ジャニーズ退所後は、Number_iのメンバーとして活動している平野紫耀さん。
事務所が変わっても人気が落ちるどころか、国内外での知名度や存在感はますます強くなっているように感じます。
ライブやフェスの感想をSNSで眺めていると、「家族を大事にしているところが好き」「人柄込みで推したい」といったコメントも多くて、ただの“イケメンアイドル”という枠をとっくに飛び越えているのが伝わってきますよね。
そんな平野紫耀さんは、どんな家族のもとで育ってきたのでしょうか。
ここでは、平野紫耀さんの本名の由来から、実家のエピソード、お母さん・お父さん、弟さんや妹さんについてまで、分かる範囲の情報を落ち着いて整理していきたいと思います。
平野紫耀の本名は?
最初に気になるのが、「平野紫耀」という名前が本名なのかどうか、というところですよね。
漢字だけ見るとかなり芸名っぽくて、初見では読めなかったという人も多いと思います。私も最初は読み方を間違えました。
結論として、「平野 紫耀(ひらの しょう)」は戸籍上の本名です。
卒業アルバムや各種プロフィールでも本名として扱われていて、本人もテレビ番組などで本名であることをはっきり明かしています。
名前の由来については、お母さんが“紫色”を好きだったことから「紫」の字を入れたくて、そこに「光り輝く」という意味合いを持つ「耀」を組み合わせた、という趣旨の話をインタビューで語っていました。
紫が好きなお母さんが、「輝く人生を歩んでほしい」という願いを込めてつけた名前だと思うと、少し胸があたたかくなりますよね。
たしかに一度では読みづらい名前ですが、その分、一度覚えると強く印象に残ります。
ファンの間では「名前からしてスターになる感じがする」「漢字のバランスまで含めて特別感がある」といった声も多くて、名前そのものも平野さんの大きな魅力のひとつとして受け止められているように感じます。
平野さん自身も、この名前をとても気に入っていると話していて、芸名ではなく本名のまま活動を続けているのも、お母さんの思いや自分のルーツを大事にしているからなのかな、と私は感じました。
平野紫耀の実家
平野紫耀さんの“実家”については、プライバシーの観点から、もちろん詳細な住所が公表されているわけではありません。
ただ、幼少期は愛知県名古屋市守山区の大森エリアにある木造アパートで暮らしていた、という記事が多く出ています。
中学の卒業アルバムがきっかけで、通っていた学校や大まかなエリアが知られるようになった流れですね。
当時は母子家庭で、経済的には決して余裕があるとは言えない生活だったことが、平野さん自身のエピソードや取材記事からも伝わってきます。
お母さんは体があまり強くない中で、それでも必死に働いて兄弟を育ててくれていたそうで、その姿を間近で見ていたからこそ、「いつか絶対売れて、お母さんに楽をさせたい」と強く思うようになったと語られています。
こういう話を聞くと、今の頑張りにも深い理由があるんだなとしみじみ感じますよね。
一方、現在「平野家の実家」として話題になっているのは、同じ名古屋市内に建てられた立派な一戸建てです。
場所を特定するような情報は避けられていますが、3階建ての大きな家で、外観のデザインやライトアップが特徴的なことから、ネット上では“母への恩返しとして建てた豪邸”という文脈で語られることが増えました。
守山区のアパート暮らしからスタートして、今は家族がゆっくりくつろげる大きな家をプレゼントできるようになった――この流れを想像すると、それだけで少し泣きそうになります。
最近のSNSでも「あの環境からここまで家族を守り続けたの、本当にすごい」「親孝行のエピソードに弱い」といった声が多くて、家族思いなところに惹かれて推しているファンがたくさんいるのもよく分かります。
平野紫耀の母親
平野紫耀さんのお母さんは、ファンの間でもたびたび話題にのぼる存在です。
平野さんは、子どもの頃から「お母さんにそっくりだね」と言われていたそうで、その一言だけでも「きっとお母さんもきれいな方なんだろうな」と自然に想像してしまいますよね。
以前、地元のショッピングモールをお母さんと歩いていたとき、あまりにも若くてきれいだったことから、彼女と勘違いされてSNSに目撃情報が投稿された、という話まで出ているくらいです。
とはいえ、お母さんは一般の方なので、顔写真などが公に出回ることはありません。
