千昌夫さんといえば、昭和を代表する演歌歌手として今も根強い人気を誇りますよね。
そんな千昌夫さんには、実は2度の結婚歴があります。
最初の結婚は、当時「新婚さんいらっしゃい！」のアシスタントとしても知られたジョーン・シェパードさん。
そして再婚相手は、アメリカ出身のダンサー、アマンダ・スタナードさんです。
どちらの方も華やかな経歴を持ち、国際的な結びつきが印象的です。
さらに、アマンダさんとの間には4人のお子さんも誕生しています。
長女や次女は美人姉妹として話題になったこともあり、家族のエピソードには温かいドラマが感じられます。
離婚や再婚を経て、今は穏やかな家庭を築いている千昌夫さん。
そんな彼の”家族の歩み”を、もう少し詳しくたどってみましょう。
千昌夫の嫁はアマンダで再婚
千昌夫さんの今の奥さんは、アマンダ・スタナードさん。
アメリカ出身のダンサーで、なんと千昌夫さんより18歳も年下なんです。
明るくてエネルギッシュな人柄で知られていて、若い頃は舞台やショーに立っていたこともあるそう。
千昌夫の現在の妻は？息子は？娘は？https://t.co/wkqUBgg7Lg pic.twitter.com/RosWEZ80nf
— こいもうさぎ (@koimousagi) October 9, 2022
再婚当時は「国際的なカップル誕生！」と話題になりました。
ふたりがどこで出会ったのかは公表されていませんが、千昌夫さんは海外公演も多かったので、その中で自然に知り合ったと考えられています。
ちなみに前の奥さん・ジョーン・シェパードさんもアメリカ人。
やっぱり千昌夫さんは、海外の文化や感性に惹かれるタイプなのかもしれませんね。
最初は入籍をしていなかった
実は、千昌夫さんとアマンダさんは最初から夫婦として籍を入れていたわけではありません。
長い間「事実婚」の状態だったんです。
1989年に長女が誕生したときも未入籍で、千昌夫さん本人が「一度失敗してるから、慎重になってるんだよ」と語っていたこともあります。
前の結婚を経て、”同じ失敗を繰り返したくない”という思いが強かったのかもしれません。
そして1992年、3人目の子どもが生まれたタイミングで正式に入籍。
挙式はハワイで行われ、親しい仲間たちに囲まれてのあたたかい式だったそうです。
この頃にはすでに家族としての絆がしっかりできていて、「ようやく正式な形に」という自然な流れだったようですね。
再婚までの道のりには、千昌夫さんの誠実さと家族を大切にする想いがしっかり表れています。
千昌夫と嫁アマンダの馴れ初め
千昌夫さんとアマンダ・スタナードさんの出会いについては、正式には公表されていません。
ただ、千昌夫さんが当時から海外での音楽活動やテレビ出演が多かったことを考えると、仕事を通じて知り合った可能性が高いといわれています。
アマンダさんはアメリカ出身のダンサーで、当時はショーやイベントなどに出演していたそうです。
自然と芸能・エンタメの世界で交わるきっかけがあったのかもしれませんね。
一方で、千昌夫さんの前妻であるジョーン・シェパードさんもアメリカのショービジネス出身。
もともと国際的な感性や外国文化への理解が深い千昌夫さんにとって、アマンダさんの明るさや表現力はとても魅力的に映ったのではないでしょうか。
実際、千昌夫さんはかつてインタビューで「音楽は国境を越えるものだから、人の心も同じだと思う」と語っていたこともあり(※NHK音楽番組インタビューより)、その考え方が彼の恋愛観にも通じているように感じられます。
また、ふたりが出会ったのは1980年代後半頃と見られており、アマンダさんがまだ20代だった時期。
千昌夫さんが経営する音楽関係の事業やハワイでの滞在中に知り合ったという説もありますが、どれも公には確認されていません。
SNS上では「最初から息がぴったりの夫婦だった」との声もあり、当時から支え合う関係だったことがうかがえます。
華やかな芸能界の中で、互いに異国の地で生きる者同士として理解し合える存在だったアマンダさん。
