平愛梨さんといえば、明るい笑顔と存在感のある演技で長く愛されている方ですが、「どんな学生時代を過ごしてきたんだろう?」と気になる人も多いようです。
たとえば、子どもの頃からピアノやクラシックバレエを習っていたことや、芸能活動が本格化したタイミングで東京の中学校に転校したエピソードなど、実は知られていない背景がいくつもあります。
明石市で育った日々から、オーディションで約8000人の中から選ばれたデビュー秘話、さらに所属事務所や現在の活動スタイル、年齢・身長といった基本プロフィールまで、気になる項目は幅広いですよね。
最近はバラエティやSNSでの自然体な姿も話題で、「どんな道のりを経て今の平愛梨さんがあるのか」を知りたいという声も多く見かけます。
そんな疑問をひとつずつ確かめながら、平愛梨さんのこれまでの歩みを整理してみました。
平愛梨の学歴
平愛梨さんの学歴は、地元・兵庫県で過ごした幼少期から、芸能活動を本格化させるために上京した思春期まで、環境の変化と努力がしっかり刻まれています。
デビュー前のインタビューや当時の報道を見ると、「引っ込み思案だった子が徐々に表現の世界へ踏み出していく過程」がよく伝わってくるんですよね。
もともと平愛梨さんは、明石市で生まれ育ち、小学校から中学途中までは地元の公立校に通っていました。
芸能界に入るきっかけは、1999年のオーディション番組『チャンスの殿堂!』でグランプリを獲得したこと(日本テレビ公式)。
ここから仕事の拠点が東京に移り、学校生活も「地元→上京後の学校」へと大きく変わっていきます。
その後の高校時代は、芸能活動と両立しやすい堀越高等学校のトレイトコースに在籍し、途中から北豊島高等学校の通信課程へ編入。
多忙な時期でもレポート提出やスクーリングをこなし、高校卒業まで走り抜けています。
高校卒業後は大学には進学せず、女優業に専念する道を選択。
この決断が後の映画『20世紀少年』でのヒロイン・カンナ役(2008年公開)につながるため、結果的にターニングポイントになったといえそうです。
こうして流れを追うと、平愛梨さんの学歴は “芸能活動に合わせて着実にステップを踏んだ軌跡” として見ることができますね。
平愛梨の出身小学校
平愛梨さんは、明石市立江井島小学校出身です。
地元では落ち着いた住宅地の中にある学校として知られており、平愛梨さんもこの町でのびのびと幼少期を過ごしていました。
当時の本人コメントや家族のエピソードを見ると、控えめで少し恥ずかしがり屋なタイプだったそうで、学校でも目立つよりは友達との時間を大切にする子だったと語られています。
ちなみに、平家は兄弟が多く、平愛梨さんは6人兄弟の三女。
家ではにぎやかな環境だった一方で、学校では落ち着いた過ごし方をしていたようで、この頃の性格が後の柔らかな雰囲気につながっているのかもしれません。
たとえば2020-10-09の本人SNSでは、子どもの頃の思い出を振り返る投稿もあり、家族と過ごした時間が今も大切な原点だと伝わってきます(Instagram公式 https://www.instagram.com/harikiri_tairi/)。
また、芸能活動への第一歩は小学校高学年の頃に芽生え始めたとされ、歌やダンスが好きで、家族の前で披露することも多かった時期だったと言われています。
こうした背景が、後のオーディション参加につながったと考えると、小学校時代は”表現者としての始まり”という意味でも重要な時期だったと言えそうです。
平愛梨の出身中学
小学校卒業後は、明石市立江井島中学校に進学しました。
その後、世田谷区立駒沢中学校に転校しています。
“東京で芸能活動を本格的にやりたい”という思いが強くなり、家族とも相談したうえで上京を決意する流れになりました。
環境が一気に変わる時期でしたが、当時の担任の先生や友人たちに支えられたエピソードも語られており、慣れない東京での生活を少しずつ自分のペースで乗り越えていたようです。
