一度見たら忘れられない個性的な顔立ちと独自の演技スタイルから「クセメン（クセの強い俳優）」と呼ばれる坂口涼太郎さんは、俳優としてだけでなくダンサーとしても注目を集めています。
幅広いジャンルで活躍を続ける彼が、どのような学校で学び、どのように表現力を磨いてきたのか気になる人も多いでしょう。
そこで今回は、坂口涼太郎さんのこれまでの経歴や出身学校、さらにダンスの実力や役者としての歩みにも触れながら、その魅力を深掘りしていきます。
坂口涼太郎の学歴
坂口涼太郎さんが通っていた学校について調べてみました。
坂口涼太郎の出身小学校
坂口涼太郎さんは神戸市立東町小学校に通っていました。
小学3年生のときに神奈川県から神戸へ引っ越し、この学校で学びながら卒業を迎えています。
転校前に通っていた神奈川県内の小学校については公表されておらず、現時点では情報が確認できません。
ただ、坂口涼太郎さんは幼少期から身体を動かすことが好きで、のちに役者として独自の表現力を培っていく原点には、この時期の環境や経験が少なからず影響していると考えられます。
坂口涼太郎の出身中学
坂口涼太郎さんは、小学校を卒業した後に神戸市立太山寺中学校へ進学しました。
思春期を過ごすこの時期に、1年間ほどダンススクールに通い、基礎的なリズム感や表現力を身につけています。
後に俳優やダンサーとして活動する際、独特の動きや存在感で注目を集めることになりますが、そのルーツは中学時代のダンス経験にあると言えそうです。
学業と並行して自分の表現の幅を広げていった姿は、現在の多才な活動へとつながっていると考えられます。
坂口涼太郎の出身高校
坂口涼太郎さんは、中学校を卒業した後、神奈川県立茅ヶ崎高等学校に進学しました。
こちらの高校は偏差値54とされており、県内でも中堅からやや上位に位置づけられる進学校です。
学習環境が整っているだけでなく、部活動や課外活動も盛んで、生徒が自分の個性や才能を伸ばせる学校として知られています。
坂口涼太郎さんも在学中から表現活動への関心を深め、高校生活を通じて将来の進路を形作るきっかけを得たと考えられます。
神奈川での青春時代は、彼の多彩な表現力や感性を磨く大切な期間になったのではないでしょうか。
坂口涼太郎の出身大学
坂口涼太郎さんは、高校卒業後に文化服装学院へ進学しました。
こちらはファッション分野に特化した専門学校であり、大学のように偏差値は設けられていません。
坂口涼太郎さんが進学を決めた背景には、「学校へは行ったほうがいい」という両親の勧めがあり、その中で自ら関心を持っていたファッションの道を選択しています。
在学中は専門的な知識や感性を磨きつつ、生活のために居酒屋でアルバイトも経験しており、学生生活を支えながら幅広い経験を積んでいました。
こうした学びや日常の体験が、後に俳優として独特の存在感を放つ彼の表現力に影響を与えていると考えられます。
坂口涼太郎のダンスがすごい！
坂口涼太郎さんは、もともと歌やダンスといった表現活動が大好きで、中学生の頃には俳優・森山未來さんのご両親が主宰するダンススタジオ「スタジオモダンミリィ」に通っていました。
そこではジャズダンスをはじめ、タップダンスやバレエなど多様なジャンルを学び、基礎からしっかりと身体表現を磨いていたそうです。
お父さんの仕事の都合で通えたのはわずか1年ほどでしたが、その短期間で培った経験は坂口涼太郎さんに大きな影響を与え、その後の独自のダンススタイルや表現力につながっていきます。
現在も舞台やイベントなどでダンスを披露する場面があり、見る人を惹きつける身体表現の豊かさは、この時期の学びが土台になっていると言えるでしょう。
坂口涼太郎の代表作
『ちはやふる』見たいのって
— 🌱農口紗生🌱 (@sueachaaaaaan) September 26, 2020
広瀬すずが主演だから
野村周平が広瀬すずとカップル宣言🤩してたから
松岡茉優が取ってる独自のノート🤩に惹かれたとか
そんな理由じゃないのよ
(あぁでも清原果耶ちゃんはデカイか)
大本命はクセメン代表の坂口涼太郎
この人しかいないと言っても過言ではない。 pic.twitter.com/6SXFkNBzzx
