日本の法務省のトップとして働いている第102代法務大臣森雅子さんは経歴や学歴がすごいと話題となっています。
女性活力・子育て支援などの政策にも力を入れている「ママ大臣」としても注目されています。
今回は、そんな森雅子さんの経歴や学歴、また家族についても紹介していきます。
森雅子首相補佐官のプロフィールや経歴
安倍総理より法務大臣の任命を受け、ただ今、皇居にて天皇陛下より認証式をしていただきました。身の引き締まる思いです。国家国民のため謙虚に真摯に務めて参ります。
森まさこ pic.twitter.com/wO4gd6KZoJ— 森まさこ MORI Masako (@morimasakosangi) October 31, 2019
生年月日:1964年8月22日
出身地:福島県いわき市
血液型:O型
職業:法務大臣、参議院議員、弁護士
前職:金融庁検査局金融証券調査官
所属政党:自由民主党(細田派)
趣味:マラソン、ヨガ
森雅子さんが12歳の頃、父に借金があり、取り立てに怯える日々を送っていましたが、その時助けてくれたのが弁護士でした。
そのことがきっかけで、森さんは弁護士を志し、1992年の27歳の頃に、5回目の挑戦で司法試験に合格しました。
司法修習47期を経て、1995年に弁護士登録し、同年には結婚もされています。
画像引用元:森まさこ参議院議員オフィシャルサイト
弁護士時代は、貧しい人々を助けるために消費者弁護を専門として、多くの依頼人を助けていき、1999年には日本弁護士連合会が作った留学制度に推薦を受け、まだ生後2ヶ月の長女を連れ、アメリカへ留学しました。
アメリカ留学中に、日本にはまだなかった被害者救済のための制度を目の当たりにして、帰国したら「消費者保護」という明確な理念を持った官庁を作りたいと思うようになったのです。
2001年に帰国し、引き続き弁護士として働いていました。
2002年には次女が生まれ、夫の海外赴任で渡米した際には、一時は専業主婦となります。
画像引用元:森まさこ参議院議員オフィシャルサイト
弁護士として、個々の事件を解決するだけでなく、もっと根底から変えなければならないと考え、今後は法律を作る側に立ち、弱い立場の人たちを保護したいと思い、2005年に金融庁総務企画局課長補佐として賃金業規制法関連の法整備を担当しました。
2006年には金融庁検査局金融証券検査官として証券・金融に関する業務を担当しました。
#選挙ポスター 福島選挙区 森雅子(自由民主党・現)
http://t.co/kWT6X19MK4 それでは参考資料どうぞ!
— ssk_krr (@ssk_krr) October 27, 2013
そして、2007年第21回参議院議員通常選挙に自民党公認で福島県選挙区から立候補し、初当選しました。
2009年には自民党法務部会長を務め、2010年には自民党副幹事長を務めるなど、政治家として実績を上げていきました。
東日本大震災が発生した2011年には、復興対策として設置された東日本大震災復興対策本部では特別委員会理事に就任していました。
2012年には参議院行政監視委員長に就任し、その年の12月には、第2次安倍内閣では当選1回ながら国務大臣に就任して、初入閣しています。
女性活力や子育て支援、消費者・食品安全、交通安全などを担当することになったのです。
2013年第23回参議院議員選挙で2回目の当選をしました。
2014年からは、参議院では東日本大震災復興及び原子力問題特別委員や財政金融委員、国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会理事を務めており、更に、自民党では消費者問題調査会顧問や女性活躍推進本部PT座長を務め、多岐にわたり活躍しています。
2016年は参議院で環境委員長や東日本大震災復興特別委員を務め、自民党では治安・テロ対策調査会会長を務めました。
2017年は環境委員会理事や環境・温暖化対策調査会副会長、女性活躍推進本部長、組織運動本部副本部長、虐待等に関する特命委員会副委員長を務めました。
2018年は参議院で環境委員会理事・東日本大震災復興加速化本部副本部長を務め、自民党では総務を務めました。
【森新法相「まずは国民の信頼」】
森雅子新法相が就任の記者会見に臨み、「まずは国民の信頼をいただくことが重要だ。国民の安心・安全を守る仕事を真摯(しんし)に、謙虚に進める」と抱負を述べました。 #森雅子
記事はこちらへ⇒https://t.co/OGqXjsCWsm pic.twitter.com/EXLA1sxnHI
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 31, 2019
