NHKの朝ドラ『ばけばけ』がついに第3週へ突入!
初回から”笑える朝ドラ”として注目を集めてきましたが、ここにきて賛否が大きく分かれてきました。
「高石あかりさんの演技が最高!」という声がある一方で、「ちょっと聞き取りにくいかも…?」なんて意見もちらほら。
でも視聴率は15.1%と、まだまだ高水準キープなんです。
SNSでは「これは新しい朝ドラ」「ハマる人はドハマり」と盛り上がる中、「ちょっと難解」と感じる人も。
今回はそんな”ばけばけ旋風”を、視聴率データ×SNS反応×前作比較でまるっと分析してみました!
朝ドラ『ばけばけ』第3週の中間評価|数字は安定、注目度は異常値!
NHKの朝ドラ『ばけばけ』が第3週を迎え、ついに”本格的な評価タイム”に突入しました!
初回の世帯視聴率は16.0%。
前作『あんぱん』の15.4%を超える好スタートを切ったものの、3週目の最新データでは**15.1%**とやや落ち着いた推移です。
それでも注目したいのは、第12回放送時に記録した**注目度71.2%(3分間平均)**という異例の数字。
これは「リアルタイム視聴者がチャンネルを変えずに見続けた割合」で、視聴者の集中度を示す重要な指標なんです。
つまり、「離脱は少なく、見ている人はガッツリ見ている」という状態。
これ、実はかなりスゴい。
SNSでも「一話ごとに吸い込まれる」「地味に中毒性がある」と話題になっており、数字以上に”ハマる層”が確実に増えている印象です。
(NHK公式データ・ORICON・X分析より)
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高石あかりさんの演技に賛否!”朝ドラヒロイン”としての挑戦
今回のヒロイン・高石あかりさんは、いわば”朝ドラ史上もっとも挑戦的なキャスティング”。
「知名度よりも実力で勝負」というNHKの狙い通り、演技面では高評価が多数。
SNS上では「表情がとにかく繊細」「ちょっとした息遣いがリアル」といった声が目立ちます。
一方で、「セリフが早くて聞き取りづらい」「現代っぽい台詞回しが気になる」との指摘もあり、賛否の振れ幅が大きいのも特徴。
でも、これこそが”高石あかり現象”の面白いところ。
従来の朝ドラの「誰が見ても無難なヒロイン」ではなく、”クセになる個性”を押し出してきたのが今作の大きな魅力です。
前作『あんぱん』との比較で見える”数字の壁”とファン層の違い
やっぱり気になるのは「前作『あんぱん』との違い」。
数字で見れば初回こそ『ばけばけ』が上回ったものの、第2週平均で14.8%とやや落ち込み。
一方の『あんぱん』は、終盤まで安定して15%前後をキープしていました。
この差を生んでいるのは、テーマの”分かりやすさ”。
『あんぱん』は王道の成長物語だったのに対し、『ばけばけ』はジェンダーや家制度といった社会的テーマを真正面から描いており、内容が”深すぎる”ゆえに視聴者層が絞られている印象です。
とはいえ、SNSのコメントを見る限り「考えさせられる」「地味に心に残る」という声が多数。
“ライト層に刺さらないけど、熱狂的ファンを生む”というニッチ型ヒットの兆しもあります。
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小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)登場で物語は再浮上する?
そして、第4週以降の注目ポイントはなんといっても”小泉八雲登場”。
主人公・トキとの出会いが物語の軸を変え、タイトル『ばけばけ』が持つ”本当の意味”が明かされる可能性も。
怪談好きの少女トキと、異文化に惹かれる文学者の邂逅——このテーマが視聴率V字回復のカギを握るとも言われています。
制作チームも「八雲編で一気にスケールアップする」とコメントしており、今後の伸びしろは十分。
過去の朝ドラでも『なつぞら』『ちむどんどん』のように、3週目で一度落ちてから持ち直した例は多く、『ばけばけ』も同じパターンを辿る可能性が高そうです。
まとめ:『ばけばけ』は”地味な名作”になるかもしれない
数字的には派手ではない。
でも、作品への熱量は確実に高まっている。
“笑える朝ドラ”という前代未聞の試みに挑みながら、視聴率・SNS・テーマ性の3軸でしっかり存在感を放っている『ばけばけ』。
この3週目を境に、「あれ、意外とハマる…?」と感じ始める人が増える予感。
今後の”小泉八雲編”次第で、一気に”再評価ムード”に転じる可能性も十分です。
もし見逃している人がいたら、今がちょうど”乗り換えどき”かもしれません。
(出典:NHK公式/東洋経済オンライン/AERA dot./Xトレンド分析)
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