俳優・中山麻聖さんといえば、端正なルックスと確かな演技力で印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
実は、中学生のときに剣道の腕前をきっかけに芸能界入りし、その後もドラマや映画、舞台と幅広く活躍を続けています。
芸能一家に生まれた中山麻聖さんが、なぜ俳優の道を選び、どんな学生時代を過ごしてきたのか。
その歩みには気になる点がいくつもありますよね。
今回は、本名の由来や身長・年収といった基本プロフィールから、出身中学や高校、デビュー当時のエピソードまで、人物像にぐっと迫ってみました。
中山麻聖のプロフィールや経歴
生年月日：1988年12月25日
出身地：東京都
血液型：B型
身長：182cm
趣味：座禅、ピラティス、中国ゴマ、アニマルバルーン
特技：殺陣、剣道初段
所属事務所：JJプロモーション
中山麻聖さんは、1988年生まれの俳優で、10代の頃から芸能活動をスタートしています。
きっかけは、母親の知人であるプロデューサーから「剣道ができる中学生を探している」と声をかけられたことでした。
当時剣道三段の腕前を持っていた中山麻聖さんは、2004年の映画『機関車先生』で見事オーディションに合格し、俳優デビューを果たします。
その翌年には『仮面ライダー響鬼』でテレビドラマ初出演を飾り、続けて人気作品『花より男子』や『ごくせん』にも出演。
学園ドラマを中心に、若手俳優として着実にキャリアを重ねていきました。
2007年には、舞台や映像作品で活躍する若手俳優を集めたユニット「PureBOYS（ピュアボーイズ）」の初期メンバーに抜擢され、同年リリースの「乾杯ジュテーム」でCDデビューも経験。
ただしグループとしての活動と個人の俳優業を両立する難しさから、翌年には「グループ卒業」を選択しています。
以降は俳優としての活動に専念し、2014年には特撮ドラマ『牙狼-GARO- -魔戒ノ花-』でシリーズ主演を務め、ファン層を広げました。
翌2015年にはアニメ『牙狼 -紅蓮ノ月-』で声優デビューを果たし、声の演技にも挑戦。
舞台やテレビ、映画にとどまらず、幅広いジャンルで存在感を発揮しています。
また、近年では時代劇や2.5次元舞台などでの演技力にも注目が集まり、殺陣やアクションを活かした役どころにも強みを持つ俳優として評価されています。
特に剣道の経験が生きる役柄では、その動きの美しさや所作の正確さに高い評価が寄せられており、身体性を生かした芝居が持ち味の一つとなっています。
さらに、芸能一家に育ったこともあり、その背景を活かした役柄やインタビューなどでも話題性が高く、実力と話題性を兼ね備えた存在として今後の活躍にも期待が集まっています。
中山麻聖の本名
中山麻聖さんは「中山麻聖」という名前で本名として活動しています。
出生時の名前は「三田村麻聖」でした。
これは俳優・三田村邦彦さんと女優・中山麻理さんの長男として誕生したためです。
両親の離婚後、母方の姓を名乗ることとなり、「中山麻聖」が正式な本名となりました。
デビュー当初は「中山麻生（なかやま・あそう）」という芸名で活動し、2004年の映画『機関車先生』や2005年のドラマ出演時もこの名義でした。
その後、2007年7月に「中山麻聖」名義へと改名し、本名での芸能活動に移行しています。
改名の理由は公に語られていませんが、芸名と本名の一致により、役者としての個性や存在感をより自然に表現できるようになったのかもしれません。
「麻聖（ませい）」という珍しい漢字は印象に残りやすく、俳優としての認知度向上にも貢献しているようです。
芸能界では本名と芸名を使い分ける人も多い中、自らのルーツを踏まえて本名で勝負している姿に、中山麻聖さんのまっすぐな姿勢が感じられます。
中山麻聖の年収
中山麻聖さんの正確な年収は公表されていませんが、俳優としての活動歴や出演作品の規模から見て、年収は数百万円〜1000万円台後半と推測されます。
テレビドラマ、舞台、映画、声優業と幅広く活動していることから、安定した収入を継続的に得ている俳優の一人といえるでしょう。
2004年の俳優デビュー以降、中山さんは『仮面ライダー響鬼』『ごくせん』『牙狼-GARO-』シリーズなどの話題作に出演し、知名度を高めてきました。