ただ、若くして平野さんを出産し、その後もずっと支え続けてきたことは、さまざまなインタビューや記事から伝わってきます。
平野さんは「母は18歳で僕を産んだ」と話していたと報じられていて、2020年代に入っても“若くてきれいなお母さん”と紹介されることが多いです。
お母さんは体があまり丈夫ではなく、入退院を繰り返していた時期もあったそうです。
それでもシングルマザーとして働きながら兄弟を育ててきたため、家計はいつもぎりぎりだったといいます。
そんな中でも印象的なのが、クリスマスプレゼントのエピソードです。
子どもの頃、平野さんがアクセサリーをお願いしたところ、実際に届いたのは「うまい棒50本」や図書カードだったという話が残っています。
お金の余裕はない中でも、「なんとか喜ばせたい」と工夫してくれたお母さんの気持ちがにじんでいて、聞くだけで胸がじんわりしてしまいますよね。
ダンスや習い事にもかなりのお金がかかる中で、「自分のレッスン代が家庭の負担になっているんじゃないか」と感じていた時期もあったそうです。
それでも平野さんを信じて応援し続けたお母さんと、「必ず売れて恩返ししたい」と走り続けた平野さん。
今の活躍を見ていると、親子で同じ方向を向いて、少しずつ夢を叶えてきたように見えて、ぐっときます。
また、お母さんの“再婚説”についても、ネット上ではよく話題になります。
かなり年の離れた妹がいるのではないかという情報や、弟さんのSNS投稿から、「お母さんが再婚して新しい家族が増えたのかもしれない」という推測が出ている状態です。
ただ、このあたりは本人や家族が公に語っているわけではなく、あくまで噂や憶測の範囲にとどまっています。
はっきり分かっているのは、若くして母になり、体調が万全ではない時期も家族のために働き続けてきたお母さんがいたからこそ、今の平野紫耀さんがいるということ。
そして、そのお母さんを守るように頑張る平野さんの姿に、私も含めて多くのファンが心を動かされているのだと思います。
平野紫耀の父親
平野紫耀さんのお父さんについては、信頼できる情報がとても少なく、今も謎の多い存在です。
取材記事などによると、平野さんが幼い頃にご両親は離婚していて、「父親のことはあまり覚えていない」と話していたと紹介されています。
物心つく前に別々に暮らすことになったためか、具体的な思い出エピソードのようなものはほとんど語られていません。
ネット上では、「ペンキ屋の社長だった」「職人だった」などいくつかの説が出回っていますが、いずれも確かな裏付けがあるとは言い難く、本人や家族が公に認めたものでもありません。
一方で、祖父母とはとても仲が良かったようで、バラエティ番組ではおじいちゃんを独特のあだ名で呼んでいたエピソードや、「無人島に持っていきたいもの」におばあちゃんの名前を挙げたトークなどが紹介されています。
父親が近くにいなかった時期を、祖父母を含めた家族みんなで支えてきたのかな、という空気が伝わってくる話が多いです。
お父さんのことをあまり語らないからこそ、そこにどんな思いや時間があったのか想像して切なくなる瞬間もありますが、その分、お母さんや弟さん、祖父母をすごく大事にしている姿から、“家族第一”の価値観がしっかり育っていることが伝わってきますよね。
平野紫耀の兄弟姉妹
平野紫耀さんには、2歳下の弟さんがいます。
ファンの間では“莉玖くん”の愛称で知られていて、名前を聞いただけで「あの弟くんね」とピンとくる方も多いと思います。
2018年9月4日放送の「踊る!さんま御殿!!」に出演した際、平野さんは弟の名前が「莉玖(りく)」であることを公表しました。
その後、弟さんは本名の「平野莉玖(ひらの りく)」として活動し、現在はアパレルブランド「RKS RICKY(リクスリッキー)」を展開する株式会社R・EMBLEMの代表取締役社長を務めています。
元ラッパー・ダンサーとしての経歴もある、多才でクリエイティブなタイプです。
RKS RICKYは「家族みんなで着られるストリート系アパレル」をコンセプトに、キッズから大人までサイズ展開のあるTシャツやスウェット、ベビー用のロンパースやスタイなどを展開しています。
オンラインショップでは完売アイテムが出ることも多く、平野紫耀さんのファンが「推しの弟のブランドを応援したい」と購入している様子がSNSからも伝わってきます。
