古田貴之さんは、ロボットクリエイターとして活動しています。
過去には余命宣告を受けていたこともあった古田貴之さんがロボットに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。
今回は、古田貴之さんの経歴や病気、出身学校について調べてみました。
古田貴之は脊髄の病気だった?
古田貴之さんは、14歳の時、学校のサッカーの授業中に突如意識が飛び昏睡に陥り、2週間後目を覚ますも脊髄の難病にかかり、下半身は麻痺してしまいました。
病名は明かしていませんが、治るのは一万人に一人という難病で、余命は「持って8年」との宣告を受け入院、車椅子が手放せなくなるという生活を送ることになりました。
1年間入院していましたが治る見込みはないということで退院、両親はわらにもすがる思いで鍼治療や怪しげなお祓いなどを試してくれたそうです。
すると、どれが効いたのかは不明としながらも、つながっていないはずの神経がある日突然ぴくりと動き出し、歩けるようになりました。
古田貴之さんは「秋葉原に行って、車椅子ロボットに使える部品を探しまわるのがリハビリ代わりになりました」と明かしています。
古田貴之のプロフィールや経歴
生年月日:1968年(53歳)
出身地:東京都
身長:190cm
体重:49㎏
2歳から7歳までインドで過ごした古田貴之さんは、1971年に『鉄腕アトム』の天馬博士を見てロボット博士を志すようになったそうです。
1998年には科学技術振興機構(文部科学省特殊法人)ERATO北野共生システムプロジェクトに所属、ロボット開発グループリーダーとして、ERATO北野共生システムプロジェクトに携わり、ヒューマノイドロボット開発に従事しました。
2000年、博士(工学)を取得、世界で初めて人工知能を搭載したサッカーをするロボットやバック転するロボット「morph2」を開発しました。
2002年には、山中俊治さんと人間型ロボット「morph3」を共同開発し、翌年 千葉工業大学未来ロボット技術研究センターfuRo(Future Robotics Technology Center)所長へ着任しています。
実物大ガンダムやパナソニックなどの仕事も
「800億あればガンダムを作れる」と発言したこともある古田貴之さんは、これまでに多くのロボットを開発してきました。
パナソニックが発表した次世代ロボット掃除機「MC-RSF1000」は、人の足の動きを認識して、まるでペットのように後ろをついてくる「otomo(おとも)」機能を搭載、掃除してほしいところで止まればそのまま掃除をしてくれます。
古田貴之は体重が減ったことで視力が上がった?
古田貴之さんは、ロボットを制作する際「サンドイッチ3個とピルクル2パック」しか食べないそうです。
そのため身長190cm、体重90kgという標準的な体型だった古田貴之さんは、わずか1ヶ月で体重47kgまで減ってしまいました。
その後も、「70kgが45kg」「64kgが44kg (体脂肪率5%)」「60kgが42kg(体脂肪率測定不能)」と、研究の度に激やせしているとのことでした。
しかし視力の方は何もしていないのに「右目0.05→2.0」、「左目 0.1→1.5」まで上がったそうですよ。
古田貴之の学歴
古田貴之さんが通っていた学校について調べてみました。
古田貴之の出身高校
出身高校については公表されていません。
東京都出身ということで、都内の学校に通っていた可能性が高いですね。
古田貴之の出身大学
高校卒業後は、青山学院大学理工学部に進学しました。
冨山健研究室に憧れて入ったそうです。
その後は青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程に進学するものの中途退学しています。
まとめ
古田貴之さんは、ロボットを作るだけではなく、ロボットの素晴らしさを多くの人に伝えるためにメディアにも度々出演しています。
今後も新しいロボットの誕生が楽しみですね。