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千玄室(15代)の家系図がすごい!子供や孫は?息子の嫁は元皇族だった

sengenshitsu_family 文化人

茶道裏千家前家元15代汎叟宗室・千玄室さんの先祖が凄いと話題になっています。

千玄室さんの子供や孫たちはどんな道を歩んでいるのでしょうか。

今回は、千玄室さんの家族について調べてみました。

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千玄室の家系図がすごい!祖先は千利休

千玄室さんのお父さんは、通称・淡々斎宗室として知られる14代碩叟宗室さんです。

そして千玄室さんが継いだ裏千家の初代は、千利休です。

千玄室(15代)の子供は息子が2人

千玄室さんは、1952年に結婚し、2人の男の子に恵まれました。

長男は千玄室さんの跡を継ぎ、次男は実業家になりました。

長男は千宗室(16代)

千玄室さんの長男は、茶道裏千家家元の千宗室さんです。

千宗室さんは、2003年に第16代家元となり宗室を襲名、2019年春には紫綬褒章を受章しました。

京都造形芸術大学教授、学習院女子大学客員教授を務め、『昨日のように今日があり』『自分を生きてみる 一期一会の心得』、『京都あちこち独り言ち』などの書籍も出版しています。

次男は伊住政和

千玄室さんの次男は、実業家の伊住政和さんです。

伊住政和さんは、大学卒業後に「株式会社ミリエーム」を創設、1988年に「クラフトシアター茶美会」を開催し、1992年に茶美会文化研究所を創設しました。

1998年にはNTTの施設「鹿ヶ谷さびえ」のプロデュースならびに設計・施工・監修・運営を担当に、『趣味悠々』にも出演しました。

2002年にはニューヨークジャパンソサエティ、アジアソサエティ、財団法人国際茶道文化協会主催「The New Way of Tea」展チェアマンとしてプロデュースするも、2003年に44歳で亡くなっています。

長男千宗室(16代)の嫁は元皇族!

千玄室の長男である千宗室さんは、三笠宮崇仁親王と百合子さんの次女・容子さんと結婚しました。

容子さんは、1983年に千宗室さんと結婚し、茶道裏千家淡交会副理事長・国際茶道文化協会会長など、裏千家や茶道関連の法人の要職に就いています。

千玄室(15代)の孫たちもすごい!

千玄室さんには、5人の孫がいます。

孫たちはどんな方なのか、調べてみました。

長男千宗室(16代)の子供

千宗室さんには、3人の子供がいます。

長女・万紀子さんは、立命館大学4年在学中の2009年に葵祭・第54代斎王代に選ばれ、2017年に医師の男性と結婚、2019年には第一子長女を出産しました。

長男・明史さんは、詩人として活動しており、戸籍名「菊地明史」として、2014年12月に独立しました。

次男・敬史さんは、2020年10月8日に若宗匠に就任し、同日より「千宗史」を名乗り、茶道の道に進みました。

次男伊住政和の子供

伊住政和さんには、2人の子供がいます。

長男・伊住公一朗さんは、2009年に大学を卒業し「伊藤園」に入社、2011年「ミリエーム」に入社し、2017年からは同社の副社長を務めていました。

その後、伊藤園を退社し、2018年からは裏千家と繋がりが深い出版社で主に茶道や京都関係の書籍を出版している淡交社の取締役、2020年には副社長と歴任し、2022年6月1日付で社長に就任しています。

今後は、茶道具の電子商取引販売など時代に合わせた新事業を進めるそうです。

次男・伊住禮次朗さんは、京都造形芸術大学博士後期課程にて中村利則さんに師事し、2018年3月に博士(学術)を取得、さかい利晶の杜開館学芸員を経て、茶道総合資料館副館長、今日庵文庫長に就任しました。

2022年12月13日には、伯父の千宗室さんより茶名「宗禮」を授与されています。

まとめ

由緒ある家柄で育った千玄室さんは、子供たちや孫にもその道を継がせていますが、中には実業家や字詩人など別の道に進んだ方もいました。

それぞれの世界で今後も活躍していけるよう、頑張ってほしいですね。

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