演芸番組『笑点』の大喜利メンバーとして知られる三遊亭好楽さんですが、過去には何度も破門された過去を持っているそうです。
そんな三遊亭好楽さんが落語家になるきっかけは何だったのでしょうか。
今回は、三遊亭好楽さんの経歴や師匠、破門された過去などについて調べてみました。
三遊亭好楽の師匠
八代目林家正蔵は自作の擬古典を多く書いている。「すててこ誕生」「年枝の怪談」「二つ面」など、いずれも落語家が主人公の芸道ものだが、「二つ面」はいろんな怪談の主人公たちが登場して、かなり笑えるシチュエーションたくさんの噺である。 pic.twitter.com/oTbcE34c2Y
— 稲田和浩 (@inacolle) October 17, 2022
vol.676: Today’s history
— まん助’s日誌(Mansuke’s Diary) (@mansukeabc) January 3, 2023
五代目 三遊亭圓楽は1933年1月3生。1965年「笑点」の前身となる番組に出演以来、2005年まで長きに亘り出演⇒司会を務めました。
大柄な体格から滲み出る、穏やかのんびりなイメージが愛されました。
と言っても、自分は「笑点」は数回しかみたことない派なんですが…… pic.twitter.com/abAIJXPSCx
三遊亭好楽さんの師匠は、八代目林家正蔵(彦六)さんと五代目三遊亭圓楽さんです。
入門したばかりの頃は八代目林家正蔵(彦六)さんの元で「林家のぶお」(1年後に九蔵)名義で活動していましたが、師匠が1982年に亡くなりました。
そのため1年後の1983年に五代目三遊亭圓楽門下に移籍、「三遊亭好楽」に改名しました。
三遊亭好楽の弟子
三遊亭好楽さんの弟子は、三遊亭好太郎さん、三遊亭兼好さん、三遊亭好の助さん、三遊亭好一郎さん、三遊亭鯛好さん、三遊亭とむさん、三遊亭ぽん太さん、三遊亭好好さん、三遊亭好志朗さんです。
そして一番新しい弟子が2016年に入った三遊亭好青年さんで、スウェーデン出身の方です。
身長180cmを超える31歳のスウェーデン人から「師匠の噺にはぬくもりを感じます。弟子にしてください」と言われた時、三遊亭好楽さんは「ホントにわかってるのかよ」と首をひねったそうですが、2020年に三遊亭好青年さんは二ツ目に昇進しました。
三遊亭好楽は23回破門された過去があった
三遊亭好楽さんは、弟子時代に23回破門されたことがあります。
それは八代目林家正蔵さんの弟子だった頃の話で、三遊亭好楽さんは「泣いてすぐにお詫びして…。1回許してもらって、2回目、3回目。で、23回」と明かしています。
理由は全てお酒絡みで、修行中に飲んだくれたり、酔った揚げ句に師匠から預かった大事なカバンをどこかに忘れてきたりしたことがあるそうですよ。
三遊亭好楽のプロフィールや経歴
[MANTANWEB] 三遊亭好楽:昨年4月に逝去、49年連れ添った愛妻への思いテレビ初告白 明日の「徹子の部屋」 https://t.co/7E04Q9d6rt pic.twitter.com/Avu4TeyaK9
— オタカルニュース♪ リリウム (@liliumnews) July 13, 2021
名前:三遊亭好楽
生年月日:1946年8月6日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:非公開
所属:五代目圓楽一門会
幼い頃、お母さんがラジオで落語を聴いて楽しんでいる姿を見て落語に興味を持つようになったという三遊亭好楽さんは、高校時代に小遣いなどをやりくりして池袋演芸場に日参していたそうです。
その後1966年4月、八代目林家正蔵さんに弟子入りを志願、その時は「私は来月70歳になるから」と弟子入りを断られたものの諦めずにお願いしたところ、4回目でようやく「死んだ息子と同じ名前だから」と入門を許可され、「林家のぶお」名義で前座、1年後に「九蔵」の名をもらいました。
1971年11月に二つ目に昇進、1979年からは『笑点』の大喜利メンバーに加入するも、1983年10月9日放送分をもって一旦降板、その後1988年4月3日放送分より番組に復帰し現在も出演を続けています。
1981年9月には真打に昇進、1983年4月に五代目三遊亭圓楽門下に移籍して「三遊亭好楽」に改名、2010年には初の落語集CD『三遊亭好楽 落語集 好日楽語(よきひにらくご)』をリリースしました。
三遊亭好楽の所属事務所
三遊亭好楽さんは、「五代目圓楽一門会」に所属しています。
2020年からは、五代目圓楽一門会顧問になりました。
芸能事務所と業務提携などはしていません。
三遊亭好楽の年収
三遊亭好楽さんの年収は公表されていません。
『笑点』の人気メンバーになり、バラエティー番組にも度々出演しています。
落語界でも知名度が高い方なので、年収は数千万円以上になると思われます。
まとめ
23回の破門を経験している三遊亭好楽さんですが、「落語をやりたい」という熱い思いを持っているからこそ、ここまで続けることが出来ているのだと思います。
これからも三遊亭好楽さんらしく、落語の世界を盛り上げていってほしいですね。