金曜ドラマ「フェイクマミー」第6話、息つくヒマがない1時間でしたよね。
母・花村聖子さんの入院から始まり、”ニセママ”一時休業、本橋家のロンドン留学問題、そして病院ロビーでの本名バレ寸前のピンチ。
極めつけは、黒木竜馬さんのハグと「俺でよければいつでも話、聞きますから」という破壊力MAXのひと言、そして薫さんとお母さんの胸をえぐるような告白シーン……。
Xでは「#フェイクマミー」がトレンド3位以内に入り、「中毒性やばい」「今期金曜ドラマNo.1」との声が飛び交いました。
この記事では、第6話の流れを感情ごとにほどきながら、竜馬さんの立ち位置や母娘のすれ違い、本橋家の行方、第7話への不穏な布石までじっくり追いかけていきます。
［ネタバレ注意］第6話は”何が起きた回”？ざっくりあらすじと「神回」と言われる理由
第6話をひと言で表すなら、「日常・嘘・家族・恋・トラブルが一気に加速したターニングポイント回」だったのではないでしょうか。
観ているあいだずっと心拍数が高めのまま、気づいたらエンディング……という人も多かったはずです。
物語は、花村薫さんのお母さん・花村聖子さんが転倒し、入院してしまうところから動き出します。
TBS金曜ドラマ「フェイクマミー」はそもそも、”母親なりすまし(フェイクマミー／ニセママ)契約”から始まった物語ですが、この第6話では、その原点である「本当のお母さんとの関係」が正面から描かれました。
(公式作品概要：https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/)
薫さんはお母さんの病院に付き添うため、”ニセママ”業を3日間お休みすることに。
ここで一瞬、「あれ、日高茉海恵さんは仕事と育児、大丈夫？」という不安がよぎりますよね。
実際、茉海恵さんは娘の日高いろはさんとの登下校を楽しみつつも、ママ友からのお茶の誘いと急ぎの会議の板挟みになり、「ワンオペのしんどさ」と「社長としての責任」の両方に押しつぶされそうになっていきます。
この”ささやかな日常のストレス”が、のちの本橋家の爆発にもつながっていくのが、脚本の巧さなんですよね。
一方の本橋家では、夫・慎吾さんが息子・圭吾くんのロンドン留学を勝手に進めており、本橋さゆりさんの心は大きく揺れています。
ここも「母親としての気持ち」と「夫の描く理想の家族像」が全然噛み合っていないポイントで、SNSでも「さゆりさん、自分の気持ち押し殺しすぎ…」という声が多く見られました。
そして第6話最大の山場のひとつが、病院ロビーでの”本名バレ”ピンチ。
薫さんは黒木竜馬さんと一緒にお母さんを見舞いますが、そこへ偶然さゆりさんが現れ、薫さんを「花村薫」と本名で呼んでしまうんですよね。
普段は”ニセママ”として別の名前で接している相手に、本名を聞かれてしまう緊張感。
視聴者側も「そこだけはやめて〜！」と叫びたくなる瞬間でした。
さらに終盤、息をのむような空気の中で描かれたのが、薫さんとお母さんの”告白シーン”。
長年溜め込んできた思いをぶつける薫さんと、それをあっさりと突き放すお母さん。
このシーンが視聴者の記憶を強くえぐり、「家族ドラマとしても刺さる」と評された大きな理由です。
Xでは「テンポ良すぎて1時間が一瞬」「笑って泣いてハラハラして忙しい」といった感想が多く、「クライム要素と家族ドラマのバランスが絶妙」という声も多数。
第6話は、”偽ママ契約のスリル””家族のすれ違いの痛み””竜馬さんとの微妙な恋の気配”が一気に重なり合ったことで、「今期金曜ドラマNo.1」と言われる作品の真価がはっきり見えた回だったと感じます。
(https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html)
竜馬のハグがXを席巻──「俺でよければ…」に全国がときめいた夜
第6話で最も「心が持っていかれた」との声が多かったのが、黒木竜馬さんのハグシーンです。
放送後のタイムラインが一気に「竜馬」「康二くん」で埋まっていったのを、リアタイで見ていた人も多いのではないでしょうか。
病院ロビーで、お母さんとの関係に傷つきボロボロになった薫さん。
そこで寄り添うように現れたのが、向井康二さん演じる竜馬さんでした。
静かな場所で、薫さんの話をじっと聞きながら、最後にそっとハグして、「俺でよければいつでも話、聞きますから」と伝えるあの瞬間。
大げさなBGMでもないのに、画面の空気だけで視聴者の心拍数を上げてくる演出がニクいんですよね。
もともと竜馬さんは、茉海恵さんの地元の後輩であり、ベンチャー企業「RAINBOWLAB」の副社長という”頼れる相棒ポジション”。
