長野里美さんの旦那さんは俳優の上杉祥三さんで、同じ舞台の世界で長く活躍してきた方なんですよね。
表現者同士の夫婦というだけでちょっと素敵だなあと思ってしまいますが、二人がどんなきっかけで出会い、どんな流れで結婚に至ったのかはやっぱり気になるところです。
さらに、家庭ではどんな時間を過ごしているのか、娘さんとの関係なども知りたくなってしまいます。
長年舞台の第一線で活躍し続けてきた長野里美さんが、どんな家庭を築き、どんな支えを得て現在の活動につながっているのか――そんな背景をそっとのぞくような気持ちで読み進めてもらえると嬉しいです。
長野里美の旦那は上杉祥三!
#ナイコン12人
— ナイコン12人専用公式アカウント (@naikon_12) June 27, 2021
役者紹介
【上杉祥三】(初参戦)
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長野里美さんの旦那さんは、俳優としてだけでなく、劇作家・演出家としても活躍する上杉祥三さんです。
現在は演劇ユニット「トレランス」の主宰者として活動していて、まさに“舞台の人”という言葉がぴったりの方なんですよね。
上杉祥三さんは、1981年に青年座俳優養成所を卒業し、同じ年に野田秀樹さん率いる劇団「夢の遊眠社」に入団しました。
皿洗いのアルバイトをしながら舞台に立ち続け、当時1300円だったチケットで勝負していた劇団を、日本有数の人気劇団へと押し上げた看板俳優の一人として知られています。
1988年には自身の名前を冠した「上杉祥三プロデュースチーム」を結成し、創作の主軸を自分の側に引き寄せていきます。
さらに1991年からはグローブ座カンパニーの座長となり、シェイクスピアのレパートリー公演をスタート。
『夏の夜の夢』など数々の作品で評価され、「若手随一のシェイクスピア俳優」として一気に注目を集めました。
古典作品を自分の言葉として届けられる数少ない存在と言われているのも頷けます。
その後も、舞台俳優としてのキャリアを軸にしながら、テレビドラマや映画にも出演し、映像の世界でも実績を重ねてきました。
加えて、小説や脚本といった“言葉を紡ぐ仕事”にも取り組んでおり、表現のフィールドを多方面に広げています。
同じ物語でも、舞台・映像・文章という複数のレイヤーでアプローチできるのは、上杉祥三さんならではの強みと言えるのではないでしょうか。
そして2002年、長野里美さんとともに演劇ユニット「トレランス」を旗揚げします。
夫婦でユニットを主宰しながら作品づくりを続けているというのは、とても素敵な関係性ですよね。
家庭と仕事がきれいに分かれているというより、同じ方向を向いて表現を生み出している“相棒”のような距離感が伝わってきます。
長野里美と上杉祥三の馴れ初め
布施明&森川由加里が夫婦ってツイートしたら、いろんな方から「初めて知った!」という反応をいただきました☆
— Kazumi Elliott (@Kazumielliott) July 9, 2019
個人的に最近知った「えー!この2人夫婦だったの!」って驚愕したのは、長野里美さん&上杉祥三さんです。 pic.twitter.com/KRnNhn6bi6
長野里美さんと上杉祥三さんの結婚は、1996年のロンドン留学中に迎えた特別なスタートでした。
長野里美さんは文化庁の海外研修員として1年間ロンドンに滞在しており、その滞在期間中に結婚を決めたことから、二人にとって大きな節目になったことがうかがえます。
異国の地で人生の新しい一歩を踏み出したというのは、なんだか映画のワンシーンみたいで素敵ですよね。
ただ、具体的な出会いの時期や状況についてはお二人とも多くを語っていません。
ただ、長野里美さんは1990年代に外部公演でシェイクスピア作品に多数出演しており、上杉祥三さんもシェイクスピア演劇で高く評価されてきた俳優さん。
こうした背景を考えると、舞台公演や稽古の場で自然に交流が生まれた可能性が高いと考えられています。
作品を通して価値観が重なり、そこから距離が近づいていった…という流れは十分に想像できますよね。
お互いが“演劇”という同じ軸を大切にしているからこそ、表現者として共鳴し合い、そのまま人生のパートナーへとつながっていったのではないでしょうか。
舞台に向き合う姿勢や作品に込める熱量が似ている二人だからこそ、自然と惹かれ合ったという雰囲気が伝わってきます。
長野里美の子供
平手政秀役の上杉祥三がイイ‼️
— 芝居のこととか猫とか (@PlayGodotPlay) February 2, 2020
長野里美さん(@SatomiNagano)の旦那様ね😃#麒麟がくる pic.twitter.com/cYf9MVwYyE
長野里美さんと上杉祥三さんの間には、娘さんが一人います。
芸能活動はしていないようで、名前や顔写真といった個人につながる情報は公開されていませんが、家庭を大切にしている様子がうかがえるエピソードはいくつか語られています。
結婚が1996年のロンドン滞在時だったことを考えると、娘さんはすでに成人している年代と考えられ、家族で支え合いながら歩んできた時間の長さが感じられますよね。
印象的なのが、「『真田丸』を夫と娘と一緒に見た」という長野里美さんのインタビュー。
自分が出演した作品を、家族で楽しみながら見守ってもらえるというのは、とても温かい関係だなあと感じます。
舞台中心の忙しい活動の中でも、家庭の時間をしっかり大切にしている様子が伝わってきますよね。
また、新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が増えた頃には、「家族と向き合う時間が増えて、社会のことについて話したり、これまであまり触れなかった話題で盛り上がったりした」と明かしていました。
普段は仕事で外に出ることが多いお二人ですが、あの期間をきっかけにより深いコミュニケーションが生まれ、家族の絆がいっそう強まったのだろうと感じさせます。
娘さんが公の場に出てこないからこそ、のびのびと家庭で育てられている雰囲気がうかがえますし、仕事と家庭のバランスを穏やかに保ってきた長野里美さんらしい温かさも伝わってきますね。
まとめ
長野里美さんの歩みを見ていると、仕事と家庭のどちらも丁寧に育ててきたことが伝わってきますよね。
同じ芸能の世界で活動する上杉祥三さんと夫婦となり、さらに一緒に演劇ユニット「トレランス」を立ち上げて公私ともにタッグを組む関係性は、まさに“人生の相棒”という言葉がぴったりです。
舞台や映像の現場ではプロ同士として向き合い、家に帰れば娘さんを囲んで穏やかな時間を過ごす――そんな温度のある日常が目に浮かびます。
これからも三人で笑い合いながら、それぞれの表現活動を支え合っていくのだろうと思うと、ファンとしてもあたたかく見守りたくなりますね。
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