競泳選手の大橋悠依さんは、東京五輪の女子200m・400m個人メドレーで金メダルを獲得し話題を集めました。
あまり目立たない存在だったという大橋悠依さんは、どんな人なのでしょうか。
今回は、大橋悠依さんの経歴や出身学校、年収などについて調べてみました。
大橋悠依の学歴
大橋悠依さんが通っていた学校について調べてみました。
大橋悠依の出身小学校
大橋悠依さんは、彦根市立佐和山小学校出身です。
幼稚園時代に彦根イトマンスイミングスクールで水泳を始め、3年生の時に背泳ぎで初めてジュニアオリンピックに出場しています。
大橋悠依の出身中学
小学校卒業後は、彦根市立東中学校に進学しました。
3年生の時、全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会の200m個人メドレーで優勝を果たしました。
大橋悠依の出身高校
中学卒業後は、滋賀県立草津東高等学校に進学しました。
大橋悠依さんは体育科に在籍、偏差値は50です。
2011年に山口国体の100m背泳ぎ、ジャパンオープンの200m背泳ぎ、2012年に県民体育大会高校の部の200m平泳ぎ、2013年にオーストラリアユースオリンピックフェスティバル400m個人メドレーで滋賀県記録を作っています。
大橋悠依の出身大学
高校卒業後は、東洋大学に進学しています。
大橋悠依さんは国際地域学部国際観光学科(現・国際観光学部国際観光学科)に在籍、偏差値は50です。
大学時代は、2年生で出場した日本選手権では最下位(40位)に終わるなど、膝の脱臼による故障や貧血に悩まされ記録が伸びなかった時もありました。
しかし4年生の時に日本選手権400m個人メドレーに出場して当時の日本記録で優勝を果たし、200m個人メドレーでも優勝して2冠に輝き注目を集めました。
さらにハンガリー・ブダペストで行われた世界選手権200m個人メドレーでは、日本記録2分07秒91を樹立して銀メダルを獲得しています。
大橋悠依は病気だった?
大橋悠依さんは、幼い頃から身体が弱く、卵やエビのアレルギーなどに悩まされ、小学校の給食は別メニューだったそうです。
水泳を始めたのも、お姉さんの影響だけではなく健康のためでした。
そんな大橋悠依さんは、大学生の時に血液検査で「極度の貧血」と診断されました。
その前から水泳では不調が続き、家族からも「顔色が悪い」と心配されていたそうです。
原因が分かったことでお母さんが鉄分豊富なヒジキやアサリなどを大橋悠依さんに食べさせ、薬を飲むなど改善を図りました。
すると体調が戻り、大橋悠依さんは再び記録を伸ばすことが出来るようになったのです。
大橋悠依は引退危機だった?
2015年の日本選手権に出場した大橋悠依さんは、200メートル個人メドレーで最下位となり、その後も体が思うように動かず、記録が伸びなくなりました。
周囲からは練習に身が入っていないと誤解され、帰るように言われたこともあったそうです。
原因は貧血だったものの、この時はまだ大橋悠依さんも周囲も何が原因だったのかはわかっていませんでした。
そのため大橋悠依さんは「もう無理です。水泳をやめます」と、引退を口にしました。
しかし無名だった高校時代に声をかけてくれた恩師の平井伯昌さんに慰留されたことで引退は踏みとどまり、貧血の発覚から改善を行い、大橋悠依さんは日本を代表する競泳選手になったのでした。
大橋悠依のプロフィールや経歴
名前:大橋悠依
生年月日:1995年10月18日
出身地:滋賀県
血液型:B型
身長:174cm
所属:イトマン東進
幼稚園時代に彦根イトマンスイミングスクールで水泳を始めた大橋悠依さんは、2018年に大学を卒業、第94回日本選手権水泳競技大会の400m個人メドレーに出場、4分30秒82の日本新記録を記録して2年連続の優勝を果たしました。
2019年の世界水泳選手権では、女子200m個人メドレーは泳法違反により失格となるも、400m個人メドレーで4分32秒33で3位となり、2大会連続のメダルを獲得しています。
2021年には初めて五輪の日本代表に選ばれ、女子400m個人メドレー、女子200m個人メドレーで金メダルに輝きました。
日本人女子競泳選手が1大会2つの金メダルを獲得するのは史上初とのことです。
2022年には、日本女子競泳界初のプロスイマーになりました。
大橋悠依の所属やスポンサー
大橋悠依さんは、イトマン東進に所属しています。
こちらにはロンドンオリンピック男子100メートル背泳ぎで銅メダル、男子200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した入江陵介さんも所属しています。
スポンサーは「セイコーホールディングス」で、2022年のプロスイマー転向後に契約しました。
大橋悠依の年収
大橋悠依さんの年収は公表されていません。
水泳選手の収入は、大会での賞金やスポンサー料、会社からの給料などです。
大会での賞金は10万円~15万円程度で、社会人選手であれば給料は一般企業の平均年収である400万円程度といわれていることから、他のスポーツのように何千万、何億円も稼げるというわけではないようですね。
大橋悠依の自宅
大橋悠依さんの自宅の場所は公表されていません。
現在の練習拠点は東京ということで、都内のどこかではないかと思われます。
まとめ
東京五輪で2つの金メダルを獲得した大橋悠依さんは、幼い頃からコツコツと練習を重ね、夢の舞台で頂点に立つことが出来ました。
今後の活躍にも目が離せませんね。