仕事面では冷静で頭のキレる人なのに、2人きりの場面になると不器用に優しさを差し出してくるギャップが、第6話で一気に花開いた印象です。
（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
X上では、「このセリフで推し確定」「康二くん、支え役が似合いすぎる」「共犯者ポジから、心の避難場所ポジに格上げ」といったポストが次々と流れ、ハグシーンのスクショやGIFが大量にシェアされました。
Snow Manファンはもちろん、「このドラマで向井康二さんをちゃんと見るようになった」という、いわゆる”新規の沼落ち報告”もかなり目立っていました。
竜馬さんの立ち位置が面白いのは、元カノが茉海恵さんであるという点です。
本来なら、薫さんとの距離が近づくほど、どこかに後ろめたさや罪悪感が生まれてもおかしくないはず。
それでも第6話では、「過去の恋人」ではなく「今、目の前で苦しんでいる人」をまっすぐ支える姿が描かれていました。
そのスタンスが、視聴者から「恋愛というより、まず人として信頼できる」「共犯者以上・恋人未満の絶妙なポジション」という評価につながっているように感じます。
竜馬さんは”ニセママ計画”には最初から否定的で、どちらかといえば現実的なブレーキ役でした。
それが、薫さんの背負ってきたものを少しずつ知ることで、「危ない橋を渡ってほしくない」という心配と、「でも、この人のそばにはいたい」という気持ちが混ざり合っていく。
第6話のハグは、その揺れがようやく形になった瞬間とも言えそうです。
この1回のハグだけで、竜馬さんが”メインの恋愛ライン候補”まで一気に浮上したと言っても大げさではないくらい、SNSの熱量は高めでした。
今後、「茉海恵さんへの思い」と「薫さんへの特別さ」をどう整理していくのか。
竜馬さんの心の動きは、物語全体の空気を左右する大事なピースになりそうです。
（https://x.com/fake_mommy_tbs）
ハグの前と後で変わった、薫さんと竜馬さんの距離感
ハグの前、2人の距離感は「ニセママ計画の共犯者」「仕事仲間」「茉海恵さんの右腕」という枠の中に、なんとか収まっていました。
どこかぎこちない気まずさもありつつ、適度な距離を保っていた感じですよね。
ところが第6話では、病院という”家族の本音が出てしまう場所”で、薫さんの弱さを真正面から受け止める場面が描かれました。
このときのポイントは、竜馬さんが余計なアドバイスをしないこと。
「こうしたほうがいいよ」と説教するのではなく、「話を聞かせてほしい」「つらかったね」と、ただ隣にいてくれることを選ぶんです。
その空気の中でのハグは、”恋愛のイベント”というより、”心のセーフゾーン宣言”に近いものとして受け取った視聴者も多かったように思います。
ハグのあと、2人の間には微妙な沈黙や照れくささも生まれつつ、これまでよりずっと柔らかい空気が流れていました。
「あ、ここからはもう単なる共犯関係ではいられないかも」という予感を、視聴者も一緒に共有させられる感じなんですよね。
今後、薫さんが追い詰められたとき、「最初に頼る相手」が誰になるのか。
その答えを、第6話のハグはうっすらと示していたようにも見えました。
（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
竜馬さんは”恋の相手”なのか、”共犯者以上恋人未満”なのか
第6話時点での竜馬さんをどうラベリングするかは、視聴者の間でも意見が分かれているところです。
「完全に恋の相手でしょ」と見る人もいれば、「あくまで共犯者以上恋人未満のままがいい」という声も少なくありません。
物語全体で見ると、「フェイクマミー」は恋愛ドラマというより、家族と嘘と仕事をめぐる群像劇に近い作品です。
その中で竜馬さんは、”恋愛フラグ”を担当しつつも、物語を動かすキーマンでもあります。
あまりにも分かりやすい恋愛ラインにしてしまうと、作品のバランスが崩れてしまう危険もあるので、今の「ちょっとだけ距離のある特別さ」がちょうどいい、という感覚も分かるんですよね。
個人的には、竜馬さんは「今は恋人枠に入らないほうが面白い」と感じています。
罪悪感や責任感を抱えたまま、それでも薫さんのそばにいたいと思ってしまう。
そんな”揺れの時間”こそ、このドラマらしい人間ドラマなのかなと。
第7話以降、「共犯者以上恋人未満」のラインをどこまで引き伸ばすのかにも注目したくなります。
