政治家の河野太郎さんは、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣、内閣府特命担当大臣などを担当しています。
ネット上では、「Twitterが面白い」といわれている河野太郎さんですが、どんな人物なのでしょうか。
今回は、河野太郎さんの経歴や出身学校、派閥、年収などについて調べてみました。
河野太郎の派閥は?
河野太郎さんは、現在志公会(麻生派)に所属しています。
自民党ではしばらく無派閥、その後に麻生太郎さんの勧めで宮澤喜一さんが会長を務めていた宏池会(宮澤派)に所属していました。
1999年に離脱し、大勇会(河野グループ)に移りました。
志公会は2017年7月3日に発足されており、名称については麻生太郎さんが「志を高く持ち、公を腹に収めてやってもらいたい」と明かしています。
河野太郎の評判
河野太郎さんの評判について調べてみました。
麻生太郎さんからは「英語はうまいし、間違いなくそれなりの存在はきちんとできあがっている」と評価しつつも「常識に欠けている」と指摘されていました。
また「異端児」とも呼ばれ、派閥内では「もし仮に、河野氏が首相になったら何をしでかすか分からない。大変だよ」という声も聞かれています。
Twitterが面白いと人気
ネット上では、「河野太郎さんのTwitterが面白い」と話題になっています。
— 河野太郎 (@konotarogomame) November 4, 2020
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 7, 2019
念力にキーワードは必要ない。 https://t.co/Aio3nSl2LM
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 9, 2019
元々Twitterに対して否定的であった河野太郎さんですが、2010年に自民党ブロードバンド部会で孫正義さんに勧められたことがきっかけで始めました。
特に河野太郎さんのエゴサーチ能力の高さやユーモラスな内容のツイートが注目を集めています。
河野太郎のプロフィールや経歴
ワクチン接種から30時間経過して、左腕、あげられるようになりました。 pic.twitter.com/K4MbXk40lT
— 河野太郎 (@konotarogomame) June 22, 2021
生年月日:1963年1月10日
出身地:神奈川県
身長:非公表
1986年に富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)に入社した河野太郎さんは、調査統計部に配属され、企画部に配属された後に、サテライト・オフィスの実験を担当していました。
日本初の本格的サテライト・オフィスと称された「志木サテライトオフィス」の立ち上げにも関わっています。
国際事業部に配属後、シンガポールの富士ゼロックスアジアパシフィックで勤務、1993年に日本端子に転じ、自動車や電気機器の部品メーカーで開発生産や海外輸出を担当しました。
1996年の第41回衆議院議員総選挙に神奈川15区から自民党公認で立候補し、当選したことで政治家としての活動を始めています。
2015年の第3次安倍第1次改造内閣においては、国家公安委員会委員長、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣(規制改革、防災、消費者及び食品安全)として初入閣を果たしました。
2017年の第3次安倍第3次改造内閣において外務大臣に抜擢され、2019年の第4次安倍第2次改造内閣においては防衛大臣に就任しています。
2020年の菅義偉内閣で行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革)に就任しました。
2021年には新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣に任命され、厚生労働省など所管官庁の他、製薬会社、医師会、医薬品卸業者、物流業者など多くの関係者との調整役を担い、令和の運び屋と国会で自称しました。
湘南ベルマーレの代表取締役も
今日はベルマーレの試合があるから、 pic.twitter.com/0gDavpWEsF
— 河野太郎 (@konotarogomame) May 26, 2021
河野太郎さんは、Jリーグに所属する湘南ベルマーレの経営建て直しのために、初代代表取締役を2年勤めていました。
現在も熱心に応援しており、Twitterではベルマーレカラーを意識したマスクや靴下を投稿しています。
河野太郎の年収
河野太郎さんの年収について調べてみました。
法律で、衆議院、参議院ともに議員の給料は「129万4,000円」と決められています。
しかし現在は新型コロナ感染拡大を受け、国会議員の月給は「2割減」されており、103万円ほどとなっています。
国会議員にも期末手当と呼ばれるボーナスが年2回支給されており、これらを合わせると河野太郎さんの年収は2797万円ほどになるようですね。
日本の国会議員は自国民の平均給料と比べて給料が高いことから、ネット上では「世界一給料貰いすぎている」という声も聞かれていました。
河野太郎の学歴
河野太郎さんが通っていた学校について調べてみました。
河野太郎の出身小学校
河野太郎さんは、平塚市立花水小学校出身です。
小学生時代は、ボーイスカウトに所属していたそうです。
河野太郎の出身中学
小学校卒業後は、慶應義塾中等部に入学しました。
こちらの学校の偏差値は、69です。
中学では競走部(陸上部)で活躍していました。
河野太郎の出身高校
中学校卒業後は、慶應義塾高等学校に進学しています。
中学からの内部進学という形で、偏差値は75です。
高校時代も競走部に入って主将を務め、箱根駅伝を目標にしていたそうですよ。
河野太郎の出身大学
高校卒業後は、慶應義塾大学経済学部に進学しました。
こちらの偏差値は、70です。
しかし入学わずか2ヶ月で退学、「将来の首脳会談では英語で話が出来なければ」という思いから渡米し、すぐにマサチューセッツ州アンドーバーでサマースクールに通いました。
その後、コネチカット州のボーディングスクール、サフィールドアカデミー(Suffield Academy)で1年間過ごし、1982年9月にワシントンD.C.のジョージタウン大学に入学しています。
ここでは比較政治学を専攻していましたが、1984年にジョージタウン大学を休学し、ポーランド中央計画統計大学(現・ワルシャワ経済大学)に交換留学しました。
1985年1月にジョージタウン大学に復学、12月に卒業しています。
まとめ
1996年に政治家になった河野太郎さんは、様々な役職を経て、現在も活動しています。
これから河野太郎さんが日本をどう変えてくれるのか、注目していきたいですね。