現在もタレントや俳優として活躍している井上順さん。
かつては伝説的グループ「ザ・スパイダース」のメンバーとして一世を風靡し、その爽やかな笑顔と抜群のセンスで多くのファンを魅了してきました。
若い頃の華やかな姿はもちろん、今なお変わらない品の良さとユーモアが光り、「70代とは思えないほどかっこいい!」とSNSでも注目を集めています。
そんな井上順さんがどんな家庭で育ち、どんな家族に支えられてきたのか――その背景を知ると、彼の明るさや優しさの理由が見えてくる気がします。
幼少期の思い出やご両親との絆、そして兄弟とのエピソードをたどりながら、井上順さんという人の原点をのぞいてみましょう。
井上順が若くてかっこいい!
最近テレビに映る井上順さん、まず目に入るのは軽やかな身のこなしとやわらかな笑顔。
年齢を聞いて二度見する人、多いはずなんですよね。
エールの井上順さん…
— ソラ🌻 (@sorashido_220) June 16, 2020
カッコイイ…… pic.twitter.com/JHuR9X8juN
井上順さんは確かにカッコイイよね♪
— ヨージロー (@NGlRDQZnYKCK5zk) September 17, 2023
昔、隠し芸でインディジョーンズの真似やってたのが好きだった。 pic.twitter.com/FEJ9XkVkOR
今年も、大好きな井上 順さんに握手してもらいました!
— メメコ (@jumptagosaku) November 2, 2019
やっぱり、めちゃくちゃかっこいいよ! pic.twitter.com/GPnBFFQpbK
背筋がスッと伸びた立ち姿は清潔感そのもの。
ちょっとした所作にも余裕があって、画面越しでも場の空気が明るくなる感じです。
トークはテンポ良し、言葉の置き方は丁寧。
耳に残る心地よい声色が魅力でしょう。
若い頃に培ったステージ経験が、今も自然体のエネルギーとして滲んでいるのだと思います。
ファッションは派手さよりも品。
シンプルな色合わせに素材感で遊ぶ大人の着こなしで、無理のないおしゃれが似合う人。
だからこそ“年相応以上に素敵”という評価に説得力があります。
ヘアは清潔感重視でフェイスラインすっきり、若見え効果も上々。
肌のコンディションもよく、日々のメンテを楽しんでいる気配。
こういう細部の積み重ねが、若々しさの源泉なんでしょうね。
さらに外せないのがユーモア。
相手をふっと和ませる一言、柔らかな相づち。
気配り上手な聞き手としての姿勢に、人柄の良さが表れています。
結果、見た目だけでなく“在り方”まで含めてかっこいい。
年齢を重ねることが楽しみになるロールモデル、そんな存在感です。
井上順はハーフ?
グッモー✌️今日は国際女性デー&『ミモザの日』。感謝を込めて“ミモザ💐“を女性に贈るイタリアの習慣が、最近日本にも広まってきたようですね。えっ、そんなの知らなかったって!?ダイジョウブ。“me モサ“🙇♂️💐。私を支えてくれた女性たちに私の“ハグ“を。“Have(ハグ) FUN“ははは🤗 pic.twitter.com/BWDY4Nq3hq
— 井上順 (@JunInoue20) March 7, 2024
井上順さんって、どこか外国の俳優さんのような雰囲気がありますよね。
目鼻立ちがくっきりしていて、笑うと優しいけれど芯のある表情。
そのため「もしかしてハーフなの?」という声がネット上でちらほら見られるようです。
でも実は、井上順さんのご両親はどちらも日本人なんです。
つまり、ハーフではないんですよね。
端正な顔立ちや明るいオーラは、生まれつきの魅力と日々の心がけによるものなのでしょう。
もともと若い頃から“都会的でスマート”と評されていた井上順さん。
芸能界デビュー当時からそのスタイルは際立っていて、純日本人でありながら国際的な印象を持たれるのも納得です。
穏やかな笑顔や自然体の話し方が、外国的というより「品のある日本の大人」という表現がぴったり。
