※この記事には『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』第7話のネタバレが含まれます。
大学病院を舞台にした第7話は、エレベーターの緊急停止から始まるサイバーテロ回でした。
二宮奈美（沢口靖子さん）が点滴に頼る少女・久野真由（白山乃愛さん）と密室に閉じ込められ、外ではDICTが必死に状況を打開しようと奔走する展開に、X上でも「ハラハラした…」「しみちゃん心強すぎ！」といった声が次々と上がっています。
命の残り時間が”数字”として刻まれていく恐怖、奈美の「いま、過去を振り返る時間はないです」という一言の重さ、そしてH-WKN159へつながる不穏な伏線──。
この記事では、病院サイバーテロの緊迫した描写とDICTの救出劇、怪しさが漂う清掃員や瀬野の存在、第8話への期待までを、視聴者の感想や公式情報も交えながらじっくり振り返っていきます。
エレベーターで始まった緊迫の第7話——奈美の覚悟に視聴者の心が震えた
月9ドラマ『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』第7話は、大学病院のエレベーターという”逃げ場のない箱”から始まる物語でした。
二宮奈美（沢口靖子さん）が検査のために病院を訪れた矢先、サイバーテロによって院内のシステムが一斉にハッキングされ、エレベーターは緊急停止。
中には奈美と、点滴に命を預けた少女・久野真由（白山乃愛さん）、看護師、清掃員というメンバーが閉じ込められてしまいます。
（https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/）
院内ではPC画面に金銭要求の声明が表示され、幹事長夫人の緊急手術もストップ。
病院全体が”人質”に取られたような状況の中で、視聴者が一番息を詰めて見守ったのが、真由の点滴がじわじわと減っていく描写でした。
モニターの残量が少しずつ減るたびに、「これ、間に合うの…？」と画面越しに時計を見た方も多かったのではないでしょうか。
そんな極限状態のなかでも、奈美はパニックに飲み込まれません。
少女の体調や表情をこまめにチェックしながら、看護師や清掃員とも冷静に情報共有を進めていきます。
X上でも「奈美さんの洞察力スゴすぎてスゴイ」「おったまげました」「頼もしすぎて泣いた」といった声が相次ぎ、沢口靖子さんの落ち着いた芝居が視聴者の不安を和らげてくれている感覚が広がっていました。
特に印象的だったのが、奈美のセリフ「いま、過去を振り返る時間はないです」。
これまでのシリーズで、奈美は様々な事件と自分の過去に向き合ってきましたが、その葛藤を一度脇に置いて”目の前の命を救うこと”に全てを注ぐ宣言のようにも聞こえます。
この一言に対しても、「カッコいい！」「このセリフ刺さりすぎた」といった投稿が多く、視聴者の心をぐっと引き寄せるフックになっていました。
エレベーターという限られた空間のなかで、真由の不安そうな表情や、看護師の焦り、清掃員のわずかな挙動の変化など、細かい芝居が積み重なっていく構成も見どころです。
BGMは必要以上に煽らず、呼吸の音や機械の電子音が際立つことで、”静かな恐怖”がじわじわと迫ってくるような演出になっていました。
サイバーテロ×病院ハッキングというテーマ自体はフィクションですが、医療現場のシステムが止まるだけでこんなにも多くの人命に直結する、という現実的な恐ろしさもきちんと描かれていて、視聴後に少し背筋が寒くなった方もいそうです。
ハラハラ感と、奈美の覚悟から生まれる安心感。
その二つが同時に押し寄せてくる”緊迫とカタルシス”が、第7話の冒頭からしっかりと刻み込まれていました。
（公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/）
DICTの連携が見せた”間一髪の救出劇”
病院のエレベーター内で起きていることは、情報犯罪対策チーム・DICTにも逐一共有されていきます。
ここからは現場と本部が同時に動く”タイムリミットもの”の面白さが一気に加速。
X上でも「DICTの連携が頼もしすぎる」「このチーム感、ずっと見ていたい」といった声が多く、シリーズならではのチームプレーに改めて惚れ直した視聴者が多かった印象です。
（https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/cast-staff/）
なかでも存在感を見せたのが、山内徹、通称”しみちゃん”（横山裕さん）。
緊迫した状況でも冗談を交えて空気をほぐしたり、決断の瞬間には迷いなく指示を飛ばしたりと、見ている側が思わず「そこいてくれてありがとう…」と言いたくなるポジションでした。
X上では「しみちゃんかっこいいいいいい一生ついていきますううう」「心強すぎる」「DIの空気を保ってくれてる」など、熱量高めのコメントがタイムラインを埋め尽くしていました。
