高校生の頃から映画やドラマで存在感を放ち、今では実力派女優として多くのファンを魅了している二階堂ふみさん。
朝ドラのヒロインにも抜擢され、その演技力と表現力は業界内外で高く評価されています。
そんな二階堂ふみさんですが、実は学歴にも注目が集まっています。
難関大学に合格していたという経歴の持ち主で、「高学歴女優」として知られる一方、中退の噂もあるため、その真相を知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、二階堂ふみさんの出身中学から高校・大学までの学歴や経歴をたどりつつ、大学中退の噂がどこから生まれたのか、その背景も整理していきます。
学業と女優業をどう両立してきたのか、その歩みを知れば、彼女の努力と意外な一面が見えてくるはずです。
二階堂ふみの出身中学や高校
二階堂ふみさんの出身中学は那覇市立神原中学校です。
中学在学中に、通っていた古着屋で声をかけられフリーペーパー「沖縄美少女図鑑」に掲載されました。
図鑑で彼女を見つけた事務所の人が沖縄まで来てスカウトしたことが芸能界デビューのきっかけでした。
二階堂ふみさんが放つ存在感に芸能事務所は見逃さなかったんですね。
中学時代は東京と沖縄を行き来していましたが、中学卒業後は上京を選びました。
二階堂ふみの高校は東京都立八潮高等学校
出身高校は東京都立八潮高等学校です。
同じ出身校の芸能人では、関根勤さん、薬師丸ひろ子さん、Fukase(SEKAI NO OWARI)さんがいらっしゃいます。
映画好きの母親の影響で映画女優を目指していた二階堂ふみさんは、高校在学中に「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」で映画初主演を果たし、数々の賞を受賞しました。
園子温監督「ヒミズ」ではベネチア国際映画祭にて最優秀新人賞を受賞し、一気に知名度が上がりました。
そんな多忙な高校生活だったため、大学への進学は希望していましたが現役では諦めざるを得ませんでした。
二階堂ふみは大学卒業?中退した?
二階堂ふみさんは一年間の浪人を経て2014年4月に慶應義塾大学総合政策学部に入学しています。
偏差値75で誰もが知る超難関大学ですね。
慶應義塾大学の本校は三田にありますが、二階堂ふみさんは神奈川県にある湘南藤沢キャンパス、通称SFCに通っていました。

同じキャンパスに通われていた他の著名人では、SexyZone菊池風磨さん、トリンドル玲奈さん、水嶋ヒロさん、水曜日のカンパネラ コムアイさん、一青窈さんです。
慶應義塾大学へはAO入試、つまり自己推薦により合格を勝ち取られました。
AO入試は試験だけでは測れない才能や適正を、小論文や面接で総合的に判断する方式です。
出身校の八潮高等学校は偏差値43と進学校ではありません。
なので高校生から女優活動や数々の受賞歴などの実績を残していたので、その経歴や才能を活かしての合格と思われます。
それでも一年の浪人を経ての合格は意志の強さが伝わってきますね。
難関を突破して入学した二階堂ふみさんですが、実は卒業が危ぶまれている報道がありました。
2019年2月、二階堂ふみさんが大学中退を考えているとの報道が「週間女性」より出ています。
昨年の夏頃、周囲に「最近は全然大学に行けてないから辞めることも考えている」と漏らしていたようです。
しかし、知人の話では「仕事が忙しくなかなか授業にはいけませんが、なんとしても卒業したいと思っている」との報道もありました。
2018年4月に出演した「徹子の部屋」で大学3年生だと話していたので、既に2年留年しています。
二階堂ふみさんはドラマや映画の撮影が行われる地方で長時間拘束されるため、大学の出席日数が足りなくなる状況と思われます。
そんな状況でも卒業しようと頑張られているなら、応援したくなりますね!
