RAPSTAR 2025がついに開幕を迎えます。
過去最多となる応募者数や新しい審査員体制など、放送前から注目が集まっていますが、その中でも特に話題なのが豪華すぎる審査員陣。
SEEDAさんやR-指定さんといった続投メンバーに加え、Benjazzyさん・kZmさん・OMSBさんという新たな顔ぶれが加わり、これまでにない多彩な視点から若手ラッパーをジャッジします。
本記事では6人の審査員を一人ずつ紹介し、それぞれがどんな視点で挑戦者を見ていくのかをまとめました。
審査員CYPHER映像の注目ポイントにも触れていますので、放送前に予習したい方はぜひチェックしてみてください。
ラップスタア(RAPSTAR) 2025の審査員は誰？
RAPSTAR 2025の注目ポイントのひとつが、なんといっても豪華すぎる審査員陣です。
今年はおなじみのレジェンド勢に加え、新しい顔ぶれが3人も参戦し、番組の空気が一気にフレッシュになりました。
続投組の安定感と、新加入メンバーの新鮮な視点。
このバランスがどう作用するのかは、ファンの間でも大きな話題になっています。
審査員6名の全体像と体制の特徴
今回の審査員は6名。
続投するのはSEEDAさん・R-指定さん・ZOT on the WAVEさんの3人。
そして新しく加わったのがBenjazzyさん・kZmさん・OMSBさんです（ナタリー公式発表）。
続投組はこれまでのRAPSTARを支えてきた安心感のあるメンバーで、番組の「芯」をしっかり守ってくれます。
一方、新加入の3人は世代もスタイルも異なるタイプで、「これまで評価されにくかった個性が光るのでは？」と期待されています。
また、放送開始前に公開された審査員全員によるスペシャルCYPHER映像もファンの注目を集めています。
ZOT on the WAVEさんのビートに6人が順番にラップを乗せる姿は圧巻で、「このメンバーが揃ったら今年はやばい！」という声がSNSでも溢れました。
SEEDA｜日本ヒップホップのレジェンド
RAPSTARの審査員と聞いて、まず名前が挙がるのがSEEDAさんです。
日本のヒップホップを語るうえで欠かせない存在であり、シーンの発展に大きな影響を与えてきました。
RAPSTARでも長く審査員を務めており、その言葉ひとつひとつに重みがあります。
SEEDAさんの特徴は、何よりもリリックの鋭さとメッセージ性。
社会問題を切り取った楽曲や、リアルなストリート感覚を持つ表現は、若い世代のラッパーにとって憧れでありプレッシャーでもあります。
オーディションの場では、表面的なカッコよさよりも「どこまで本気で言葉を背負っているのか」を見抜く力が光ります。
参加者が軽い気持ちで出したリリックは、すぐに見破られてしまうでしょう。
実際に過去のシーズンでも、SEEDAさんが放った一言で会場の空気が変わる場面がありました。
「音楽として聴けるかどうか」「心に刺さるかどうか」というシンプルでありながら核心を突いたコメントに、挑戦者が涙を流したシーンはファンの記憶に残っています。
また、SEEDAさんは単に厳しいだけではありません。
光る才能を見つけたときには誰よりも早く評価し、力強く背中を押す姿も印象的です。
参加者にとっては「怖いけれど認められたい存在」であり、そのフィードバックは一生の財産になるはずです。
今年のRAPSTAR 2025でも、SEEDAさんがどんな視点で若い才能をジャッジするのか、ファンの間ではすでに大きな注目が集まっています。
特に過去最多の応募者の中から勝ち抜いてきた挑戦者たちが、SEEDAさんにどう評価されるのか――まさに緊張感あふれる見どころのひとつです。
R-指定さん｜フリースタイルのカリスマ
RAPSTARの審査員の中で、最も「バトル」というワードと結びつくのがR-指定さんです。
ご存じの通り、フリースタイルダンジョンでの無敗伝説をはじめ、日本語ラップの歴史に名を刻んだ存在。
ラップをやっていない人でも名前を知っているほどの知名度があり、そのカリスマ性は圧倒的です。
R-指定さんが審査員として注目されるポイントは、やはり即興力と韻の精度。
