「えっ、オカリナさんって元・看護師だったの?」
お笑いコンビ「おかずクラブ」でおなじみのオカリナさんに、そんな意外な経歴があることをご存じでしょうか。
いつもマイペースな雰囲気とシュールなボケで笑いを届けてくれる一方、実は看護の現場で3年間も働いていた経験を持っているんです。
一体なぜ看護師になり、その後どうして芸人という全く別の道に進んだのか…気になりますよね。
さらに、出身高校や大学、そして現在の年収事情についても注目が集まっています。
この記事では、オカリナさんの素顔に迫るべく、学生時代から芸人デビューまでの道のりや収入面の話題まで、幅広く掘り下げていきます。
オカリナさんをもっと身近に感じたい方、必見です。
オカリナ(おかずクラブ)の本名は稲尾真季!芸名の由来
オカリナさんの本名は、「稲尾真季(いなお まき)」さんです。
芸名の由来には、少しユニークなエピソードがあります。
吉本興業の養成所・NSC時代に行われた「30秒間で自分をアピールする」という授業で、オカリナを30秒間ひたすら吹き続けたところ、強烈な印象を残したそうです。
その後、当時まだ知り合ったばかりのゆいPさんにメールを送った際、本名で送ったにもかかわらず「オカリナなの?」と返信されたことがきっかけで、そのまま『オカリナ』というニックネームが定着し、現在の芸名として使われるようになりました。
芸名の由来が楽器の「オカリナ」からきているという話は広く知られているものの、実際にはこうした人とのやりとりの中で自然と生まれたものだったのです。
芸名には「音楽的センス」や「響きの面白さ」もあって覚えやすく、芸人としての個性を印象づける要素にもなっているようです。
こうした裏話からもわかるように、芸名には本人の人柄や当時の空気感が色濃く反映されており、親しみを持たれる一因にもなっているのではないでしょうか。
オカリナ(おかずクラブ)は元看護師
オカリナさんは、お笑い芸人として活動する前、東京都内の病院で3年間にわたり看護師として勤務していました。
看護師を目指した原点には、中学2年生のときに祖母を脳梗塞で亡くした経験があり、その出来事が「人の命」や「家族の介護」を意識するきっかけとなったそうです。
将来的にご両親の面倒を見られるようにという思いから、高校は看護科のある学校へ進学。
しかし、看護師国家試験では一度目の挑戦で不合格となり、内定をもらっていた病院に准看護師として1年間勤務。
その後、2度目の受験で見事合格し、正式に正看護師として働き始めました。
当時を振り返り、「最初はまったく勉強していなかった。
だから落ちた。2回目は本気でやった」と語っており、自身の努力と反省がにじむエピソードです。
看護師時代は、点滴の処置がやや苦手だったとも明かしており、真面目ながらも人間味のある一面が垣間見えます。
なお、看護師資格は現在も保持しており、芸人として活動する中でも、医療系の番組などでその知識を活かす場面もあるようです。
お笑いとはまったく異なる医療の世界で得た経験が、今の表現力や人間味ある芸風に深くつながっているのかもしれません。
オカリナ(おかずクラブ)の学歴
オカリナさんは宮崎県西都市の出身で、地元の学校を経て看護師の道へと進んだ実直な学歴を持っています。
中学時代には柔道部に所属し、高校では看護科に在籍、卒業後は専門学校で本格的に看護の道を学びました。
その後、芸人としての道に転身するまでの過程には、学生時代の苦悩や努力、そしてユニークな個性が随所に見られます。
オカリナ(おかずクラブ)の出身小学校
出身小学校については公式な情報が明かされていませんが、宮崎県西都市内の公立小学校に通っていたとみられます。
家庭環境や地域との関わりは不明ですが、小学校時代から明るく前向きな性格だったことが、後の芸風にもつながっているのかもしれません。
オカリナ(おかずクラブ)の出身中学
小学校卒業後は、西都市立妻中学校に進学しました。
部活動は柔道部に所属していましたが、あまり熱心に参加していたわけではなく、練習をサボりがちだったようです。
実際に3年生のときには受け身ができずに頭を打ち、脳震盪を起こして翌日学校を休んだというエピソードを、自身で振り返っています。
そうした少し不器用な一面も、現在の親しみやすいキャラクターに通じている印象です。
オカリナ(おかずクラブ)の出身高校
中学校卒業後は、日南学園高等学校に進学しました。
オカリナさんは看護科に在籍、偏差値は43です。
看護職を目指した理由には、祖母を脳梗塞で亡くした経験があり、「将来、両親を助けられるように」との思いがあったとのこと。
しかし実際に入学してみると、寮生活や慣れない方言、共同部屋での人間関係などに戸惑い、つらさを感じていたことも明かしています。
一方で、楽しい学生生活もあったようで、「高校生クイズ」への出場や、甲子園観戦、イケメン先輩に憧れて空手部に入るなど、青春を満喫していた様子も語られています。
オカリナ(おかずクラブ)の出身大学
高校卒業後は、香川看護専門学校に進学しました。
偏差値は45程度とされています。
当初は第一志望の専門学校に不合格となりましたが、二次募集を行っていた同校に進学。
病院から奨学金を借りていたため、看護師になるという選択を諦めることはできなかったと語っています。
一人暮らしをしながらの学生生活は決して楽ではなかったものの、その経験が「芸人になる」というまったく別の世界へ踏み出すための土台にもなったようです。
専門学校卒業後は、東京都内の病院で正看護師として3年間勤務しており、看護の専門性と現場経験をしっかりと積んでから、芸人へと転身しています。
オカリナ(おかずクラブ)の年収がすごい?
