デビュー時はナチュラルメイクだった鬼束ちひろさんですが、ある時から個性的すぎるキャラクターが話題になりました。
また鬼束ちひろさんはタトゥーを入れていますが、何故入れようと思ったのでしょうか。
今回は、鬼束ちひろさんのメイクやタトゥーについて調べてみました。
鬼束ちひろのメイクが過去と全然違う!
鬼束ちひろさんのデビュー時(2000年頃)の姿はこちらです。
そして2013年頃の鬼束ちひろさんの姿はこちらです。
この頃に『アウト×デラックス』に出演した際は、ロックでもナチュラルでもない奇抜なスタイルが波紋を呼びました。
ネット上では「別人過ぎて誰だかわからない」といった声が多く聞かれていました。
鬼束ちひろさんはデビュー時の姿について「事務所に指示されていたもの」とし、本人の意思ではなかったと話しています。
しかし事務所を移籍したことで、真っ赤な口紅をつけ、黒と赤を基調とした網タイツやブーツ、ミニスカートを着用してロックなキャラクターへと転身、自身のなりたい姿になることが出来たようです。
さらにその後「鬼束ちひろ & BILLYS SANDWITCHES」としてバンド活動を開始、このメンバーの中では勝手なイメージを押し付けられることもなく、自然体のキャラクターを出せると話していました。
そして現在は、奇抜なスタイルからまたナチュラルなスタイルに戻っていますね。
鬼束ちひろのタトゥーの場所や意味
鬼束ちひろさんは、両方の腕から指先にかけて広範囲に、タトゥーが入っています。
2010年から「有り余るパワーをコントロールするため」にタトゥーを彫っているとのことで、初めは左側だけだったものの、徐々に数を増やしているようです。
鬼束ちひろさんは、
「私のタトゥーは、簡単に言っちゃえば『ドラゴンボール』のかめはめ波みたいなもの。ファッションのためのタトゥーとは違う。必要に迫られて入れた、しるし」
と話していました。
タトゥーは鬼束ちひろさんが大好きなニューヨークで入れたそうで、「ちょっとしたノリで彫ってしまうほうが気分的には合っている」という思いから、現地の人にお店を紹介してもらい、ショッピングをするような感覚で行ったそうです。
入れる場所は直感で、
「パワーを溜めるならここしかないと思った。そのへんはアルバムのタイトルを決めるときの感覚と一緒。私は歌うとき、左腕の動きが独特だって言われるけど、もしかしたらそのことも関係があるのかもしれない」
と明かしていました。
鬼束ちひろさんのタトゥーはトライバル風の柄と星、ダイス、さくらんぼなどがあります。
イメージは最初から固まっていたそうで、トライバル風の柄については「パワーを封じ込める、結界みたいな役割」とし、さらにふたつのトライバルの間には、十字架のような模様とトゥーフェイスを入れて、手の甲から腕にかけて星を散らしています。
十字架のような模様は、キリスト教のモチーフが好きだから入れたとのことで「普通の十字架は嫌だったから自分でデザインした。トゥーフェイスには、全体で唯一ここだけ青とネオピンクの色を刺してもらった」と話していました。
星を入れたのは「ちょっとだけチャーミングにしたかったから」だそうですが、星には魔よけや才能の開花という意味があるとのことで、鬼束ちひろさんにぴったりともいえますね。
またダイスには「幸運」、さくらんぼには「使命や覚悟」の意味があります。
他にもマイケル・ジャクソンさんが好きという理由から「MJ」を入れようと思っていたものの、
「マーク・ジェイコブスさんに間違えられるのも癪だし、そうでなくても世の中にはいろんなMJがいるからやめといた」
と明かしています。
鬼束ちひろさんは昔からいろんなことをすぐに後悔してしまうタイプであるものの、タトゥーに関しては「数少ない後悔しなかったことのひとつ」になっているのだそうですよ。
まとめ
メイクやタトゥーが個性的な鬼束ちひろさんですが、現在は自身がなりたいと思っている姿になることが出来ているようです。
周囲に理解されないこともあるかもしれませんが、これからも無理をせず自分らしさを大切にしてほしいですね。