彼はどんな状況でも的確に言葉を繰り出し、リズムに乗せて表現する能力に長けています。
その経験があるからこそ、挑戦者が「どこまで言葉を自分のものにしているか」を瞬時に判断できるのです。
単なる音合わせではなく、ラップの奥にある熱量やストーリー性を重視するのもR-指定さんならではの視点です。
過去のRAPSTARでも「その韻はただの語呂合わせじゃないか？」と鋭く指摘したり、逆に「今のラインは鳥肌が立った」と大絶賛したりと、メリハリのある評価で会場を盛り上げてきました。
挑戦者にとっては緊張の瞬間ですが、視聴者からすると「R-指定さんがどう反応するか」が一番の楽しみになっていると言っても過言ではありません。
また、R-指定さんのコメントは、ヒップホップに詳しくない視聴者にもわかりやすいのが特徴です。
難しい理論を振りかざすのではなく、「耳に残るかどうか」「ライブで映えるかどうか」といったシンプルな言葉で解説してくれるため、番組を入り口にラップに触れた人も共感しやすいんです。
RAPSTAR 2025では、過去最多の応募者が参加しているだけに、これまで以上に「個性のぶつかり合い」が激しくなることは必至。
その中でR-指定さんがどんな評価を下し、どんな瞬間に感動を見せるのか――ファンにとって最大級の見どころのひとつです。
R-指定の本名は？出身高校や大学・年収がすごい？性格や事務所も調査
ZOT on the WAVE｜人気ビートメイカーの視点
RAPSTARの審査員陣の中で、ひときわ異彩を放つのがZOT on the WAVEさんです。
ラッパーではなく、ビートメイカーとしてシーンをけん引してきた人物であり、彼が参加していることで「音楽として成立するか」というプロデューサー視点が加わるのが大きな特徴です。
ZOT on the WAVEさんはこれまで数々のヒット曲を世に送り出しており、若手ラッパーからの信頼も厚い存在です。
彼のビートはシンプルながら中毒性があり、誰が乗っても映えるのに、同時に個性を試されるという独特の魅力があります。
そのため、RAPSTARにおける彼の評価は「このラッパーが作品としてどう輝けるか」を測る基準になるのです。
過去シーズンでも、ZOTさんは他の審査員とは少し違った切り口でコメントをしてきました。
「リリックの強さはあるけど、音源として聴いたときにもう一歩工夫が欲しい」など、リスナー目線とクリエイター目線の両方からアドバイスを送る姿が印象的でした。
参加者にとっては耳の痛い指摘になることもありますが、実際にアーティスト活動を続ける上で大きな糧になるコメントばかりです。
さらに、今シーズンは放送前に公開された審査員CYPHER映像でビートを提供しているのもZOTさん。
6人の審査員が順番にラップを乗せる中で、全員の個性を引き立てつつ統一感を持たせるトラックを作り上げており、ファンからも「さすがZOT！」と称賛の声が相次ぎました。
RAPSTAR 2025では、過去最多の応募者が集まっただけに、音楽的にどれだけ作品映えするかという視点はますます重要になります。
ZOT on the WAVEさんが審査席にいることで、参加者は単なるバトルだけでなく「完成度の高い楽曲」を意識せざるを得ません。
今年もZOTさんのジャッジは、多くの挑戦者にとって試金石となるでしょう。
Benjazzy｜BAD HOPからの参戦の意味
RAPSTAR 2025の審査員にBenjazzyさんの名前が並んだとき、ヒップホップファンの間では大きなざわめきが起こりました。
BAD HOPのメンバーとしてシーンを一気に駆け上がった存在であり、解散後の動向が注目されていた中での参戦だからです。
単なるゲスト参加ではなく、審査員という立場で若手を評価する役割を担うことには大きな意味があります。
Benjazzyさんといえば、等身大のライフスタイルを描いたリリックと、ストレートな表現力が持ち味。
BAD HOPは川崎から世界に飛び出したグループで、音楽活動だけでなくカルチャーそのものを変えてきました。
そんなグループの中心人物である彼がRAPSTARに加わるということは、「シーンで本当に生き残れるかどうか」を判断するリアリティが審査に加わるということです。
