名脇役と呼ばれるまでには、ふつう長い下積みと年齢を重ねた円熟が要りますよね。
ところが20代にして、その気配をすでに漂わせているのが富田望生さん。
映像に映るだけで場面の温度が変わる感じ、あれは経験値だけでは説明がつかない魅力なんですよね。
映画やドラマで見せる幅の広さ、役ごとの温度差の出し方、どれも自然体。
等身大でいながら芯が強い富田望生さんの歩みや背景、そして今後の可能性まで、気になるポイントをまるっと整理してみました。
富田望生の昔の画像がかわいい!
『ブギウギ』で話題の富田望生
— NEWSポストセブン (@news_postseven) January 24, 2024
巧みな演技で「小夜ちゃんロス」発生、役作りで体重変化させ「女性版・鈴木亮平」の声もhttps://t.co/GNFUvvhbDV
「小夜ちゃんは元気でコミカルな役柄ですが、富田望生は悔し涙を流すようなシリアスな演技も素晴らしいので、そうした作品も今後は注目です」(吉田潮氏)
富田望生さんが注目を集め始めた頃は、少しふっくらとした印象がありましたよね。
でも実はこの体型、役づくりのためにおよそ15kgも増量した努力の結果なんです。
演技のためにここまで体をコントロールする姿勢には、若くしてプロ意識の高さを感じます。
昔の写真を見返してみると、今よりもずっとスリムで、優しい笑顔が印象的。
ナチュラルで透明感のある雰囲気が魅力的でした。
とはいえ、現在の富田望生さんもまた、内面の強さや温かさがにじみ出る表情でとても可愛らしいですよね。
体型が変わってもその人らしさが輝いているのは、本物の魅力を持つ女優さんだからこそではないでしょうか。
富田望生の学歴
富田望生さんが通っていた学校について調べてみました。
富田望生さんの学びの歩みは、環境の変化と挑戦の連続でした。
富田望生の出身小学校
富田望生さんは、いわき市立郷ケ丘小学校に入学しました。
のびのびとした毎日を過ごしつつ、音楽や表現への関心を少しずつ育てていった時期でしたね。
ただ、小学高学年で東日本大震災に直面します。
お母さんの仕事の都合もあり、首都圏に生活の拠点を移すことに。
たとえば、新しい通学路や同級生、校風に慣れるまでの戸惑いは小学生には大きかったはずですが、富田望生さんは環境に合わせて一歩ずつ馴染んでいきます。
富田望生の出身中学
小学校卒業後は、府中市立府中第四中学校に進学しました。
中学校では吹奏楽部に所属。
クラリネットやパーカッション、ドラムなど、リズムと旋律の両方に触れながら合奏の面白さを体で覚えていきました。
ちなみに、この時期に培ったリズム感は、後のダンス表現や役づくりにも生きることになりますなんですよね。
富田望生の出身高校
中学校卒業後は、高校に進学しています。
しかし学校名は公表されていません。
高校進学後は、学業と芸能活動の両立が本格化。
撮影スケジュールが長期に及ぶこともあり、学び方の柔軟性を大切にしながら、作品ごとに役へ深く向き合うスタイルを選び取っていきます。
無理に背伸びせず、今の自分に合うリズムで積み重ねる姿勢が印象的でした。
富田望生の出身大学
高校卒業後は、進学していません。
演技の現場で経験を重ねる道を優先。
たとえば、作品の準備・稽古・撮影・プロモーションと続く実務のサイクルを「学びの場」として捉え、年齢に比して濃密な実地研修を重ねてきたと言えるでしょう。
富田望生のプロフィールや経歴
このあと #ヒルナンデス
— 富田望生 (@tomitamiu) May 17, 2023
宜しくお願い致します〜🌼#だが情熱はある @daga_jyounetsu pic.twitter.com/Wu8xDRojP0
生年月日 2000年2月25日
出身地 福島県いわき市
身長 152 cm
職業 女優
特技 ピアノ、ドラム、クラリネット、パーカッション、歌、ダンス
富田望生さんは2000年2月25日生まれ、福島県いわき市出身。
東日本大震災を機にお母さんと上京し、2012年から子役として活動を始めました。
映画『ソロモンの偽証』で一躍注目を集め、その後は『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や『だが、情熱はある』など話題作で存在感を発揮。
ピアノやクラリネット、ドラムが得意で、歌やダンスもこなす多才さが演技の幅を支えていますよね。
環境の変化をしなやかに力へ変えてきた歩みは、今後の舞台・ミュージカル挑戦にもつながっていくのではないでしょうか。
富田望生の所属事務所
富田望生さんが所属しているのは「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」。
2017年に子役時代から所属していたテアトルアカデミーを卒業し、現在の事務所へ移籍しました。
俳優を中心にマネジメントを行う実力派の芸能プロダクションで、寺島進さんやユースケ・サンタマリアさん、映美くららさんなど、個性と演技力を兼ね備えた方々が多く在籍しています。
また、フリーアナウンサーの加藤綾子さんも所属しており、演技や表現に関わる幅広いジャンルをサポートしているのが特徴です。
富田さんにとっては、芝居を磨きながら自分らしい表現を追求できる理想的な環境といえそうですね。
これからますます多彩な作品で活躍の幅を広げていく姿が楽しみです。
富田望生の年収
富田望生さんの具体的な年収は公表されていませんが、活動内容から推測すると相当な額に達していると考えられます。
中学生で芸能界入りして以来、ドラマ・映画・舞台と幅広く出演し、主演ではなくとも作品の印象を深める“名脇役”として確かな存在感を発揮してきました。
特に『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や『だが、情熱はある』などの人気作で注目を集めたことで、地上波ドラマやCM出演も増加。
バラエティー番組への出演機会も多くなり、活動の幅が広がっています。
さらに広告契約やイベント出演などを加味すれば、年収は推定で800万〜1000万円前後と見る声もあります。
若手の中でも安定したキャリアを築いており、これから主演級の役が増えれば、さらなるステップアップが期待できそうですね。
富田望生の自宅
富田望生さんの自宅について、具体的な住所やエリアは公表されていません。
ですが、東日本大震災をきっかけにお母さんとともに東京へ移り住んで以来、現在も都内を拠点に活動を続けていることがわかっています。
撮影やリハーサル、イベントなどスケジュールが立て込みやすい仕事環境を考えると、都内、もしくはアクセスの良い東京近郊に居を構えている可能性が高いでしょう。
富田さんはプライベートを大切にしており、生活感をあまり表に出さないタイプ。
だからこそ、女優としてのイメージが守られているのかもしれませんね。
家族と過ごす時間を大切にしながら、静かな環境で次の役作りに向き合う――そんな丁寧な暮らしぶりが想像されます。
公私のバランスを保ちつつ、穏やかに日常を過ごしている姿が目に浮かびます。
まとめ
作品ごとに表情を変え、必要とあらば体型までコントロールする覚悟――15kgの増量は、その象徴でしたね。
福島で育ち上京後に経験を重ね、音楽やダンスで培った感性が演技の細部に宿るのが富田望生さんの魅力。
脇役でもワンシーンで空気を変えられる存在感は、まさに若き名手でしょう。
次は舞台やミュージカルで新しい一面に出会えるかも。
等身大の誠実さと挑戦心で、これからも長く愛される女優へ。静かな期待が膨らむ結びです。
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