ちなみに、まだデビュー前の多忙なレッスン期にあたるため、学校との両立は簡単ではなかったはずですが、この時期の努力が後の女優としての基礎になったと見る人もいます。
中学時代は芸能界を目指す”準備期間”であり、平愛梨さんのターニングポイントになった時期とも言えそうです。
平愛梨の出身高校
平愛梨さんは、中学卒業後に芸能人御用達の堀越高等学校へ進学しました。
選んだのは、芸能活動と学業を両立しやすい「トレイトコース」。
偏差値は38前後と言われていますが、芸能活動のスケジュールに合わせて柔軟に通える点が特徴で、多くの若手タレントが生活の基盤としてきた学校です。
意外なのは、在学中に男子サッカー部へ所属していたこと。
平愛梨さんはゴールキーパーとして練習に参加しており、キャラクターからは想像できないほど活発に動き回る日々だったそうです。
「守るのが好きだった」と語ったインタビュー内容をもとに、仲間と一緒に汗を流す姿を思い浮かべたファンも多いはずです。
その後、北豊島高等学校の通信課程に編入しました。
ただ、この頃は芸能活動が本格的に始まったタイミングとも重なり、より自分のペースで学べる環境を求めて編入したそうです。
通信制という選択は、当時の芸能活動の多忙さを考えると自然な判断だったように思えます。
撮影やレッスンでスケジュールが変動するなか、自分のタイミングで学べる通信制は大きな支えになったのでしょう。
高校時代は、平愛梨さんが”芸能活動を続ける覚悟を固めた時期”とも言われています。
堀越での活動的な日々と、通信制での地道な学習。
この二つの経験が女優としての土台をつくったのではないでしょうか。
平愛梨の出身大学
平愛梨さんは、高校卒業後に大学へは進学していません。
堀越高校から通信制への編入を経て、ちょうど仕事の幅が広がり始めた時期と重なっていたため、進学よりも芸能活動に集中する選択をしたようです。
当時はドラマ出演のほか、映画のオーディションにも積極的に挑戦していた時期でした。
2008年公開の映画『20世紀少年』でヒロイン役を射止めたのも、この頃の努力が実を結んだ象徴的な出来事です。
作品公式サイトには、オーディションの倍率が非常に高かったことが記されており、その中で選ばれた経験は大きな自信にもつながったはずです。
また、バラエティー番組への出演機会も増えていき、芸能界での活動量が一気に増加したタイミングでした。
大学進学を選ばなかった背景には、こうした”現場で経験を積みたい”という思いもあったと考えられています。
SNS上でも「平愛梨さんは若い頃から努力家だった」という声が見られ、進学しなかったこと自体がキャリアの足かせになるどころか、女優としての成長スピードを加速させた印象が強いです。
大学で専門分野を学ぶ道もありましたが、平愛梨さんにとっては、日々の撮影現場こそが実践的な学びの場所だったのかもしれません。
こうした選択が、今の多彩な活躍へしっかりつながっているように感じます。
平愛梨のプロフィールや経歴
平愛梨さんの歩みを見ていくと、デビューのきっかけからブレイクまでの流れに”芯の強さ”がしっかり刻まれていることが分かります。
SNSでも子どもたちや長友佑都さんとの日常を明るく投稿しながら、表に出る仕事とのバランスを上手に保っている姿が印象的です。
試合後に長友佑都さんとテレビ電話でやり取りをしたエピソードを載せ、「また新たな景色が見たい」と前向きな言葉を添えていて、家族との絆の深さが伝わってきました。
試合後、夫の笑顔が見れて本当によかった🥹(テレビ電話だけど)
— 平愛梨 (@harikiri_tairi) December 2, 2022
メッセージありがとうございました🥹🙏
私も感動しました🙏
また新たな景色が見たいです🥹 pic.twitter.com/GNfVNglWnr
名前:平愛梨
生年月日:1984年12月12日
出身地:兵庫県
血液型:O型
身長:152cm
所属事務所:ライジングプロダクション
もともと安室奈美恵さんに憧れていた平愛梨さんは、1999年に放送されたオーディション番組『チャンスの殿堂!』で、DA PUMPのISSAさんの妹役を選ぶ企画に参加しました。