過去のRAPSTARでは、即興性やテクニックに注目が集まりがちでした。
しかしBenjazzyさんの視点は「現場で通用するか」「リスナーの心に届くか」というシンプルかつリアルな軸に寄ると考えられます。
つまり、技術的に上手でも”響かない”ラップは容赦なく見抜かれてしまうでしょう。
その厳しさと同時に、シーンの最前線を走ってきたからこそわかる評価は、挑戦者にとって貴重な財産になるはずです。
SNS上でも「BAD HOP解散後にRAPSTARの審査員って熱すぎる」「ベンジャジーの一言が選手の人生変えそう」といった声があがっています。
これまでにない緊張感とリアルさを持ち込む審査員、それがBenjazzyさん。
彼がどんな視点で若いラッパーたちを導くのか――開幕から要注目です。
kZm｜独自スタイルで注目を集める存在
RAPSTAR 2025の新審査員のなかでも、独自の存在感を放っているのがkZmさんです。
YENTOWNの一員として活動し、ジャンルやカルチャーを自由に横断するスタイルで注目を集めてきました。
ヒップホップという枠に収まりきらない感性の持ち主だからこそ、RAPSTARの審査席に座ること自体が大きな意味を持っています。
kZmさんの魅力は、なんといっても独自の音楽観と表現力です。
エレクトロやロック的な要素を取り入れるなど、常に新しいサウンドを追求してきたスタイルは、日本のヒップホップシーンでも異彩を放ってきました。
だからこそ、参加者に対しても「型にハマったラップ」より「自分だけの表現を持っているか」を重視すると考えられます。
実際、SNSでも「kZmが審査員ってことは、新しい才能に光が当たりそう」「従来の基準では評価されにくかったタイプも評価されるのでは」といった期待の声が広がっています。
ファッションやアートシーンとも関わりが深いkZmさんが、音楽だけでなくカルチャー全体を見据えてどんなコメントをするのか、ファンの間で注目されています。
さらに、kZmさんは若い世代からの支持も圧倒的。
RAPSTARをきっかけに彼の視点を知った視聴者が「自分ももっと自由に表現していいんだ」と勇気をもらうこともあるでしょう。
番組にとっては単なる審査員以上に、「新しい価値観を広げる存在」になるはずです。
RAPSTAR 2025は過去最多の応募者数を記録しましたが、その多様性をどう評価していくのかがシーズンの肝。
その答えの一部を握っているのが、このkZmさんなのかもしれません。
OMSB｜多彩なキャリアを持つ万能型アーティスト
RAPSTAR 2025の新審査員の中でも、独特の存在感を放つのがOMSBさんです。
MCとしての活動に加え、プロデューサーやDJ、さらにトラックメイカーとしても活躍してきた経歴を持ち、日本ヒップホップ界でも「万能型アーティスト」と評されてきました。
そんな多彩なキャリアを背負って審査員席に座ることが、今回のRAPSTARにどんな影響を与えるのか、ファンの期待は高まるばかりです。
OMSBさんのラップは、スキルフルでありながら独特のユーモアと空気感をまとっているのが特徴です。
挑発的なラインもあれば、聴く人をクスッとさせるような表現もあり、その幅広さは唯一無二。
さらにトラックメイクでも評価が高く、「音楽全体をどう魅せるか」を意識した視点を持っています。
そのため、審査員としては単にラップの上手さを見るのではなく、「楽曲として成立するか」「トータルでどれだけの表現力を持っているか」という観点で評価することが予想されます。
また、OMSBさんはアンダーグラウンドからキャリアを築き上げた人物でもあります。
そのため、華やかなシーンに出てきたばかりの若手ラッパーに対しても共感を持ちながら、時には厳しく、時には親身にアドバイスをする姿が目に浮かびます。
過去に自身が試行錯誤してきた経験が、参加者にとっては心強いフィードバックになるはずです。
SNSでは「OMSBが審査員って最高」「審査コメントが一番楽しみ」といった声も多く、彼の登場は早くも話題を呼んでいます。
