沢口靖子さん主演の新シリーズ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』がついにスタートしました。
35年ぶりにフジテレビ連ドラの主演を務める沢口さんが、還暦にして見せた全力疾走とアクションにSNSは騒然!
「マリコさんが走ってる!?」「新しい沢口靖子がカッコよすぎる」と話題が沸騰しています。
テーマはSNS闇バイトや情報漏えいなど、現代社会のリアルな闇。
一方で、「設定に無理がある」「前シリーズと雰囲気が違う」と賛否も分かれる初回となりました。
この記事では、そんな第1話をじっくりレビューしながら、
“このドラマを見続ける価値があるのか?”を視聴者目線で徹底検証します。
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』第1話のあらすじと注目ポイント
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』Season5の初回放送は、2025年10月6日にスタートしました。
第1話は15分拡大スペシャルというだけあって、冒頭から緊迫感のある展開が続き、視聴者を一気に物語へ引き込みました。
メインの事件は、匿名でつながる”流動型犯罪グループ”こと「トクリュウ」による連続強盗。
SNS上の闇バイト募集を通じて人を巻き込み、情報を武器に犯罪を実行するという設定は、まさに現代社会を映したリアルな恐怖です。
「誰でも犯罪に加担してしまうかもしれない」というテーマが、見ている側にも背筋を伸ばさせるほどのリアリティを持っていました。
一方で、シリーズファンが最も沸いたのは、やはり”桜木泉”の登場。
上戸彩さん演じる伝説のキャラクターからの着信シーンは、思わずSNSで「え、泉!?」「帰ってきた!?」とトレンド入りするほどのサプライズでした。
この一瞬で、過去シリーズとのつながりが再び感じられ、「絶対零度らしさ」を再認識した視聴者も多かったのではないでしょうか。
さらに演出面では、15分拡大にもかかわらずテンポが抜群。
アクションと情報解析パートのバランスが良く、1時間ドラマとしての完成度も非常に高い印象でした。
第1話を見ただけでも、「今の時代にこのテーマを持ってきた意味」がしっかり伝わってきます。
社会的なメッセージとエンタメ性の両立という点では、近年の刑事ドラマの中でもかなり挑戦的なスタートだったと思います。
沢口靖子さんの新境地アクションが話題!60歳主演の衝撃度
第1話の放送直後、タイムラインが一斉にざわついたのは”沢口靖子さんの動き”でした。
長年のイメージを良い意味で裏切るスピード感と迫力。
さらに物語の途中で見せた歌唱まで、想像の一歩先をいく挑戦が次々に飛び出します。
「走る沢口靖子」「歌う沢口靖子」——この二つの驚きが、作品の温度を一段押し上げました。
走る・戦う沢口靖子さんがカッコよすぎる!
情報分析の要でありながら、現場に飛び込む二宮奈美。
犯人を追って本気のダッシュ、間合いを詰めての一撃制圧——カットの繋ぎに逃げない”本当に走っている”画作りが、見ている側の心拍まで上げてきます。
「還暦でこのキレ?」という驚きと同時に、表情の決意や目線の強さがキャラクターの過去や矜持を匂わせ、アクションが単なる見せ場で終わらない。
身体表現と人物造形が噛み合った時の説得力を、真正面から叩きつけてきました。
“歌う沢口靖子”が新鮮すぎた!ファンも驚きの声
そして中盤、突然訪れる歌唱シーン。
Vaundy「怪獣の花唄」をスッと乗せると、張りつめた空気が一瞬やわらぎ、二宮奈美という人の”体温”が伝わります。
冷静で凛とした彼女が音楽で素を覗かせるギャップは、ネットでも「ギャップの破壊力!」「こう来たか…!」と大反響。
話題作りの小ネタではなく、人物の奥行きを出すための必然として機能しているのが上手いところです。
年齢はただの数字、挑む姿勢こそが物語を強くする——。
走りでも歌でも、自分の殻を破って前へ出る沢口靖子さんの姿が、初回の熱と説得力を生んでいました。
第1話だけで「新しい沢口靖子」がしっかり立ち上がった感触です。