（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/caststaff/）
母娘の告白が胸を刺した──”想いが伝わらない痛み”が描く家族のリアル
第6話で静かに、でも確実に視聴者の心をえぐったのが、薫さんとお母さんの”母娘告白シーン”でした。
「竜馬ハグ」でときめいた直後に、あの重たい空気を見せられるので、感情のジェットコースター感がすごかったですよね。
病院のベッドのそばで、薫さんはこれまで言えなかった本音をようやく言葉にします。
「どうしてあの時こうしてくれなかったの」「私だって褒めてほしかった」といった、長年溜め込んできた思いが一気にあふれ出すような告白。
視聴者の中にも、「自分も親に言えなかった気持ちを思い出してしまった」という人が多く、X上でも「しんどすぎる」「リアルすぎて涙腺崩壊」といった感想が目立ちました。
ところが、お母さん・聖子さんの反応は、決して分かりやすい”涙の和解”ではありませんでした。
むしろ冷たく突き放すような言葉を選び、薫さんの思いを受け止めてくれたようには見えない。
この「想いをぶつけたのに、報われない」感じが、多くの視聴者の胸を刺したポイントですよね。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
このシーンがリアルなのは、「親だからといって、すぐに反省してくれるとは限らない」という残酷さまで描いているところだと思います。
長年積み上がったすれ違いや価値観のズレは、1回の告白で魔法のように解消されるわけではない。
むしろ、やっと言えた本音がきっかけで、いったん距離が広がってしまうこともある。
そんな「現実あるある」を、ドラマとしてちゃんと描いてくれたことに、救われた視聴者も多かったのではないでしょうか。
X上では、「うちの親もあんな感じだった」「見ていて苦しくなるけど目が離せない」「簡単にハッピーエンドにしないところが好き」といった声が多く、日本中の”娘経験者”の共感スイッチを強烈に押していた印象です。
「フェイクマミー」はニセママ契約という大胆な設定のドラマですが、根っこにあるのはこうした”家族のリアル”なのだと、改めて突きつけられたシーンでした。
なぜ聖子さんは、ここまで突き放す言葉を選んだのか？
「なんであんな言い方しかできないの？」と、聖子さんにモヤっとした人も多かったと思います。
ただ、ほんの少し視点を変えると、聖子さんの不器用さも見えてきます。
これまでの描写から、聖子さんは”正しくあること”を最優先してしまうタイプに見えます。
娘に対しても、「こうすべき」「ちゃんとしなさい」と求め続け、そのストイックさが薫さんを追い詰めてきた可能性が高いですよね。
そんな聖子さんにとって、「自分の育て方が間違っていた」と認めることは、自分の人生そのものを否定するくらい大きな意味を持つのかもしれません。
だからこそ、病院のベッドの上でも素直になれず、突き放すような言葉でしか返せなかった。
その奥には、「本当は謝りたいけれど、どう謝ればいいか分からない」「今さら優しい言葉をかけても、許されない気がする」という、別の苦しさが隠れているようにも見えました。
第6話ではまだ、その本音までは描かれていませんが、今後のエピソードで聖子さん側の視点が補完されるのかどうか。
ここも、「フェイクマミー」というドラマ全体のテーマに直結する大きなポイントになりそうです。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/about/）
薫さんがこの告白の後に踏み出す”次の一歩”とは
薫さんは、ずっと「ちゃんとした大人でいなきゃ」「失敗しちゃいけない」と自分を追い込み続けてきた人です。
第6話の告白は、その呪いを少しだけ自分でほどいた瞬間でもありました。
「本当は傷ついていた」「わかってほしかった」という本音を、お母さんに対して口にできたという事実自体が、すごく大きな一歩なんですよね。
お母さんの反応が冷たかったことで、薫さんの心はさらに傷ついたかもしれません。
それでも、「自分の気持ちを大事にする」という選択を、もう一度やり直せるスタートラインに立てたとも言えます。
今後、薫さんが”ニセママ”としてではなく、一人の大人として、茉海恵さんやいろはちゃん、竜馬さんとどう向き合うのか。
第6話の母娘告白は、その道のりの始まりとしても、とても象徴的な場面でした。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
筑前煮がバズるドラマって何？日常シーンが生む”フェイクマミー中毒”の正体
