野中生萌さんは、2020年東京オリンピックから正式種目となったスポーツクライミングの代表選手で、数々のメディアにも露出している日本のクライミング界の広告塔的存在です。
今回は、野中生萌さんの学歴や経歴、所属スポンサーなど調べてみました!
野中生萌の名前の読み方は?
珍しい名前の読み方は生萌(みほう)と読みます。
5月の草木が萌える時に生まれたからということが由来だそうです。
初対面で読み方を聞かれることが多そうですが、とても素敵な名前ですね。
野中生萌の学歴
9歳の時にクライミングを始めている野中生萌さんは、小学校5年生頃から出場した大会では優勝するほどの実力をつけていました。
幼少期からスポーツ万能だったと言われている野中生萌さんの学生時代を調べてみました!
野中生萌の出身中学
出身中学校は東京都豊島区駒込中学校です。
出身地である豊島区の公立中学校に通っていた野中生萌さんは中学時代、吹奏楽部に在籍していました。
クライミングと吹奏楽の二足の草鞋を履いていたようですね。
中学校時代には多数の公式大会に出場し上位の成績を残しており、最高成績として、第13回JOCジュニアオリンピック大会(L)で優勝という結果を残しています。
このように中学校時代から野中生萌さんは着実に力をつけていたようです。
野中生萌の出身高校
出身高校は目黒日本大学高等学校です。
この高校には芸能コースがあり、数多くの芸能人の出身校で、通っていた芸能人は仲間由紀恵さん、新垣結衣さん、前田敦子さん、菅田将暉さんなど多数のタレント、俳優、アイドルやスポーツ選手がいます。
野中生萌さんは、目黒日本大学高等学校でスポーツコースに入学していましたが、学業とトレーニングの両立は難しかったようで、高校2年生の時に通信制に編入し直したそうです。
高校1年生の2013年には、初めての世界大会である「IFSCクライミング・ワールドカップ(L)ブリアンソン」に日本代表として出場しており、高校3年生の頃には世界大会でも幾度か優勝しています。
日本代表の女子選手の中で圧倒的に背中が大きい野中選手ですが、高校生のころは身長が伸びて筋肉が付きだしたことによる身体の変化から思ったよう登れないときがありました。
この時から野中生萌さんのスタイルは現在のパワフルな登りへと変化していったようで、リードの大会だけでなくボルダリングの大会でも成績が残せるようになっています。
野中生萌は立教大学に行ってない!
高校を卒業した野中生萌さんはプロクライマーを目指すことを決意し、大学には進学していません。
しかし野中生萌さんは、なぜかネット上で立教大学に通っているのでは?と噂されています。
その噂の原因は、地元の立教大学のキャンパス内に「スピード種目」専用の壁を設置したということでした。
というのも、クライミングの競技は、ボルダリング、リード、スピードの3種目に分かれていますが当時、スピードの練習場が野中生萌さんの近くにありませんでした。
そのため、立教大学と野中生萌さんが豊島区と連携し、クラウドファンディングで資金を募り、池袋キャンパス内に東京23区では初となるスピードクライミング壁を設置したということです。
練習場として立教大学に行かれていましたが、生徒ではないということですね!
野中生萌のプロフィールや経歴
本日、ボルダリングの野中生萌選手とのXFLAG所属契約を発表しました!
日本を背負って戦う彼女をぜひ応援してください!(╹◡╹)https://t.co/eUNjykcygI pic.twitter.com/kLtmz5tjvD
— 木村弘毅 Koki Kimura (@kokikimura) January 22, 2019
出身地:東京都豊島区
身長:162cm
体重:53kg
握力:44.8kg
野中生萌さんは、保育園から小学校低学年まで、バレエと体操を習っていて、小学校3年生のときには音楽を習い、サックスやエレクトーンも弾けたそうです。
色んな才能があった野中生萌さんですが、どの習いごとよりも、クライミングが一番楽しかったようで、クライミングに出会ったのは小学校3年生の9歳のときでした。
登山が趣味だという父親に連れられて、池袋のクライミングジムに行ったのがきっかけだったそうです。
野中生萌さんには2人のお姉さんがいるのですが、お姉さんたちが簡単そうにヒョイヒョイッ!と登るのを見て、「絶対負けない」と夢中になっていったそうで、幼少期から負けず嫌いな性格だったのかもしれませんね。
それからは、学校が終わるとすぐに母親の車でジムまで送ってもらい、閉店までひたすら登り続けたそうです。
そしてクライミングを始めて2年が経った2008年には「ジュニアオリンピック大会」に出場され、2位という成績を収めます。
2010年の「ジュニアオリンピック」に出場された際には自身初となる優勝を果たされ、国内チャンピオンになりました。
野中生萌さんは9才の頃からクライミングを始めているので、公式大会で実績を残すまでに3年ほどしかかかっていないということになりますね。
驚異的な速度で成長していることが分かる実績で、以降も数々の表彰台にのぼってきた野中生萌さんを紹介する上で外せないのが、IFSCワールドカップ2018のボルダリング年間王者を獲得したことです。
東京五輪のスポーツクライミングはコンバインドという「ボルダリング」、「リード」、「スピード」の3種目の混合で成績が争われます。
野中生萌さんは、ボルダリングとスピードの2種目においてかなりの好成績が狙える実力を持っていて、特にスピードの種目においては日本記録保持者ということもあり、かなりの注目が集まっているようです!
さらなる活躍が見られることを期待したいと思います。
野中生萌の所属やスポンサー
野中生萌さんは、2016年から2018年までTEAM auに所属していました。
オリンピック日本代表の野口啓代選手や、楢﨑智亜選手と共に切磋琢磨しながら練習していたようです。
2019年からはXFLAGスタジオとの所属契約を締結し、新たな環境でオリンピックへ向けて力を蓄えてきました。
現在は東京オリンピックゴールドパートナーでもあるNECとも契約しており、他にもレッドブルやアディダスなどとも契約しています。
CMなどで見かけた方も多いのではないでしょうか!
まとめ
今回は野中生萌さんのプロフィール、経歴、学歴などをご紹介しました。
野中生萌さんは日本人選手の中ではかなり体格が良く、遠くのホールドに飛びつくランジなどのダイナミックかつ瞬発力を要する動きを得意としていて、オリンピックでのパワフルな登りも注目してほしいです。
今後の活躍にも期待したいと思います!