EXITの兼近大樹さんが、24時間テレビで行われるチャリティーマラソンのチャリティーランナーを務めています。
そのチャリティーランナーになった理由は、自身の過去に起こしてしまった犯罪歴などが影響していると話しているのです。
過去に週刊文春に取り上げられて話題になった、兼近大樹さんの過去に起こしたという犯罪歴というのはどういうものだったのでしょうか?
EXIT兼近大樹さんが起こした犯罪歴やその原因などについて調べてみました。
兼近大樹(EXIT)の犯罪や逮捕歴① 売春斡旋
兼近大樹さんは高校中退後、鳶職などを経て風俗店に勤務していました。
2011年4月、当時女子高生に出会い系サイトを通じて知り合った男性とホテルでいかがわしい行為をして、現金1万5千円を受け取らせていました。
これが、売春防止法違反容疑の売春斡旋ということで、逮捕されました。
兼近大樹さんは容疑を認めて、罰金刑の有罪判決を受けました。
兼近大樹(EXIT)の犯罪や逮捕歴② 窃盗
兼近大樹さんが売春防止法違反の逮捕されてから釈放された後に兼近大樹さんは、すすきののサパークラブの店長を任されていました。
2012年4月に、人気ホストのA氏の金庫から1000万円が消えたという窃盗事件が発生します。
ホストのA氏の自宅に多額の現金があるということを聞きつけて、住民を装い鍵業者を呼んで部屋の鍵を解錠して侵入し、犯行に及んだとして、兼近大樹さんを含む4人が逮捕されました。
しかし、この事件については、10日勾留された後に嫌疑不十分で釈放されたということでした。
前回の逮捕から1年足らずで、犯罪に関わる人が近くにいたために、疑われてしまったのかもしれませんね。
犯罪歴を隠してベビーシッターをしていた
兼近大樹さんは上京して芸人になり、売れるまではベビーシッターなどのバイトをしています。
その際に、自身の過去の逮捕などの犯罪歴などを隠していたということが、ネットで話題になっていました。
ネット上ではこのことが問題だという声もありましたが、これについては、兼近さんは弁護士に相談し、「告示義務はない」と言われたから犯罪歴を隠したと話しています。
世の中には法律上、犯罪歴があると就けない仕事というのは一定数ありますが、そういった仕事ではない限り、犯罪歴などを伝えなければいけないという義務はなく、犯罪歴があっても仕事をしっかりしていれば問題はありません。
そのため、ベビーシッターの仕事に就く際には、犯罪歴を隠したのではなく、自ら積極的に話さなかっただけという見方もできますね。
兼近大樹(EXIT)はなぜ犯罪に手を染めてしまった?
兼近大樹さんは祖父母の代から家が貧しく、ずっと貧しい環境で生きてきて、犯罪に手を染めていた頃は、全て社会のせいだと考えていたそうです。
そのため、犯罪を犯してお金を稼ぐこともいとわないという考えになり、犯罪に手を染めていったと自ら話しています。
しかし、それではいけないということに気づいて、芸人を目指して今の活躍があるというのは、紛れもない事実ですし、社会のせいでダメだと思っていた人生を自分で変えていったということですね。
世間の反応
まとめ
兼近大樹さんは、一般的によく聞くようなタイプとは少し違うタイプの犯罪だったせいなのか、世間の反応も応援する声もあれば、否定的な意見が多いのも事実です。
しかし、美談にしていると言われてしまっていても、その事実を公表して、色んな意見がある中で表立って活動するというのはとても勇気のある行動とも言えます。
一度失敗した人のセカンドチャンスが与えられないという世間の逆風に向かっている兼近大樹さんの姿に、勇気を貰う人は少なからずいるでしょう。
これからの兼近大樹さんの活躍にも注目です。