シリアスな展開が続く中で、Xをじわじわざわつかせていたのが「筑前煮」です。
本橋家の食卓に何度も登場するこのメニュー、気づけば「今期最多筑前煮」「筑前煮の圧がすごい」とネタにされるレベルになっていました。
本橋家は、表向きは裕福で品のある”理想的な家族”として描かれていますが、その食卓に同じメニューが繰り返し並ぶことで、逆に”息苦しさ”や”停滞感”がにじみ出てくるんですよね。
お皿の上はきれいで栄養バランスも良さそう。
でも、その裏側では、さゆりさんのモヤモヤや圭吾くんの本音、慎吾さんの自己満足が渦巻いている。
このギャップこそが、「フェイクマミー」の細部の面白さです。
X上では、「筑前煮の回数カウントしてる人いそう」「また筑前煮ｗ」「本橋家＝筑前煮のイメージ定着した」といった声が上がり、スクショ付きで”今週の筑前煮チェック”をする人まで登場。
こうした”ちょっとした遊び心”が、毎週の視聴を習慣化させるフックになっているのが面白いところです。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/）
クライム×ホームドラマの”温度差”を支える小ネタたち
「フェイクマミー」は、母親なりすましというかなり攻めた設定のクライムドラマでありながら、ホームドラマとしての温度感も大切にしています。
そのバランスを支えているのが、筑前煮のような”小ネタ”たちです。
緊迫した本名バレシーンや、母娘告白のようなヘビーな場面の合間に、日常の風景やちょっと笑える描写が入ることで、視聴者の感情がいい意味で上下に揺さぶられるんですよね。
ずっと重いままだとしんどくなってしまうところを、筑前煮やママ友ランチ、会社での何気ない会話などが、ふっと和らげてくれる。
その積み重ねが、「テンポ良すぎて1時間が一瞬」「中毒性がある」と言われる理由のひとつになっていると感じます。
こうした細部へのこだわりは、毎週の実況文化とも相性抜群です。
「今週も筑前煮出た」「さゆりさんの表情と筑前煮のギャップ」など、視聴者が”同じネタで盛り上がれるポイント”があることで、Xでの実況参加のハードルもぐっと下がります。
結果的に、ドラマと視聴者、そしてSNSが一体になって楽しむ空気が生まれているのが、「フェイクマミー」ならではの魅力だと感じました。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
Xトレンド3位以内＆Snow Man効果──第6話が生んだ”視聴の輪”の広がり方
第6話放送後、「#フェイクマミー」は日本国内トレンド3位以内にランクインし、関連ワードとして「竜馬」「母への告白」「筑前煮」などが並びました。
放送終了からわずか数時間で数千件規模のポストが飛び交い、TVerリンクの共有も活発。
まさに”リアタイしてこそ楽しいドラマ”としての存在感が、ここで一気に確立した印象です。
特に大きかったのが、Snow Manファンを中心とした向井康二さんクラスタの反応です。
竜馬さんのハグシーンをきっかけに、「康二くんの演技、どんどん良くなってる」「支え役ハマりすぎ」「フェイクマミー経由で金曜ドラマ久しぶりにリアタイしてる」といったポストが次々と流れ、「アイドルファン→ドラマファン」への動線としても機能していたのが印象的でした。（https://x.com/fake_mommy_tbs）
もちろん、盛り上がっているのはSnow Manファンだけではありません。
「テンポ良すぎて1時間あっという間」「クライム要素と家族ドラマのバランスが絶妙」「主演2人の化学反応が最高」「中毒性ヤバい」という声は、ドラマファン全体からのもの。
第5話あたりから一気に視聴者が増え、6話で「本格的にハマった」という人も多そうです。
TVerでは放送直後から「見直し中」「今週も2周目突入」の報告が続き、第1話の再生数が300万回を突破したというニュースも話題になりました。
リアタイ組と見逃し配信組の両方がSNSで感想を書いているので、「まだ観てないけど気になってきた」という新規層も取り込みやすい流れができています。Real Sound｜リアルサウンド
また、「考察勢」が盛り上がるMita?掲示板のような実況スレッドも、第6話で一気に活発化。
偽ママ契約の倫理問題や、本橋家の行く末、竜馬さんの恋模様など、いろいろな角度から語れるテーマが詰め込まれているので、1話ごとに”語りたくなる”仕掛けが整っているんですよね。