そんな二人の出会いが、長い夫婦生活へとつながっていったのは、とても自然な流れだったのかもしれません。
千昌夫の子供は息子2人と娘2人の4人
千昌夫さんとアマンダ・スタナードさんの間には、4人の子どもがいます。
前妻であるジョーン・シェパードさんとの間には子どもはおらず、アマンダさんとの再婚後に誕生した家族構成です。
長女・次女・長男・次男の4人兄弟で、ハワイや日本を行き来しながら育ったといわれています。
音楽一家らしく、幼い頃からピアノやダンスなど芸術に触れる環境だったそうです。
千昌夫の子供の名前や職業
千昌夫さんの子どもたちは、それぞれ個性的な名前を持っています。
- 長女：ナターシャさん（1989年生まれ）
- 次女：ダニエラさん（1991年生まれ）
- 長男：アレキサンダー太郎さん（1992年生まれ）
- 次男：ローレンス健樹さん（1993年生まれ）
千昌夫の娘がきれいすぎると話題に #日本有線大賞 pic.twitter.com/Cn2nIHu8g9
— ぶるみど🌱🐾🌗 (@bluemidorin) December 20, 2014
SNS上では、長女と次女が美人姉妹として注目されたこともあります。
実際、2014年の「日本有線大賞」出演時にはナターシャさんがテレビに映り、「千昌夫さんの娘がきれいすぎる！」と話題になりました。
ただし、職業については次女以外は公表されていません。家族が長年ハワイに拠点を置いていることから、海外で暮らしている可能性もあります。
芸能活動をしていない兄弟については、プライベートを尊重してか、表に出ることはほとんどないようです。
千昌夫の次女はモデルとして活動
4人の子どもの中で唯一、芸能活動を行っていたのが次女のダニエラさんです。
2009年にモデルとしてデビューし、その際に千昌夫さんの娘であることを公表。
メディアでは「スター二世モデル」として紹介されました。
当時は雑誌の撮影やイベントに登場することもありましたが、近年は目立った活動が見られません。
芸能界を引退したという発表はなく、現在は海外に拠点を移しているともいわれています。
千昌夫さんがハワイやアメリカでの生活を続けているため、家族が自然と海外中心の暮らしになっているのかもしれませんね。
千昌夫の次男は白血病でハワイに移住
千昌夫さんの次男・ローレンス健樹さんは、生まれてすぐ白血病を発症したことが明らかになっています。
治療のためにお母さんのアマンダさんが子どもたちを連れてハワイへ移住し、家族で支え合いながら闘病生活を送ったそうです。
当時の報道によると、アマンダさんは「気候が穏やかで、医療環境も整ったハワイの方が安心できる」と語っていたとのこと（※1990年代のスポーツ紙インタビューより）。
ローレンス健樹さんの現在の様子は公には明かされていませんが、長年にわたる家族の努力と愛情によって、穏やかな生活を取り戻しているともいわれています。
病をきっかけにハワイへ拠点を移したことは、千昌夫さん一家にとって大きな転機となりました。
千昌夫の元妻はシェパード
千昌夫さんの最初の結婚相手は、アメリカ出身のジョーン・シェパードさんです。
ふたりは1972年に結婚し、当時は「日米スター夫婦」として多くの注目を集めました。
ジョーン・シェパードさんはもともとショービジネスの世界で活躍しており、1971年にリリースしたシングル「サマー・クリエーション(Summer Creation)」がヒットしたことで、日本でも広く知られる存在となりました(出典:日本コロムビア公式アーカイブ)。
#この商品と言えばこの人
— Hello George （feel free to chat in English） (@ryochikun22) December 9, 2019
いすゞアスカ
千昌夫&ジョーン・シェパード pic.twitter.com/xbax0yY1bM
