雅楽師・東儀秀樹さんは、奈良時代から続く楽家の家系に生まれました。
お父さんやお母さんはどんな人なのでしょうか。
今回は、東儀秀樹さんの実家や家族について調べてみました。
東儀秀樹の家系図がすごい!
もう一人、奈良時代から1300年続く雅楽の家柄、東儀家の御曹司として東京に生まれた雅楽師、作曲家の東儀秀樹さん(1959-)も本日が誕生日。1986~96年まで宮内庁の楽師(雅楽と洋楽の両方を演奏)として篳篥(ひちりき)とチェロを担当しました。 pic.twitter.com/3Ht0IKIPZH
— アマネコ舎 (@AMANEKOSHA) October 12, 2017
東儀秀樹さんの母方の家系である東儀家は、奈良時代から約1300年にわたり雅楽を世襲してきた楽家です。
聖徳太子の参謀・秦河勝の五男が雅楽をやる家として確立し、秦河勝は朝鮮半島に亡命した始皇帝の15代目の末裔だといわれていますが、東儀秀樹さんは「信憑性はともかく、先祖が帰化人だったのは確かなようです」と明かしています。
現代は世襲制ではないものの、楽家に生まれた男子は中学を卒業すると楽部の楽生科に進んで雅楽を学ぶケースが多いそうで、東儀秀樹さんの祖父は雅楽師でした。
東儀秀樹の実家はお金持ち?
東儀秀樹さんは、東京都出身です。
幼少期は海外で暮らしていた時期もあるものの、小学校は世田谷区八幡小学校出身ということで、こちらの学校の学区内に実家があるようですね。
ネット上では「実家がお金持ちではないか?」という噂がありますが、具体的にどの位お金持ちなのかはわかりません。
ただ東儀秀樹さんのお父さんは商社マンで海外を飛び回っていたということや、中学校から私立に通っていたことなどから裕福な家庭だったと思われます。
東儀秀樹の父親は会社員
父の日。今は亡き父親を想う、と同時に息子を想う。・・・・家族を想う。 pic.twitter.com/CzuHMGIPSE
— 東儀秀樹 (@htogi999) June 19, 2016
東儀秀樹さんのお父さんは、一般人です。
名前は明かされていませんが、職業は商社マンでした。
お父さんの仕事の関係で、東儀秀樹さんは1歳から7歳まではタイ、13歳から14歳はメキシコで過ごしています。
お父さんがいろいろな国に行くたびにその国の民族衣装の人形を買ってきてくれたおかげで、東儀家には何十か国もの人形のコレクションがあるのだそうですよ。
そんなお父さんは「子育ては女の仕事だ」というタイプで、仕事が忙しく、子供に会えるのも日曜だけでしたが、そのときもべったりという感じではありませんでした。
東儀秀樹さんの子育てとはだいぶ違うものの、お父さんが反面教師になっているわけではないと話していました。
東儀秀樹の姉は楽師
東儀秀樹25周年記念コンサート 追加出演者発表!
— 矢島聰子事務所【公式】 (@yajimaoffice) August 27, 2021
東儀九十九(笙)
東儀雅美(龍笛)
+ 楽師8名予定https://t.co/7ktZzRJqL8 https://t.co/e1umTF9mFu pic.twitter.com/NC9CDZAJv6
東儀秀樹さんのお姉さんは、龍笛の楽師・東儀雅美さんと言います。
東儀雅美さんは大学卒業後にロータリー財団奨学生として米国大学院に留学、そして龍笛を元宮内庁楽師の芝祐靖さんに師事し、現在はアルビオン国際事業部に勤務しています。
東儀秀樹さんや岡さんと共に日本国内及び海外演奏活動に参加し、日本文化の紹介を勤めています。
東儀秀樹の母親はどんな人?
母の日!
— 東儀秀樹 (@htogi999) May 12, 2019
今年は母は米寿、僕は還暦!二人ともまだまだ攻める!88歳でもスポーツカーを運転し、何処へでも出かけるフットワークの良さ。これは幸せだ! pic.twitter.com/SCDHr6zFX5
東儀秀樹さんのお母さんは、東儀九十九(つくも)さんと言います。
東儀家に生まれたお母さんは、笙を元宮内庁楽長である薗広晴さん、及び多忠麿さんに師事しました。
和洋裁は、舞台衣装や直垂装束の製作をこなすほどの腕前を持っているのだそうですよ。
まとめ
由緒ある家柄育ちである東儀秀樹さんですが、幼い頃はお父さんと同じくサラリーマンの道を歩んでいくのだと思っていたそうです。
しかしロック、クラシック、ジャズなど様々なジャンルの音楽を吸収していく中で1986年に楽師となり、現在は俳優や作曲家など活動の幅を広げています。
これからもお母さん、お姉さんと共に東儀家の音楽を多くの人に届けてほしいですね。