの情報は公表されていません。
東京都出身であることから、都内の小学校に通っていた可能性が高いと思われますが、詳細は明らかにされていないのが現状です。
ただ、子どもの頃から体を動かすことが好きだったようで、小学生の頃にはすでに運動神経の良さで知られていたとの話もあります。
後にアクション俳優としての道を選ぶ原点が、この時期にあったのかもしれませんね。
また、13歳という若さでJACの養成所に入っていることを考えると、すでに小学校高学年の時点で“普通じゃない進路”を意識していた可能性もありそうです。
山口祥行の出身中学
中学校についても、校名などの具体的な情報は明らかになっていません。
ただ、13歳でJACの養成所に入り、15歳にはテレビドラマで主演を務めていることから、一般的な中学生とはまったく異なる日々を送っていたことは間違いなさそうです。
中学時代の山口さんは、学校に通う傍らで本格的に演技やアクションのトレーニングに励み、プロの俳優としてのキャリアをスタートさせています。
JACといえば、千葉真一さんが創設した日本を代表するアクション集団。
そこに十代前半で飛び込むというだけでも、ただならぬ覚悟を感じますよね。
芸能活動と学校生活の両立は決して簡単なことではなかったはずですが、山口さんはその厳しさを乗り越えて、着実にステップを積み重ねていきました。
山口祥行の出身高校
高校に関する具体的な情報も、これまでに本人から明かされたことはありません。
芸能活動が本格化していた時期と重なっているため、通っていたとしても通信制や芸能コースのある学校だった可能性が考えられます。
特に90年代初頭の芸能界では、若いうちから映画やドラマの撮影現場に出入りすることが多かったため、学業との両立はますます難しかったと思われます。
とはいえ、山口さんの演技やアクションには、どこか理知的で計算された動きが感じられます。
そうした面を見ると、学業もしっかりとこなしていたのではないかと感じさせられますね。
山口祥行の出身大学
大学進学についても、公にされた情報は見つかっていません。
中学卒業後にはすでに芸能活動を軌道に乗せていたため、進学せずに俳優業に専念していたと考えるのが自然でしょう。
高校卒業と同時期にはすでに映画『SCORE』やVシネマで注目を集めており、若手アクション俳優としての地位を確立していきました。
大学という進路よりも、現場での経験や実践を選んだということでしょう。
現場で磨かれた“実戦型”の演技力やアクションセンスが、山口祥行さんの最大の武器であることに疑いの余地はありません。
山口祥行と本宮泰風の関係
画面越しでも伝わってくる、ただならぬ“阿吽の呼吸”。
山口祥行さんと本宮泰風さんのコンビを観て、「本当に仲が良さそう」「信頼関係がすごい」と感じた方は多いのではないでしょうか。
実はこの2人、長年の共演を経て築かれた関係というより、高校時代からすでに深い絆でつながっていたんです。
もともと山口祥行さんと本宮泰風さんは、10代の頃からの友人関係。
高校時代にはすでに出会っていて、そこから30年近く経った今でも“兄弟のような存在”として親交を続けています。
お互いが芸能の道を歩みながら、それぞれの場で経験を積み、再び本格的にタッグを組んだのが2013年からスタートした任侠シリーズ『日本統一』でした。
この『日本統一』では、本宮さんが氷室蓮司、山口さんが田村悠人というW主演を務め、シリーズの要となる人物を熱演。
全国の極道たちとの闘争や信頼関係を描いた作品のなかで、2人の関係性そのものが、キャラクターのリアリティや説得力を押し上げています。
現場でも、2人のやり取りはほとんど打ち合わせ不要だといいます。
本宮さんが一言何かを発すれば、山口さんが絶妙な間で応える。
その呼吸は、役者としての演技というより、もはや長年連れ添った家族に近い自然さです。
本人たちも「お互いのタイミングや感情が読める」と語っており、撮影現場でのストレスがほとんどないそうです。
また、シリーズ10周年記念として制作されたスピンオフ映画『氷室蓮司』では、山口さんが企画段階から関わり、「主演は本宮さんしかいない」と熱望して説得したというエピソードもあります。
