寺島しのぶさんは、お父さんと弟さんが歌舞伎役者という歌舞伎一家で育ちました。
さらに調べてみると、お母さんは女優で、親戚には多くの有名人がいました。
そこで今回は、寺島しのぶさんの家族や親戚、実家について紹介します。
寺島しのぶの弟は尾上菊之助
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寺島しのぶさんの弟さんは、五代目尾上菊之助さんです。
五代目尾上菊之助さんは、1984年2月の東京・歌舞伎座『絵本牛若丸』の牛若丸で六代目尾上丑之助を襲名し初舞台を踏み、1996年5月の歌舞伎座『弁天娘女男白浪』の弁天小僧ほかで五代目尾上菊之助を襲名しました。
2000年には歌舞伎座『源氏物語』で紫の上をつとめ大人気となり、七代目市川新之助さん、二代目尾上辰之助さんと「平成の三之助」と呼ばれ、新たな歌舞伎ブームを起こしました。
2011年に『摂州合邦辻』通し狂言で読売演劇大賞優秀男優賞を受賞、2021年にはNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演しました。
尾上菊之助の家系図がすごい!姉・寺島しのぶや父親と母親も調査
寺島しのぶの母親は富司純子
富司純子さん #HBD 💐 1945.12.1
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ある雑誌のインタビューで、ご主人のことを聞かれたとき「惚れてますから」の一言。カッコ良かったです。ちなみに、未だに寺島純子さんとつい言ってしまう…私。😅 pic.twitter.com/8NqFUj03mt
寺島しのぶさんのお母さんは、女優の富司純子さんです。
富司純子さんは1962年に歌謡番組『ハイハイ、マヒナです』のカバーガールを務め、1963年の映画『八州遊侠伝 男の盃』で女優デビューしました。
1996年には『祇園の姉妹』で菊田一夫演劇賞を受賞、2000年に発表された『キネマ旬報』の「20世紀の映画スター・女優編」では日本女優の10位になり、2014年発表の『オールタイム・ベスト 日本映画男優・女優』では日本女優3位となりました。
2006年、映画『フラガール』で日刊スポーツ映画大賞助演女優賞を受賞、2010年には連続テレビ小説『てっぱん』で主人公の祖母役を演じ、ギャラクシー賞2011年度2月月間賞を獲得しています。
寺島しのぶの父親は尾上菊五郎
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寺島しのぶさんのお父さんは、七代目尾上菊五郎さんです。
七代目尾上菊五郎さんは、1948年4月に新橋演舞場『助六曲輪菊』の禿で五代目尾上丑之助を襲名して初舞台を踏み、1965年5月の歌舞伎座『寿曽我対面』の十郎ほかで四代目尾上菊之助を襲名しました。
六代目市川新之助さんと初代尾上辰之助さんと共に「三之助ブーム」を起こし、1966年には大河ドラマ『源義経』で当時最年少で主演を務めました。
1973年10月~11月の歌舞伎座『弁天娘女男白浪』の弁天小僧菊之助、『京鹿子娘道成寺』白拍子花子ほかで七代目尾上菊五郎を襲名、2003年には人間国宝に認定されています。
寺島しのぶの実家
寺島しのぶさんは、京都府で生まれ東京都で育ちました。
現在実家は東京都内の一等地にあるとのことですが、詳しい場所は公表されていません。
お父さんは有名歌舞伎役者ということもあり、かなりの豪邸だと噂されています。
寺島しのぶの生い立ち
「情熱大陸」に寺島しのぶ、歌舞伎座「文七元結物語」に向けた日々を追うhttps://t.co/9DUMYO6o3K pic.twitter.com/ajZN0EKGd7
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1972年12月28日、歌舞伎一家に誕生した寺島しのぶさんは幼い頃から歌舞伎役者を目指していました。
しかし女性が歌舞伎役者になれないことを知り、幼い頃は伝統ある音羽屋の後継者として周囲の期待を一身に背負う弟さんのことが羨ましく、弟さんの初舞台をきっかけにそれまで続けてきた稽古事を辞めて自分の部屋に引きこもるようになったそうです。
子役であれば女性でも舞台に立てたものの、寺島しのぶさんは自分から舞台に立ちたいと言い出せない性格で、お父さんからも舞台出演について何も言われなかったため舞台に立つことはありませんでした。
学生時代は「自分は歌舞伎の舞台に立てない」という挫折感から自身を守るために部活に没頭、「歌舞伎役者は無理でも、演じる仕事をしたい」と思い続けていたものの、誰に打ち明けることも出来ませんでした。
そんな寺島しのぶさんに声をかけたのは、お父さんと舞台で共演した太地喜和子さんで、太地喜和子さんの勧めをきっかけに文学座に入り、女優の道を歩き始めました。
寺島しのぶの家系図がすごい!
寺島しのぶさんの父方の祖父は七代目尾上梅幸さん、曽祖父は六代目尾上菊五郎さん、大叔父には二代目尾上九朗右衛門さん、二代目大川橋蔵さんです。
母方の祖父は東映のプロデューサー・俊藤浩滋さん、従兄弟は俳優の俊藤光利さんになります。
六代目中村勘九郎さん、二代目中村七之助さん、二代目尾上右近さんは、寺島しのぶさんの祖父と中村勘九郎さん・七之助さんの祖母と尾上右近さんの祖母同士が兄妹のため、父方の再従兄弟という形になります。
他にも十二代目市川團十郎さん、四代目尾上松緑さん、萬屋錦之介さん、二代目中村獅童さん、九代目中村福助さん、八代目中村芝翫さん、前田愛さん、三田寛子さん、鶴田浩二さんらが親戚関係になるそうですよ。
幼馴染である十一代目市川海老蔵さんは、寺島しのぶさんの弟である尾上菊之助さんが二代目中村吉右衛門さんの四女(海老蔵さんと再従兄弟)と結婚したため、親戚になりました。
まとめ
幼い頃になりたかった歌舞伎役者にはなることが出来なかった寺島しのぶさんですが、女優としてお父さんや弟さんに負けないくらいの活躍をしています。
これからも歩む道は異なりますが、それぞれの道で輝き続けてほしいと思います。