オカリナさんの具体的な年収は公表されていませんが、かつてテレビやネット上ではその収入の一端が垣間見える発言もありました。
たとえば2018年頃、一部メディアでは「月収が80〜120万円ほどではないか」との推測が紹介されており、当時のおかずクラブが多数のバラエティ番組に出演し、CMやイベント出演も相次いでいたことから、ある程度の信ぴょう性は感じられます。
また、オカリナさんはプライベートでも“推し活”に惜しみなくお金を使うタイプとして知られており、過去のバラエティ番組では「『おっさんずラブ』の映画で登場した小道具が好きすぎて、役者さんと同じサイズ・同じカラットの指輪を3つ購入した。
合計で約100万円かかった」と語っていました。さらにアニメ『僕のヒーローアカデミア』やドラマ関連のグッズも大量に購入していることから、趣味に使える余裕のある収入を得ていると考えられます。
現在もおかずクラブとしての活動に加え、個人での番組出演や舞台出演なども継続しており、収入源は複数にわたっている可能性があります。
吉本興業所属であるため、取り分の割合など不明点も多いものの、推定としては年間数千万円台に達しているのでは、といった見方が根強くあります。
ただし、これらはあくまで公開発言や過去の報道をもとにした推測に過ぎないため、断定はできません。
ファンの間では「好きなものにここまで投資できるって、やっぱり稼いでるんだなあ」と驚きの声もあがっており、堅実な生活ぶりとオタク気質な一面のギャップもまた、オカリナさんの魅力の一つとなっているようです。
オカリナ(おかずクラブ)のプロフィールや経歴
名前:オカリナ
生年月日:1984年9月28日
出身地:宮崎県
血液型:A型
身長:152cm
所属事務所:吉本興業
高校2年生の頃、オカリナさんは友人に見せられた『M-1グランプリ』のビデオに強い衝撃を受け、お笑いコンビ「ハリガネロック」のネタに心を奪われたそうです。
その瞬間、「病院の奨学金を返したら芸人になる」という目標が芽生えたと語っています。
この決意を胸に、まずは看護師として都内の病院で3年間しっかりと勤務。奨学金の返済を終えた後、本格的にお笑いの道へと進み、吉本総合芸能学院(NSC)東京校の15期生として入学しました。
在学中は「全身コンプレックス」というコンビで活動していましたが、のちにゆいPさんと出会い、一度はトリオを結成。その後メンバーの脱退により、現在の2人組「おかずクラブ」として再始動しました。
転機となったのは2015年の大晦日、日テレ系『ぐるナイ おもしろ荘』での優勝。インパクトあるネタとキャラクターで注目を浴び、一気に全国区へとブレイクを果たしました。
その後は『世界の果てまでイッテQ!』をはじめ、数々のバラエティ番組にレギュラー出演。
コンビ活動だけでなく、オカリナさん個人としてもドラマ『天才バカボン〜家族の絆』や『ルパンの娘』などへの出演経験があり、演技面でも存在感を示しています。
さらに2020年3月にはYouTubeチャンネル「ときどきオカリナ」を開設。趣味のトークやゆるい日常を発信し、ファンとの距離感の近い活動も展開中です。
看護師としての経験、地道な努力、そして揺るがぬお笑いへの情熱が、現在の多彩な活躍の土台になっているのかもしれません。
まとめ
オカリナさんは、一度は看護師国家試験に不合格となりながらも、諦めずに挑戦し合格を勝ち取り、都内の病院で3年間真面目に勤務されていた努力家です。
その後、学生時代に抱いた「芸人になりたい」という夢を叶えるべく、お笑いの世界に飛び込み、「おかずクラブ」としてブレイク。
看護師時代の経験や人との向き合い方は、現在の芸風や人柄にも自然とにじんでいるように感じます。
また、出身高校や専門学校などの学歴からも、地道に目標へと歩んできた姿勢が伝わってきますね。
現在はテレビや舞台、YouTubeなど多方面で活躍し、年収面でも注目される存在となっています。
好きなものには惜しみなくお金を使うオタク気質な一面も、多くの人から共感を集めているのではないでしょうか。
これからも飾らない人柄と確かな芸で、多くの笑いを届けてくれそうです。
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