料理初心者でも手軽に作れるレシピが大人気の料理コラムニスト・山本ゆりさん。
その飾らない人柄や、ユーモアあふれる発信にも多くのファンがついていますが、実は幼い頃の家庭環境や家族とのエピソードにも注目が集まっています。
「どんな家庭で育ったの?」「両親はどんな人?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、山本ゆりさんの生い立ちや実家の雰囲気、ご両親や兄弟との関係について、過去の発言やエピソードをもとに詳しくご紹介します。
意外な一面が垣間見えるかもしれませんよ。
山本ゆり(料理コラムニスト)の生い立ちが壮絶だった
“レシピに「お好み焼き用って書いてある豚バラ」って書いたら、「ないわ」って総ツッコミをもらいました。「何やその豚バラ」って。”
— マグカン(マッグガーデン関西事業部) (@MAGGardenKansai) June 1, 2019
レシピブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」でおなじみ、料理コラムニストの山本ゆりさんのインタビュー記事を公開しました!https://t.co/V7MPojLEBS pic.twitter.com/lEShTB42RT
家庭料理レシピで多くのファンを持つ山本ゆりさん。
SNSや著書では明るくユーモアあふれる一面が印象的ですが、幼少期には想像を超えるような苦労を経験されていたことが、過去の発言から明らかになっています。
1986年に大阪府で誕生した山本さんは、小学生の頃にご家族が経済的に非常に厳しい状況に陥ったそうです。
特に大きな転機となったのが、お父さんが経営していた会社の倒産です。
この影響で多額の借金を抱えることになり、日常生活にも深刻な影響が出ていたようです。
当時の生活は、「金融会社の人が毎日のように自宅を訪れたり電話をかけてきたりする」ような状態だったと語られています。
しかもその頃、お父さんは所在がわからなくなっていたため、電話対応や来客の応対を山本さん自身が担っていたとのこと。
まだ幼い少女が、突然大人の世界の理不尽さと向き合わなければならなかったのです。
ときには、相手から「お父さん、どこにいるの?」と聞かれても答えられず、「詐欺師の娘だ」と言われながらも、ただただ謝るしかなかったといいます。
その言葉の重さや、自分ではどうすることもできない現実に対して、心の中でどれほど葛藤していたかは想像に難くありません。
さらには、月末になると支払いの催促を避けるために「インターホンの線を切る」「電話線を抜く」などの対応もしていたそうです。
家族で物音を立てないよう息を潜め、訪問者が去るのをじっと待つ――。
そのような緊張感の中で過ごす日々は、子どもにとって相当な精神的負担であったことは間違いないでしょう。
こうしたエピソードは、ご本人がブログやインタビューで振り返る中で少しずつ明かされてきたものです。
一見、明るくポジティブな印象が強い山本ゆりさんですが、その背景にはこうした過去の経験があり、それが現在の言葉選びや発信スタイルにも大きな影響を与えているのかもしれませんね。
現在のように「誰もが真似しやすい」「心がふっと軽くなる」ようなレシピや言葉を届けられるのは、ご自身が苦しい時期を乗り越えてきたからこそとも言えるでしょう。
だからこそ、山本さんの発信には、単なる“料理の知識”を超えた温かさとリアリティがにじんでいるのではないでしょうか。
山本ゆり(料理コラムニスト)の実家
[ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL]
— seasons813 (@seasons813) April 25, 2020
今日は、料理コラムニストの山本ゆりさんが登場!