二階堂ふみの経歴・プロフィール
出生地:沖縄県那覇市
身長:157cm
血液型:O型
特技:英会話 バレエ
事務所:ソニーミュージックアーティスツ
二階堂ふみさんは、2007年のドラマ『受験の神様』でテレビデビューを果たし、翌2009年には映画『ガマの油』でヒロインに抜擢され、映画への第一歩を踏み出しました。
2011年に沖縄から上京し、都立八潮高等学校に進学。
その年公開の『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で初めて主演を務め、TAMA映画賞や高崎映画祭で新人女優として高い評価を得ました。
2012年には『ヒミズ』で染谷将太さんと共にベネチア国際映画祭の新人賞をW受賞、その後も『平清盛』への出演や『悪の教典』での日本アカデミー賞新人俳優賞受賞など、飛躍の年となりました。
2014年には慶應義塾大学総合政策学部に進学し、『私の男』では主演女優賞を受賞するなど学業と女優業を両立。
以降も2015年にエランドール賞新人賞、2016年にはバラエティ番組「ゴチになります!」のレギュラーとしてお茶の間にも親しまれました。
さらに2019年には『翔んで埼玉』『人間失格 太宰治と3人の女たち』で主演・助演の両方で日本アカデミー賞優秀女優賞を受賞し、俳優としての地位をさらに確立しています。
そして近年もその勢いは止まりません。
2023年には映画『月』で日刊スポーツ映画大賞と報知映画賞で助演女優賞を受賞し、同作品の評価の高さを裏付けました。
2024年にも毎日映画コンクールとブルーリボン賞などで助演女優賞を獲得し、映画界での確固たる存在感を示しています。
さらに2025年には、国際的に注目されるテレビドラマ『SHOGUN 将軍』への参加(海外制作作品)や、新作ミニシリーズ『Simulation: Defeat in the Summer of 1941』への出演が予定されており、国際的な舞台での活躍が期待されています。
このように、デビュー以来二階堂ふみさんは映画・ドラマ・バラエティとジャンルを問わず幅広く活躍を続け、数々の受賞歴を重ねてきました。
最新作への参加、新たな受賞歴の動向など、今後も目が離せない女優のひとりです。
そして近年もその勢いは止まりません。
2023年には映画『月』で日刊スポーツ映画大賞と報知映画賞で助演女優賞を受賞し、同作品の評価の高さを裏付けました。
2024年にも毎日映画コンクールとブルーリボン賞などで助演女優賞を獲得し、映画界での確固たる存在感を示しています。
二階堂ふみの本名
二階堂ふみさんの本名は、芸名と同じ「二階堂ふみ」です。
これは所属事務所の公式プロフィールにも記載されており、芸能活動のために名前を変えたわけではありません。
苗字の「二階堂」は全国的に珍しく、名字由来netによると全国に約1万2千人程度しかいないとされ、特に関東や九州の一部で多く見られる姓です。
地名や武家の系譜に由来する歴史ある名字で、鎌倉時代には二階堂行政(にかいどう ゆきまさ)などの名が記録に残っており、神奈川県や宮崎県など各地に地名としても残っています。
こうした背景から、名前自体に独特の響きと品格があることも印象的です。
下の名前「ふみ」は平仮名表記で、柔らかく親しみやすい印象を与えます。
女優としての多彩な役柄や、モデル・写真家としての活動にも馴染む、シンプルで覚えやすい名前といえるでしょう。
二階堂さんはかつてのインタビューで、自分の名前について多く語ったことはありませんが、公式に本名で活動しているという事実は、役者としての発言や作品選びにおいても信頼感を与える要素になっています。
SNS上では「本名だと知って驚いた」「芸名みたいに響きがきれい」という声もあり、そのインパクトのある名前が女優としての存在感を後押ししていることがうかがえます。
芸名を使う俳優も多い中、本名で活動していることは、本人の素の魅力や人柄がそのまま名前に乗っているともいえるでしょう。
今後もインタビューやメディア出演で、名前にまつわるエピソードや家族との関わりが語られることがあれば、さらに彼女のルーツや人となりが見えてくるはずです。
二階堂ふみの所属事務所
二階堂ふみさんの所属事務所は「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」です。