(公式:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/)
視聴者の反応が真っ二つ!賛否両論のリアルな声を徹底分析
放送直後からSNSやレビューサイトは、『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』の話題で大盛り上がり。
特に注目を集めたのは、沢口靖子さんの”アクション挑戦”と”物語の方向転換”です。
「想像以上に良かった!」という絶賛の一方で、「前シリーズと違いすぎる」「マリコの印象が抜けない」といった意見も多く、まさに評価が真っ二つ。
ここでは実際の口コミやSNS反応をもとに、好意的な意見と否定的な声の両面から整理します。
好評の声:「沢口靖子の覚悟がすごい」「テンポが良くて見やすい」
まず圧倒的に多かったのは、沢口靖子さんの挑戦に対する称賛。
「60歳とは思えないアクション!」「走る姿が凛としてて惚れた」など、SNSには驚きと感動のコメントが殺到しました。
さらに「テンポが速くて飽きない」「SNS犯罪というテーマがリアル」といった意見も多く、現代的なテーマ設定に共感する視聴者が目立ちました。
また、過去シリーズのファンからも「桜木泉の名前が出た瞬間、泣きそうになった」など、”つながり”を感じられる演出への反応も好意的。
総じて、「沢口靖子の挑戦を応援したい」「続きが気になる」という前向きな意見が主流でした。
否定的な声:「マリコのイメージが強すぎ」「現実味に欠ける設定」
一方で、冷静な視点からの指摘も少なくありませんでした。
「還暦刑事が犯人を全力で追うのはリアリティがない」「設定が都合良すぎる」といった声や、「科捜研のイメージが強くて混乱した」「演出がやや派手すぎる」といった意見も。
また、「SNS犯罪の部分をもう少し掘り下げてほしかった」「キャラの感情描写が浅い」といった構成面の不満もありました。
テンポの良さが魅力である一方、じっくり型のファンにとってはやや”走りすぎ”に感じたようです。
総評:賛否両論でも”挑戦作”として高評価のスタート
SNSを横断的に見ても、批判よりは”驚きと期待”が勝っている印象。
「沢口靖子が本気で殻を破った」「今後どう展開するのか見たい」といったコメントが増えており、多くの視聴者が第2話以降の進化を楽しみにしています。
“シリーズのマンネリを打破した初回”として、話題性・挑戦性・主演の存在感――すべてが高水準。
賛否はあっても、”見て損はしない初回”だったといえるでしょう。
歴代シリーズとの比較|Season1〜5の進化と今作の立ち位置
『絶対零度』シリーズは、2010年の上戸彩さん版から始まり、主演・テーマ・世界観を変えながら進化してきました。
“未解決事件”から”未然犯罪”、そして今作では”情報犯罪”へと焦点を移すことで、時代の変化と社会のリアルを常に映してきた作品です。
今回はその歩みをたどりながら、沢口靖子さん主演のSeason5がどんな位置づけにあるのかを整理します。
初期シリーズ:未解決事件から始まった”人間ドラマの原点”
Season1(2010)・Season2(2011)では、上戸彩さん演じる桜木泉が未解決事件に挑む姿が描かれました。
事件の裏にある人間の悲しみや絆に焦点を当て、刑事ドラマとしての王道と感情の深さを両立。
「若手刑事が正義を信じて突き進む姿」がシリーズの根幹を築き、視聴者に強い共感を与えました。
特にSeason2では、泉の成長とチームの絆が物語の軸となり、”人間味ある刑事ドラマ”として高い評価を獲得。
この頃の『絶対零度』は、社会派というより”感情派”の作品だったといえます。
中期シリーズ:沢村一樹さん主演で”サスペンス×テクノロジー”へ転換
Season3(2018)とSeason4(2020)では、主演が沢村一樹さんへバトンタッチ。
テーマは「未然犯罪の防止」へと変わり、人工知能や監視社会を扱うサスペンス色の強い内容に。
「事件を未然に防ぐ」という構成が話題を呼び、緊張感ある展開と心理戦が新しいファン層を獲得しました。
特にSeason4は”AIの限界と人間の判断”をテーマに描き、社会的な問いかけの深さで評価されています。
