「聴くたびに心が洗われるよう」と称される透明感あふれる歌声で、長年にわたり多くのファンを魅了してきた岩崎宏美さん。
そんな彼女が、若い頃にどんな学生生活を送り、どんなきっかけで芸能界に入ったのか——気になって調べてみたという方も多いのではないでしょうか。
今では日本を代表する実力派シンガーとして確固たる地位を築いている岩崎宏美さんですが、そのスタートには意外なエピソードや知られざる努力もあったようです。
この記事では、出身高校や大学といった学歴情報から、所属事務所、さらには気になる年収の話題まで、岩崎宏美さんの人物像にぐっと迫る情報を幅広くご紹介しています。
読み終えるころには、これまで以上に彼女の魅力を深く感じられるかもしれません。
岩崎宏美の若い頃
1970〜80年代にかけて、圧倒的な歌唱力と清楚な雰囲気で人気を博した岩崎宏美さん。
「ヒロリン」の愛称で親しまれ、次々と名曲を生み出しながら、多くのファンの心をつかんできました。
若い頃の姿は今もSNSで話題になることがあり、当時のレコードジャケットや映像には、凛とした存在感とナチュラルな魅力があふれています。
アバンギャルディ🍀のおかげで、
— てこわん (@tetsutetsu0605) June 12, 2023
ヒロリンの脳内リフレイン♪が
止まらない、止まらない。。
仕方ないので、迎え酒ならぬ、
迎え楽曲♪している ♬#アバンギャルデイ 🍀#岩崎宏美 🍀
LP「岩崎宏美 ベスト・ヒット・アルバム」
・付録ピンナップ pic.twitter.com/zVrihB1xAr
#NowPlaying
— とりガラ (@torigara0222) July 17, 2020
岩崎宏美/思い出さないで
大ヒットの聖母ララの次作は島崎恵子氏、うつみ宮土理氏のカバー。ただ発売は年末賞レースへ向かう9月、結局聖母ララが注目され続けこちらは陰に隠れてしまった。前二者が素朴なアレンジに対しヒロリン姫はややゴージャス、ボーカルの伸びも最高で心に染入る佳曲 pic.twitter.com/D9M9doAnol
ヒロリンこと、岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』
— チェリー|昭和TVワンダーランド (@cherrycreekjp) December 20, 2020
レコジャケ&別ポーズのポスター。#歌謡選抜 #筒美京平 pic.twitter.com/oovetQcMZk
1977年の「思い出さないで」では、島崎恵子さんやうつみ宮土理さんのカバーにも挑戦し、表現の幅を広げる姿勢が印象的でした。
続く1978年の「シンデレラ・ハネムーン」では、筒美京平さんのプロデュースによって明るく華やかな魅力が前面に。
可愛らしさと大人びた美しさをあわせ持つビジュアルも注目され、ファッションアイコンとしても支持されました。
今でも映像や写真が共有され続けていることからも、岩崎宏美さんの若き日の魅力がいかに多くの人の記憶に残っているかが伝わってきます。
岩崎宏美の学歴
岩崎宏美さんがどんな学校に通っていたのか、気になるという人も多いかもしれません。
清楚で知的な印象が強いだけに、学生時代はどんなふうに過ごしていたのか想像がふくらみますよね。
ここでは、岩崎宏美さんの学歴について簡単にご紹介します。
岩崎宏美の出身小学校
岩崎宏美さんは、東京都にある成城学園初等学校のご出身です。
私立の落ち着いた環境で学びながら、幼い頃から音楽に親しんでいたそうです。
小学校1年生の頃から本格的に歌のレッスンを始め、すでにその頃から音楽の才能が光っていたとも言われています。
さらに2年生になると合唱団に入り、仲間と一緒に歌う楽しさも経験していたようです。
こうした音楽とのふれあいが、後の歌手活動にもつながっていったのかもしれませんね。
岩崎宏美の出身中学
成城学園初等学校を卒業した後、岩崎宏美さんはそのまま成城学園中学校に進学されました。
私立の一貫校として知られるこの学校の偏差値は57ほどで、落ち着いた学習環境の中で学べることでも評判です。
中学時代の岩崎宏美さんは、剣道部に所属していたそうで、音楽だけでなく運動にも前向きに取り組んでいた様子がうかがえます。
もちろん歌のレッスンも継続しており、学業・部活動・音楽とバランスよく日々を過ごしていたようです。
学生生活の中で積み重ねた経験が、のちの豊かな表現力にもつながっているのかもしれませんね。
岩崎宏美の出身高校
中学校を卒業した岩崎宏美さんは、多くの芸能人が通うことで知られる堀越高等学校に進学されました。
在籍していたのは、芸能活動と学業を両立できる芸能コースで、偏差値はおよそ37とされています。
高校入学後すぐに歌手デビューを果たしており、当時から多忙なスケジュールをこなしていたそうです。
午前中は学校に通い、午後はレコーディングやテレビ出演のために早退するという日々を送っていたとのこと。
そんな中でもきちんと学業と向き合っていた姿勢には、多くの関係者や同級生からも好感を持たれていたようです。
若くしてプロの世界に飛び込みながらも、しっかりと地に足をつけて努力を重ねていたのが伝わってきますね。
岩崎宏美の出身大学
