喜多村緑郎(きたむらろくろう)という名前を聞いてもピンとこない人は多いかもしれません。
読み方すら迷う人もいるかも知れませんね。
劇団新派で活躍する役者さんで、以前は歌舞伎で活躍していたこともあるのです。
そんな喜多村緑郎がどんな人なのかをお伝えします!
喜多村緑郎のプロフィールや経歴
生年月日 1969年1月6日
出生地 新潟県
身長 183 cm
体重 65kg
血液型 A型
所属劇団 劇団新派
事務所 松竹エンタテインメント
劇団新派の役者になる前は、歌舞伎で活躍していました。
しかし、喜多村さんの実家は歌舞伎の家ではなく、国立劇場第九期歌舞伎俳優を受講して歌舞伎役者になったのです。
キッカケは実の妹さんを病気で亡くして人生に絶望しかけた時にお母さんに勧められて受講をすることになったのです。
そのころは、寿司屋でアルバイトをしながら歌舞伎研修に勤しんでいました。
1988年4月に本名の神田和幸を名乗り、歌舞伎座にて『仮名手本忠臣蔵』三段目の本蔵家来ほかで初舞台を踏みました。
1988年7月に澤瀉屋の四代目市川段四郎さんに入門し、10月から市川段治郎を名乗ります。
1994年には三代目市川猿之助さんの部屋子となり修業を続け、2000年に名題昇進しました。
市川猿之助さんが主演を務めて注目を集めるスーパー歌舞伎で、猿之助さんの代役として『新・三国志Ⅲ』の謳凌、関羽を演じて、『桜姫東文章』では、坂東玉三郎さんの相手役に抜擢され、清玄、権助を演じて、大きな話題となったのです。
スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』では、市川右近さんと共にタケル、タケヒコをダブルキャストで主演する等、花形俳優として活躍しました。
2011年12月19日付にて二代目市川月乃助を襲名。
2016年1月 劇団新派へ入団し、2016年9月1日開幕の新橋演舞場「九月新派特別公演」にて正式に二代目 喜多村緑郎を襲名しました。
襲名披露公演は新橋演舞場と大阪松竹座にて行われたのです。
2013年1月27日に元宝塚歌劇団宙組トップスターである、女優の貴城けいさんと結婚しました。
奥さんとは舞台でも共演しています。
舞台で活躍している者同士で通ずるものがあったのでしょうね!
喜多村緑郎の顔画像
まとめ
歌舞伎役者から劇団新派に移るということだと、河合雪之丞さんがよくテレビに出ていたので、思い出す人も多いかもしれません。
劇団新派は明治から続いていますが、こちらも歌舞伎と同じ松竹が運営しているので、こちらも盛り上げようという移ったのかもしれませんね。
ちなみに、簡単に說明すると、劇団新派は歌舞伎よりも現代風で、一般的なミュージカルなどよりも、伝統的な感じのものです。
奇しくも望まれない形で名前が広まり、それで喜多村緑郎さんの事を知った人も多いでしょうが、せっかくなので、これを機に劇団新派を見に行っても良いかもしれません。
トップ画像引用元:Twitter
奥さんの貴城けいさんについてはコチラ↓↓