中村獅童さんは、歌舞伎役者として、そして俳優として活動しています。
学生時代はどんな生活を過ごしていたのでしょうか。
今回は、中村獅童さんの経歴や出身学校、年収、筋肉などについて調べてみました。
中村獅童の学歴
中村獅童さんが通っていた学校について調べてみました。
中村獅童の出身小学校
中村獅童さんは、明星学園小学校出身です。
暁星学園も受けたものの、入学試験の体力測定で逆走したため不合格になってしまったそうです。
当時について「歌舞伎役者がいっぱい通っている学校に、行きたくなかったんだと思う」と明かしていました。
小学生の頃はサッカークラブに入り、サッカーに打ち込んでいました。
中村獅童の出身中学
小学校卒業後は、明星学園中学校に進学しています。
こちらの学校の偏差値は、33です。
中学時代にロックバンドを始めた中村獅童さんは、歌舞伎役者として活動していたこともあり、部活動は行っていません。
中村獅童の出身高校
中学校卒業後は、明星学園高等学校に進学しました。
こちらの学校の偏差値は、59です。
高校時代は遅刻は多い、勉強はしない、人の話は聞かないで親がしょっちゅう学校に呼び出されていたそうです。
そんな中村獅童さんは「高校時代、不良になりきれなかった」そうで、その理由は中村獅童さんが金髪にしても怒らず、記念写真を撮ったり、中村獅童さんのバンドをライブハウスで見て踊り狂ってるお母さんの存在があったからと明かしていました。
高校時代はバンド活動に熱中し、当時大人気のロックバンド「UP-BEAT」のPVにエキストラ出演するなどしていたため、歌舞伎を辞めて音楽をやろうか悩んでいたそうですよ。
中村獅童の出身大学
高校卒業後は、1年浪人を経て日本大学芸術学部に進学しました。
中村獅童さんが在籍していたのは演劇学科で、偏差値は58です。
大学時代はバンド活動やラーメン屋でアルバイトをするなどしていましたが、1年生の時に授業の一環で客席から歌舞伎を見たことがきっかけで中退し、歌舞伎役者の道を歩むことを決めました。
中村獅童さんのお母さんは歌舞伎役者としてやっていくことに反対していたものの、「すごく悩んだけど、獅童が歌舞伎をやってみたいと思うならもう全力で応援しようと決心したの。これからは何でもやる」と自身の思いを明かしていました。
中村獅童のプロフィールや経歴
名前:中村獅童
生年月日:1972年9月14日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:177cm
所属事務所:中村獅童事務所
中村獅童さんは、歌舞伎の名門・小川家(旧播磨屋、現・萬屋)に生まれました。
1981年6月歌舞伎座『妹背山婦女庭訓』「御殿」の豆腐買の娘おひろで二代目中村獅童を名乗り、8歳で初舞台を踏みます。
しかし子役を過ぎた中学時代から役がつかなくなり、音楽活動の方に力を入れていました。
大学の授業がきっかけで歌舞伎の世界に戻り、20代半ばからは歌舞伎と並行して野田秀樹や大人計画などのオーディションを受け始めます。
劇団のオーディションでは落選続きだった中村獅童さんですが、2002年公開の映画『ピンポン』で準主役を射止め、日本アカデミー賞、ゴールデン・アロー賞(映画新人賞)、ブルーリボン賞、日本映画批評家大賞、毎日映画コンクールの各新人賞5冠を受賞し、役者として注目を集めたのです。
その後は多くのドラマや映画に抜擢、映画『阿修羅のごとく』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、浅草芸能大賞新人賞を、映画『いま、会いにゆきます』では日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞しています。
2009年には重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員になりました。
「歌舞伎を見たことのない人々に歌舞伎を知って欲しい」という思いから、2016年にニコニコ超会議でバーチャルアイドル初音ミクと共演する「超歌舞伎」の上演を行うなど新しい試みも積極的に行っています。
中村獅童の屋号
中村獅童さんの屋号は、「萬屋(よろずや)」です。
こちらの屋号は、三代目中村歌六の妻・小川かめさんの実家が市村座の芝居茶屋をしていた小川吉右衛門の「萬屋」だったことに由来しています。
1971年、初代中村錦之助さんら小川家一門が播磨屋から独立するかたちで名乗りはじめました。
中村獅童の年収
中村獅童さんの年収は公表されていません。
ネット上では「1億円超え」と噂されていました。
中村獅童さんは歌舞伎以外の仕事が多いため、収入のほとんどはドラマや映画など「俳優」としてのものだと思われます。
中村獅童の筋肉がすごい!
中村獅童さんの身体を見ると、かなりしっかりした筋肉がついていますね。
しかし中村獅童さんはあるインタビューで「僕、カラダを鍛えるとか、そういうのほとんどしないんですよ」と明かしていました。
それでも筋肉がついていることについては「稽古自体が筋力トレーニングみたいなものなんですよ。10kg以上ある衣装を着て踊ったり、立ち回りしたり、辛い体勢やポーズも多いし。重心をしっかり置くことが基本で、そういう稽古をするわけだから自然に鍛えられるし、筋力もつく」とのことでした。
ただ歌舞伎以外の仕事のときは役に合わせて体をつくるそうで、舞台『淋しいのはお前だけじゃない』で主演を務めたときは、1カ月ちょっとで7、8kg体重を落としたそうです。
そしてハードなトレーニングをして、脂質・糖質を極力抑え、ノンアルコールという食事制限もしていたと話していました。
まとめ
幼い頃から歌舞伎が身近にあった中村獅童さんですが、歌舞伎の世界から離れることを考えていた時期もありました。
しかし歌舞伎の魅力に魅了され、現在も活動を続けています。
これからも中村獅童さんが感じた歌舞伎の世界を多くの人に伝えていってほしいですね。