見た目の美しさだけでなく、内面の柔らかさが外ににじみ出ているような気がしますね。
井上順の実家
井上順さんは東京都渋谷区のご出身。
都会の真ん中で生まれ育った方ですが、その実家には少し意外な歴史があるんです。
なんと代々木公園の前で馬場(ばば)を営んでいたとのこと。
現在の渋谷といえばおしゃれなカフェやショップが立ち並ぶエリアですが、当時はまだ自然が多く、馬とともに暮らす環境が残っていたんですね。
さらに驚くのが、井上順さんのおじいさん。
日本で初めて競走馬を輸入した人物として知られているそうです。
まさに時代の先を行く先駆者ですよね。
そんな背景を持つご家庭で育った井上順さんが、チャレンジ精神旺盛で新しいことに前向きな性格なのも納得です。
華やかな芸能界に進んだ後も、落ち着きや品の良さを感じさせる井上順さん。
その根っこには、都会のど真ん中で培われた伝統と、動物を大切にする温かい家庭の影響があるのかもしれません。
井上順の生い立ち
グッモー🙋♂️今日はこどもの日✨🧒👦🏻🧒🏼👦🏽🧒🏾✨
— 井上順 (@JunInoue20) May 4, 2020
僕にもこんな頃が。イガグリ君〜古いかな・・古いよね🙄せめてガリガリ君だね、ハッハッ。
さぁ、ちびっ子たち、もうちょっとしたら友達といっぱい笑ったり遊んだり出来るからね〜ガンバレー📣
今日も笑顔でstay home✌️#stayhome#こどもの日#井上順 pic.twitter.com/vzcS5kQQXi
1947年2月21日に生まれた井上順さんは、幼い頃から外で元気いっぱいに遊ぶ少年でした。
野球にチャンバラごっこ、いつも友達の輪の中心にいて、笑い声が絶えなかったそうです。
そんな井上順さんの家では、海外の映画や音楽が流れることが多く、お父さんとお母さんがよく映画館に連れて行ってくれたとか。
小さいながらも異国の文化に触れる時間が多く、感性豊かな子どもだったのでしょうね。
けれども、5歳の時にご両親が離婚。
井上順さんはお母さんに引き取られました。
お母さんは女手ひとつで働きながら会社を立ち上げるほど行動力のある方でしたが、仕事が軌道に乗るまでの間は井上順さんを知人の家に預けることに。
その家での暮らしについて、井上順さんは「みんな仲がよくて、温かいものをたくさん頂戴しました」と振り返っています。
苦労を語らず、感謝を口にするその姿に人柄の良さがにじみますね。
7年ほどしてお母さんの生活が安定すると、再び一緒に暮らすようになりました。
再会した頃にはもう思春期を迎えていた井上順さんでしたが、そこでも笑いの絶えない穏やかな時間を過ごしたそうです。
芸能界への道は、そんなお母さんの一言から始まりました。
小さい頃からテレビでアメリカの番組を真似ては家族を楽しませていた井上順さんを見て、「この子は表現することに向いているんじゃないか」と感じたお母さんが、当時人気だった「六本木野獣会」に入会させたのです。
そこで出会ったのが、「ザ・スパイダース」のリーダー・田辺昭知さん。
彼にスカウトされたことが、井上順さんの芸能界デビューにつながりました。
偶然のようでいて、周りの人が井上順さんの明るさと才能を見抜いていたのかもしれませんね。
井上順の父親
グッモー✌️ 今日は我が父、巌さんが旅立った日です。母との離婚で父との触れ合いは少なかった。芸能活動盛んな頃、朗らかなおばちゃん達が集う銀座のBarへ。私の顔を見て最初の声が「あっ巌ちゃんの息子さんだ」でした。滅多に会わなくても喜んでいてくれたのを感じた夜でした。今日は一緒に一献🥂 pic.twitter.com/VV0rhZecvh
— 井上順 (@JunInoue20) August 7, 2020
井上順さんのお父さんは、井上巌さんという方です。
なんと馬場専属の獣医師として働いていたそうで、動物と深く関わるお仕事をされていました。