特に主演を務めた『牙狼-GARO- -魔戒ノ花-』はシリーズファンから厚い支持を得ており、関連イベントや映像商品からの二次的収益も見込まれます。
さらに2015年には、アニメ版『牙狼』で声優としても活動を始め、メディアの垣根を超えた活躍が収入面での強みとなっています。
舞台公演では殺陣やアクションに定評があり、時代劇など身体性を活かした役に多く起用されています。
近年は映像作品と舞台の両方に力を入れており、地方公演や長期シリーズへの出演が続くことで、年間を通して高い稼働率を維持しています。
一般的に映像作品の出演料は主役級で数十万円〜百万円程度、舞台では日給制または公演ごとの契約が主流です。
露出度や契約形態によって年収には差が生じますが、中山さんのような継続的な出演歴がある俳優は、特定の時期に集中せずとも着実に収入を積み上げていると考えられます。
公式SNSやインタビューでは私生活や資産について多くを語っておらず、派手なタレント活動よりも俳優業に専念している印象があります。
将来的には事務所内での重要なポジションやプロデュース業など、新たな収益源を開拓する可能性もあり、今後の展開が注目されています。
中山麻聖の学歴
俳優として着実にキャリアを重ねてきた中山麻聖さんは、芸能活動と並行しながらどのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
幼少期から芸能一家の中で育ち、早くから芸能界に進んだ背景には、学校生活での経験や環境が大きく関わっているようです。
ここでは、中山麻聖さんの出身小学校から高校、そして卒業後の進路について詳しく整理していきます。
中山麻聖の出身小学校
中山麻聖さんの出身小学校については、公式には明かされていません。
ただし、東京都で生まれ育ったことから、都内の小学校に通っていたと考えられます。
芸能界に親を持つ環境で育ったこともあり、小学生の頃からテレビや映画の世界に対して自然と関心を持っていた可能性もあります。
具体的なエピソードは見つかっていませんが、礼儀や所作がしっかりしている印象は、この頃からの教育によるものかもしれません。
中山麻聖の出身中学
出身中学校も非公開となっており、校名は確認されていませんが、こちらも都内の中学校である可能性が高いです。
この時期に剣道に本格的に取り組み、三段の腕前を持つまでになりました。
中学時代のある年には、身長が1年間で10cmも伸びたと本人が語っており、体格や印象も大きく変わる成長期だったようです。
この剣道経験がきっかけとなり、映画『機関車先生』のオーディションに抜擢され、俳優としての第一歩を踏み出すことになります。
中山麻聖の出身高校
高校は、数多くの芸能人が通う堀越高等学校に進学しました。
すでに芸能活動を始めていたため、仕事との両立を見据えて進学先を選んだと見られます。
堀越高校では、生徒会長を務めるなど積極的に学校生活にも関わっており、責任感の強さや信頼の厚さがうかがえます。
また、特撮ドラマ『牙狼-GARO-』で共演した藤田玲さんとは高校の同級生で、在学中は同じクラスだったというエピソードも知られています。
中山麻聖の出身大学
高校卒業後は、大学への進学は選ばず、俳優業を中心に活動を続ける道を選びました。
当時はまだ仕事が安定していなかったこともあり、芸能活動に理解のある建築内装会社でアルバイトをしていたと明かしています。
このような経験を通じて、華やかな芸能界の裏で努力を重ねていたことがわかります。
大学での専門的な学びよりも、現場での経験を重視した姿勢は、中山麻聖さんの実直な人柄を映し出しているようです。
まとめ
中山麻聖さんは、芸能一家の一員として育ちながらも、自らの努力と個性で俳優としての地位を築いてきました。
中学生の頃から芸能界に入り、堀越高校での学びやアルバイト経験などを経て、着実にキャリアを重ねてきた歩みには、芯の強さを感じさせられます。
身長や年齢、本名の背景にも家族との関係性が色濃く反映されており、俳優としてだけでなく、一人の人物としても興味を引かれる方は多いのではないでしょうか。
これからも映像作品や舞台など、幅広いジャンルでの活躍が楽しみですね。
今後の出演情報などが気になる方は、ぜひ引き続きチェックしてみてください。