料理愛好家でタレントの平野レミさんは、1972年に結婚しました。
相手はイラストレーターの和田誠さんでした。
当時はシャンソン歌手だった平野レミさんが、どのような形で和田誠さんと夫婦になったのでしょうか。
今回は、平野レミさんと和田誠さんの出会いや自宅について調べてみました。
平野レミの旦那は和田誠
平野レミさんとご主人の和田誠さん。小船に乗った若い頃の写真素敵だなぁ。いい写真。レミさんは今度生まれ変わっても和田さんと結婚して、自分が先に死んで残された方がどれだけ悲しいかリベンジしてやると言ってた。そのくらい大好きだったんだな。 pic.twitter.com/9fOq7YTbpQ
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) December 4, 2021
平野レミさんの旦那さんは、イラストレーターの和田誠さんです。
和田誠さんは、1959年に広告制作プロダクションライトパブリシティにデザイナーとして入社、同年新商品の紙巻きたばこ「ハイライト」のパッケージデザインコンペに参加し、採用されました。
その後も自社のライトパブリシティ及び、社会党のロゴマークを手掛け、キヤノンや東レといった国内有数の企業の広告デザインを長らく担当し1968年に退社しました。
その後はフリーランスとなり、『週刊文春』の表紙、村上春樹さんの『アフターダーク』、三谷幸喜さんや阿川佐和子さん作品ら数多くの装丁も手掛けています。
2019年10月7日に肺炎のため83歳で天国へと旅立ち、2021年12月17日には渋谷区立中央図書館に自著や装丁を手掛けた本、蔵書や本棚などが寄贈され、「和田誠記念文庫」が開設されました。
平野レミと和田誠の馴れ初め
若い頃の和田誠さんと平野レミさん。とっても可愛いです😊 pic.twitter.com/LoM0K04zHB
— たなきょん (@tanakyon65) October 11, 2019
平野レミさんと和田誠さんの出会いのきっかけは、和田誠さんが平野レミさんが出演していたラジオを聞いて、知り合いのスタッフを通じて食事に誘ったことでした。
和田誠さんは平野レミさんの声を聞いて「自分の嫁になる人だ」と感じたそうで、当時平野レミさんと共演していた久米宏さんに紹介を頼むも、久米宏さんは「レミさんはやめておいた方がいい」と断ったそうです。
それでも諦めきれず、和田誠さんはスタッフにお願いし、見事平野レミさんとつながったのです。
平野レミさんも和田誠さんの人柄に惚れ、二人は出会って10日でゴールインしました。
平野レミの自宅は代々木上原?
平野レミさんの自宅は、東京都渋谷区代々木上原にあります。
詳しい場所は公表されていませんが、建築家であり映画評論家の渡辺武信さんに設計をお願いして、1978年に現在の住まいが完成しました。
和田誠さんは「好きにしていいよ」と言ったそうで、平野レミさんがすべての間取りを決めました。
一番のお気に入りはキッチンで、南向きの庭に面し、子供たちが遊ぶ姿を見えるようにしたそうです。
自宅近くのマンションはキッチンスタジオになっており、このマンションから見える景色は絶景で、神宮外苑の花火も綺麗に見えると明かしていました。
まとめ
長年連れ添った最愛の夫・和田誠さんを亡くした平野レミさんは、あるインタビューで「次生まれ変わって、死ぬときは和田さんと一緒、一緒がいいね」と話していました。
今世で一緒に歩んでいくことは出来なくなってしまいましたが、空の上で見守ってくれている和田誠さんに届くよう、これからも笑顔で平野レミさんらしく過ごしてほしいと思います。