俳優として第一線で活躍を続ける柄本明さんは、私生活でも「芸能一家」として広く知られています。
奥さんの角替和枝さんは名脇役として数々の作品に出演し、息子の柄本佑さんや柄本時生さんも今や実力派俳優として人気を集めています。
実は娘さんもおり、家族そろって芸能の世界に関わっているのが大きな特徴です。
さらに、佑さんの奥さんは女優の安藤サクラさんで、そのお父さんは俳優の奥田瑛二さんというから驚きですよね。
まさに親戚まで含めて才能豊かな俳優一家です。
どんな家族関係が築かれてきたのかを知ると、作品の見方も少し変わってくるかもしれません。
柄本明の奥さん(嫁)は角替和枝
柄本明さんの奥さんは、女優の角替和枝さんです。
出会いは柄本明さんが旗揚げした「劇団東京乾電池」に角替和枝さんが入団したことがきっかけでした。
柄本明さんが一目惚れしたことから交際が始まり、1981年に結婚しています。
結婚後の二人はとても仲が良く、近所の喫茶店に一緒に出かけて芝居のことを語り合ったり、何気ない会話を楽しんだりと、プライベートでも自然体で寄り添って過ごしていたそうです。
俳優として多忙を極めながらも、夫婦で支え合う姿が印象的でした。
しかし、2017年の人間ドックでがんが見つかり、角替和枝さんは約1年2か月にわたる闘病生活を送ることになります。
そして2018年10月27日、64歳という若さで惜しまれながら旅立たれました。
お別れの会では、柄本明さんが「和枝ちゃんはもちろん、家族で病気と闘った。とにかく残念です」と語り、さらに「いい人でした。とても正直で、その上にバカがつくというか天然というか」と振り返ったコメントが報じられています(NHKなどの報道より)。
角替和枝さんはドラマや映画、舞台で数多くの役を務め、特に脇役として作品に欠かせない存在感を放っていました。
代表作には『おしん』や『北の国から』シリーズがあり、観る人に親しみを与える演技で知られていました。
家族思いでユーモラスな人柄は周囲からも愛され、亡くなった後も「もっと演技を見たかった」という声が多く寄せられています。
俳優としての柄本明さんの現在の姿や、息子の柄本佑さん・柄本時生さんの活躍の裏には、角替和枝さんの存在が大きな支えになっていたことが伝わってきます。
柄本明の息子2人は俳優だけど娘もいた!
柄本明さんには3人のお子さんがいます。
長男と次男は俳優として広く知られていますが、実は長女も映画や舞台の現場に関わる仕事をしているのです。
それぞれが違う立場で芸能界に関わっており、家族全員が作品づくりに携わる「芸能一家」として注目されています。
柄本明の娘(長女)は柄本かのこ!
長女の柄本かのこさんは、俳優業ではなく映画やドラマの制作サイドで働いています。
映画会社に勤務し、製作進行など裏方の仕事を担っており、作品のスタッフ欄に名前が出ることもあります。
一般人のため顔写真や詳しいプロフィールは非公開ですが、SNS上では「裏方まで柄本家なのがすごい」と驚きの声もあり、俳優一家の中で舞台裏を支える存在として知られています。
お父さんやお母さんと同じ業界で働きつつ、独自の形で関わり続けているのが特徴です。
柄本明の長男・柄本佑
長男の柄本佑さんは、映画監督を志していた時期もありましたが、お母さんのマネージャーの勧めで映画『美しい夏キリシマ』のオーディションを受けたことが転機となり、俳優デビューを果たしました。
その後は数々の映画やドラマに出演し、第40回エランドール賞新人賞や毎日映画コンクール主演男優賞など受賞歴も豊富です。
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2019年のドラマ『知らなくていいコト』では主演の吉高由里子さんとの共演シーンが話題となり、演技力と存在感を改めて示しました。
プライベートでは女優の安藤サクラさんと結婚し、奥田瑛二さんや安藤和津さんとも親戚関係にあることから、一層「芸能一家」として注目を集めています。
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柄本明の次男・柄本時生
次男の柄本時生さんは、2003年に兄が受けられなかったオーディションを代わりに受けて合格し、俳優としての活動を始めました。
2010年にはドラマ『Q10』でお父さんの柄本明さんと共演し、翌年の朝ドラ『おひさま』ではお母さんの角替和枝さんとも共演。
家族と共に作品に出演した経験は大きな話題となりました。
さらに2015年頃からはメンズブランド「フィンガリン」のモデルを務め、俳優以外の活動にも挑戦。
2020年には女優の入来茉里さんとの結婚を発表し、公私ともに注目されています。
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安藤サクラが嫁に来て奥田瑛二も親戚に!
柄本明さんの長男である柄本佑さんは、2012年に女優の安藤サクラさんと結婚しました。
安藤サクラさんは実力派として映画界で高く評価されている俳優で、2018年のNHK朝ドラ『まんぷく』でヒロインを務めたことでも知られています。
実はその家族も著名人ぞろいで、お父さんは俳優の奥田瑛二さん、お母さんはエッセイストでコメンテーターとしても活動する安藤和津さん、お姉さんは映画監督の安藤桃子さんという、まさに映画界と芸能界に深く根を持つ一家です。
佑さんとサクラさんの結婚によって、柄本家と安藤家が親戚関係になったことで、芸能界の中でも屈指の”ビッグファミリー”として注目されるようになりました。
夫婦は公私にわたり支え合いながら、子育てと俳優業を両立しており、インタビューでは互いの仕事にリスペクトを持っていることが伝えられています。
柄本明の家系図がすごい!
柄本佑さんと安藤サクラさんの結婚は、単に芸能一家同士の結びつきにとどまりません。
サクラさんのお母さんである安藤和津さんのお父さんは元法務大臣の犬養健さんで、さらにその父は第29代内閣総理大臣の犬養毅さん。
つまり、安藤家は犬養家の血筋につながっており、SNS上でも「柄本家が犬養家の家系図に入った」と驚きの声があがりました。

柄本明さん自身に直接的な政治的関わりがあるわけではありませんが、家系図を紐解くと俳優一家と政治一家が縁でつながっているのは非常にユニークです。
さらに補足すると、柄本家は演劇界での存在感が強く、東京乾電池を立ち上げた柄本明さんを中心に、息子の佑さん・時生さん、そして親戚にあたる安藤サクラさん一家まで含めると、映画・ドラマ・舞台のほとんどの分野に誰かしらが関わっていることになります。
こうした背景もあり「日本映画界を動かす家系図」とまで言われることもあり、芸能史的な視点から見ても興味深い繋がりだといえるでしょう。
まとめ
柄本明さんの家族を見ていると、芸能一家といわれる理由がよくわかります。
奥さんだった角替和枝さんとの温かな関係があったからこそ、子どもたちはそれぞれの道で才能を開花させ、俳優として、あるいは制作の現場を支える裏方として活躍しています。
長男の柄本佑さんは安藤サクラさんと結ばれ、映画界を代表する一家の縁もつながりましたし、次男の柄本時生さんもドラマや映画で存在感を発揮しています。
長女のかのこさんも表舞台こそ少ないですが、作品づくりを支える大切な役割を担っているのが印象的です。
これからも家族それぞれの活動が新しい形で交わる瞬間に出会えるかもしれませんし、そうした場面を期待しながら見守っていきたいですね。
