元「AKB48」のメンバーで女優・歌手の増田有華さんは幼い頃にがんを患っていたことを明かしています。
病気を乗り越えた増田有華さんを支えた家族はどんな人なのでしょうか。
今回は、増田有華さんの病気や家族について調べてみました。
増田有華は小児がんを克服していた
増田有華さんが小児がんを患ったのは、2歳の時でした。
最初にどこの臓器で生まれたものかは分からなかったものの、見つかった段階で、既にすい臓や腎臓、肝臓など、いくつかの場所に転移していたそうです。
2歳から半年ほど病院に入院しており、点滴に繋がれ、注射する日々を送っていました。
増田有華さんはこの時の記憶について「点滴をしている自分が当たり前という感覚だけは、かすかに覚えています」と明かしていました。
2歳半くらいの時にがんが半分に減って、退院できるようになり、その後も治療を続けるうちに、がんは徐々になくなっていったのです。
これは奇跡的なことで、この話をしても「医学的に証明できない」と言われ、信じてもらえないそうです。
増田有華さんを担当していた医師は「いろいろな小児がんの子を診てきたけれど、この子は本当によく笑う。病人の顔じゃない」と言ってお母さんを励ましながら、懸命に治療を続けてくれました。
そのため増田有華さんは「このような強い思いが完治に繋がったのかもしれない」と答えていました。
がんは完治した増田有華さんですが、先天性の免疫不全があり、血液検査を受けると毎回「白血球の数値が低いね」と言われてしまっていました。
しかし2016年に改めて検査をしたところ、免疫力が通常の数値に戻っていたと明かしています。
増田有華の実家は大阪
増田有華さんは、大阪府大阪市出身です。
実家の詳しい場所は公表されていませんが、大阪市立三国中学校出身ということで、この学校の学区内に実家があるのではないかと思われます。
増田有華の父親の職業は？
増田有華さんのお父さんは、増田健作さんといいます。
職業は、体育の教員免許を持っていて、体育の先生をしているとのことでした。
一般人ではありますが、増田有華さんのSNSには顔写真が投稿されています。
お父さんはギターと歌が得意だったことから、増田有華さんも小さな頃から歌うことが大好きになりました。
増田有華さんが入院していた時は個室の病室でお父さんがギターを弾き、それに合わせて増田有華さんはラムネのお菓子が入ったおもちゃのマイクを握って、元気に歌っていたそうです。
増田有華の母親はどんな人？
増田有華さんのお母さんは、増田真知子さんといいます。
お母さんも体育の教員免許を持っているようです。
増田有華さんが入院してからは体重が10kgほど減り、「周りの子は公園で元気よく遊んでいるのに、なぜ有華だけ病院で点滴につながれる生活を送らなきゃいけないんだろう」とショックを受けていました。
「この子はもう駄目かもしれない」と喪服まで用意していたほどでした。
それでもお母さんは増田有華さんが退院したら「一緒にファミレスに行く」という夢を持ち、増田有華さんの入院生活を支えました。
増田有華さんがAKB48に合格し上京することになった際も「有華にはきっと特別な使命がある。生きていてくれるだけでもありがたいんだから、東京でやりたい夢をかなえてきなさい」と言って送り出してくれたのだそうです。
増田有華の兄弟や姉妹
増田有華さんは、一人っ子で、兄弟はいません。
実家には愛犬の「ももちゃん」がおり、増田有華さんにとっては妹のような存在になっています。
まとめ
2歳でがんを患い、いくつもの転移があったものの奇跡的に完治した増田有華さんは、「がんを経験したからこそ今の私がある」と明かしていました。
この先も身体を大切にしながら、芸能界で頑張ってほしいと思います。