ソニー・ミュージックグループの一員として、音楽だけでなく俳優・タレント・文化人まで幅広くマネジメントしている大手芸能事務所で、奥田民生さん、土屋太鳳さん、成田凌さんなど、世代やジャンルを超えて多彩なアーティストが所属しています。
二階堂さんは10代でデビューして以来、現在までSMAに在籍しており、映画・ドラマ・舞台・CMと活動の幅を広げながら安定したマネジメントを受けています。
SMAは、アーティストの個性を尊重した育成方針で知られ、商業作品だけでなく、アート性や独創性の高い作品にも積極的に挑戦させるスタンスが特徴です。
二階堂さんが出演してきた『ヒミズ』や『私の男』『翔んで埼玉』など、いずれも型にはまらない役柄やジャンルに挑戦してきた背景には、事務所の柔軟な方針が大きく関係していると考えられます。
また、映画祭や舞台挨拶など海外を含む活動サポートも手厚く、ベネチア国際映画祭での最優秀新人賞受賞時も、事務所スタッフが強力にバックアップしていました。
公式サイトでは、二階堂さんの最新の出演情報やインタビュー、宣伝活動が随時更新されており、映画やドラマのプロモーションだけでなく、写真家としての活動やエッセイ寄稿といった多角的な活動も発信されています。
SMAは俳優業に限らずタレントの表現活動全般を支える体制を整えており、二階堂さんにとってもその環境が表現の幅を広げる土台になっているといえるでしょう。
今後も事務所の豊富なネットワークとプロデュース力を活かし、国内外の作品や国際的なプロジェクトへの出演が増える可能性があります。
特に近年は日本の俳優が海外ドラマや映画に参加する事例が増えており、二階堂さんもSMAの国際的な展開を背景に、さらに活動の舞台を広げていくことが期待されます。
二階堂ふみの年収
二階堂ふみさんの正確な年収は公表されていませんが、出演作や活動の幅から推測すると、数千万円規模に達している可能性が高いと考えられます。
理由として、映画・ドラマ・舞台といった俳優業に加え、CM契約、雑誌モデル、ナレーションやエッセイ連載など複数の収入源を持っている点が挙げられます。
特にCM出演料は俳優の収入を大きく左右し、大手企業の全国放送CMでは1本あたり数千万円規模の契約も珍しくありません。
二階堂さんは過去に複数の大手企業CMに起用されており、それだけでも年間の収入は大きく上積みされているはずです。
また、映画界では主演・助演問わず日本アカデミー賞受賞作や話題作に多く出演しており、出演料もキャリアと実績に応じて上がっていると考えられます。
地上波の連続ドラマやNHKの大河ドラマ、連続テレビ小説などに出演した場合、単発作品よりも安定したギャラ収入が見込めるほか、放送後の再放送や配信による二次使用料も発生します。
加えて、2023年以降は映画『月』での助演女優賞受賞や国際作品への出演決定など、国内外での評価が高まっており、今後は海外プロジェクトからのギャラも加わる可能性があります。
もっとも、俳優の年収は作品本数や契約形態によって変動が大きく、単年度で見れば数千万円規模であっても、活動内容や出演本数によっては変動するのが一般的です。
二階堂さんの場合は芸能活動以外にも写真家やエッセイストとしての活動も行っており、写真集や展覧会などによる収入も加味すれば、その額はさらに増えることが考えられます。
現時点では推測の域を出ませんが、近年の活躍ぶりとメディア露出の多さから見ても、トップクラスの女優として十分な収入を得ていることは間違いないでしょう。
今後、海外作品での活躍や新たな広告契約が加われば、年収はさらに上がる可能性があります。
まとめ
二階堂ふみさんの出身中学・高校から、慶應義塾大学への進学や中退の噂、本名や年収、さらにはこれまでの経歴まで幅広く振り返ってきました。
学業と芸能活動の両立は簡単ではなく、特に主演映画やドラマ、CMなど多忙を極める中で大学を卒業できなかった背景には、それだけ大きな仕事と責任を背負ってきた事実があります。
沖縄で育ち、10代で上京してから第一線で活躍し続けてきた姿は、多くの人に刺激や勇気を与えてきたのではないでしょうか。
今後も国内外の映画やドラマ、さらには写真家としての活動など、幅広い分野で新しい挑戦を見せてくれるはずです。
これからの二階堂ふみさんの歩みを、引き続き見守っていきたいですね。

