数々の映画やドラマで独特な存在感を放っている岸部一徳さんですが、どのような家族の中で育ったのでしょうか。
今回は岸部一徳さんの実家や家族構成について調べてみました！
岸部一徳の本名は？
岸部一徳さんの本名は「岸部修三（きしべ しゅうぞう）」です。
そして旧芸名は「岸部おさみ」でした。
ミュージシャンから俳優に転身するにあたり、樹木希林さんの事務所に所属された際、樹木希林さんの考案で、岸部一徳さんの父親の・岸部徳之輔の「徳」、そして「一」から出発するという思いと、樹木希林さんと仲の良かった市川森一さんの「一」をとって、「岸部一徳」と改名されたのだそうです。
命名されたのが大物女優の樹木希林さんとは、すごいですよね！
樹木希林さんと岸部一徳さんは4歳しか違わないのですが、岸部一徳さんは当時の樹木希林さんのことを「ものすごく大人に見えました」と話していました。
人生の岐路で出会った樹木希林さんは岸部一徳さんにとって、大きな存在なのかもしれませんね。
岸部一徳の実家
岸部一徳さんは京都府京都市出身です。
小学校、中学校は京都市中京区の学校に通われていたことから、そのあたりに実家がある可能性が高いですね。
近くには世界遺産である二条城もあり、京都の中でも観光地と言われていて、とても住み心地の良い場所だと言われています。
岸部一徳さんはどことなく、京都人っぽい雰囲気が漂っているのではないでしょうか！
岸部一徳の父親はどんな人？
岸部一徳さんの父親は、元職業軍人（戦時中は憲兵）だったそうです。
ただ岸部一徳さんが幼い頃に両親は離婚していて、生活が苦しかったと言われています。
離婚して、岸部一徳さんたち兄弟は、父親と暮らすことになるのですが、父親は、定職に就かず、フラフラとした遊び人だったことから、借金がかさんでは夜逃げを繰り返したそうです。
そのため岸部一徳さんが小学校１年生の時、伯母さん（父の姉）を頼って熊本へ引っ越したかと思えば、それから１年後には、再び京都に戻り、さらにその後も、小学校を４回も転校するなど、あちこちを転々とされていました。
岸部一徳さんは兄弟がなんと9人と多いので、頻繁に転校していた当時も兄弟がいて心強かったかもしれませんね。
岸部一徳の母親はどんな人？
岸部一徳さんの母親についてですが、ご本人が母親について話されることがあまりないため明らかになっていませんでした。
恐らく幼少期に離婚されて、岸部一徳さんは父親のもとで育っているので、あまり生活を共にされていなかったのかもしれませんね。
今後どこかで話される機会があるまで、静かに見守っていきましょう。
岸部一徳の弟は岸部四郎
岸部一徳さんには兄弟が９人います。
岸部一徳さんは、９人兄弟の３番目で、４番目に誕生したのが同じく「タイガース」でも活躍されていた岸部四郎さんです。
2人はソックリなので、双子に間違えられることも多かったようです！
岸部四郎さんは、2020年8月28日に急性心不全で71歳の年齢でお亡くなりになりました。
そんな2人の兄弟仲は、悪かったと噂されています。
原因は岸部四郎さんが、多額の収入があったにも関わらず浪費癖のため、1998年には負債額４億円といわれる自己破産をしていることです。
そのため、岸部一徳さんは、破産した弟を突き放したという情報がありました。
ただ2003年に岸部四郎さんが脳梗塞で倒れると、弟に寄り添うようになり、弟に対してマネージャー経由でお金を渡してあげたこともあるそうです。
絶縁状態といわれる時期もあったそうですが、やはり岸部一徳さんは弟想いのお兄さんで、最終的に手を差し伸べられています。
そして、2013年には「ザ・タイガース」復活ライブが開催され、兄弟そろってのステージ演奏となりました。
岸部一徳さんが弟の岸部四郎さんをしっかり支えられていますね。
仲が悪いと言われていたのは、2人の性格がまったく異なることもあり、岸部一徳さんは破天荒な弟の生き方に呆れたのではないかと言われています。
ただ「才能は弟の方があったと思う」と岸部一徳さんは発言されていて、破産や病気でキャリアが中断してしまった弟の状態を、「もったいない」とも語っていました。
対照的だった兄弟ですが、年齢を重ねて寄り添い合うことができ、最終的に和解できたのは、2人だけでなく、ファンにとっても大きな喜びだったでしょう。
まとめ
今回は岸部一徳さんの実家や家族構成についてご紹介しました。
岸部一徳さんはまったく仕事がない時期もあったり、弟の四郎さんの破産宣告もあったりと苦労人であることが分かりました。
経験豊富な岸部一徳さんだからこそ、俳優として活躍されているのかもしれませんね！
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