ファッション業界の第一線で活躍し続けるコシノヒロコさん。
多忙なデザイナー人生の裏側には、意外にも「蕎麦屋の旦那さん」との結婚や、娘さんたちとの私生活があることをご存じでしたか?
家族の存在はメディアではあまり語られないものの、実はプライベートでも印象的なエピソードがいくつもあります。
この記事では、コシノヒロコさんのご結婚相手や娘さん、そしてお孫さんについての情報に加え、元夫との関係まで詳しくまとめています。
長年のキャリアと共に歩んできた家庭の姿に、きっと新たな魅力を感じられるはずです。
コシノヒロコの旦那は蕎麦屋でミシュラン掲載店
世界的ファッションデザイナーとして知られるコシノヒロコさん。
そのプライベートに目を向けると、ご結婚相手が「蕎麦職人」という意外な経歴をお持ちであることがわかります。
旦那さんの名前は村上煕(むらかみ・ひろし)さん。兵庫県芦屋市にある人気の蕎麦店「むら玄」を営んでいます。
「むら玄」は、芦屋市の山手エリアに位置し、自然に囲まれた静かな環境の中で本格的な手打ち蕎麦を提供する名店です。
店名:むら玄
住所:兵庫県芦屋市奥池南町1-23
電話番号:0797-25-0232
営業時間:11:30~15:00
定休日:火曜日、金曜日
このお店は、2015年版『ミシュランガイド関西』で一つ星を獲得した実績もあり、料理人としての技術が高く評価されています(── ミシュランガイド関西2015年版|芦屋の蕎麦店として掲載)。
ミシュランの星は単なる味の評価にとどまらず、接客や空間演出、素材へのこだわりなども含めた総合的な評価によるものです。
「むら玄」は、素材選びから打ち方に至るまで丁寧な仕事が光る店として知られており、地元の常連客はもちろん、遠方からも多くの蕎麦好きが訪れる名店です。
特に粗挽きの十割蕎麦や、季節ごとに変わる限定メニューなどは、グルメ通からも高い支持を集めています。
また、「ミシュラン掲載店のご主人」としてではなく、あくまで一人の料理人として誠実に蕎麦と向き合う村上煕さんの姿勢も、多くのファンを惹きつけている理由の一つかもしれませんね。
そんな村上煕さんとコシノヒロコさんは、互いに異なる分野で活躍しながらも、職人としての信念や表現へのこだわりにおいて共鳴する関係だと考えられます。
華やかなファッションの世界と、静寂を感じさせる蕎麦の世界。
一見まったく異なるようでいて、どちらも「本物を追求する姿勢」が共通しているのが興味深いところです。
夫婦としてだけでなく、表現者としても共通の価値観を持っているのだとすれば、それぞれの活動にも相乗効果があるのかもしれませんね。
コシノヒロコさんの公私にわたる充実ぶりを垣間見る上で、村上煕さんの存在は欠かせないキーパーソンと言えるでしょう。
興味を持たれた方は、芦屋を訪れる際に「むら玄」で蕎麦を味わってみるのもおすすめです。
コシノヒロコと旦那の馴れ初め
コシノヒロコさんと旦那である村上煕さんが、どのように出会い、夫婦となったのか――その「馴れ初め」については、公式な場では明らかにされていません。
ですが、いくつかの報道やプロフィールをもとに、出会いの背景について推測することができます。
村上煕さんは、現在は兵庫・芦屋で蕎麦店「むら玄」を営んでいますが、もともとは写真家として活動していた経歴を持っています。
芸術や表現に携わるという点では、ファッションデザイナーであるコシノヒロコさんと共通するものがあったのかもしれません。
写真とファッションは、いずれも「視覚を通じて世界観を伝える」という点で深く関係しています。
特にファッションの世界では、作品の記録や発表に欠かせない存在として写真家が関わる場面が多く、クリエイター同士の出会いが生まれる土壌が整っています。
実際に、デザイナーと写真家が仕事を通じて距離を縮め、パートナーになるケースは珍しくありません。
コシノヒロコさんは、芸術への理解や感性をとても大切にされていることで知られており、日常のなかに美しさを見出す姿勢が印象的です。