坂口涼太郎さんの名前を広く知らしめた代表作といえば、2016年から2018年にかけて公開された映画『ちはやふる』シリーズです。
この作品で坂口涼太郎さんが演じたのは、個性的なキャラクターとして人気の木梨浩役。
原作ファンの間では「実写化が難しい」とまで言われていた人物像を、まるで漫画から飛び出してきたかのような再現度で表現し、「フルCGでは？」と驚かれるほどの仕上がりを見せました。
役作りの過程では監督の要望に応え、体重を7kg落とすストイックな調整を行ったことも明かされており、作品に対する真摯な姿勢が伝わります。
この徹底した役への向き合い方こそが、坂口涼太郎さんが唯一無二の存在感を放つ理由の一つと言えるでしょう。
坂口涼太郎のプロフィールや経歴
むかってるよ。#jwave #SL813
— 坂口涼太郎 (@RyotaroSakaguTw) December 8, 2023
🗣️@startline_813
🎧https://t.co/0IpDNlQawu pic.twitter.com/LyynGfKiwY
名前：坂口涼太郎
生年月日：1990年8月15日
出身地：神奈川県生まれ、兵庫県育ち
血液型：B型
身長：172cm
所属事務所：キューブ
坂口涼太郎さんは、17歳のときにオーディションに誘われ合格し、ダンサーとして森山未來さん主演・演出の舞台『戦争わんだー』に出演しました。
これが彼にとって初めての舞台経験であり、表現者としての第一歩となります。
その後、2010年に映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』で俳優デビューを果たし、俳優としての活動も本格化しました。
以降はドラマ『テッパチ!』や『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』、『おっさんずラブ-リターンズ-』をはじめ、映画『私がモテてどうすんだ』など幅広いジャンルで活躍しています。
さらにNHK連続テレビ小説にも数多く出演しており、『なつぞら』で朝ドラ初出演を果たしてから、『エール』、『おちょやん』、『らんまん』と次々に話題作へ出演。
個性的な存在感と確かな演技力で、物語に彩りを添える役どころを数多く演じています。
ダンスと演技、二つの表現力を武器に、多彩なキャリアを積み重ねてきたことが坂口涼太郎さんの大きな特徴と言えるでしょう。
坂口涼太郎の所属事務所
坂口涼太郎さんは、芸能事務所「キューブ」に所属しています。
キューブは俳優やアーティストのマネジメントを幅広く手がけており、舞台・映画・ドラマと多方面で活躍する人材が多く在籍しているのが特徴です。
所属タレントには、大倉孝二さんや大澄賢也さん、白洲迅さん、藤木直人さんなど、個性豊かな実力派俳優が名を連ねています。
そうした環境の中で坂口涼太郎さんもまた、独自の存在感と幅広い表現力を武器にキャリアを重ねており、今後もさらに活動の幅を広げていくことが期待されています。
坂口涼太郎の年収
坂口涼太郎さんの具体的な年収は公表されていませんが、俳優としてドラマや映画への出演に加え、バラエティー番組のゲストやCM出演など活動の幅を広げていることから、一定以上の収入を得ていると考えられます。
特に近年は朝ドラや話題作への出演も重なり、知名度と共に仕事の依頼も増加しているため、年収は少なくとも数百万円から、活動状況によってはそれ以上に達している可能性も高いでしょう。
芸能界における収入は作品の規模や出演頻度によって大きく変動しますが、着実にキャリアを積み重ねている坂口涼太郎さんの場合、今後さらに安定した収益が見込まれると考えられます。
まとめ
坂口涼太郎さんは、幼少期から培ったダンスのセンスと表現力を土台に、俳優としてもアーティストとしても独自の存在感を放っています。
映画『ちはやふる』シリーズをはじめ数々の話題作に出演し、朝ドラでも印象的な役柄を演じるなど着実にキャリアを積み上げてきました。
所属事務所「キューブ」の仲間とともに、多方面で活動を広げていることから、今後ますます注目度が高まる俳優のひとりと言えるでしょう。
持ち前の感性と努力で進化を続ける坂口涼太郎さんの今後の活躍に、引き続き期待が集まります。