DICT側では、誰が病院に向かい、誰が本部に残るのか、その役割分担もリアルに描かれています。
田辺智代（馬場園梓さん）と掛川啓（金田哲さん）が現場へ走り、清水紗枝（黒島結菜さん）は遠隔からシステム面の指揮をとる形でサポート。
佐生新次郎（安田顕さん）は全体の状況を俯瞰しながら、桐谷杏子（板谷由夏さん）ら上層部とのパイプ役も担っていきます。
一見すると会話シーンが多く地味に見えがちな”司令室パート”ですが、セリフのテンポとカット割りで緊張感が保たれているのも第7話のポイント。
モニターに映し出されるエレベーター内部の映像、病院内の混乱、犯人からのメッセージ…それらの情報が一気にDICTに押し寄せる中で、誰がどの情報を拾い、どう判断していくのかが丁寧に描かれていました。
「一刻を争う緊迫の救出」というコピーどおり、点滴の残量や手術再開のリミットが具体的に示されることで、視聴者側も「あと何分で危ないのか」が肌感覚でわかる構成になっています。
数字が明示されると、人はどうしてもカウントダウンを意識してしまうもの。
DICTのメンバーと視聴者が、同じ時間を共有している感覚が生まれていたのではないでしょうか。
救出が成功した瞬間、Xのタイムラインには安堵のコメントが一気に増えました。
「助かった…」「今日は心臓に悪い」「でもこういう絶対零度が見たかった」という声が多く、緊張のあとのカタルシスを存分に味わえた回でもあります。
チームとしてのDICTの頼もしさと、そこにいる一人ひとりの人間味がバランスよく描かれていたからこそ、ラストの”間一髪”がより鮮烈に感じられたのかもしれません。
（キャスト・スタッフ情報：https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/cast-staff/）
怪しさが連鎖する——瀬野と清掃員が生んだ”疑心暗鬼”の構図
エレベーター内のサスペンスを語るうえで欠かせないのが、「この中に犯人がいるのでは？」という疑いが少しずつ膨らんでいく描写です。
X上でも「奈美さんがエレベーターに乗る時から清掃員怪しい」「この清掃員、視線が怖い」「最初から何か企んでそう」といった投稿が相次ぎ、視聴者はかなり早い段階から”誰かがおかしい”と感じていた様子が伝わってきました。
（https://mantan-web.jp/article/20251112dog00m200022000c.html）
一方で、病院のシステム側では瀬野康太（味方良介さん）がキーパーソンとして登場します。
サイバー攻撃を受けたシステムを復旧させるため、DICTと連携しながら対応していく立場ですが、視聴者の間では「瀬野さんわざと間違って入力してない？」「助けるふりして何か隠してそう」といった疑いの声も浮上していました。
入力ミスのように見える操作や、ほんの一瞬の表情の揺れが、”わざと”なのか”単なる焦り”なのか判断しづらいギリギリのラインで描かれているのが上手いところ。
結果だけ見れば、少女の命や病院全体の状況が危険に晒されているのは事実なので、視聴者としてはどうしても「あなた、本当に味方？」と問いかけたくなってしまいますよね。
この「清掃員が怪しい」「瀬野も怪しい」という二重の疑いは、シリーズ全体で描かれてきた”H-WKN159″関連の事件ともリンクしていきます。
小規模なサイバーテロに見えて、その裏には大きな組織がいるのではないか。
単発の事件ではなく、誰かが長期的なプランを持って動いているのではないか。
そうした”見えない黒幕”の存在を、視聴者に自然と想像させる構図になっていました。
X上でも「小規模サイバーテロじゃね？」「これ絶対H-WKN159関係してるでしょ」「覚えづらい事件名なのに毎週出てくるから逆に怖い」といったコメントが散見され、単なる病院回に留まらない”シリーズの分岐点”として受け止められている印象です。
犯人や組織の全貌がまだ明かされていないからこそ、こうした”疑心暗鬼の揺らぎ”は後半の展開に効いてきそうです。
第7話は、エレベーターという密室を舞台に、”信じていい人物は誰なのか”という心理戦をそっと仕込んできた回でもありました。
（第7話あらすじ出典：https://mantan-web.jp/article/20251112dog00m200022000c.html）
視聴者のX投稿で振り返る第7話の熱量
実際に放送が始まると、「#絶対零度」のハッシュタグはすぐに日本トレンド上位に浮上し、「絶対零度 第7話」での実況も一気に加速しました。
ドラマを見ながらリアルタイムで感想を流すスタイルがすっかり定着している今作。
その中身をのぞいてみると、第7話がどれだけ”体感型”のエピソードだったかがよくわかります。
（https://x.com/zettai_0_jouhan）
まず多かったのが、純粋なハラハラ感を共有する声です。
「ハラハラした…命の危機！」
