「百獣の王」と呼ばれるタレントとして有名な武井壮さんは、元陸上競技の選手でスポーツ万能なイメージですが、学生時代は学校の成績もトップで特待生だったそうです。
今回は武井壮さんのプロフィールや学歴などについて調べてみました!
武井壮の学歴
武井壮さんは運動能力がずば抜けていることは有名ですが、運動だけでなく勉強もしっかりされていて学生時代、特待生だったのです。
文武両道の武井壮さんがどんな学校生活を送っていたのか調べてみました!
武井壮の出身小学校
武井壮さんは葛飾区立亀青小学校を卒業しています。
実は武井壮さんの両親は、武井壮さんが小学2年生にあたる7歳の時に離婚しています。
母親は行方不明で父親は新しい家庭をすでに築いていたので、武井壮さんは兄・武井情さんと2人で暮らしていました。
おそらく住む家は父親が用意したと考えられますが、小学生2人でどうやって生活していたのだろうと想像できないくらいの状況ですよね。
そのため、生活費を稼がなくてはいけないけれど小学生ではアルバイトはもちろんできません。
そこで武井壮さんは近所の家に1件ずつ交渉し、「朝、ごみ袋を家の前に出せば、集積所まで武井壮さんが持っていく」という仕事を考えだし、月極め500円で150件ほど受けていたと言われています。
小学生の時から、生活費のことを考えないといけないぐらい、生活が苦しかったんですね。
自身のSNSでも幼少期に行っていた駄菓子屋のおばちゃんにも気にかけてもらっていたことを明かしていました。
また、当時から坂道ダッシュが好きだった武井壮さんは、少しでも早く走りたい気持ちからタイムを計り、データを取って研究していたんだそうです!
今の武井壮さんの面影が感じられますね。
武井壮の出身中学
武井壮さんは東京都葛飾区にある修徳中学校を卒業しています。
中学時代は野球部に所属していました。
当時大変な生活をしている武井壮さんにさりげなく何か食べさせてくれたのが野球部の監督さんでした。
通っていた中学は給食ではなく、弁当持参だったので、自分で作ることも買うことも出来なかったそうです。
そんな武井壮さんの学費はどうしていたかというと、武井壮さんは中学・高校の6年間、一円も学費を支払っていませんでした。
理由は、勉強の方の特待生だったので、完全な学費免除だったようです。
常に成績がトップだった武井壮さんは、特待生で居続けられ、この修徳学園に通うことになったのも奨学金がもらえるからという理由でした。
当時からすごく努力をされてきたのでしょう。
武井壮の出身高校
中高一貫校へ通っていた為、そのまま修徳高等学校へ進学し、卒業しています。
高校ではボクシングをされていたそうです。
高校でも、特待生だった武井壮さんは勉強も手をぬかず、トップをキープしていたといいます。
特待生を維持するために、よい成績をとらなければいけないというプレッシャーもあったでしょう。
経済的にも苦しい状況の中で学生時代を乗り越えてこられたんですね。
武井壮の出身大学
武井壮さんは神戸学院大学・法学部・法律学科へ入学し、1996年に卒業していますが、その後1996年に中央学院大学・商学部に編入し、1998年に卒業しています。
なぜ編入したのかというと、陸上競技でスカウトをされたからでした。
武井壮さんは、大学の入学後に短距離走を始めていて、大学に入学するまで陸上競技をしたことがなかったにもかかわらず、わずか2年半で日本一になりました!
入学当初は、野球かアメリカンフットボールか柔道をしようと考えていたそうです。
100mを10秒台で走る中学の時の友達から「お前は走る才能があるから、陸上をしたほうがいい。」と勧められて陸上に決めたそうです。
短距離の100mから始め、生まれて始めての大会で10秒9を叩きだし、3年生の時には『十種競技』という陸上競技に出場するようになりました。
中央学院大学に編入したときに、「2年で日本一になる!」と決め、学校の授業以外の時間をほとんど練習に費やしたそうです。
1997年『第81回日本陸上競技選手権大会十種競技』で日本一になっています。
そしてなんと、神戸学院大学では社会科、中央学院大学では商業科の高等学校教員免許を取得していたのでした。
まさに、文武両道を確立させていたということですね。
武井壮のプロフィールや経歴
生年月日:1973年5月6日
出身地:東京都生まれ
身長/体重: 175センチ、69キロ
血液型:A型
所属:SPECIALIST JAPAN
武井壮さんは、神戸学院大学で陸上を始めて、10種競技を志してから、わずか2年半で1997年の時に日本選手権で優勝しています。
十種競技(二日間で十種の競技を行い、合計得点で競う陸上競技)で見事、日本チャンピオンになれた武井壮さんですが、実はひどくがっかりされていました。
それは「チャンピオンになったらスターになれる」「人生が開ける」と思っていたのに、街を歩いていても誰も自分に気づかないということでした。