応募総数約8000人の中からグランプリに選ばれ、ここが芸能界入りの大きなターニングポイントになりました。
上京後はドラマ『3年B組金八先生』などに出演しつつも、思うように仕事が増えない時期が続き、お母さんから「もう辞めたら?」と言われたこともあったそうです。
それでも「最後にもう一度だけ挑戦しよう」と受けたのが、映画『20世紀少年』のヒロイン・カンナ役のオーディションでした。
約3000人の中から選ばれたこの抜擢によって一気に注目され、第33回日本アカデミー賞 新人俳優賞も受賞しています。
ブレイク後は映画『摂氏100℃の微熱』や『呪怨 -ザ・ファイナル-』、ドラマ『黒猫、ときどき花屋』などで主演を務め、演技の幅を広げていきました。
さらに、持ち前の天然キャラとテンポの良い受け答えがバラエティ番組で人気となり、『ヒルナンデス!』『もしもツアーズ』などのレギュラーやゲスト出演でも親しみやすい魅力を発揮しています。
芸能活動の中断期間を挟んだ後も、SNSでの発信やメディア出演を通して自然体の姿を見せ続け、2025年には日本テレビ系のスペシャルドラマ『放課後カルテ』で約12年ぶりに本格的な女優復帰を果たしました。
長年のファンだけでなく、育児世代の読者からも「共感しやすい存在」として支持を集める理由がよく伝わるキャリアとなっています。
平愛梨の所属事務所
平愛梨さんが所属しているのは、芸能大手の ライジングプロダクション です。
デビュー当初から変わらず同じ事務所に在籍しており、長い時間をかけて信頼関係を築いてきた様子がうかがえます。
ちなみに、平愛梨さんが幼い頃から憧れていた安室奈美恵さんも、かつて同じ事務所に所属していました。
現在は観月ありささん、知念里奈さん、三浦大知さんなど、ドラマ・舞台・音楽と幅広く活躍するアーティストが在籍していて、ジャンルを問わず多彩な才能が集まる環境です。
平愛梨さんもその一員として、女優業からバラエティまで柔軟に活動の幅を広げています。
平愛梨の年収
平愛梨さんの年収は公表されていません。
ただ、これまでの活動内容や現在の仕事量を踏まえると、おおよその傾向は見えてきます。
2017年1月29日にサッカー選手の長友佑都さんと結婚してからは、家族で海外生活が続いたこともあり、しばらく女優業を控えていました。
あの頃の生活スタイルは多くのメディアでも紹介されていて、「育児中心の暮らし」が印象的でした(ORICONニュース:2023-12-12)。
現在は長友佑都さんが再び東京でプレーするようになり、平愛梨さんも日本を拠点に活動する機会が増えています。
とはいえ、ドラマ出演や映画撮影といった大規模な仕事は控えめで、InstagramやXでの発信、バラエティー番組のゲスト出演がメインです。
芸能界の出演料は番組や契約によって幅が大きいのですが、CM契約がない時期は数百万円〜1,000万円前後という見方もあります。
もちろん、家族の生活は長友佑都さんの現役収入が大きく支えているため、平愛梨さん自身は「無理せず続けられる範囲での仕事」に軸を置いているように感じます。
また、SNSでは子育てや家族との日常を丁寧に発信しており、その自然体な姿が30〜40代の女性ファン層に支持されています。
今後ドラマ復帰やCM出演が増えれば、収入面でも大きく変動する可能性がありますね。
まとめ
平愛梨さんの歩みをたどっていくと、華やかな印象の裏側に、地道に積み重ねてきた時間や、家族との支え合いがあったことがよく分かります。
幼い頃の挑戦から始まり、思うように進まない時期も経験しつつ、『20世紀少年』で大きな転機をつかんだ姿は、今振り返っても胸に響くものがありますね。
現在は子育てが中心の生活ですが、SNSで見せる自然体な笑顔からは、表舞台とは違った豊かさも感じられます。
これからどんな形で活動を続けていくのか、楽しみにしている方も多いはずです。
気になる作品出演の情報や、近況の発信も随時チェックしながら、また新しい一面に出会える日を待ちたいところです。