当初は本宮さんが出演を固辞していたそうですが、山口さんの真剣な想いに心を動かされ、出演が決まったのだとか。
こうした裏話からも、2人の関係性が“ただの仕事仲間”ではないことがよくわかります。
プライベートでの関係も深く、2023年には寺島進さんを交えた3人で『ボクらの時代』に出演。
撮影の裏側や、俳優としての覚悟について語る場面では、山口さんが本宮さんの姿勢に敬意を払っている様子がありありと映っていました。
一方で、本宮さんも「山口がいたから続けられた」と語るなど、互いに対する感謝の気持ちもにじんでいました。
2人とも“我の強い役”を演じることが多いにもかかわらず、現実では決してぶつからず、むしろ自然に支え合うような関係。
その背景には、10代からの信頼と理解、そして同じ時代を共に過ごしてきた重みがあるように感じられます。
本宮泰風さんは2024年時点で多くの任侠作品の中心に立つ俳優ですが、その背後には山口祥行さんという、長年共に歩んできた“戦友”の存在がある――そんなふうに思えるエピソードが、2人の関係をより特別なものにしています。
今後もさまざまな作品でこのコンビが見られるかもしれませんが、彼らの芝居の奥深さには、こうした長年の絆がしっかりと根を張っているのです。
この関係性は、ただの共演エピソードにとどまらず、「信頼が演技のリアリティを作る」という好例でもあります。
シリーズに興味が湧いた方は、『日本統一』を一度観てみるのもおすすめです。
背景を知ると、演技の一つ一つにもっと深みを感じられるかもしれません。
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山口祥行の子役時代は？
渋みのある演技とキレのあるアクションで知られる山口祥行さんですが、芸能界入りは意外にも“子役”としてのスタートでした。
今ではVシネマや任侠系の作品でおなじみの山口さんですが、芸歴はかなり長く、なんと10代前半の頃からすでにテレビの世界に足を踏み入れていたんです。
最初の注目作となったのは、1986年にTBSで放送されたスペシャルドラマ『十五少年漂流記〜忘れられない夏休み』。
この作品で山口さんは主演を務め、まだあどけなさの残る少年ながら、ドラマ全体を引っ張る堂々とした演技を披露しました。
この時、山口さんはわずか15歳。
すでにジャパンアクションクラブ（JAC）の養成所に所属しており、アクションや演技の訓練を本格的に受けていた時期です。
JACといえば、千葉真一さんを中心に、多くのアクション俳優を輩出してきた名門団体。
そんな環境の中で、若くして実力を磨いていたというのは、後のキャリアを考えるととても納得がいきますね。
ちなみに『十五少年漂流記』は、フランスの冒険小説をベースにしたドラマで、舞台を日本に置き換えた設定でした。
塾に通う少年たちが漂流して無人島でサバイバル生活を送るという内容で、まさに子どもたちの成長を描いた冒険ドラマ。
山口さんはその中でもリーダー的な存在を演じ、頼もしさと繊細さをあわせ持った演技が印象的でした。
この作品への出演をきっかけに、山口さんは本格的に芸能の道を歩みはじめます。
その後も、舞台やテレビドラマ、映画などに少しずつ出演を重ね、特に1990年代以降はアクション俳優としての方向性を確立していきました。
子役というと、可愛らしさや華やかさが注目されがちですが、山口さんの場合は“実力派”としてのスタートだった印象が強いです。
演技力もさることながら、体のキレや表情の作り方にすでに非凡なものがあり、若手のうちから現場での信頼を得ていたようです。
こうした早期のキャリアがあるからこそ、後のVシネマやドラマでの“本物感”が生まれたともいえるかもしれません。
見た目や雰囲気だけでなく、「この人はリアルに修羅場をくぐってきたんだな」と感じさせる説得力の源には、子役時代から積み重ねてきた経験が確かに息づいています。
現在の山口祥行さんしか知らない方にとっては、少し意外なエピソードかもしれませんが、彼のルーツを知ることで、演技の深みに対する見方も変わってくるはずです。
山口祥行の代表作
長年にわたって第一線で活躍している山口祥行さん。