おうちゴハンでの、新たな1品にチャレンジするヒント伺います💡
13時30分頃ですよ!@syunkon0507
radiko👇https://t.co/pdBeMaXFiT pic.twitter.com/3FhOo5QD3T
山本ゆりさんは、大阪府出身の料理コラムニストとして知られています。
関西ならではの親しみやすい語り口と、身近な食材で手軽に作れるレシピが多くの共感を呼んでおり、SNSや書籍でも高い支持を得ていますよね。
そんな山本さんの実家については、詳細な住所や地域名までは公表されていません。
ただし、ご本人がSNSやインタビューの中で語っている内容から、いくつかのヒントが見えてきます。
たとえば、日々の投稿の中で「実家まで歩いて行ける距離にある」と明かしていたことがあります。
現在も大阪府内で生活しているということなので、おそらく実家も同じく大阪府内にあると考えられます。
通勤や子育ての面でも、実家が近いと何かと安心ですし、家族のサポートも受けやすいですよね。
また、山本さんは過去にブログで「実家から食材や調味料をもらうことがある」といった日常のエピソードも語っており、ご家族との関係がとても近いことがうかがえます。
料理のルーツや味覚の原点は、こうした家庭環境の中で育まれてきたのかもしれません。
実家が近くにあることは、家族と気軽に行き来できるという意味でも大きなメリットです。
山本さんのように忙しく活動している方にとって、地元とのつながりを保ちつつ、心のよりどころとしての実家があるのは心強い存在といえるでしょう。
なお、一般的に有名人の実家の住所や詳細な地名が公に出回ることはありませんし、それがプライバシー保護の観点からも適切です。
山本さんも、ご自身の活動とプライベートをしっかり分けながら、家族との関係を大切にしている印象を受けます。
身近な距離感だからこそ、実家とのつながりが日々の暮らしの支えになっているのかもしれませんね。
山本ゆり(料理コラムニスト)の父親
山本ゆりさんが語る「お父さん」のエピソードには、思わずクスッと笑ってしまうようなユニークさと、どこか人間味あふれる温かさが詰まっています。
名前は「てつや」さん。怒ることはほとんどなく、基本的にとても穏やかで優しい性格の方だそうです。
ただ、その反面で“かなりの天然”だったとも語られており、印象的なエピソードがいくつかあります。
たとえば、山本さんが幼少期の頃、姉とともにお父さんとスーパーに出かけた際のこと。
なんと、買い物が終わったあと、お父さんだけが子どもたちを置いて一人で帰宅してしまったそうです。
状況に気づいた後は、慌てて自転車でスーパーに戻り「忘れてた!」と叫んだというエピソードには、驚きと笑いが同時に込み上げてきますよね。
また、山本さんが幼い頃から、てつやさん独特の“名言”ともいえるような言葉をかけられてきたことも語られています。
- 「アカ溜めろアカ。綺麗に洗いすぎるから風邪ひくねん」
- 「お弁当を白ご飯とサバ缶だけにしたら、みんなに人気者になれるで」
- 「口と足さえあればどこでもいけんねん」
- 「爪だけは綺麗にしとけ。爪の汚い女性はあかん」
いずれも突飛なようでいて、どこかに生活の知恵や人生観がにじむ言葉たちですよね。
こうした日常のなかで投げかけられたユーモラスなメッセージの数々が、山本ゆりさんの言葉選びやユニークな価値観の原点になっているのかもしれません。
てつやさんの言動からは、「子育ては完璧じゃなくていい」「少し抜けていても、愛情があれば子どもには届く」というメッセージが伝わってくるようにも思えます。
山本さん自身も、お父さんのことをとても大切に思っているようで、その愛情がブログやSNSからもにじみ出ています。
ただ一方で、過去のブログ記事などでは、ご両親がすでに離婚していることも明かされています。
離婚後も、てつやさんとの関係は続いているようで、節々からは深い信頼関係が感じられます。
家庭環境が少し複雑だった時期もあるようですが、それでも山本さんが「お父さん大好き」と語る背景には、“完璧ではないけれど、かけがえのない存在”としてのお父さん像が強く根付いているのではないでしょうか。
山本ゆり(料理コラムニスト)の母親
料理コラムニストとして多くの支持を集める山本ゆりさん。
