2018年の平昌オリンピックで銅メダルに貢献したカーリング選手の藤澤五月さんはどんな人なのでしょうか。
学生時代はどこの学校に通っていたのでしょうか。
今回は、藤澤五月さんの経歴や出身学校、年収について調べてみました。
藤澤五月のプロフィールや経歴
名前:藤澤五月
生年月日:1991年5月24日
出身地:北海道
血液型:O型
身長:156cm
体重:58㎏
所属:ロコ・ソラーレ
両親、兄弟共にカーリング選手の家庭である藤澤五月さんは、お父さんにカーリングリンクに連れていってもらったのがきっかけで、5歳からカーリングを始めました。
当時は同年代の子どもと比べ体が大きく、重さ約20kgの大人用ストーンを操れる天性の技術を既に持っていたそうですよ。
高校卒業後に中部電力に入社すると、2011年第28回日本カーリング選手権大会、2012年第29回日本カーリング選手権大会、2013年第30回日本カーリング選手権大会、2014年第31回日本カーリング選手権大会の全てで優勝を勝ち取りました。
しかしソチオリンピック出場をかけた2013年9月の世界最終予選日本代表決定戦で、北海道銀行フォルティウスに敗れて出場を逃し、藤澤五月さんにとって「どうしたらいいかわからなくなった」と思うほどの大きな挫折を味わいました。
そして5連覇がかかった2015年の日本選手権では決勝トーナメント進出を果たせず敗退、この大会を最後に2015年3月末、藤澤五月さんは中部電力を退社し、ロコ・ソラーレに入団します。
すると2015年パシフィックアジアカーリング選手権で優勝、2016年第33回日本カーリング選手権大会でも優勝と再び強いカーリングを見せることが出来るようになったのです。
藤澤五月さんが挫折から這い上がったきっかけは、ロコ・ソラーレの創設者である本橋麻里さんの「さっちゃんの、やりたいようにやればいいんだよ」という言葉でした。
またロコ・ソラーレのチームメイトと共に練習や試合を積む過程で、自分が先頭に立ってチームを引っ張らなくてもいい、弱みを見せてもいい、頼れる仲間に出会えているから「ひとりじゃないんだ」と考えることができるようになったそうです。
そんな中で挑んだ2018年平昌オリンピックでは、見事銅メダルを獲得しました。
さらに2018年3月に行われたミックスダブルス日本選手権では強化委員会推薦枠として山口剛史さんとペアを組み参加。ラウンドロビンから8戦全勝で優勝し、日本の女子カーリング選手としては小笠原歩に次いで2人目となる4人制・ミックスダブルス両方で日本選手権制覇を達成しました。
その後出場した世界選手権では、日本勢史上最高の5位入賞を果たしています。
藤澤五月の所属
藤澤五月産が現在所属しているのは、「ロコ・ソラーレ」です。
2010年に2度の冬季オリンピック出場を経験した本橋麻里さんにより設立され、現在は鈴木夕湖さん、吉田知那美さん、吉田夕梨花さんも在籍しています。
藤澤五月さんは、中部電力を退社した後に本橋麻里さんと会食の機会を持ち、その席で「さっちゃんも入らない? 私たちは、もう次に進んでいるよ」という本橋麻里さんの言葉に心を動かされて、ロコ・ソラーレへの移籍を決心したそうですよ。
藤澤五月の学歴
藤澤五月さんが通っていた学校について調べてみました。
藤澤五月の出身小学校
藤澤五月さんは、北見市立美山小学校出身です。
すでにカーリング漬けの日々を送っており、当時はお姉さんと共に地元・北見のチーム「ステイゴールドII」でプレーしていました。
藤澤五月の出身中学
小学校卒業後は、北見市立北中学校に進学しました。
1年生のときにお父さんは「感覚よりも理論を重視する」と藤澤五月さんの素質を見出し、お姉さんと交代する形でチームの作戦を立てるスキップを任せるようになったそうです。
後にチームメイトになる吉田知那美さんは練習試合で藤澤五月さんのチームと対戦したときに「同い年と聞いたけど、私たちとは比べものにならないくらいうまかった」と思ったというくらい、藤澤五月さんはすでに強い選手でした。
藤澤五月の出身高校
中学校卒業後は、北海道北見北斗高等学校に進学しました。
こちらの学校の偏差値は、62です。
高校時代から藤澤五月さんの心の中は「夢はオリンピック」でした。
1年生、2年生の2期連続で、日本ジュニアカーリング選手権優勝、パシフィックジュニアカーリング選手権優勝を果たし、世界ジュニアカーリング選手権に出場しました。
藤澤五月の出身大学
高校卒業後、藤澤五月さんは大学に進学していません。
カーリングにより力を入れるために、中部電力に就職しました。
藤澤五月の年収
藤澤五月さんの年収は公表されていません。
藤澤五月さんは保険代理店株式会社コンサルトジャパンに所属し、事務として勤務しながらトレーニングを行っています。
そのため、藤澤五月さんの年収はお給料と、カーリング選手としての大会の賞金ということになります。
しかしカーリングの大会賞金は、決して高くないそうです。
またカーリングはペアやチームなどの団体競技のため、賞金を独り占めできるわけではありません。
そのため藤澤五月さんの年収は400万円ほどではないかと言われています。
まとめ
幼い頃から高い実力を持っていた藤澤五月さんですが、ソチオリンピックに出場できなかったことで挫折を味わいました。
それでも今のチームに出会い、再び藤澤五月さんの実力が多くの人に見てもらえるほど、カーリングが注目されるようになりました。
これからも藤澤五月さんの活躍に目が離せませんね。