鋭い目つきと硬派な佇まい、そして体を張ったアクションで、多くの作品に欠かせない存在となっています。
とくにVシネマや任侠系のジャンルでは“リアルな男”を演じさせたら右に出る者はいないと言われるほど。
その一方で、地上波のドラマや大河作品、ゲームの世界でも活躍しており、幅広いジャンルでファンを魅了してきました。
ここでは、山口祥行さんがこれまでに出演してきた数々の作品の中から、とくに印象的な代表作を厳選してご紹介します。
『日本統一』シリーズ（2013年〜）
山口祥行さんを語るうえで、絶対に外せないのがこのシリーズ。
相棒・本宮泰風さんとのW主演でスタートした任侠ドラマ『日本統一』では、田村悠人という実直で熱いキャラクターを演じています。
全国各地の極道組織との関係や抗争を描く中で、山口さんの真っ直ぐな芝居が作品全体に説得力を持たせ、シリーズの人気を牽引。
長年愛され続ける理由のひとつに、山口さんの存在感があるのは間違いありません。
『静かなるドン2 前編・後編』（2024年）
2024年に公開されたこの作品では、敵役“Mr.J”として登場。
普段とは真逆ともいえる冷酷なキャラクターで、観る者に強烈なインパクトを残しました。
声のトーンから目線の動きまで細かく作り込まれた演技で、ストーリーの緊張感をさらに高めており、役の幅広さを改めて感じさせられる一作です。
『BAD CITY』（2023年）
アクション俳優・小沢仁志さんの還暦記念作品として注目を集めた本作でも、山口祥行さんは重要な役どころを務めています。
演じたのは、韓国マフィアの幹部・金数義（キム・スイ）。
言葉の少ない人物でありながら、にじみ出る凄みと圧力のある所作がとにかくリアルで、ただ立っているだけでも“只者ではない”と伝わってくる、そんな存在感が光りました。
『鎌倉殿の13人』（2022年・NHK大河ドラマ）
歴史ドラマの中でも、山口さんはしっかりと持ち味を発揮。
源頼家の家臣・仁田忠常という実在の武士を演じ、複雑な人間関係のなかで葛藤しながらも忠義を尽くす姿を、表情豊かに描いています。
普段のアクションとは異なる“静の演技”で、視聴者に新たな印象を残しました。
『ファーストペンギン！』（2022年・日本テレビ）
現代劇のなかでも、山口さんのリアリティある演技は際立ちます。
この作品では、漁師・磯田という役柄で登場。寡黙ながらも仲間思いな人柄をにじませ、見ている人の胸をじんわりと打つような存在でした。
リアルな生活感が求められるドラマの中でも、自然に溶け込めるのが山口さんの強みだと感じさせてくれる作品です。
『龍が如く7外伝 名を消した男』（2023年・ゲーム作品）
映像だけでなく、ゲームの世界でもその存在感は健在。
人気シリーズ『龍が如く』にて、登場キャラクターの声を担当しました。キャラクターの性格や背景を感じさせる低く渋い声が、プレイヤーの没入感を高めてくれます。
映像作品では見られない“声だけの芝居”でも、しっかりと印象を残しているのが山口さんらしいですね。
このように、山口祥行さんはジャンルの枠にとらわれず、どんな作品でも芯のある人物を描ききる“職人”のような俳優です。
近年は年齢を重ねたことで演技にさらに深みが増し、硬派なキャラだけでなく、哀愁を感じさせるような役柄にも定評があります。
今後の出演作にも、引き続き注目していきたいですね。
山口祥行のプロフィールや経歴
名前 山口 祥行（やまぐち よしゆき）
生年月日 1971年8月6日
年齢 53歳（2025年時点）
出身地 東京都
身長 178cm
血液型 AB型
職業 俳優・アクション俳優・モデル・デザイナー
特技・資格 玉掛け・アーク溶接・高所作業車運転・乗馬・殺陣
趣味 サバゲー・バイク・料理・犬と遊ぶこと
1971年8月6日、東京都で生まれた山口祥行さんは、身長178cm、血液型はAB型です。
幼少期からアクションに憧れを抱き、1983年、12歳のときに『宇宙刑事ギャバン』を観て感銘を受け、「キャラクターの中に入る人になりたい」と母親に相談しました。
その結果、翌年にはジャパンアクションクラブ（JAC）の養成所に入所し、アクション俳優としての第一歩を踏み出しました。