そして「テレビでたくさん放映されているゴルフだったらいいんじゃないか。そこで一番になったら自分の求めているものが手に入るんじゃないかと」という想いで、その後ゴルフに転向されます。
ゴルフ留学でアメリカにわたり、試合に出られるくらいにはなったそうですが、陸上とゴルフではカロリー消費量が違うため太ってしまったんですね。
そこで減量のために山に走りに行き、巨大な鹿と遭遇したそうなのですが、「襲われる!」と思ったら、腰が抜けてしまい、でも、そのまま鹿は走り去って、事なきを得たのですが、人生を揺るがす衝撃だったと明かしていました。
陸上でチャンピオンになって、ゴルフもできるようになったけど、山の中で鹿に出会ったら何もできなかった。これではいかんと思った武井壮さんは、急いで日本に帰り、動物図鑑を買い込んで動物を調べまくり、まずは動物から身を守る能力を得るためのトレーニングを始めます。
その経験がゆくゆくは、スポーツトレーナーという職業に結びつき、スポーツトレーナーの傍ら芸能活動を始め、2012年に中居正広さんが司会のフジテレビ系「うもれびと」に出演し「百獣の王を目指す男」としてブレークされました。
今では、ダンサーやライター、司会業など多彩な才能を発揮していて、サッカー選手の本田圭佑さんが発起人の東京都社会人サッカーリーグ3部のEDO ALL UNITED監督も務めています。
武井壮さんは多忙の中、今でも毎日トレーニングをしたり、暇さえあればいろんな勉強をしているそうです。
「僕は毎日、成長したい。昨日の僕より、今日の僕のほうが成長できているか、それを意識して過ごしています」と話していて、武井壮さんから学ぶことは本当にたくさんありますね。
いつも明るく元気な武井壮さんですが、内に秘めている思いは、小さい頃に母親と離れ離れになるなど、複雑な生い立ちが背景にあるからかもしれませんね。
これからも武井壮さんのさらなる活躍に期待していきたいと思います。
武井壮の利き手は左?
武井壮さんは、特に利き手がなく、両方の手を使い分けることが出来るそうです!
自身のTwitterでも明かされていました。
両手をこれだけ使い分けることが出来る人は、芸能界の中でもダントツなんじゃないでしょうか!
また武井壮さんは、YouTube動画で、利き手を強制するトレーニング方法をご紹介されていました。
頭を使って、イメージ通りに手を動かすというのが大事なようですね!
利き手が定まっていれば、特に両手を使いたいと思う機会は、なかなかない気がしますが、使えるように努力されるところが武井壮さんのすごいところですよね。
フェンシング協会の会長に就任して話題に
日本フェンシング協会は2021年6月19日に、男子フルーレの08年北京オリンピック(五輪)個人、12年ロンドン五輪団体で日本最高の銀メダル2個を持つ太田雄貴会長が会見し、自身の退任と新会長に武井壮さんが就く人事を発表されました。
武井壮さんは陸上の選手(十種競技の元日本王者)でフェンシング経験はないものの、「会長に必要な能力であるビジョンを掲げられること、大きな発信力がある」ということから、新会長に選ばれたそうです。
武井新さんは「自分もマイナー競技の出身で、日本一になっても生活が豊かにならなかった。(芸能界に)道を変えて10年で現在の立場を確立した。その経験をフェンサーに伝えていきたいし、フェンシングの魅力を伝える作業はまだまだ足りていないと思っている。発信していきたい」と抱負を語っていました。
野球のようなメジャーなスポーツに近ずくためにも、まずはフェンシングに興味を持ってもらうよう、レクリエーションを進めていかれるようです!
武井壮の筋肉がすごい!
1973年生まれの武井壮さんは、2021年10月時点で48歳ですが腹筋と腹斜筋は男性も憧れる美ボディです!
芸能界のマッチョで有名な方も武井壮さんの筋肉に憧れている方が多いようですね!
見ての通り、腹筋もバキバキです!
極限まで鍛えられた筋肉がかっこいいですよね!
そんな武井壮さんですが、ただ身体を大きくされたいわけでなく、筋肉のつけかたにもこだわりがあるようです!
武井壮のトレーニング方法は?
気になる武井壮さんのトレーニング方法ですが、度々自身のSNSでも載せられていて、かなりキツそうなトレーニングをされています!
夜にダッシュをされている様子が度々乗せられているので、毎日のルーティーンなのかもしれません。
また自宅にトレーニングルームをあるようで、ベンチプレス、 エアロバイクを日々行われています。
見ての通り、きつそうな表情をされていますよね。
また武井壮さんは鍛えたい部分の肉を食べることをすすめられていて、現に武井壮さんは学生時代自身の脚力UPするために、馬肉をよく好んで食されていたそうです。
トレーニングだけでなく、食事にもかなり気をつかっていることが分かりました。
まとめ
今回は武井壮さんのプロフィールや学歴などについてご紹介しました。
「今が最高!」と話す武井壮さんは、学生時代からの知られざる努力があったことが分かりました。
これからも武井壮さんのますますの活躍に注目していきたいと思います。