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【テミスの不確かな法廷】第1話ネタバレ感想|松山ケンイチと小林虎之介の熱演に震えた理由

【テミスの不確かな法廷】第1話ネタバレ感想|松山ケンイチと小林虎之介の熱演に震えた理由 ドラマ

※この記事には、ドラマ10『テミスの不確かな法廷』第1話のネタバレが含まれます。

2026年が幕を開け、待望のNHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』がついにスタートしましたね。

放送直後からハッシュタグ「#テミスの不確かな法廷」がトレンドを駆け上がり、SNSは興奮冷めやらぬといった熱狂に包まれました。

これまでのリーガルドラマとは一線を画す、どこか静かで、でも胃の奥が熱くなるような不思議な空気感。

主演の松山ケンイチさんと、第1話ゲストの小林虎之介さんが見せた「魂のぶつかり合い」に、思わず画面に釘付けになってしまった人も多いのではないでしょうか。

「法廷ドラマだけど、今までのものとは何かが違う」と感じたあの正体は何だったのか、じっくり紐解いていきましょう。

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第1話のあらすじと結末を整理【ネタバレあり】

物語の舞台は、どこか地方ののんびりした空気が流れる前橋地方裁判所第一支部。

東京から異動してきた主人公の安堂清春(松山ケンイチさん)は、任官7年目の判事補です。

彼は幼少期に自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)の診断を受けており、その特性を隠しながら、「法律という不変のルール」を杖にして社会とつながっています。

第1話「裁判官忌避」で安堂が担当することになったのは、市長を襲ったとされる傷害および詐欺未遂事件。

被告人の江沢卓郎(小林虎之介さん)は、当初は罪を認める方針でしたが、初公判で突如として起訴内容を否認します。

ここで視聴者を驚かせたのが、安堂の下した「弁護人を解任する」という異例の判断でした。

被告人と弁護人の意思疎通が取れていないという違和感を察知した安堂は、周囲の冷ややかな視線や、部長判事・門倉(遠藤憲一さん)の忠告もどこ吹く風。

職権を使い、自ら江沢の自宅や関係先を訪ねるという独自の調査に乗り出します。

この「空気を読まない」というよりは「真実への最短距離を突き進む」ような安堂の行動が、物語に心地よい緊張感を与えていましたよね。

調査の過程で浮かび上がったのは、江沢とタクシー運転手・藤山(金井勇太さん)、そして亡くなった江沢の姉・郁美との悲しい絆でした。

病院関係者の証言や姉の死の背景を泥臭く拾い上げた結果、判決は「傷害については有罪(執行猶予付き)」、しかし「詐欺罪については無罪」というもの。

単なる勧善懲悪では終わらない、事実の裏に隠された「誰にも届かなかった叫び」を救い出すような結末に、胸を締め付けられた方も多かったはずです。

松山ケンイチの演技がすごい…視線と指先に宿る説得力

本作の最大の見どころは、やはり主演・松山ケンイチさんの圧倒的な表現力に尽きます。

発達障害を抱える裁判官という、非常に繊細なアプローチが求められる難役。

しかし、松山さんはそれを「過度な演出」ではなく、極めて日常的な、血の通った一人の人間として演じきっていました。

特にSNSでも絶賛されていたのが、目線と指先の演技です。

冒頭のタンポポを見つめるシーンや、法廷で周囲の音が大きく響いてしまう聴覚過敏の描写。

あえて視線を外したり、落ち着かない指先の動きだったりと、セリフが少ない場面ほど松山さんの身体から溢れ出す情報量に圧倒されます。

「松ケンの目線と指先の演技、素晴らしいな」という声がSNS上でも溢れていましたが、まさにその通りですよね。

発達障害の特性を「克服すべき課題」として描くのではなく、それゆえに気づける真実があること。

一方で、周囲との軋轢に人知れず苦悩し、「普通であろう」とする繊細な内面が、松山さんの静かな芝居からひしひしと伝わってきました。

安堂の「わからないことをわかっていないと、わからないことはわかりません」というセリフは、一見言葉遊びのようでありながら、実は誰よりも真摯に世界を理解しようとする彼の決意の表れだったのではないでしょうか。