こうした価値観に共鳴できる相手として、村上煕さんの存在が自然と特別なものになっていった可能性も考えられます。
また、村上煕さんはその後、写真の仕事から蕎麦職人へと転身。
現在は、自然に囲まれた環境で、静かに蕎麦と向き合う日々を送っています。
職人としての姿勢や丁寧なものづくりへの姿勢は、コシノヒロコさんの創作哲学とも共鳴するものがあり、互いの価値観が近いことも、関係が深まった理由の一つかもしれませんね。
もちろん、正確な馴れ初めが公式に語られたことはないため、ここで紹介した内容はあくまでも推測にすぎません。
ただ、表現者としての共通点や、仕事を通じた接点があったという背景を踏まえると、お二人が自然な流れで惹かれ合ったという可能性は十分に考えられるでしょう。
公私ともにクリエイティブな人生を歩むおふたり。
馴れ初めの詳細が語られていないからこそ、その裏にある価値観や人生観の共鳴を想像してみるのも、ひとつの楽しみかもしれませんね。
コシノヒロコの子供は娘が2人
世界的ファッションデザイナーであるコシノヒロコさんには、前夫との間に2人の娘がいます。
現在の夫である村上煕さんとの間に子供はいません。
長女の小篠由佳さんと次女の小篠ゆまさんは、それぞれ異なる形で母親のブランドやファッション業界に深く関わり、独自のキャリアを築いています。
コシノヒロコの長女は小篠由佳
小篠由佳さんは、1981年にヒロココシノインターナショナルに販売員として入社しました。
その後、1988年にヒロココシノデザインオフィスで大阪営業担当を務め、1991年には広報室長に就任。
2011年には取締役広報室長、2014年には取締役に昇格し、2016年には社長に就任しました。
母親であるコシノヒロコさんは代表権を持った会長職に付き、クリエイティブ活動に専念しています。
由佳さんは、ブランドの歴史と伝統を守りつつ、新たな展開を図るため、プレタポルテラインやクチュールラインの強化、ブランド同士の連携を進めています。
また、自身の名前を冠した商品展開も企画しており、ブランドのさらなる発展に尽力しています。
コシノヒロコの次女は小篠ゆま
小篠ゆまさんは、文化服装学院服飾研究科を卒業後、1990年に渡仏し、母親のパリ事務所の派遣社員として1年半修業しました。
その後、1991年には高田賢三氏のアトリエで研修を受け、1992年には叔母であるコシノミチコさんの「ミチコジャパンロンドンスタジオ」に入社し、「ミチコロンドン」のアシスタントデザイナーを務めました。
1994年に帰国後、「VISION NETWORK Co.,Ltd.」や「ヴァンローゼ」でデザイナー経験を積み、1997年に「ヒロココシノデザインオフィス」に入社。
1998年には自身のブランド「YUMA KOSHINO」を立ち上げ、同年の「‘98-‘99 AUTUMN WINTER」にて東京コレクションに初参加しました。
2005年には「株式会社ユマコシノ アソシエイツ」を設立し、代表取締役に就任。
また、2012年には文化学園大学大学院特任准教授に就任し、教育分野でも活躍しています。
ゆまさんのブランド「YUMA KOSHINO」は、「SPIRITUAL LUXURY」をテーマに、精神的に自立した女性のためのハイテイスト・リアルクロージングを提案しています。
こだわりの素材とクチュールテクニックを駆使し、アクティブに生きる女性のすべてのシーンを演出。
メインクロージングはもとより、学校や企業のユニフォーム、映画・舞台衣装のデザインなど、多方面にわたってライフスタイルのデザインを手掛けています。
このように、コシノヒロコさんの娘である小篠由佳さんと小篠ゆまさんは、それぞれの立場で母親のブランドやファッション業界に貢献しています。
家族全体でファッションという共通のフィールドで活躍している姿は、多くの人々にとって魅力的であり、今後の展開にも注目が集まります。
コシノヒロコの孫は?