「点滴切れの演出エグい、心臓もたない」
「病院サイバーテロリアルすぎて怖い」
命のカウントダウンを前に、思わず画面から目が離せなくなった視聴者が多かったようです。
一方で、キャラクターへの愛があふれた投稿もたくさん流れていました。
「しみちゃんかっこいいいいいい一生ついていきますううう」
「奈美さんの行く先々で色々起こりすぎる…。コナン君か？ｗｗ」
「奈美の『いま、過去を振り返る時間はないです』が今日のMVP」
真剣なシーンのなかでも、ちょっとしたツッコミを入れながら楽しむ視聴スタイルが、Xならではの空気感を作っていました。
ゲスト出演の白山乃愛さんに対しては、「白山乃愛ちゃん可愛い」「表情がものすごく自然で、子どもの不安さがリアル」といった感想が目立ちます。
味方良介さんについては、「悪役演技流石」「清掃員から怪しいオーラ出まくってた」「この人がキーパーソンなの確定でしょ」といった、半分確信めいたコメントも散見されました。
また、第7話は予告映像の段階から注目度が高く、フジテレビ公式YouTubeで公開された予告動画にも多数のいいねやコメントが集まっていました。
「めちゃくちゃ予告見せてくれるじゃん」「予告だけで心拍数上がる」といった声もあり、本編前から視聴者のテンションがかなり高まっていたことがうかがえます。
放送後には、TVerでの見逃し配信に触れる投稿も多く、「リアタイできなかったけどTVerで追いついた」「心臓に悪い回だったけど見てよかった」といった感想も並んでいました。
リアルタイム視聴と配信視聴が混ざり合うことで、放送直後だけでなく数日間にわたって感想が流れ続けるのも、今のドラマ視聴のスタイルらしいところですね。
（公式Xアカウント：https://x.com/zettai_0_jouhan）
過去パートとのリンクと”H-WKN159″の謎
絶対零度シリーズの新章「情報犯罪緊急捜査」編は、毎回の事件が”点”として描かれながら、少しずつ”H-WKN159″という大きなキーワードに収束していく構造になっています。
第7話も、病院で起きたサイバーテロが単発の事件では終わらず、「この裏にも同じ組織がいるのでは?」と視聴者に感じさせるつくりでした。(https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/chart/)
X上でも「小規模サイバーテロじゃね?」「これ絶対H-WKN159とつながってる」「覚えづらい事件名WKN159(◇😉」といった投稿が飛び交い、事件名のややこしさも含めて”お約束”として楽しんでいるファンの姿が印象的です。
覚えにくい名前ほど、何度も聞いているうちに、逆に印象に残ってしまうんですよね。
これまでのエピソードでも、システム障害やオンライン宗教団体、エンジニア連続殺人など、情報犯罪の影にH-WKN159の存在がチラ見せされてきました。
第7話の病院サイバーテロは、その伏線をもう一段階深める”中盤の山場”という位置づけに感じられます。
DICTのメンバーたちも、病院の事件を追うなかで「これはH-WKN159と無関係ではない」という確信を強めていく流れになっており、視聴者としても「そろそろ黒幕の輪郭が見えてきそう」という期待が高まるところ。
特に、桐谷杏子(板谷由夏さん)をはじめとした政治サイドとの関係性がどう絡んでくるのか、今後の見どころになりそうです。
長く続くシリーズのなかで、新しい主人公・奈美がこの巨大な事件にどう関わっていくのか。
“過去に縛られてきた人物”が、”見えない敵”とどう向き合うのかというテーマも、H-WKN159というキーワードを通して徐々に立ち上がってきました。
第7話は、その流れをしっかりと観客に意識させる回だったように思います。
「絶対零度って、単発の事件だけ追いかけてても十分楽しいけど、シリーズ全体を追っているともっとおもしろい」と感じる方には、特に刺さる回だったのではないでしょうか。
伏線を回収しつつ、まだまだ謎は残したまま。
後半戦に向けて、いい意味でモヤモヤを残してくれたエピソードでした。
(相関図ページ:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/chart/)
第8話へ——”犯人の挑発”が示す次の波
第7話のラストでは、犯人側から新たな挑発的メッセージが届き、「これはまだ序章にすぎない」と言わんばかりの不穏な空気が残りました。
病院サイバーテロという大事件を経ても、”向こうはまだ遊び足りない”という雰囲気が漂っていて、視聴者としてはまったく安心させてもらえない終わり方でしたね。(https://mezamashi.media/articles/-/223552)
すでに公開されている第8話の予告では、桐谷総理(板谷由夏さん)の娘が誘拐され、”国家的危機”レベルの事件へとスケールアップしていく流れが示されています。