こうしたX・TVer・掲示板の連動によって、「フェイクマミー」は単に”毎週なんとなく観るドラマ”ではなく、「みんなで同じ時間を共有して楽しむコンテンツ」へと成長しているように感じます。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/）
向井康二さんのキャスティングがドラマ全体に与えた影響
向井康二さんの起用は、Snow Manファンという強力なファンダムをドラマに連れてくると同時に、作品の雰囲気自体も柔らかくしている印象があります。
シリアスな展開の中でも、竜馬さんがふと見せる茶目っ気や優しさが、重くなりすぎない空気を作ってくれているんですよね。
第6話で特に顕著だったのが、薫さんの話を聞くときの表情と間の取り方。
決して派手な芝居ではないのに、目線や呼吸の置き方だけで「この人、本気で話を聞こうとしている」と伝わってくる感じがありました。
アイドルとしての華やかさに加えて、役者としての説得力が増してきたからこそ、今回のハグシーンも”胸キュン”だけで終わらず、ドラマ全体の厚みにつながっているように思います。
キャスティング面でも、「フェイクマミー」は波瑠さん・川栄李奈さんという実力派W主演に、向井康二さん・中村蒼さん・田中みな実さん・筒井真理子さんら、バランスのいい布陣をそろえています。
この”地上波ドラマらしい安心感”と、”攻めた設定と演出”が両立しているのも、今期No.1候補と呼ばれる理由のひとつと言えそうです。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/caststaff/）
偽ママ契約バレのカウントダウン──「茉海恵vs慎吾」と”さゆり救済ルート”の行方
第6話は、感情面の山場だけでなく、物語の”地雷”もいくつも埋め込んだ回でした。
特に大きかったのが、病院ロビーでの本名バレピンチです。
さゆりさんに本名を聞かれてしまったことで、「偽ママ契約」の存在が一気に露見しそうな状況に近づきました。
本橋家側では、慎吾さんのロンドン留学計画が着々と進んでおり、さゆりさんの中には「本当にこれでいいの？」という迷いが積み重なっています。
そこに、「ニセママ」として関わってきた薫さんと、「本物のお母さんとしての葛藤」を抱える茉海恵さんの存在が絡み合い、家庭内のパワーバランスが崩れ始めているのが第6話のポイントでした。
X上では、「茉海恵vs慎吾の正面衝突が見たい」「さゆりさん、そろそろ爆発していい」「偽ママ側につくさゆりさんが見たい」といった”さゆり救済ルート”を望む声も多数。
第6話は、その可能性をちらりとのぞかせた回でもあったと思います。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
第7話の予告では、怪文書の存在や学校側へのタレコミらしき描写も映っており、「偽ママバレで大炎上？」という不穏な空気が漂っていました。
茉海恵さんが抱える”ワンオペの限界”と、慎吾さんの”体裁優先の正しさ”がぶつかり合えば、本橋家は一気に崩れてしまうかもしれません。
そのとき、さゆりさんがどちら側に立つのかが、大きなターニングポイントになりそうです。
視聴者の間では、「さゆりさんは本当は優しい人だから、ラストは偽ママ側の味方になってほしい」「慎吾さんに一発ガツンと言ってくれる回が必要」といった期待も膨らんでいます。
第6話は、その”爆発前夜”のような、不穏な静けさをたたえた1時間でした。
本橋家にハッピーエンドは来るのか？視聴者の予想まとめ
本橋家の行く末については、かなり悲観的な予想と、ギリギリ希望を捨てていない予想が混在しています。
悲観派は、「慎吾さんが価値観を変えるのはほぼ不可能」「ロンドン留学を押し通して、家族はバラバラになるのでは」という見方。
一方で、”希望派”は「さゆりさんの我慢が限界を超えたとき、初めて本音のぶつかり合いが始まる」「いろはちゃんや圭吾くんの存在が、親たちを変えるきっかけになるかもしれない」と、まだ未来に光を見ています。
どちらに転ぶにしても、第6話の時点で本橋家は”元の形には戻れない地点”を超えてしまったように見えました。
だからこそ、視聴者としては「せめて、誰か一人でも報われてほしい」と願わずにいられないんですよね。
第7話以降、偽ママ契約の真相がどう扱われるのか。
そして、さゆりさんが本当の意味で自分の人生を選び取れるのか。
ここは、ラストまで見届けたくなる大きな軸になりそうです。（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/6.html）