1986年、15歳のときにテレビドラマ『十五少年漂流記〜忘れられない夏休み』で主演を務め、俳優デビューを果たします。
その後、1988年には映画『クレージーボーイズ』でスクリーンデビューを果たし、以降、数々の映画やドラマに出演してきました。
山口さんのキャリアの中でも特筆すべきは、任侠シリーズ『日本統一』での活躍です。
2013年から始まったこのシリーズでは、田村悠人役として本宮泰風さんとともにW主演を務め、シリーズの人気を牽引しています。
また、2024年には映画『静かなるドン2』で敵役の“Mr.J”を演じ、普段とは異なる冷酷なキャラクターを見事に演じ切りました。
さらに、2023年公開の映画『BAD CITY』では、韓国マフィアの幹部・金数義（キム・スイ）役を演じ、迫力ある演技で話題となりました。
テレビドラマでも活躍しており、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、源頼家の側近・仁田忠常を演じ、歴史劇でも存在感を示しました。
また、山口さんはファッションモデルやブランドデザイナーとしても活動しており、2021年からはファッションブランド「Back Channel」や「1PIU1UGUALE3 RELAX」のモデルを務めています。
さらに、2022年からは『日本統一』のグッズやTシャツのデザインも手掛けるなど、多方面で才能を発揮しています。
プライベートでは、犬を3匹飼っている愛犬家であり、また、建築現場でのアルバイト経験も豊富で、玉掛け免許やアーク溶接、高所作業車運転免許などの資格を取得しています。
これらの経験が、彼の演技にリアリティをもたらしているのかもしれません。
山口祥行さんは、俳優としての確かな実力と多彩な才能で、今後もさらなる活躍が期待される人物です。
その歩みは、まさに努力と情熱の結晶といえるでしょう。
山口祥行の国籍は？韓国の噂？
山口祥行さんについてネットで検索していると、「韓国出身？」なんていう話がちらほら見つかることがありますよね。
でも、結論からお伝えすると――山口祥行さんは日本国籍で東京都出身のれっきとした“日本生まれ日本育ち”の俳優さんです。
じゃあ、なんでそんな噂が出てきたのかというと、いくつか理由があるみたいです。
まずひとつは、演じる役柄の影響。
たとえば、映画『BAD CITY』では韓国マフィアの幹部役を演じたり、任侠シリーズ『日本統一』でも、韓国勢力との絡みがあったりしますよね。
そういった背景もあって、「もしかして本人も韓国の人なの？」なんて思われることがあるようなんです。
もうひとつ、山口さんが語学に強いという点も関係しているかもしれません。
日本語はもちろん、韓国語や英語にも対応できる場面があるようで、その多言語対応ぶりに「もしかして？」と感じた方もいるのかもしれませんね。
でもこれは、あくまで俳優としての努力のたまもの。
役に応じて言語や所作までしっかり仕上げてくるあたり、山口さんのプロ意識の高さがうかがえます。
ちなみに、公式なプロフィールでも出身は「東京都」としっかり明記されています。
所属事務所であるトライストーン・エンタテイメントの情報にも、国籍やルーツが韓国という記載は一切ありません。
そもそも、山口さんの演技って「この人、本当にこういう世界に生きてきたんじゃ…？」と思わせるほどリアルで説得力があるんですよね。
だからこそ、その“リアルさ”が、出自に対する誤解を生んでしまうのかもしれません。
でも、演じている役と本人のバックグラウンドはまったくの別物。むしろそれだけ自然に演じられるというのは、俳優としての実力の証拠とも言えます。
というわけで、「山口祥行さん＝韓国出身」というのは完全に誤情報。
日本生まれの日本人であることが明らかになっているので、安心して応援していきましょう。
山口祥行の所属事務所
山口祥行さんが所属しているのは、東京都世田谷区に本社を構える芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」です。
この事務所は、1993年に映画プロデューサーの山本又一朗さんによって設立されました。