X上でも「後半戦が一気に動き出した」「ここからラスボス戦に向かう感じ」「スコット(樋口幸平さん)再登場ありそう」といった予想が多く、視聴者のテンションはかなり高い状態で第8話を待っている様子です。
病院を舞台にした第7話は、被害者も加害者も”市井の人々”という印象が強い回でしたが、第8話では一気に政治や国家レベルの話へと飛び火する構図になりそうです。
H-WKN159というキーワードが、単なる一事件の符号ではなく、”現代の日本社会を揺るがす大きなうねり”として描かれていくのか。
シリーズ全体のテーマが、ようやく輪郭を帯びてきた感じがします。
また、視聴者の間では「娘、やりがい感じ始めちゃってない…?」「こういう危機を通して成長していくパターンかな」といった、キャラクターの変化に注目する声も出ています。
事件の大きさだけでなく、人間ドラマの面でも”後半戦は濃くなりそう”という予感が広がっているようです。
第7話は、その直前の”溜め”として非常にうまく機能していて、1話完結のカタルシスと、連ドラならではの”続きが気になる感覚”の両方をしっかり残してくれました。
視聴率推移や過去シリーズとの比較を追っている方にとっても、「ここから一段ギアが上がるんじゃないか」と期待したくなるタイミングです。
(第8話予告記事:https://mezamashi.media/articles/-/223450)
絶対零度 第7話の感想まとめと、これからの見どころ
『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』第7話は、大学病院を襲ったサイバーテロと、エレベーターに閉じ込められた人々の”時間との戦い”が中心の回でした。
奈美の覚悟ある行動と、DICTの連携による救出劇が描かれ、見終わったあとに大きなため息と安堵がこぼれた方も多かったのではないでしょうか。
（https://v.sp2.fujitv.co.jp/prgtop.cgi?bid=5251）
奈美の「いま、過去を振り返る時間はないです」という言葉には、これまでのシリーズで積み重ねてきた彼女の物語がぎゅっと詰まっています。
山内徹＝しみちゃんの頼もしさや、真由を演じた白山乃愛さんの繊細な演技も加わり、”人を救う側”と”救われる側”それぞれの心情が丁寧に立ち上がっていました。
同時に、清掃員や瀬野の怪しさを通して、”まだ終わらない何か”の気配もじわじわと強まり、H-WKN159という謎のキーワードが再び存在感を増してきたのも印象的です。
X上での実況や考察を追いかけると、視聴者が事件の裏にある組織や黒幕の正体を、本気で推理し始めている様子が伝わってきて、「視聴者参加型のサスペンス」としても楽しめるフェーズに入ってきたように感じます。
これから初めて第7話を見る方、TVerで見直そうと思っている方は、エレベーター内の細かな表情の変化や、DICTメンバーのさりげないやり取りにも注目してみると、新しい発見があるはずです。
視聴率やキャストの詳しいプロフィールが気になる場合は、別途まとめている視聴率記事やキャスト紹介記事もあわせてチェックしてもらえると、より立体的に楽しめると思います。
病院という日常に近い場所で、”情報犯罪”がどれだけ簡単に人の命を揺さぶってしまうのか。
その怖さと、そこに立ち向かう人たちの強さを描いた第7話。
物語はまだ中盤ですが、この回をきっかけに「絶対零度を最後まで追いかけよう」と決めた視聴者も多そうです。
後半戦でどんな真相が待っているのか、少しドキドキしながら見守りたいところですね。
（番組情報ページ：https://v.sp2.fujitv.co.jp/prgtop.cgi?bid=5251）
出典まとめ
本文中で参照した公式情報・一次情報のリンクをまとめておきます。
- 番組公式サイト『絶対零度～情報犯罪緊急捜査～』https://www.fujitv.co.jp/zettaireido
- キャスト・スタッフ情報https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/cast-staff
- 相関図ページhttps://www.fujitv.co.jp/zettaireido/chart
- 第7話あらすじ紹介(MANTANWEB)https://mantan-web.jp/article/20251112dog00m200022000c.html
- 番組公式X(旧Twitter)https://twitter.com/zettai_0_jouhan
- フジテレビ コンテンツストア内 番組情報ページhttps://v.sp2.fujitv.co.jp/prgtop.cgi?bid=5251
- 第7話／第8話関連の予告・ニュース(めざましmedia など)https://mezamashi.media/articles/-/223552／https://mezamashi.media/articles/-/223450