なぜ「今期金曜ドラマNo.1」と呼ばれるのか──第6話が見せた”フェイクマミー”の真骨頂
第6話を見終わったあと、X上には「やっぱり今期金曜ドラマNo.1」「毎週レベルが上がっていく」といった声が多く流れていました。
なぜここまで支持されているのか。
その理由が、第6話にはぎゅっと詰まっていた気がします。
まず大きいのは、ジャンルのバランス感覚です。
「フェイクマミー」は、母親なりすましというクライム要素を持ちながら、家族ドラマとしての普遍性もがっつり押さえています。
さらに、竜馬さんとの微妙な恋愛ラインや、茉海恵さんのキャリアと母性の両立問題など、現代的なテーマも自然に織り込まれているんですよね。
（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/about/）
第6話では、
- 竜馬ハグで”支えられる喜び”と”ときめき”
- 母娘告白で”伝わらない苦しさ”と”家族のリアル”
- 筑前煮ネタで”笑える日常”
- 本名バレ＆ロンドン留学で”物語の爆弾”
が一気に描かれました。
それでも「詰め込みすぎ」と感じさせず、テンポの良さで最後まで走り切る脚本・演出の力はかなりのものです。
キャスト面でも、波瑠さんと川栄李奈さんのW主演がしっかり軸を作りつつ、向井康二さん・田中みな実さん・筒井真理子さんらが”全員主役級”の存在感で支えています。
誰か一人に感情移入するのではなく、複数のキャラクターの視点を行き来しながら見られるので、毎週新しい発見があるのも魅力です。
そして何より、「嘘をつくこと」と「家族を守ること」の間で揺れる人たちの姿が、とても人間らしく描かれているところが、このドラマの真骨頂だと感じます。
正しさだけでは生きていけないし、愛情だけでも守りきれない。
その”どうにもならなさ”の中で、登場人物たちが必死にもがいているからこそ、視聴者も毎週、胸を痛めながら画面にかじりついてしまうんですよね。
第6話は、「フェイクマミー」が単なる”設定勝ちドラマ”ではなく、物語のギアを一段上げた”本物のドラマ”であることを証明した回だったと思います。
第7話以降、偽ママ契約の真相がどこまで暴かれ、誰が傷つき、誰が救われるのか。
まだまだ安心できない展開が続きそうですが、その分、金曜の22時がますます待ち遠しくなりました。
（https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/）
まとめ
第6話の「フェイクマミー」は、竜馬さんのハグで心がふわっと温まった直後に、母娘告白で一気に冷や水を浴びせられるような、”感情の落差”が強く印象に残る回でした。
病院ロビーでの本名バレピンチ、本橋家のロンドン留学問題、茉海恵さんのワンオペ限界、さゆりさんの抑圧された本音……と、あちこちに爆弾が仕込まれているのに、合間に挟まれる筑前煮などの日常描写が、絶妙に笑いと余裕を与えてくれるバランスも見事でしたよね。
Xでは「#フェイクマミー」がトレンド3位以内に入り、「中毒性ヤバい」「今期金曜ドラマNo.1」との声が多数。
向井康二さんの演技をきっかけに見始めたSnow Manファンが、作品そのものの面白さにハマっていく流れも生まれています。
次回予告では怪文書や学校バレの気配も漂い、偽ママ契約のカウントダウンはもう止められないところまで来ている様子。
家族のすれ違いに自分を重ねて胸が痛くなりながらも、それでも「来週もリアタイしよう」と思わせてくれるのが、「フェイクマミー」というドラマの大きな魅力なんだろうなと感じました。
関連記事で過去回の振り返りやキャスト紹介もチェックしつつ、引き続き金曜22時を一緒に見届けていきたいですね。
出典まとめ
- 金曜ドラマ『フェイクマミー』公式サイト（作品概要・放送情報・配信情報）https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/
- 「フェイクマミー」あらすじ・ストーリー・第7話予告https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/story/
- キャスト・スタッフ情報https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/caststaff/
- 公式X(旧Twitter)アカウントhttps://x.com/fake_mommy_tbs
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