その後、1978年から1981年までは人気番組『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送テレビ)でアシスタント司会を務め、明るく上品なキャラクターでお茶の間の人気者に。
千昌夫さんとの結婚後も、CMやテレビ番組に夫婦で出演するなど、まさに理想のカップルとしてメディアで取り上げられることが多かったようです。
ちなみに、当時の千昌夫さんは「星影のワルツ」などのヒット曲で絶大な人気を誇っており、ジョーンさんと並ぶ姿はまさに華やかな時代を象徴するものでした。
お互いに音楽とエンターテインメントの世界で活躍していたため、仕事の理解も深く、公私ともに支え合う関係だったといわれています。
現在のジョーン・シェパードさんはメディアへの登場は少なくなりましたが、報道によるとハワイで穏やかに暮らしているそうです。
日本での活動を経て、今もなお多くのファンから「当時の笑顔が忘れられない」といった声が寄せられており、70年代を彩ったスターとして今も記憶に残る存在です。
千昌夫と元妻シェパードが離婚した理由
千昌夫さんとジョーン・シェパードさんは、1972年に結婚し、芸能界屈指の”おしどり夫婦”として知られていました。
しかし、約16年後の1988年に離婚。
原因は千昌夫さんの浮気だったと報じられています。
お相手は現在の妻であるアマンダ・スタナードさんでした。
当時の千昌夫さんは実業家としても成功しており、全国に不動産事業を展開していました。
ですが、バブル景気の真っ只中で忙しさも増し、すれ違いが生まれたともいわれています。
ジョーンさんは日本のバラエティ番組でも人気が高く、明るくユーモアのある人柄で知られていたため、この離婚は世間に大きな衝撃を与えました。
芸能誌『週刊現代』(1988年発行)でも「長年連れ添った国際カップルの破局」と大きく報じられています。
離婚後もお互いを公に非難するような発言はなく、ジョーンさんは静かに日本を離れてハワイで生活を始めました。
千昌夫さんも後に「彼女には感謝している」と語ったことがあり、ただのスキャンダルでは終わらない、深い絆の名残を感じさせる出来事でした。
離婚したときの慰謝料がヤバかった？
離婚の際、最も話題になったのが「慰謝料50億円」という報道です。
1988年当時、千昌夫さんは不動産関連の会社を経営し、“不動産王”と呼ばれるほどの資産家でした。
そのため、「日本史上最高額の慰謝料」としてメディアが大きく取り上げたのです。
しかし、後に千昌夫さん本人が明かしたところによると、実際にジョーン・シェパードさんに渡したのは東京・広尾にあった自宅の居住権だけだったとのこと（※『週刊ポスト』1993年号インタビューより）。
つまり、金銭としての慰謝料は支払われなかったということになります。
ただし、その自宅も後に事業の経営悪化により手放すことになり、結果的にジョーンさんは日本を離れることになりました。
金銭面での噂は誇張されていた可能性が高いものの、「50億円」という数字は当時の千昌夫さんの成功ぶりを象徴するエピソードとして、今も語り継がれています。
現在、ジョーン・シェパードさんはハワイで穏やかに暮らしており、時折現地メディアでその近況が伝えられています。
長年にわたり公私で支え合った2人の関係には、波乱の中にも確かな絆があったと感じさせます。
まとめ
千昌夫さんの人生には、音楽の成功だけでなく、愛と別れのドラマも刻まれています。
最初の妻・ジョーン・シェパードさんとは芸能界を代表する国際カップルとして注目されましたが、価値観の違いや千昌夫さん自身の行動によって別々の道を歩むことになりました。
その後、再婚したアマンダ・スタナードさんとは4人の子どもに恵まれ、家族としての絆を大切に育んでいます。
浮き沈みの激しい芸能生活の中でも、常に前を向いて歩み続ける姿には、どこか人間味のある温かさを感じますね。
これからも千昌夫さんが音楽と家族の両方を大切にしながら、穏やかな日々を重ねていくことを願っています。