設立当初から「本物志向のマネージメント」をモットーに、俳優やミュージシャンの育成に力を入れてきました。
2023年6月には、所属俳優の小栗旬さんが代表取締役社長に就任し、山本又一朗さんは代表取締役会長に就任しました。この体制変更は、業界内外で大きな話題となりました。
トライストーン・エンタテイメントには、小栗旬さん、田中圭さん、綾野剛さん、木村文乃さんなど、映画やドラマで活躍する実力派俳優が多数所属しています。
山口祥行さんもその一員として、アクション俳優やモデル、デザイナーとして多方面で活躍しています。
また、同事務所は直営の俳優養成・演技研究所「トライストーン・アクティングラボ」も運営しており、若手俳優の育成にも力を入れています。
山口さん自身も、2014年から2015年にかけて特別講師を務めた経験があり、後進の指導にも積極的に関わっています。
このように、山口祥行さんは、俳優としての活動だけでなく、後進の育成やファッションモデル、デザイナーとしても活躍しており、トライストーン・エンタテイメントの多彩な活動の一翼を担っています。
山口祥行の年収
山口祥行さんは、現在、東京都世田谷区に本社を構える芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」に所属しています。
この事務所は、1993年に映画プロデューサーの山本又一朗さんによって設立され、2023年6月には所属俳優の小栗旬さんが代表取締役社長に就任しました 。
トライストーン・エンタテイメントには、小栗旬さん、田中圭さん、綾野剛さん、木村文乃さんなど、映画やドラマで活躍する実力派俳優が多数所属しています。
山口祥行さんもその一員として、アクション俳優やモデル、デザイナーとして多方面で活躍しています。
山口さんがトライストーン・エンタテイメントに所属する以前は、俳優の竹内力さんが代表を務める「RIKIプロジェクト」に所属していました。
竹内さんとは、事務所の社長としてだけでなく、私生活でも親しい関係で、山口さんは「弟的な扱いをしてくれて、よく怒られもしました」と語っています 。
また、山口さんは19歳の時にアメリカ・ニューヨークに語学留学を経験しています。
当時の所属事務所の社長から「英語ぐらいしゃべれるようになりなさい」と言われ、自分で働いてお金を貯めて渡米したそうです。
帰国後は、時代劇「鶴姫伝奇−興亡瀬戸内水軍−」などに出演し、俳優としてのキャリアを積み重ねていきました 。
このように、山口祥行さんは、俳優としての活動だけでなく、後進の育成やファッションモデル、デザイナーとしても活躍しており、トライストーン・エンタテイメントの多彩な活動の一翼を担っています。
まとめ
山口祥行さんは、アクションや任侠作品でおなじみの俳優として知られていますが、その裏には、子役時代からの長いキャリアと、人知れぬ努力の積み重ねがあります。
10代でジャパンアクションクラブ（JAC）の養成所に入り、15歳でドラマ主演デビュー。
早くからプロの現場に身を置いてきた山口さんは、まさに“叩き上げ”の実力派。
高校時代からの友人である本宮泰風さんとの縁も深く、代表作『日本統一』シリーズでは長年にわたってW主演を務めており、リアルな信頼関係がそのまま芝居に表れています。
また、俳優としてだけでなく、若い頃に自力で語学留学を経験したり、建設現場での資格を取得したりと、表舞台以外でも地道な努力を重ねてきた姿勢も印象的です。
こうした実体験が、演技に説得力とリアリティを与えているのかもしれません。
現在はトライストーン・エンタテイメントに所属し、俳優業にとどまらず、モデルやファッションデザイナーとしての顔も持ちます。
近年は『日本統一』の関連グッズのデザインを手がけたり、後進の育成にも関わるなど、活動の幅はますます広がっています。
一見すると“強面”なイメージが先行しがちですが、内面には真面目で芯のある人柄がにじみ、現場でも信頼の厚い存在。まさに「職人肌」の俳優という言葉がぴったりです。
これまでの歩みを振り返ると、華やかな舞台の裏にある泥臭い努力や仲間との絆が、今の山口祥行さんを支えていることがよくわかります。
これからも、彼の挑戦と進化から目が離せません。