昔から馬と人との絆を大切にしてきた家系らしく、真面目で責任感の強い方だったようですね。
井上順さんは幼い頃にご両親が離婚しており、お父さんと過ごす時間は多くなかったといいます。
それでも、芸能活動を始めた頃に銀座のバーで「巌ちゃんの息子さんね」と声をかけられたエピソードを語っていて、そのとき初めて“お父さんが周囲から愛されていた存在”だと実感したそうです。
離れていても、きっと井上順さんの活躍を誇りに思っていたことでしょう。
お父さんの巌さんは、2012年1月に102歳で亡くなられています。
大往生といえる年齢まで生き抜いたのは、きっと穏やかで規律ある生活を送ってこられた証拠でしょうね。
井上順さんも、そんなお父さんの生き方から「誠実であること」「人や動物に優しく接すること」の大切さを学んだのではないでしょうか。
井上順の母親
グッモー✌️今日は母の日🤱💐
— 井上順 (@JunInoue20) May 10, 2020
ある日の母との会話。
母「今、私が出てる映画🎬観て来ちゃった。」
順「えっ ・・!?」
母「イングリッド・バーグマンの映画よ」
順「・・・・」
と、こんな調子のお茶目で楽しい母でした、はは😀
皆んな、お母さんに宜しくね🤵💐✨
Stay home✌️#井上順#stayhome pic.twitter.com/K16JUBYcgI
井上順さんのお母さんは、お名前こそ公表されていませんが、とても芯の強い女性だったそうです。
性格は男勝りで、どんな困難にも立ち向かう行動派タイプ。
お父さんと離婚したあとも、井上順さんを育てるために一人で仕事を切り盛りしていたといいます。
時には会社を立ち上げ、自分の力で道を切り開こうとする姿勢が本当にかっこいいですよね。
そんな忙しい毎日のなかでも、息子の才能を見抜く目は確かでした。
小さい頃から人前で歌ったり踊ったりするのが好きだった井上順さんを見て、「この子は表現することに向いている」と背中を押したのもお母さん。
その一言がきっかけで芸能界への扉が開いたのですから、まさに人生の転機を作った存在といえます。
残念ながら、お母さんは50歳という若さで亡くなられています。
短い生涯の中でも、息子にたくさんの愛情と教えを残していったのでしょう。
井上順さんが今も穏やかで明るい笑顔を見せてくれるのは、お母さんから受け継いだ強さと優しさが心の中に生き続けているからかもしれませんね。
井上順の兄弟や姉妹
井上順さんには、年の離れたお兄さんとお姉さんがいらっしゃいます。
3人きょうだいの末っ子として育った井上順さんは、子どもの頃から家族の中心的な存在で、年上のきょうだいにもかわいがられていたそうです。
お兄さんは健一さん、お姉さんは宏子さんというお名前で、どちらも温かく思いやりのある性格だったとのこと。
井上順さんが幼い頃、家の中で笑い声が絶えなかったのは、このお二人の明るい性格が大きく関係していたのかもしれませんね。
残念ながら、お兄さんもお姉さんも67歳という年齢で亡くなられています。
それでも井上順さんは、今もきょうだいの思い出を大切にし、心の中でずっと一緒に生きているように感じているそうです。
温かい家庭で育った井上順さんにとって、きょうだいとの絆は人生の支えのひとつ。
きっと空の上からも、元気に笑う井上順さんの姿を見守っているのではないでしょうか。
まとめ
井上順さんは渋谷生まれ、代々木公園前で馬場を営む家の出身という意外なルーツを持ち、祖父は競走馬輸入の先駆者。
お父さんは馬場専属の獣医師、お母さんは行動力あふれる方でした。
幼少期に養子に出る経験をしつつも、温かな人々に囲まれて感性を育み、のちに田辺昭知さんの目に留まりデビュー。
健一さん・宏子さんという年上のきょうだいに愛され、今もその思いを胸に前向きに歩んでいる——そんな生い立ちが、年齢を感じさせない軽やかさと人柄の良さにつながっているのでしょう。
これからも、空の上の家族に誇れる日々を、笑顔で更新してほしいですね。
