元男性のタレント・カルーセル麻紀さんは、「日本人として初めて性別適合手術を受けた人」「戸籍を男性から女性にしたパイオニア」とも言われています。
そんなカルーセル麻紀さんは、どんな人なのでしょうか。
今回は、カルーセル麻紀さんの若い頃や経歴、性転換などについて調べてみました。
カルーセル麻紀の若い頃からキレイ!
カルーセル麻紀さんの若い頃の姿はこちらです。
LINENEWSにカルーセル麻紀さんの記事があってお元気そうでよかったなぁと✨
— 求肥☻✴︎* (@gyuhimunimuni) August 18, 2022
今ももちろんお綺麗ですが、若い頃もめちゃくちゃ美しいんよな
たぶん個人的にこういうメイクが好きなのもある😆 pic.twitter.com/WnIyHh9dqU
若い頃の #カルーセル麻紀 が綺麗すぎる件 pic.twitter.com/bnAxLFyogZ
— ㄜㄘƕこ (@sachinko931) July 10, 2018
「お兄さん、お1つ如何?🍶」
— 甘味亭 先舐 DOJ 🇯🇵No.042 sammy FS 0013 (@kanmitei_name85) July 29, 2020
客「いや👋😅俺、酒弱いから…」
「テメェ、俺の酔が受けれない って言うのか!?」(ドスの効いた低い声で😂)
客「お姐さん、昔に戻ってるよ…😅」
「あ〜ら、ごめんなさい(//∇//)」
※カルーセル麻紀の鉄板ネタです
😂😂😂 pic.twitter.com/QYJTa3okQB
男性だったとは思えないほど、美しいですね。
カルーセル麻紀のプロフィールや経歴
カルーセル麻紀大先生。78歳、迫力の美しさ。45年前に徹子の部屋に出た時に着てた衣装ですってよ。着れるのが凄い。 #徹子の部屋 pic.twitter.com/kbyzE1a31Z
— いちご味🍓駄々 (@dada_bya) February 26, 2021
名前:カルーセル麻紀
生年月日:1942年11月26日
出身地:北海道
血液型:A型
身長:157cm
所属事務所:オフィスカルーゼル
15歳の時に年齢を誤魔化して北海道札幌市のゲイバーで働くようになったカルーセル麻紀さんは、全国各地のゲイバーの他ショーパブやキャバレーなどを転々とし、1963年に芸能界入りしました。
そして1968に「愛してヨコハマ」で歌手デビュー、『11PM』の出演をきっかけに他にもレギュラー番組を抱えるようになり、雑誌『平凡パンチ』などではグラビアの仕事もこなしています。
現在もテレビやラジオ、舞台などで活躍しています。
カルーセル麻紀は美輪明宏の姿を見てゲイと認識
カルーセル麻紀さんは、子供の頃から女の子と遊ぶことが多く、お母さんの着物や口紅にうっとりしていました。
「ゲイ」という言葉が世に浸透していなかったということもあり、思春期になっても女性には興味がなく男性にときめく自分に「自分はなんで他の男の子たちと違うんだろう」と疑問に思っていたそうです。
そんなカルーセル麻紀さんの疑問を解いたのは、美輪明宏さんでした。
カルーセル麻紀さんは中学時代にシャンソン曲『メケ・メケ』で人気だった美輪明宏さんの存在を知り、「そういうことか」と納得、「この道で生きていくしかないんだ」と思ったと明かしています。
カルーセル麻紀の本名や芸名の由来
カルーセル麻紀さんの出生時の本名は、「平原徹男」さんでした。
2004年に施行された性同一性障害者特例法で性別の変更が認められ、「平原徹男」から「平原麻紀」と改名し、現在は「平原麻紀」が本名になっています。
「カルーセル」という芸名は、19歳の頃に働いていたゲイバー「カルーゼル」からとってたもので、日劇ミュージックホールに出演する際に「麻紀だけでは短すぎる」と言われたことをきっかけに現在の芸名で活動するようになりました。
カルーセル麻紀のモロッコでの性転換手術が壮絶だった
カルーセル麻紀さんは19歳の頃に身体つきが男性化していくことに恐怖を覚え始め、友人に相談すると「睾丸を取ればいい」という結論にたどり着きました。
当時の日本では睾丸摘出手術が認められていなかったものの、ある性病科の医師が「盲腸より簡単やで」と引き受けてくれたそうです。
ところがオペして次の日くらいから内出血が始まってどんどん膨らんでしまい、「取ったんじゃなくて入れたんじゃないの?」と友人に言われるほどになってしまったのです。
その後膿を取る手術をしたものの傷口がなかなか塞がらず、出演する舞台が決まっていたためカルーセル麻紀さんは自分の手で消毒してホチキスで留め、上から絆創膏貼って舞台に立っていました。
そして30歳の時にはモロッコで性転換手術をした美女の存在を知ったことをきっかけに陰茎の切除を決意、病院を調べ手紙を出し、現在の1000万相当の金額で手術を受けました。
しかしこの手術でも癒着がうまくいかず化膿してしまい、普通なら1週間くらいで退院できるもののその期間を超えても高熱がおさまらず、さらには何も食べれず言葉も通じず、カルーセル麻紀さんは死をも覚悟していました。
そんな中唯一会話のできた看護師にお金を渡し「オペの道具持ってきてくれ」と頼み、麻酔もなしに自分で手術しました。
当時についてカルーセル麻紀さんは、「痛いとかそういう問題じゃなくて、自分が『生きたい』と思ってこのままじゃ死んじゃうなと思ったから」と語っています。
カルーセル麻紀は病気?
カルーセル麻紀さんは、2011年に「閉塞性動脈硬化症」、2020年に「脳梗塞」を経験しました。
閉塞性動脈硬化症では血管の詰まりを解消する治療やカテーテル治療を受けています。
脳梗塞でも後遺症は残らず、今は数ヶ月に1度の経過観察のための通院のみで落ち着いているようです。
カルーセル麻紀は逮捕歴があるけど刑務所に行っていない
2001年9月、カルーセル麻紀さんは大麻とコカインを自宅に隠し持っていたとして、大麻取締法、及び麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕されました。
40日間勾留されたものの、後に冤罪で不起訴になっています。
当時はまだ戸籍は男性だったため、拘留中の留置場では男子房に入りました。
カルーセル麻紀の刺青
カルーセル麻紀が俺の言いたいこと全部先に言ってくれてる タトゥーほぼカーディ🅱️だし pic.twitter.com/3p80VoAVz9
— チャーリー田母神 (@hereditary_cco) July 18, 2023
カルーセル麻紀さんには、左脚の太ももにぼたんの刺青があります。
いつ頃に彫ったものなのかはわかりませんでした。
カルーセル麻紀の自宅や年収
カルーセル麻紀さんの自宅や年収は公開されていません。
2006年には自宅が空き巣被害に遭い、腕時計などの宝飾品約800万円相当や現金約10万円、外国紙幣約320万円相当を盗まれたことを明かしています。
まとめ
若い頃から自分の心と体が一致しない性同一性障害を抱えていたカルーセル麻紀さんは、壮絶な手術、そして法律を乗り越え、今は女性として生活しています。
これからもそんなカルーセル麻紀さんの活躍を応援していきたいと思います。