ナイツの塙宣之さんは漫才協会の会長としても知られていますが、実は彼がどんな学校に通い、どんな学生時代を過ごしていたのか気になる方も多いのではないでしょうか。
また、漫才協会会長という重責を担いながら、現在どのくらいの年収を得ているのか、愛車はどんなものかも知りたくなりますよね。
そんな疑問や興味に応えるべく、この記事では塙宣之さんの出身高校や大学、そして彼の現在の活動状況や収入面について詳しく掘り下げていきます。
塙さんの歩みやプライベートの一端に触れることで、より身近に感じていただければ幸いです。
ナイツ塙宣之の学歴
塙宣之さんの学歴は、子ども時代を千葉と佐賀の両方で過ごした背景を反映しています。
芸人としての感性や言葉選びに影響を与えたであろう、各時代のエピソードを振り返ってみましょう。
塙宣之の出身小学校
塙宣之さんは、我孫子市立根戸小学校に入学しました。
そして10歳の時に、佐賀市立鍋島小学校に転校しています。
テレビが大好きな少年で、とくに野球中継や『ドリフターズ』などのお笑い番組を好んで見ていたそうです。
笑いへの興味は、この頃からすでに芽生えていたのかもしれません。
塙宣之の出身中学
小学校卒業後は、佐賀市立鍋島中学校に進学しました。
運動神経が抜群というタイプではなかったようですが、バレーボール部に所属し、チームスポーツに取り組んでいました。
試合では補欠が多かったといいますが、それでも継続して部活動に打ち込んでいた様子からは、努力家な一面が垣間見えます。
塙宣之の出身高校
中学校卒業後は、佐賀龍谷高等学校に進学しました。
普通科の「仏教コース」に在籍しており、校風は落ち着いていて礼儀を重んじる雰囲気だったようです。
この仏教コースは、一般教養に加え、仏教や倫理に関する授業が多く設けられているのが特徴。
塙さんの冷静で整った語り口や、丁寧な人柄には、こうした環境も影響しているのかもしれません。
また、在学中は佐賀市内の駅ビルにあるレストランでキッチンのアルバイトにも挑戦しましたが、熱々のグラタンを何度も落としてしまい、3ヶ月で辞めたという微笑ましいエピソードも残っています。
塙宣之の出身大学
高校卒業後は、創価大学に進学しました。
経済学部に所属し、偏差値は当時で46程度といわれています。
学生生活の中で特に打ち込んだのが「落語研究会」で、4年生のときには部長を務めていました。
この落研での活動を通じて、現在の相方・土屋伸之さんと出会い、のちにナイツを結成することになります。
まさに、塙さんの芸人人生の出発点となる重要な時期だったといえるでしょう。
こうして見てみると、塙宣之さんの学歴は、ただの進学経歴にとどまらず、それぞれのステージで経験した人との出会いや挑戦が、今の芸風やキャラクターに確実に息づいています。
地道で誠実な歩みを重ねながら、現在の活躍へとつながっていった軌跡がうかがえます。
ナイツ塙宣之は漫才協会会長だけど年収や愛車は?
移動しながら色々話しましたhttps://t.co/jh7wr7Uif7 pic.twitter.com/4cob1Uqbk9
— ナイツ塙 (@hanawa_nobuyuki) March 13, 2023
2023年6月19日、ナイツの塙宣之さんは一般社団法人・漫才協会の会長に就任しました。
2007年には史上最年少で同協会の理事に選ばれており、当時から若手芸人の信頼を集める存在だったことがうかがえます。
「塙宣之さんに入れよう」という声が多かったことが、理事就任のきっかけだったそうです。
漫才協会の会長職は名誉職に近く、報酬は発生しないとのこと。
塙さん自身もメディアで「1円ももらっていない、完全ボランティア」と語っており、業界の発展を願う真摯な姿勢が伝わってきます。
会長としての仕事には地道な事務処理や各方面との調整も含まれており、表に出る華やかさとは裏腹に、かなりの労力が必要とされているようです。
一方で、本業の芸人としてはテレビ・ラジオ・舞台・執筆活動など多岐にわたり活躍しており、ナイツとしての人気も安定。
現在の年収は正式には公表されていませんが、複数のレギュラー番組を持ち、地方営業や寄席の出演も継続していることから、数千万円規模である可能性が高いと見られています。
また、YouTubeチャンネルなどの副収入があるという報道もあり、実働ベースでかなり忙しい日々を送っているようです。
愛車についても話題になることがあり、現在は「ミニ・クーパーS 3ドア」に乗っているとのこと。