神戸ファッション美術館「名誉館長」にファッションデザイナー『コシノヒロコ』さんが就任したみたい。 https://t.co/iFcssWTmcG pic.twitter.com/SBPOCxxtw3
— 神戸ジャーナル (@kobejournal) April 4, 2018
世界的なファッションデザイナーとして知られるコシノヒロコさん。
仕事面だけでなく、ご家族にも注目が集まりますが、お孫さんがいることをご存じの方は意外と少ないかもしれません。
コシノヒロコさんには前夫との間に二人の娘がいますが、孫がいるのは次女の小篠ゆまさんのほうだとされています。
小篠ゆまさんは、自身のファッションブランド「YUMA KOSHINO」を展開する一方で、教育分野にも活動の場を広げるなど、公私ともに充実したキャリアを歩まれている方です。
一部のインタビューやメディア情報では、小篠ゆまさんにお子さんがいることが示唆されていますが、具体的な人数や年齢、性別といった詳細は明らかにされていません。
また、SNSや公式プロフィールなどにも子どもに関する記述はなく、プライバシー保護を重視している姿勢がうかがえます。
こうした対応は、芸能界やファッション業界に限らず、多くの著名人がとっている一般的なスタンスとも言えます。
子どもが公人でない限り、家族に関する詳細を控えることは、ごく自然な配慮です。
一方で、ゆまさんがファッションデザイナーとして活躍するなかで、母親としての視点がクリエイティブ面に影響を与えている可能性はあるかもしれません。
衣服のデザインにおいて「日常」や「リアルな女性の暮らし」を意識した視点が垣間見えるのは、その一端なのかもしれませんね。
また、母であるコシノヒロコさんにとっても、孫の存在はかけがえのないものでしょう。
公式に語られることはほとんどありませんが、コシノ家は三世代にわたってファッションに関わる家系であり、今後もし孫世代がファッションやアートの道に進むようなことがあれば、その系譜がさらに続いていくことになります。
ちなみに、長女の小篠由佳さんについては、お子さんがいるという情報は見つかっていません。
由佳さんはヒロココシノブランドの経営を担う立場として、主にビジネス面からブランドを支えており、家庭に関する情報はほとんど表に出ていないようです。
現時点では、信頼できる範囲で確認できる孫情報は、「小篠ゆまさんに子どもがいる」とされている点のみ。
これ以上の内容は公式には明かされていないため、憶測ではなく事実ベースでの理解を大切にしたいところです。
ファッション界の礎を築いてきたコシノ家において、お孫さんの存在もまた、大きな意味を持つ可能性があります。
今後、何らかのかたちでその姿が表舞台に登場する日が来るのか――温かく見守っていきたいですね。
コシノヒロコの元夫はどんな人?
世界的なファッションデザイナーとして知られるコシノヒロコさんは、これまでに二度の結婚を経験されています。
最初の結婚は1968年、23歳のときでした。
お相手は学習院大学を卒業された松島久三郎さんで、良家の一人息子として知られていました。
結婚当初は順調な生活を送っていたものの、コシノヒロコさんのデザイナーとしての活動が多忙になるにつれ、夫婦の関係にすれ違いが生じたとされています。
結婚生活は約16年間続きましたが、1976年に離婚されました。この間に、二人の娘さんが誕生しています。
離婚後、コシノヒロコさんは「今思えば人生で一番大変な時代だった」と振り返っておられます。
この経験が、後のデザイナーとしての活動や人生観に大きな影響を与えたのかもしれません。
その後、コシノヒロコさんは再婚され、現在は蕎麦屋を経営する村上煕さんと結婚生活を送られています。
村上煕さんは、兵庫県芦屋市にある蕎麦屋「むら玄」の経営者で、2015年版のミシュラン関西で一つ星を獲得した実績を持つお店です。
コシノヒロコさんのデザイン活動と、村上煕さんの蕎麦屋経営という異なる分野での活躍が、互いに刺激を与え合っているのかもしれません。
まとめ
コシノヒロコさんの私生活に目を向けると、華やかなデザイナーとしての顔とはまた違った一面が見えてきます。
最初のご結婚では困難な時期も経験されましたが、娘さんお二人はそれぞれの形でファッション業界に携わり、母親の背中を追いながら独自の道を歩んでいます。
現在の夫である村上煕さんとは、蕎麦職人としての人生を歩むなかで信頼関係を築き、異なる世界に身を置きながらも支え合う穏やかな関係を育まれているようです。
お孫さんについては多くが語られていないものの、大切な家族として日々の原動力になっているのかもしれませんね。
公私ともに豊かな時間を重ねるコシノヒロコさんとそのご家族。
これからの活躍やライフスタイルの変化にも引き続き注目していきたいところです。
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