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焚き逃げは犯罪?捕まる?正しい方法や道具・捨て方や片付け方も!

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キャンプで焚き火をした後の焚き火の不始末は「焚き逃げ」と呼ばれています。

近年「ソロキャンプ」が流行っていますが、その中でこの「焚き逃げ」が大きな問題になっています。

そこで今回は、焚き火の正しいやり方や処分の仕方について調べてみました。

 

焚き逃げは犯罪!捕まる可能性もある!

 

 

芸能人やYouTuberがキャンプの魅力を発信していることから、老若男女問わず「キャンプ」が話題になっていますが、心無い人の不法投棄により、年々健全なキャンパーが利用できるキャンプ場や野営地が減っています。

日本単独野営協会の会員の方が日々清掃活動を行っていますが、ゴミの放置などの問題は多くあります。

焚き火跡の炭ゴミの放置は不法投棄という罪になり、1,000万円以下の罰金又は5年以下の懲役が課せられる恐れがあります。

昔は一部で焚き火跡の炭は埋めて帰るものだと教えていたところもありましたが、炭は炭素という安定した元素なので、分解することはなく、理論上は土に還りません。

そのため持ち帰りが必要になります。

ある野営地では、雨が降るとあちらこちらから汚い炭が浮き出てきて、テントもろくに張れない状態になっているそうですよ。

また、山火事を起こしてしまうと過失であっても森林法違反となり、50万円以下の罰金が課せられることもあります。

「(焚き逃げは)みんながやっているから大丈夫」ということはありません。

 

焚き火の正しい方法や道具

 

焚き火をする際に用意しておくものはこちらです。

 

・焚き火台
・薪用の長いトング
・革グローブ
・チャッカマン
・トーチ着火剤
・焚きつけ薪

 

薪は、乾いているものを使うようにしましょう。

また、薪には「針葉樹」と「広葉樹」の2種類があり、針葉樹はマツやスギ、ヒノキなど、広葉樹はサクラやクヌギなどが代表的です。

針葉樹は、火がつきやすい反面、燃焼時間が短いという特徴があり、焚き火の火付けとして最適です。

広葉樹は、針葉樹とは対照的で、火がつきにくい反面、燃焼時間が長いという特徴があります。

薪を用意したら、焚き火台を組み立てて、真ん中に着火剤を設置します。

焚き火台は、テントなど燃えやすいものの近くには設置しないようにしましょう。

 

 

最初に太い薪を置きすぎると火がつかずに消えてしまいがちなので、細めの木→太めの木の順番で組むといいですよ。

また、薪をたくさん置きすぎても空気の循環が悪くなるため、隙間を意識するようにして下さい。

むやみに薪をいじったり、余分な空気を送ってしまうと、熱の温度が下がりガスが発生しにくい環境を生み出してしまっている可能性もあります。

焚き付けから炎が安定するまでは、むやみに薪をいじらないことが大切です。

 

焚き火後の灰の捨て方や片付け方

 

焚き火を終える際は、すべての薪が灰になるようにしましょう。

焚き火中は火が弱くなったら薪を足すという作業を繰り返し、帰る1時間前には薪を足すのをやめるようにすれば、後片付けが楽になりますよ。

「焚き逃げ」をしないために役立つのが、「火消し壺」というものです。

 

 

火のついた炭や薪を火消し壺に入れて蓋をすると、密閉されたことにより酸素が絶たれ、消火されるという仕組みになっています。

消火時間を短縮できるだけでなく、火の消えた炭は消し炭として次回のキャンプにも使えますよ。

この商品はAmazonなどのネットでも販売しているため、気軽に購入することが出来ます。

キャンプ場によってはゴミ捨て場が設置されているところもあるので、その場合は後始末をしっかり行ってから、指定された場所に捨てましょう。

焚き火を終える際にやってしまいがちなのが「水をかけること」ですが、水をかけただけでは炭の火は消えません。

見た目は消えていても、中では燃えている可能性があるため、非常に危険です。

また焚火台などを使っていた場合は、急に水をかけて温度を下げると焚火台が変形してしまう可能性もあるので、気を付けましょう。

 

まとめ

 

みんながキャンプを楽しむためには、守らなければいけないことがあります。

「焚き逃げ」のような犯罪行為は、「知らなかった」では済まされないことも多くありますので、キャンプを始める前にしっかりと学んでおきましょう。

 

トップ画像引用元:Twitter
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