過去には「ホンダ・オデッセイ」や「トヨタ・ist」などの実用的な車種にも乗っており、派手さよりも使いやすさやデザインを重視するタイプといえるかもしれません。
芸人としての実績に加え、業界団体のトップとしても責任を担う塙宣之さん。
華やかな舞台の裏で、堅実な努力を積み重ねている姿勢が、多くのファンや芸人仲間から信頼を集めている理由のひとつといえるでしょう。
ナイツ塙宣之のプロフィールや経歴
ホテルから嬉しいサプライズが!ありがとうございます。45歳になりました。 pic.twitter.com/EhKH46W3OP
— ナイツ塙 (@hanawa_nobuyuki) March 27, 2023
名前:塙宣之
生年月日:1978年3月27日
出身地:千葉県生まれ、佐賀県育ち
血液型:A型
身長:172cm
所属事務所:マセキ芸能社
ナイツの塙宣之さんは、中学生の頃に「ダウンタウン」の漫才をテレビで見て衝撃を受け、芸人への憧れを強くしたそうです。
その後、高校2年生のときに友人とコンビを組み、吉本興業主催のオーディション番組『第3回激辛!? お笑いめんたい子』(テレビ西日本)に出場。
見事優勝を果たし、福岡吉本からスカウトを受けるというチャンスを掴みました。
しかしそのタイミングで、兄のはなわさんが芸人としてすでに活動を始めていたこともあり、「二人続けて芸人になるのは心配」と考えた母親が福岡吉本へ連絡を入れ、断りの意志を伝えたそうです。
塙さん自身もこのエピソードを振り返り、「親には言わずに活動していた」と語っており、家族との葛藤のなかでもお笑いへの情熱は冷めることがなかったことがうかがえます。
その後、創価大学へ進学し、上京。大学卒業後に同じ落語研究会の後輩・土屋伸之さんを誘って「ナイツ」を結成しました。
2008年の『M-1グランプリ』では、「ヤホー漫才」として知られる言葉遊びのスタイルで大きな注目を集め、一気にブレイク。
その後も安定した人気を誇り、浅草演芸ホールなどの舞台やテレビ・ラジオ出演を続けながら、寄席文化の継承にも力を注いでいます。
個人での活動も多岐にわたり、2012年にはNHK佐賀放送局開局70周年記念の地域ドラマ『あのひとあの日』で主演・兵動宣之役を務めるなど、俳優としても一面を見せました。
また、『マツコ&有吉の怒り新党』ではナレーションを担当し、その落ち着いた語り口が好評を博しました。
さらに、2015年の『速報! 有吉のお笑い大統領選挙』(テレビ朝日系)では“二代目お笑い大統領”に選出され、2018年からは『M-1グランプリ』の審査員としても活躍中。
若手時代から積み重ねてきたキャリアと知見が、今では次世代のお笑いを見守る立場としても発揮されています。
表舞台では穏やかなツッコミ役として親しまれている塙宣之さんですが、その裏には地道な努力と強い責任感、そして芸への愛情が息づいています。
今後も芸人として、そして業界全体を支える存在としてのさらなる活躍が期待されています。
塙宣之(ナイツ)の所属事務所
塙宣之さんは、マセキ芸能社に所属しています。
実は希望していた吉本興業への所属は叶いませんでしたが、現在の所属事務所につながったのは、相方の土屋伸之さんのお母様がマセキ芸能社に所属していた演歌歌手であったことがきっかけでした。
この縁から塙さんも同じ事務所に所属することとなり、安定したマネジメントのもとで活動を続けています。
マセキ芸能社は、お笑い芸人を中心に多数のタレントが在籍する老舗事務所で、若手からベテランまで幅広くサポートを行っている点が特徴です。
塙宣之さんはここでの経験を生かし、テレビやラジオ、舞台と多方面で活躍を重ねてきました。
公式サイトや各種インタビューでも、事務所との良好な関係性が伺え、芸能活動における心強いバックアップとなっているようです。
こうした事務所の支えが、塙さんの安定した活躍とさらなる成長につながっていると考えられます。
まとめ
塙宣之さんは、高校生の頃に吉本興業からスカウトを受けたものの、お母様の意向で断念した経緯があります。
この出来事がなければ、あの独特な「ヤホー漫才」が誕生しなかったかもしれないと感じる方も多いのではないでしょうか。
漫才協会会長としても活躍し、年収や愛車といったプライベートな話題にも関心が集まっていますが、何よりも彼の芸人としての真摯な姿勢が支持されていることが伝わってきます。
今後も変わらず塙宣之さんらしい活躍に期待し、応援していきたいですね。
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