やり投の女子日本記録保持者の北口榛花さんは、どんな人なのでしょうか。
幼い頃はやり投げではなく別のスポーツで結果を残していたと噂されています。
今回は、北口榛花さんの経歴や出身中学、高校や大学、所属などについて調べてみました。
北口榛花はハーフではない!
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— Yogibo Athletics Challenge Cup (@JPGP_ACC) September 30, 2023
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ネット上では、「北口榛花さんはハーフではないか?」という噂が流れています。
そこで詳しく調べてみましたが、両親はともに日本人で北口榛花さんがハーフということはありませんでした。
北口榛花さんは過去にSNSで「ハーフ」と発言していましたが、これはエイプリルフールの嘘だと種明かししています。
@dobakoo
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) April 1, 2015
実はハーフなんです。
@dobakoo
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) April 1, 2015
エイプリルフールです。すみません。
でもどっかで上の方の血がはいってます!
ただその時に「どっかで上の方の血が入っている」とコメントしていたため、親戚の中には海外生まれの人がいるのかもしれません。
北口榛花の運動神経がすごい!
北口榛花さんは、高校1年生の時にやり投げを始めました。
それまでは水泳とバドミントンをやっていたそうで、水泳では高校1年生の時にインターハイ予選に出場、バドミントンは小学6年生の時に団体で全国優勝しました。
リオデジャネイロ五輪バドミントン女子シングルス代表の山口茜さんとも対戦したことがあるそうです。
北口榛花の学歴
北口榛花さんが通っていた学校について調べてみました。
北口榛花の出身小学校
北口榛花さんは、北海道教育大学附属旭川小学校出身です。
小学生から水泳とバドミントンをやっていた北口榛花さんは、スポーツだけではなく勉強も優秀だったそうです。
北口榛花の出身中学
小学校卒業後は、北海道教育大学附属旭川中学校に進学しました。
偏差値は、51です。
中学時代のエピソードについても明かされていないため、分かりませんでした。
北口榛花の出身高校
中学校卒業後は、旭川東高等学校に進学しました。
偏差値は、67です。
水泳と勉強に集中しようと思っていた北口榛花さんは、陸上部の顧問だった松橋昌巳(現・北翔大コーチ)さんから陸上に勧誘され、初めは断っていたものの競泳と陸上を掛け持ちすることにしました。
すると入部して2カ月ほどで出場した北海道大会で優勝、その後は陸上に専念し2年生でインターハイ優勝、3年生のときには世界ユースで優勝を果たしています。
北口榛花の出身大学
高校卒業後は、日本大学に進学しました。
北口榛花さんはスポーツ科学部に所属、偏差値は42.5~45です。
大学生として迎えた2016年5月8日のゴールデングランプリ川崎では、日本歴代2位となる61m38を記録して3位に輝きました。
北口榛花のプロフィールや経歴
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— 陸マガ(陸上競技マガジン) (@rikumaga) July 15, 2022
6月のダイヤモンドリーグ(DL)パリ大会女子やり投で日本人初のDL優勝という偉業を成し遂げた #北口榛花 選手(#JAL)。今日から始まる #世界陸上 へ向けての意気込み、さまざまな経験を通して変化した競技観含めて、語ってもらいました。
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名前:北口榛花
生年月日:1998年3月16日
出身地:北海道
血液型:非公開
身長:179cm
体重:86kg
所属:JAL
2015年に2020年東京オリンピック代表選手候補に期待される日本陸上競技連盟の「ダイヤモンドアスリート」に認定された北口榛花さんは、同年コロンビアのカリで開催された第9回世界ユース陸上競技選手権大会では女子主将をつとめ、女子やり投(500g)で60m35を投げて金メダルを獲得しました。
2017年9月の第86回日本学生陸上競技対校選手権大会では、最終6投目で60m49を投げて大会新記録を樹立して優勝、2019年5月の第6回木南道孝記念陸上競技大会で、4投目に63m58を投げて日本歴代2位を記録、続く5投目には日本新記録・アジア歴代5位となる64m36を投げて優勝しています。
さらに2019年の日本選手権で大会記録を更新する63m68を投げ初優勝、東京オリンピック代表の最終選考会を兼ねた2005年の日本選手権で61m49を投げて2年ぶりに優勝し、日本代表に内定しました。
2021年8月3日の東京オリンピックの陸上競技・女子やり投予選の1投目では62m06を記録し、6位で決勝進出、オリンピックでの女子日本選手による60m超えの投擲は初めてのことでした。
同種目の日本選手決勝進出は1964年の東京オリンピックの佐藤弘子さん、片山美佐子さん以来57年ぶりの快挙でしたが、予選終了後から左脇腹に痛みが出て練習もままならず、痛みを押して決勝に出場するも55m42の記録で12人中12位という結果でした。
2022年6月18日には万達ダイヤモンドリーグ第7戦「Meeting Paris」で優勝、ダイヤモンドリーグでの優勝は日本史上初の快挙を達成しています。
2023年8月23日に行われたブダペスト世界選手権大会では、日本の陸上女子フィールド種目でオリンピック・世界選手権を通して史上初となる金メダルを獲得しました。
2024年のパリオリンピックでは見事優勝し、金メダルを獲得しました。
北口榛花のコーチ
【世界陸上】北口榛花、女子やり投げで銅メダル輝くも試合中はコーチと「実はけんかをしていて」 https://t.co/V3VTpkBcK9 #スポーツ #sports #ニュース pic.twitter.com/ehhXUb9u6f
— スポーツ報知 (@SportsHochi) July 23, 2022
北口榛花さんのコーチは、チェコ人のデービット・セケラックさんです。
デービット・セケラックさんは元々ジュニアコーチで、決して有名な方ではありません。
それでも北口榛花さんがデービット・セケラックさんを自身のコーチに選んだのは、「シニアの技術はまだ自分には早いと思った。まずジュニアとしての大事な基礎を教えてもらいたかったから」なんだそうです。
デービット・セケラックさんはコーチ不在だった北口榛花さんのことを「大丈夫、きっとうまくやっていける」と信じ、二人三脚で戦い続けてきました。
北口榛花の所属やスポンサー
北口榛花さんは、現在「JAL(日本航空)」に所属しています。
加納虹輝さん、戸邉直人さん、山本凌雅さん、土井杏南さんと同じくJALのアスリート社員となっています。
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北口榛花の年収
北口榛花さんの年収は公表されていません。
北口榛花さんの給料は、所属する企業の社員、さらに大会賞金などがあります。
「JAL」の平均年収は828万円と言われていますので、北口榛花さんの年収も数百万円ほどだと思われます。
まとめ
高校で勧誘され陸上の世界に入った北口榛花さんは、これまでに数々の記録を更新しています。
今後も北口榛花さんの活躍に期待したいですね。