実は幼少期、平野兄弟は「SHOW & RICKY」という名前で兄弟ユニットを組んでいた時期もあったそうです。
地元のイベントなどで一緒にダンスパフォーマンスを披露していたとされていて、当時を知る人たちの間では、今でも“伝説の兄弟ユニット”のように語られています。
想像するだけで少し胸が熱くなりますよね。
さらに、2015年3月25日には、莉玖さん名義で5曲収録のCDが発売されていたことも分かっています。
PVには本人が出演していて、アーティストとしての表現力の高さもしっかり感じられる作品になっていました。
いつかNumber_i側の企画とRKS RICKY側の活動が交差して、兄弟でのステージ共演やコラボが実現したら…とつい期待してしまいます。
そして、弟がいることはかなり知られていますが、「実は妹もいるのでは?」という噂も広がっています。
Happy Merry Xmas🎅🎄🎁
— RKS RICKY (@RKSRICKY1) December 25, 2020
皆さまも素敵なクリスマスをお過ごし下さい✨
Together with my young sister #RKS#RKSRICKY#リクスリッキー#Merry Xmas pic.twitter.com/B95SVygE1p
きっかけになったのは、2020年12月25日に莉玖さんが、自身のブランド「RKS RICKY」のTwitterに投稿した一枚の写真です。
サンタのコスプレ姿で、小さな赤ちゃんを抱き上げているショットに、「my young sister」とコメントが添えられていました。
この投稿から、「平野兄弟には、20歳以上年の離れた妹がいるのでは」と一気に話題になりました。
写真の女の子は顔出しされていませんが、サイズ感から見ると0〜1歳くらいの小ささに見えます。
もしこの子が本当に平野紫耀さんの妹だとしたら、かなり年の離れた、まさに“家族のアイドル”のような存在の妹ができたことになりますよね。
実際、妹さんとみられる子がRKS RICKYのベビーモデルとして登場しているのでは、と話題になったこともありました。
ただ、この点についても、平野さん本人やご家族がはっきりと関係性を説明したわけではありません。
あくまで「弟が“young sister”と呼んでいる女の子がいる」という事実から生まれた推測であって、公式な家族構成として断定できる段階ではないと感じます。
それでも、兄弟でブランドを立ち上げて一緒に盛り上げていたり、テレビやSNSで家族のエピソードがたびたび登場したりする姿を見ると、「家族でクリエイティブに動いている、あったかい一家」というイメージが自然と浮かんできます。
そこに惹かれて、ますます応援したくなる方も多いのではないでしょうか。
まとめ
今回は、平野紫耀さんの本名の由来から、実家やお母さん・お父さん、弟の莉玖さんや噂されている妹さんについてまで、今出ている情報をもとに整理してお話ししました。
若くして平野さんを産み、体調が万全でない中でもシングルマザーとして兄弟を育ててきたお母さん。
幼少期の記憶にはあまり残っていないというお父さんに代わって、祖父母を含めて支えてくれた家族。
そして今は、自分の道を切り開いてブランドを立ち上げた弟の莉玖さんや、存在がささやかれている年の離れた妹さん。
守山区のアパート暮らしから始まり、今では名古屋市内に“母への恩返しの家”とも言われる大きな家を構え、世界を視野に入れたステージで活躍している平野紫耀さん。
その背景にはいつも、「家族を幸せにしたい」「支えてくれた人たちに恩返しがしたい」というまっすぐな気持ちが流れているように、私は感じています。
SNSでも、「家族への言葉に傷つくことがあっても折れずに前を向く姿が尊敬」「こんなふうに家族を大事にしている人を推せて誇らしい」といった声がたくさん上がっていて、ただの“スター”ではなく、“人として応援したくなる存在”として愛されていることがよく分かりますよね。
これからもNumber_iとして、そして一人のアーティストとして、世界へ羽ばたいていく平野紫耀さん。
その大きなステージに立つ姿の裏側には、名古屋で一緒に頑張ってきた家族の時間が確かにあるのだと思うと、応援する手にも自然と力が入ります。
これからの活躍も、「平野家」ごとまるっと見守っていきたいな、としみじみ感じます。