そのレシピや言葉の端々には、家庭で育まれた価値観や感性が垣間見えることも多く、なかでもお母さんの存在は、山本さんの“原点”のひとつといえるかもしれません。
山本さんのお母さんの名前は「あさえ」さん。
一般の方であるため、詳しい経歴や職業などは公表されていませんが、学生時代は法学部に在籍していたことが明かされています。
専攻が法律という点からも、論理的な思考力や社会への関心を持ったしっかり者だった可能性がありそうですよね。
また、家庭でのエピソードからは、あさえさんの明るく活動的な一面も伝わってきます。
たとえば、毎年クリスマスには家中を飾り付けるのが恒例で、とても張り切って準備されるそうです。
キラキラしたオーナメントやツリーの演出には、家族を楽しませたいという温かい気持ちが込められているのでしょう。
こうした“家庭を彩る工夫”にあふれた日常は、山本さんが日々発信している「手軽なのに楽しい」「身近だけど特別感のある」レシピのエッセンスにも通じる部分があるように感じられます。
あさえさんの姿をそばで見て育ったことが、料理を通じて人を笑顔にするという今のスタイルに結びついているのかもしれません。
また、法学部出身という背景からも分かるように、知的な側面も兼ね備えているあさえさん。
山本さんの文章には、ユーモアとともに言葉選びの丁寧さや言い回しの工夫が感じられますが、そうした表現力や語彙の豊かさも、幼い頃からご家庭で培われてきたのではないでしょうか。
家庭を大切にしつつ、季節の行事や日常の小さな楽しみを大事にするお母さんの姿勢は、どこか読者にも「自分の家庭でも真似してみたいな」と思わせる魅力がありますよね。
山本さんの人気の背景には、こうした母娘のつながりがあるからこそ、なのかもしれません。
山本ゆり(料理コラムニスト)の兄弟や姉妹
山本ゆりさんには「あんり」さんというお姉さんがいます。
普段のユーモラスな発信とは別に、家族についてもたびたび語られることがあり、特にこのお姉さんとの関係性には、姉妹ならではの愛情とちょっぴりの遠慮、そして鋭い観察眼が垣間見えるんですよね。
あんりさんは、自他ともに認める“飽き性”タイプ。
学生時代から部活動をいくつも転々とし、そのたびに新しいことに挑戦する柔軟さがあったそうです。
どんな活動にも積極的でフットワークが軽く、そのときの“熱中モード”に突入すると、とことん突き進むエネルギーを持っていたといいます。
たとえば、一時期はトランス音楽にハマり、クラブ通いに没頭していた時期もあったそう。
また、夏には1ヶ月間海の家で住み込みのアルバイトに挑戦し、真っ黒に日焼けして“ギャル化”して帰宅したこともあったといいます。
こう聞くと、かなり自由奔放な印象を受けるかもしれませんね。
しかし山本さんは、「姉は完全には道を外さない人」とも語っています。
あんりさんの中には、長女として「親に叱られたくない」という強い気持ちがあったようで、多少羽目を外しても、どこかで自制心が働いていたのだとか。
親の視線を常に気にしながらも、自分なりの自由を模索していたというバランス感覚が印象的です。
一方で、次女である山本さんからすると、そんなお姉さんの立場は「ちょっと損してるな」と感じていたこともあったそうです。
長女ならではの“見えないプレッシャー”に縛られていた様子に、妹として複雑な気持ちを抱いていたのでしょう。
とはいえ、そうした発言にはどこかあたたかい視点があり、山本さんらしいユーモアと客観性が感じられます。
姉妹の性格の違いや育ち方のギャップ、そしてそれぞれが背負っていた「家族内での役割」は、多くの読者にも共感を呼ぶポイントではないでしょうか。
家庭内での小さな葛藤や観察が、山本さんの文章力や人間描写の豊かさにつながっているのかもしれません。
このように、あんりさんという自由で魅力的なお姉さんとの関係性は、山本さんの価値観やユーモアセンスに少なからず影響を与えてきたようです。
読者としては、そんな姉妹のやりとりに、つい頬がゆるんでしまいますよね。
まとめ
山本ゆりさんの家族は一般人のため顔写真などは公開されていませんが、山本ゆりさんのブログには度々エピソードが綴られています。
幼い頃は借金の対応を迫られたことがあるものの、今は家族それぞれ穏やかな暮らしが出来ているようです。
これからも家族と楽しく、幸せな時間を過ごしてほしいですね。
