力強く伸びやかな歌声で多くの人を魅了するAIさん。
その圧倒的な歌唱力と個性的なルックスから、「ハーフなの?」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
実際、AIさんのルーツやご家族について気になる方は少なくありません。
さらに、AIさんの実家は鹿児島にあるとされていますが、「お金持ちなの?」という噂もあります。
彼女のエネルギッシュなパフォーマンスの裏には、どのような家庭環境があったのでしょうか。
また、父親や母親、兄弟についても気になるところです。
AIさんの音楽のルーツや彼女を育んだ家庭について詳しく調べてみました。
AI(歌手)はハーフでなくクオーター!
AIさんは、そのエキゾチックな雰囲気とパワフルな歌声から「ハーフなのでは?」と思われることが多いですが、実際はクォーターです。
本名は植村愛(あい)カリーナさんで、日本人の父と、イタリア系アメリカ人の母を持つクォーターになります。
アーティスト名の「AI」は、本名の「愛」から取られており、シンプルながらも深い意味を持つ名前ですね。
また、ミドルネームの「カリーナ(Carina)」には、ラテン語で「愛らしい」「可愛い」という意味があります。
AIさんのご両親が、彼女にたっぷりの愛情を込めて名付けたことが伝わってきますね。
AIさんは幼少期から音楽に囲まれた環境で育ち、その後アメリカ・ロサンゼルスに留学。
現地で本場のR&Bやヒップホップの文化に触れたことが、現在の音楽スタイルにも大きく影響を与えています。
明るくエネルギッシュな性格は、まさに海外の陽気な雰囲気を感じさせるものがありますし、クォーターであることも納得です。
また、AIさんは流暢な英語を話すことでも知られています。
これは母親がアメリカ出身ということもあり、幼い頃から英語に触れる機会が多かったからだと考えられます。
音楽活動においても、その語学力を活かし、スティーヴィー・ワンダーやレディー・ガガといった海外アーティストともコラボレーションを果たしています。
このように、AIさんは日本人としてのアイデンティティを持ちながら、海外の文化にも精通しており、グローバルな視野で活躍されているアーティストです。
彼女の音楽のルーツには、そんな多文化的なバックグラウンドが深く関係しているのかもしれませんね。
AI(歌手)が話す方言は鹿児島弁
AIさんはデビューしてからも、自然体なキャラクターが魅力の一つですが、その中でも印象的なのが鹿児島弁です。
インタビューやテレビ出演の際にも、ところどころ鹿児島のイントネーションが混じっていて、親しみやすさを感じる人も多いのではないでしょうか。
鹿児島弁は、日本の方言の中でも特に特徴的で、イントネーションや語彙が独特です。
本気の鹿児島弁は、県外の人にはほとんど理解できないほど難解だとも言われています。
しかし、AIさんが話す日本語は、鹿児島の訛りを感じさせながらも、しっかりと伝わる絶妙なバランスになっています。
実際に、AIさんのお父さんは「うちの娘は鹿児島弁と英語しか話せない」と語っていたことがあるそうです。
幼少期から鹿児島弁に親しんできたことに加え、母親がアメリカ出身のため、英語も話せるというバイリンガルな環境で育ちました。
そのため、インタビューでは英語と鹿児島訛りの日本語が混ざることもあり、独特の話し方が魅力の一つとなっています。
また、AIさんは鹿児島愛が強く、地元にまつわる活動にも積極的です。
JR九州のキャンペーンで鹿児島民謡の『おはら節』を披露したり、地元をアピールする発言を多くしていたりと、鹿児島の文化を大切にされているのが伝わってきます。
芸能界では、出身地によっては方言を矯正する人も多いですが、AIさんのように生まれ育った土地の言葉をそのまま大切にしている姿は、彼女の魅力の一つでしょう。
これからも鹿児島弁とともに、ありのままのAIさんで活躍してほしいですね。
AI(歌手)の実家は鹿児島でお金持ち?
