デザイナーのコシノヒロコさん、コシノジュンコさん、コシノミチコさんは、「コシノ三姉妹」として知られる実の姉妹です。
三人のデザイナーを育てた両親はどんな人なのでしょうか。
今回は、コシノ三姉妹の実家や家族について調べてみました。
コシノヒロコ・コシノジュンコ・コシノミチコは三姉妹
スゴい事に気付いちゃった!ってお友達からのラインで何?って聞いたら「コシノ三姉妹って全員しりとりで言えるの!コで始まりコで終わるから!!」って興奮気味。 ふふふ。気付いてないのね。詰めが甘いわ。三姉妹の母の綾子入れたら四人繋げられるのよ。 pic.twitter.com/1abI1JXqFb
— hossy (@dqhossy) October 11, 2018
コシノ三姉妹は、実の姉妹です。
コシノヒロコさんは1937年に誕生した長女、コシノジュンコさんは1939年に誕生した次女、コシノミチコさんが1942年に誕生した三女になります。
コシノ三姉妹の母親は小篠綾子
【今日の墓碑銘】
— 義視 (@kamo1868) March 25, 2019
2006年3月26日。小篠綾子が死去。ファッションデザイナー。大阪・岸和田市でミシン一台からコシノ洋装店を開業。世界的なデザイナーとして知られるコシノ三姉妹を女手一つで育て上げた。1988年には「アヤコ・コシノ」ブランドを創設し生涯現役を貫いた
(92歳・脳梗塞) #生寄死帰 pic.twitter.com/o0CG8Lbx6W
コシノ三姉妹のお母さんは、デザイナーの小篠綾子さんです。
小篠綾子さんは、1934年にミシン一台だけでコシノ洋装店を開業、昼は仕事を探して町中を御用聞きに回り、縫う物があれば何でも引き受け夜を徹して仕事に励みながら娘三人を育て上げました。
1988年には74歳で「アヤコ・コシノ」ブランドを創設、2006年に脳梗塞で亡くなるまで現役デザイナーとして活躍しました。
晩年は連続テレビ小説シリーズを熱心に視聴し、自ら主役になりたいと願っていたそうで、2011年に小篠綾子さんの生涯を描いた『カーネーション』が尾野真千子さん主演で放送されています。
コシノ三姉妹の家系図がすごい
コシノ三姉妹の祖父は、呉服店を営んでいました。
さらにコシノ三姉妹のお父さんは、紳士服のテーラーとして働いていました。
お母さんとコシノ三姉妹はデザイナーになりましたが、祖父の代からファッションに関わっていたようですね。
コシノヒロコ・コシノジュンコ・コシノミチコの実家
カーネーションの元になったコシノ三姉妹の実家のコシノ洋品店。現在はギャラリー的なものになってるとのことだったが本日定休日。残念。調べるべきだった。一番の目的だったのに。適当にぶらぶらして岸和田離脱。いつかだんじり見てみたい。 pic.twitter.com/OGu4dI9dxF
— 岡山・誠 (@okayamamakoto) October 21, 2013
コシノ三姉妹は、大阪府岸和田市出身です。
お母さんが開業した「コシノ洋装店」は元々祖父の呉服屋を改装したお店だったそうで、普段着からデパートや学校の制服など、さまざまなオーダーを受け付け、商店街をにぎわす人気店でした。
お店兼自宅になっていたため、姉妹が幼い頃は家にいつも縫製を担当するお縫子さんがいたそうです。
現在こちらはギャラリーになっています。
コシノヒロコ・コシノジュンコ・コシノミチコの父親
コシノ三姉妹のお父さんは、川崎武一さんと言います。
お父さんは紳士服のテーラーでしたが、お母さんがコシノミチコさんを身ごもっていた1942年、太平洋戦争に召集され、1945年に中支方面で戦病死しました。
そのためコシノ三姉妹はお父さんと過ごした時間はほとんどなく、お母さんが女手一つで育てていました。
コシノ三姉妹以外に兄弟はいる?
コシノ三姉妹には、他に兄弟がいません。
お父さんが亡くなってからはお母さんがずっと一人だったため、異父兄弟もいないようです。
まとめ
コシノ三姉妹は、お母さんと同じデザイナーという道に進み、世界でも高く評価されています。
空の上で見守ってくれている両親に届くよう、これからも姉妹で支え合いながら活動を続けていってほしいですね。