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被告人・江沢卓郎が胸を打つ理由|小林虎之介の存在感

第1話の熱量を一段引き上げたのが、被告人・江沢卓郎を演じた小林虎之介さんです。

NHKドラマ「宙わたる教室」での好演も記憶に新しい彼ですが、今作で見せた演技はさらに一段階ギアが上がった印象を受けました。

法廷で感情を爆発させるシーンは、まさに圧巻の一言。

「感情の爆発がリアルだった」「心が救われるわ…」と視聴者の心をわしづかみにしたのは、江沢という青年が抱えていた絶望と、微かな希望を小林さんが全身で体現していたからでしょう。

彼は単なる「犯罪を犯した若者」ではなく、社会の隙間にこぼれ落ち、誰にも信じてもらえなかった孤独を背負っていました。

小林さんの叫び、そして調査によって真実が明かされたあとに見せた、あの沈黙と表情の変化。

そこに自分自身の孤独や「わかってもらえない」という思いを重ねた視聴者も少なくなかったはずです。

「小林虎之介くん、うますぎる…」という称賛は、単なる技術への評価ではなく、彼が演じた江沢の痛みが、私たちの心に深く突き刺さった証拠でもありますね。

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視聴者の感想・SNSの反応まとめ

放送当日、午後10時を回ると同時にハッシュタグ「#テミスの不確かな法廷」は凄まじい盛り上がりを見せました。

ビデオリサーチ社発表(関東地区)の数値も気になるところですが、それ以上に熱かったのが、視聴者一人ひとりの密度の濃い感想です。

「手堅い第1話…面白い。来週も見る!」「集中して観てないと置いていかれる密度」といった声が多く見られ、最近の法廷ドラマにありがちな「スカッとする大逆転」だけを求めない、成熟したドラマファンからの支持が厚いことが伺えます。

一方で、「弁護人や裁判官の動きにツッコミどころがある」といった法廷リアリティに関する軽いツッコミも見られましたが、それがネガティブな炎上に繋がらないのがこの枠の良さ。

むしろ「ドラマ10らしい、人間の深掘りに特化した構成」として、好意的に受け入れられていました。

出演者への信頼も絶大で、松山さんや小林さんはもちろん、「和久井映見さんの安心感がすごい」「遠藤憲一さんと市川実日子さんが脇を固めているだけで本物の職場感が出る」など、実力派が揃った布陣への称賛が止まりませんでした。

第2話はどうなる?安堂と小野崎の関係性に注目

さて、気になる第2話は2026年1月13日(火)の放送予定です。

予告編では、安堂の特性に目をつけ、「これを利用すれば勝てる」と不敵な笑みを見せていた弁護士・小野崎乃亜(鳴海唯さん)との関係性がさらに踏み込んで描かれそうな予感。

安堂を「利用価値のある道具」として見ている小野崎が、彼の純粋な真実への執着に触れることで、どう変わっていくのか。

あるいは、安堂自身が彼女によってどうかき乱されていくのか――。

予告を観ただけで「来週まで待てない」という声が上がるのも納得の期待感です。

「普通とは何か」を問いかけるこの物語。

第1話で江沢を救った安堂が、次はどんな「不確かな法廷」で真実を見出すのか。

安堂の特性が事件解決の鍵となる展開はもちろん、門倉部長判事たち裁判所の面々との、噛み合わないようでいてどこか温かいチームプレー(?)にも期待してしまいますね。

次回の放送も、録画ではなくぜひリアルタイムで、その熱量を感じてみたいと思います。

最後に:正解のない問いに向き合う物語

単なる「犯人探し」や「どんでん返し」で終わらない。

第1話を観終わったあとに残ったのは、どこか温かくも切ない、深い余韻のようなものでした。

発達障害を抱えながら、不器用なまでに真実を追い求める安堂清春という裁判官。

そして、彼と向き合うことで自分たちの「当たり前」が少しずつ揺らいでいく人々。

このドラマが描こうとしているのは、法律という冷たいルールの先にある、とても人間臭くて「不確かな」感情のやり取りなのかもしれませんね。

これから全8回、安堂さんが法廷でどんな景色を見せてくれるのか。

そして、小野崎さんや門倉部長たちとの関係がどう変化していくのか。

火曜22時の「ドラマ10」枠から、しばらく目が離せそうにありません。

出典まとめ

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