音楽の懐の深さとユーモアを併せ持つOMSBさんが加わることで、RAPSTAR 2025はより多彩で予測不能な展開になりそうです。
審査員体制の変化が意味すること
RAPSTAR 2025の最大の注目ポイントのひとつが、審査員体制の刷新です。
SEEDAさん・R-指定さん・ZOT on the WAVEさんという”RAPSTARの顔”とも言える続投メンバーが土台を支えつつ、Benjazzyさん・kZmさん・OMSBさんという新世代を象徴する3人が加わりました。
この組み合わせは、シーン全体にとっても大きな意味を持ちます。
まず、続投メンバーは過去のシリーズから番組を支えてきた存在で、評価基準の軸を保つ役割を担います。
SEEDAさんのリリック重視、R-指定さんの即興力・構成力の視点、そしてZOT on the WAVEさんの楽曲としての完成度――これらはRAPSTARを”ただのバトル番組”にしないための要素であり、視聴者にとっても安心感があります。
そこに新加入の3人が加わることで、従来の評価基準に新しい風が吹き込みます。
BenjazzyさんはBAD HOPでの経験をもとに「現場で通用するリアルさ」を、kZmさんは「自由なスタイルとオリジナリティ」を、OMSBさんは「音楽全体を見渡す総合的な視点」を持ち込みます。
これまでのRAPSTARでは評価されにくかったタイプのラッパーも、今年はスポットライトを浴びる可能性があるのです。
ファンの間では「今年は本当に誰が勝つのか読めない」「新しいスターが生まれる予感しかしない」といった声がすでに広がっています。
まさに2025年の審査員体制は、”多様性”をキーワードにした新時代のRAPSTARを象徴していると言えるでしょう。
事前公開された審査員CYPHER映像の注目点
放送開始を前に公開された審査員6人によるSPECIAL CYPHER映像は、すでにファンの間で大きな話題になっています。
ZOT on the WAVEさんのビートに乗せて、それぞれの審査員が順番にラップを披露するという豪華すぎる企画。
これだけで「RAPSTAR 2025は一味違う」と期待感が爆上がりしました。
映像の中で印象的だったのは、各審査員のキャラクターがそのままラップに表れていた点です。
SEEDAさんは鋭く研ぎ澄まされたラインで空気を一瞬にして変え、R-指定さんは持ち前のフロウと韻で圧倒。
Benjazzyさんはストレートな言葉でリアルを叩きつけ、kZmさんは独自のリズム感と音楽的センスで個性を示しました。
OMSBさんはユーモアを交えつつも深みのあるラップを披露し、最後に全体をまとめ上げるように存在感を放ちました。
SNSでは「この審査員だけでアルバム出してほしい」「ZOTのビートが神すぎる」「このメンツが揃うのは事件」といった反応が相次ぎ、すでに数十万回再生を突破。
放送前にして、この一曲でRAPSTARの熱量をファンに体感させた形です。
このCYPHERが示しているのは、今年のRAPSTARは単なるオーディションの枠を超えて「日本のヒップホップシーン全体のショーケース」になるということ。
挑戦者たちにとっても、自分が立ち向かう舞台のレベルを思い知らされる映像だったのではないでしょうか。
まとめ
RAPSTAR 2025の審査員陣は、まさに”日本ヒップホップの縮図”とも言えるラインナップになりました。
SEEDAさんやR-指定さんといったレジェンド勢が番組の芯を支え、ZOT on the WAVEさんが楽曲としての完成度を見抜く一方で、Benjazzyさん・kZmさん・OMSBさんという新加入メンバーが新しい基準を持ち込みます。
この6人が揃ったことで、これまで評価されにくかった個性にも光が当たり、多様なスタイルが公平に評価される土壌が整ったと言えるでしょう。
さらに公開済みの審査員CYPHERでは、その存在感とレベルの高さをすでに証明してくれました。
今年のRAPSTARは、挑戦者だけでなく審査員のコメントや掛け合いも大きな見どころ。
番組を観ながら、それぞれの審査員がどんな視点で未来のスターを見出すのかに注目してみてください。