2019年第25回参議院議員通常選挙で3回目の当選し、同年10月31日に第102代法務大臣に就任しました。
森雅子首相補佐官の所属派閥
森雅子さんの所属派閥について見ていきましょう。
清和政策研究会の集いに、本当に多くの皆さまにおいでいただきました。ありがとうございました。
— 森まさこ MORI Masako (@morimasakosangi) May 12, 2015
森雅子さんは自由民主党の細田派に所属しています。
細田派とは通称名称で、正式名称は清和政策研究会と言い、1979年に第67代内閣総理大臣の福田赳夫氏を中心として設立された派閥で、現在は安倍首相も所属しています。
設立後、会長が後継される度に通称名称も変わっていき、福田派→安倍派→三塚派→森派→町村派→細田派となっています。
ここで清和政策研究会とは何か見ていきましょう。
清和政策研究会は「昭和の黄門」と称される元首相福田赳夫先生が創設した。1962年、福田赳夫先生が「所得倍増計画」を唱える池田勇人首相の高度経済成長政策に異議を唱え旗揚げした「党風刷新連盟」が起源となっている。自民党を良くするため、派閥のための派閥ではなく、清く・正しく・たくましい活動をしてゆこうとする福田赳夫先生の精神が、発足当時から受け継がれており、歴代数多くの首相を輩出している。現在自民党最大の政策研究集団である。引用元:清和政策研究会ホームページ
所属理由についての情報はありませんでした。
ただ、政策理念が細田派と同じ、要するに他の派閥とは考え方が違うことが細田派に所属する理由だと思います。
例えば、岸田派(宏池会)は憲法改正に消極的ですが、細田派は積極的とされています。
森雅子さんは憲法改正に賛成派ですし、様々な分野で活躍されている積極性のあるお方なので細田派に所属しているのかもしれないですね。
森雅子首相補佐官の学歴
輝かしい経歴の持ち主の森雅子さんの学歴について見てきましょう。
出身中学校は、出身地である福島県いわき市にある、いわき市立植田中学校です。
森雅子さんの地元の公立中学校です。
森雅子首相補佐官が通った高校
出身高校は、福島県立磐城女子高等学校(現:福島県立磐城桜が丘高等学校)です。
平成13年に「福島県立磐城女子高等学校」から「福島県立磐城桜が丘高等学校」に変更し、男女共学となりました。
偏差値は62と福島県内でも上位につくほどの進学校なので、森雅子さんは高校の頃から優秀だったのでしょうね。
高校では、部活動はせず家庭教師などのアルバイトを掛け持ちしながら、3年間を過ごしました。
森雅子首相補佐官が通った大学
出身大学は、宮城県仙台市にある国立大学の東北大学法学部です。
東北大学法学部は、偏差値は60とやや難関の名門大学です。
森雅子さんの大学時代は、毎日アルバイトしながら、司法試験のために予備校で働いたりと忙しい大学生活を送っていました。
東北大学法学部の同級生には、立憲民主党の枝野幸男さんがいたそうです。
森雅子首相補佐官の家族
森雅子さんの家族について見ていきましょう。
森雅子首相補佐官の夫は三好豊弁護士
森雅子さんは、1995年に弁護士である三好豊さんと結婚しました。
お二人は、司法修習生時代にアメリカで出会いました。
法務委員会 三好豊委員長からのメッセージ #jfa https://t.co/yNPo0PVREe
— 日本サッカー協会 (@JFA) May 21, 2020
三好豊さんは大手弁護士事務所に所属し、国際弁護士として企業法務などの分野で活躍されています。
日本サッカー協会のサッカー界における法秩序の維持や選手の資格に関する事項などについて担当する法務委員会の委員長も務めているのです。
学歴も、高校は慶應義塾志木高等学校、大学は慶應義塾大学法学部出身で、大学卒業後は、アメリカに留学しワシントン大学を卒業しています。
夫婦そろってすごい学歴で、まさに超エリート婚と言えますね!
森雅子首相補佐官の子供
森雅子さんと三好豊さんの間には、1998年に長女、2002年に次女と二人の子供がいます。
森雅子さんは、政治家として第一線で活躍し、弁護士としてだけでなく、二人の子供を育てる母親としても活躍しているのです。
まとめ
今回は森雅子首相補佐官の経歴や学歴、家族などについて紹介していきました。
森雅子さんはとてつもない経歴の持ち主で、現在も法務大臣として活躍されています。
法務大臣ということで、メディアに取り上げられることも多く、大変なこともある立場ですが、これからも日本のために頑張って欲しいですね。
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