岩崎宏美さんは、堀越高等学校を卒業したあと、大学には進学していません。
すでに高校在学中から歌手としての活動が本格化していたこともあり、卒業後はそのまま芸能活動に専念する道を選ばれました。
多忙なスケジュールの中でも、自分の進むべき道をしっかりと見極めていた姿勢が印象的です。
岩崎宏美のプロフィールや経歴
自分の原点に帰りたい、互いに寄りかかる音の魅力
— Yomitime | よみタイム (@yomitime) July 24, 2015
岩崎宏美インタビューhttp://t.co/uxnBOLwOCo pic.twitter.com/MKv383vd3v
名前:岩崎宏美
生年月日:1958年11月12日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:157cm
所属事務所:コンリアルアート
岩崎宏美さんは、オーディション番組『スター誕生!』への出場をきっかけに芸能界入りを果たしました。
1975年にシングル「二重唱(デュエット)」で正式にデビューし、「天まで響け岩崎宏美」というキャッチフレーズで注目を集めました。
2枚目のシングル「ロマンス」が大ヒットとなり、90万枚近くを売り上げたことで、一気にトップアーティストの仲間入りを果たします。
その年には数々の新人賞を受賞し、『第26回NHK紅白歌合戦』では紅組のトップバッターとして初出場するという快挙も成し遂げました。
1976年には「センチメンタル」が第48回センバツ高校野球大会の入場行進曲に選ばれ、音楽だけでなくスポーツイベントでもその歌声が響き渡ることに。
1977年には初のバラード作品「思秋期」で表現力の幅を広げ、日本レコード大賞歌唱賞を受賞するなど、実力派としての評価も高まっていきました。
1982年にはドラマ『火曜サスペンス劇場』の主題歌としてリリースされた「聖母たちのララバイ」が発売2週目でオリコン1位を獲得し、最終的には約80万枚を売り上げる大ヒットに。
この曲は第55回センバツ高校野球大会の入場行進曲にも採用され、日本歌謡大賞の受賞も果たしています。
また、岩崎宏美さんは歌手活動にとどまらず、女優としても才能を発揮。
1977年のドラマ『気になる季節』で女優デビューを飾り、1979年には『ロック・ミュージカル ハムレット』でオフィーリア役を演じ、ミュージカルの世界にも挑戦しています。
岩崎宏美の本名
岩崎宏美さんの名前は芸名ではなく、本名そのままです。
結婚を機に一時期は「益田宏美さん」「今宏美さん」と姓が変わっていましたが、どちらの結婚も後に離婚されています。
現在も活動名としてはデビュー当時と変わらず「岩崎宏美さん」で通しており、ファンからの呼び名も変わっていません。
岩崎宏美の所属事務所
岩崎宏美さんは現在、「株式会社コンリアルアート」に所属しています。
もともとは1978年にお父さんが設立した個人事務所「有限会社スリージー」で活動を続けており、2003年には岩崎宏美さんご自身が代表取締役に就任。
その後、2009年12月に社名を「株式会社スリージー」へと変更しました。
そして2010年、ミュージカル俳優で元夫の今拓哉さんが立ち上げた個人事務所「コンリアルアート」に移籍。
現在はそちらを拠点に、音楽活動や舞台出演など幅広いジャンルで活躍を続けています。
岩崎宏美の年収
岩崎宏美さんの具体的な年収は公表されていませんが、長年にわたって第一線で活躍していることを考えると、相当な額にのぼると考えられます。
2020年にはデビュー45周年を迎え、記念コンサートをはじめとする音楽活動を積極的に展開。
さらに公式YouTubeチャンネルを開設し、過去のライブ映像や名曲を公開するなど、新たなファン層との接点も広がっています。
1975年のデビュー以来、紅白歌合戦への出場や数々のヒット曲を生み出してきた岩崎宏美さんは、音楽配信やカラオケ印税、ライブ収益、テレビ出演料、さらにはグッズ販売や舞台出演など、複数の安定した収入源を持っているのが特徴です。
昭和歌謡の再評価が進む近年では、若い世代からの注目も集まっており、配信収益や印税収入も増えている可能性があります。
具体的な金額は明かされていないものの、活動実績や露出の多さから見て、年によっては数千万円、あるいは1億円を超えるケースも十分考えられるでしょう。
もちろん契約内容や活動量によって変動はありますが、長く支持されてきた人気と実力が、そのまま収入にも反映されていることは間違いありません。
今なお挑戦を続ける姿勢が、ファンの心を惹きつけてやまない理由のひとつかもしれませんね。
まとめ
幼い頃から歌手に憧れ、歌のレッスンに励んできた岩崎宏美さんは、その努力の積み重ねによって見事デビューを果たしました。
デビュー後は数々のヒット曲を生み出し、圧倒的な歌唱力と表現力で多くのファンを魅了し続けています。
さらに、舞台やテレビなどでの演技活動にも挑戦するなど、表現者としての幅を広げながら、今もなお進化を続けている姿がとても印象的です。
長年にわたり第一線で活躍してきたその実力と魅力は、世代を超えて支持されており、これからも変わらず多くの人の心に響く存在であり続けてほしいですね。