AIさんの実家は鹿児島県にあり、かなり裕福な家庭で育ったといわれています。
家業は「植村グループ」という企業で、建設業や土木業を中心に、不動産業、アミューズメント、レジャー施設の運営など幅広い事業を手掛けています。
植村グループは鹿児島のみならず九州全域に事業を展開し、資本金は約3億円、年商は100億円以上ともいわれるほどの大企業。関連企業も19社以上あるため、地域経済にも大きな影響を与えている企業の一つです。
このことからも、AIさんの実家はかなりの資産家であることが分かります。
また、AIさんの実家はテレビ番組で紹介されたことがあり、鹿児島市内のマンションの最上階に住んでいることが明かされました。
リビングは20畳もある広々とした空間で、地方とはいえかなり高級な物件であることは間違いありません。
AIさんほどの実力派アーティストが、実は裕福な家庭で育っていたというのは少し意外かもしれませんね。
しかし、AIさん自身は親の財力に頼ることなく、努力と実力で音楽の世界に飛び込み、トップアーティストへと上り詰めました。
実家がお金持ちであっても、AIさんは地道にキャリアを築き、長年にわたり第一線で活躍し続けています。
家庭環境に甘んじることなく、独自の道を切り開いてきた姿勢が、多くのファンを魅了し続けている理由の一つなのかもしれませんね。
AI(歌手)の生い立ち
AIさんは、1981年11月2日にアメリカ・カリフォルニア州で生まれ、2歳の時に日本の鹿児島に移住してきました。
AIさんの母親曰く、最初は1年という約束だった日本での生活も延びに延びた結果、定住という形になったそうです。
母親がR&Bやソウルを好んでいたため、AIさんも幼少期から音楽を身近に感じて育ちました。
2歳の頃にはタップダンスを習い始め、小学生になる頃には体操も習っていたAIさんは、テレビを見ながら逆立ちするのが得意でした。
明るくユーモア溢れた女の子に育ったAIさんは、12歳の時にロサンゼルスを訪れてゴスペルに魅了され、本気で歌手になると決めたのです。
そしてAIさんは中学卒業後にロサンゼルスへ留学し、ダンスや歌を学びました。
高校で人気ゴスペル・シンガーとなったAIさんは、歌手のメアリー・J・ブライジさんのコンサートに出演。
その翌年には全米から1000人が集まるオーディションに合格し、歌手のジャネット・ジャクソンさんのミュージックビデオに出演しました。
そうした活躍から日本でデビューする話が舞い込み、AIさんは帰国してプロの歌手になる夢を叶えるのです。
AI(歌手)の父親の職業
AIさんのお父さんは植村久さんという方で、『植村グループ』の会長を務めています。
植村久さんはロサンゼルスに現地法人を立ち上げるために渡米していて、その時にAIさんのお母さんと出会ったのだそう。
また、鹿児島県日置市にある南九州カントリークラブの理事長も務めていて、祝賀会にはAIさんもゲストで登場したことがありました。
AIさんのSNSに登場することもある植村久さんは、明るい笑顔が印象的で、とても素敵なお父さんだなと思いました。
AI(歌手)の母親はハーフ
AIさんのお母さんはバーバラ植村さんという方で、講演会を開いたりボランティア団体を主催したりするなど多彩な活躍をしています。
バーバラ植村さんはアメリカのワシントン州で生まれ、父親はアメリカ生まれの日系人で母親がイタリア人でした。
バーバラ植村さんのお母さんは、どんな人にも平等に接する人で、とても優しい人だったそうです。
日系人のハーフということで相当辛い差別にあったというバーバラ植村さん。
そんな経験から自分は絶対に差別をしない人間になろうと決め、自分の子供たちによく言い聞かせたと明かしています。
日本に来てからも異国の文化に馴染むのに相当苦労されたバーバラ植村さんですが、持ち前の明るさとパワフルさで乗り越えました。
AIさんはお母さんについて『ママはサイコーですよ。どんな時も笑顔でハグして素晴らしいです。』と絶賛していて、娘からこんな風に思われるお母さんは本当に素晴らしいですよね。
AI(歌手)の兄弟や姉妹
AIさんには妹さんがいて、植村幸ニーナさんという名前です。
1984年2月生まれの植村幸さんなので、お姉さんのAIさんとは3歳離れていますね。
植村幸さんは15歳の時にアメリカに留学し、美術の専門高校で学びました。
一眼レフの購入をきっかけにフォトグラファーになる夢を持ち、再び渡米した植村幸さんは、自身のブランドを立ち上げています。
そしてAIさんのCDジャケットを担当したり、ファストファッションブランドGUとコラボ商品を発売するなど、フォトグラファーやデザイナーとして多方面で活躍。
姉のAIさんとも非常に仲が良く、テレビでの共演もしています。
姉妹そろって芸術面で秀でた才能を持っていて、とてもかっこいいですね。
まとめ
AIさんはハーフではなくクォーターで、今でも鹿児島弁が抜けないのはとてもAIさんらしいですよね。
『植村グループ』の会長はAIさんの父親で、鹿児島の中でもとても大きな会社ということがわかりました。
母親のバーバラ植村さんは、つらい体験を乗り越えて明るく生きる姿がとても魅力的で、素敵な部分がしっかり遺伝してるなと感じます。