上戸彩さん時代とは違う”知的でハードな世界観”が確立し、『絶対零度』が単なる刑事ドラマではなく”時代を映す鏡”へ進化した瞬間でした。
最新作Season5:情報犯罪を軸に”現代社会の闇”へ踏み込む
そして2025年、沢口靖子さんを主演に迎えたSeason5は、”情報犯罪”というリアルなテーマで再始動。
SNS闇バイト、個人情報の悪用、AI詐欺など、今まさに社会で起きている問題を真正面から扱っています。
上戸彩さん時代の「感情」、沢村一樹さん時代の「理性」、そして今作は”現実”が中心。
特にSNS時代における「匿名の暴力」や「情報の歪み」を描く点で、これまでのどのシリーズよりも”身近で怖い”内容となっています。
さらに、沢口靖子さんというベテランが持つ説得力が、作品の”社会的メッセージ”をより重く深く響かせています。
総括:進化しながらも”人間を描く”本質は変わらない
時代ごとにテーマを変えながらも、『絶対零度』が貫いてきたのは”人間そのものへのまなざし”。
犯人・被害者・刑事、それぞれの選択や弱さを見つめる姿勢が、10年以上にわたりファンを惹きつけてきました。
Season5は、その原点を失わずに”現代のリアル”へ正面から挑む新章。
社会問題に敏感な視聴者にこそ、見逃せない一作といえるでしょう。
視聴継続の判断基準|どんな人におすすめか・合わないか
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』の初回を見終えて、多くの人が気になったのが「このドラマ、見続ける価値ある?」という点。
シリーズファンも新規視聴者も、この問いに対する答えを探している状態です。
そこでここでは、作品の方向性や演出スタイルから見た”視聴継続の向き・不向き”を整理します。
自分の好みに合うかどうかを判断する参考にしてみてください。
おすすめしたい人:「挑戦するドラマ」が好きな視聴者
まず真っ先におすすめしたいのは、”挑戦するドラマ”を好むタイプの視聴者。
沢口靖子さんのアクション挑戦や、SNS犯罪という社会的テーマなど、「攻めた作風」を楽しめる人にとっては見ごたえ十分です。
また、シリーズの流れを知るファンなら、桜木泉の名前や過去エピソードの余韻に胸が熱くなるはず。
「沢口靖子の新しい一面を見たい」「社会派ドラマにリアルを感じたい」という人にもぴったり。
テンポが速く、展開が読みづらい分、”予測不能さ”を楽しめる人ほどハマりやすいでしょう。
向いていないかもしれない人:「現実味」や「静かな会話劇」を重視する視聴者
一方で、物語のリアリティや人間ドラマの深掘りを求める人にとっては、少し違和感があるかもしれません。
犯人追跡や戦闘シーンなど、映像としてのインパクト重視な場面が多く、「もう少し落ち着いた描写が欲しい」と感じる人も。
また、”マリコの印象”が強い沢口靖子さんのファンの中には、「違う作品を見ているようで戸惑う」という声も少なくありません。
アクションよりも心理描写を重視するタイプの人には、ややテンポが速すぎる印象を受けるでしょう。
総合判断:「見続ける価値あり」だが、視点によって評価が分かれる作品
第1話の時点で感じるのは、”チャレンジ精神の強い作品”ということ。
演出・脚本ともに新しい要素が多く、今後の展開によって評価が大きく変わる可能性があります。
ドラマに”刺激”や”新鮮さ”を求める人には間違いなくおすすめ。
逆に、”安定したシリーズの続編”を期待している人にとっては賛否が分かれるかもしれません。
ただ一つ言えるのは、沢口靖子さんが本気で挑んでいるこの作品――その”意志”を感じ取れるかどうかが、視聴継続を決める分岐点になりそうです。
まとめ
第1話で印象的だったのは、沢口靖子さんの”挑戦する姿勢”そのもの。
還暦を迎えてなお全力で走り、歌い、戦う——その一つひとつが作品のメッセージを象徴していました。
SNS犯罪や情報操作など、今まさに社会で起きている問題を正面から描いた本作は、シリーズ史上もっとも”現代的”な挑戦作。
賛否はあっても、沢口靖子さんが見せた覚悟とエネルギーが、確かに物語を動かしていました。
「次回も見たい」と思わせる力が、このドラマにはあります。






