モデル出身でありながら、俳優としても確かな演技力で存在感を放つ成田凌さん。
『逃げるは恥だが役に立つ』や『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』、『アンサング・シンデレラ』など話題作への出演を重ね、幅広い層から支持を集めています。
この記事では、成田凌さんの出身校や家族構成、美容専門学校時代のエピソード、所属事務所の情報、さらには推定年収まで、人物像を深掘り。
スクリーンやテレビでは見えない素顔に触れながら、俳優としての軌跡と魅力を丁寧に紹介していきます。
成田凌の学歴
成田凌さんが通っていた学校について調べてみました。
成田凌の出身小学校
成田凌さんの出身小学校は、埼玉県にある旧・与野市立下落合小学校(現在のさいたま市立下落合小学校)です。
この小学校で過ごした日々の中で、特に熱中していたのがサッカーでした。
本人いわく「サッカーしか考えていなかった」と語るほど、当時は毎日のようにボールを追いかけていたそうです。
チームに所属し、本格的に取り組んでいたため、運動神経の良さや負けず嫌いな一面もこの頃に培われた可能性があります。
後のモデル・俳優としての活躍にもつながる、集中力や体力の基礎がこの時期に築かれていたのかもしれません。
成田凌の出身中学
小学校卒業後は、さいたま市立与野東中学校に進学しました。
中学でも引き続きサッカー部に所属し、情熱を注ぎ続けていたそうです。
ポジションは定かではないものの、一定の実力が認められレギュラーとして活躍していました。
しかし、中学2年時の県大会決勝では、監督の判断で出場を見送られるという悔しい経験もしています。
ヘディングや体を張ったプレーが苦手だったことが理由だったようで、この出来事は本人の中でも印象深く残っていると語られています。
この経験が「もっと強くなりたい」という気持ちを芽生えさせるきっかけにもなったのかもしれません。
成田凌の出身高校
中学校卒業後は、埼玉県立南稜高等学校に進学しました。
偏差値はおよそ55とされ、進学も部活動もバランスよく取り組める学校として知られています。
高校時代も変わらずサッカー部に所属し、青春の大半を部活動に費やしていたようです。
その一方で、文化祭では仲間と一緒にAKB48の『ポニーテールとシュシュ』を披露するなど、意外な一面も見せていました。
本人はこのパフォーマンスについて後に照れながらも語っており、高校生活がどれほど充実していたかがうかがえます。
部活引退後は「遊びまくった」と振り返るほど、友人との時間や青春らしい体験も存分に満喫していたようです。
この時期に芽生えた表現欲や人前に立つ経験が、俳優という道を選ぶ土台になった可能性もありそうです。
成田凌の出身大学
高校卒業後、成田凌さんは東京・新宿にある日本美容専門学校へ進学しました。
将来的に美容師を目指していたというよりは、どちらかと言えば「軽い気持ち」での入学だったと本人は語っていますが、それでも授業には真面目に取り組んでいたそうです。
在学中は原宿の古着屋でショップ店員のアルバイトをしており、そのファッションセンスの高さが注目され、雑誌のスナップ企画にも何度か登場しています。
この経験を通じて、外見を通じた表現や人目に触れる喜びを感じるようになったのかもしれません。
しかし就職活動を始めた頃、自分と同じサロンに友人が就職すると知ったことで「真似したと思われるのが嫌だった」と感じたこと、そして「このままでは何かが違う」という直感が働いたことから、美容師の道を選ばず芸能界への挑戦を決意します。
国家資格である美容師免許は取得しているものの、実際にサロンで働いた経験は一度もありません。この選択が、俳優としての道を切り開く大きな転機となりました。
成田凌の実家や生い立ち
1993年11月22日生まれの成田凌さんは、埼玉県出身です。
実家の正確な場所までは公表されていませんが、これまでの出身校の所在地などから、県内でもさいたま市周辺で育った可能性が高いと見られています。
幼少期はとにかくサッカーに夢中で、プロを目指して本気で取り組んでいた時期もあったそうです。
その一方で、芸能界への憧れも抱いており、「歌って踊れる職業に就きたい」という思いから、かつてはジャニーズJr.に入りたいと考えていたこともあったと明かしています。
さらに、お笑いへの興味も強く、バラエティ番組などでたびたび名前を挙げる藤井隆さんに強い憧れを持っていたそうです。
真剣に取り組むサッカーの傍らで、芸能界や笑いに心惹かれていたというバランス感覚は、今の成田さんの表現力やユーモアにもつながっているのかもしれません。
成田凌の父親
成田凌さんの父親の名前は成田茂さんで、職業は大工とされています。
一般の方のため顔写真などの詳細なプロフィールは公開されていません。
成田さんが日本美容専門学校への進学を決めたとき、そしてその後、芸能界入りを志したときには、いずれも両親から強い反対を受けたそうです。
特に父親からの反応は厳しく、芸能活動に対しては今も距離を置いた姿勢を崩していないようで、イベントなどに招待しても応じることはなく、「両親に褒められたことがない」と本人が語ることもあります。
ただし、そうしたスタンスとは裏腹に、家庭内での人間関係自体は円満とのことで、公私を分ける姿勢が家族内に根づいているのかもしれません。
父親としての厳しさと息子への信念が、現在の成田さんの芯の強さを育てた一因といえるでしょう。
成田凌の母親
俳優・成田凌の母、ねるとん出場経験あり
— てんつく(RNメイクィーン男爵🥔) (@tittitopoppo) June 15, 2017
「ねるとん紅鯨団」1987年12月26日 O.A. pic.twitter.com/xb2VrcDraC
成田凌さんの母親の名前は成田美香さん。
一般の方でありながら、実は17歳の頃にかつて人気を博した恋愛バラエティ番組『ねるとん紅鯨団』に出演したことがあるというユニークなエピソードを持っています。
この番組出演は家族の間でも知られた話で、成田さん自身もその事実に触れた発言をしていることから、家庭内では明るくオープンな雰囲気があったのかもしれません。
ただし、美香さんは一般人のため、それ以上の詳細なプロフィールや現在の活動などは公開されていません。
息子の芸能活動に対しては当初厳しい姿勢を見せていたものの、その背景には我が子を思う母としての心配や慎重な思いもあったのではないかと考えられます。
成田凌の兄弟や姉妹
成田凌さんには2歳年上の兄がいます。
兄は一般企業に勤める会社員ですが、弟である成田さんの活躍をとても応援しており、その様子はテレビ番組に出演した際や自身のSNS投稿からもうかがえます。
番組内では「溺愛」と言ってもいいほどの成田さんへの愛情を率直に語っており、兄弟仲の良さが視聴者にも好印象を与えていました。
この投稿をInstagramで見る
さらに、兄の奥さんはモデルとして活動している岡田早紀さんで、その美貌も相まってSNSなどでは「成田凌の義姉が美人すぎる」と話題になることもあります。
この投稿をInstagramで見る
お二人の間には女の子が一人おり、成田さんはその姪っ子をとても可愛がっている様子。
仕事一辺倒に見える一方で、家族を大切にする優しさも、こうした身近な関係から垣間見ることができます。
成田凌のプロフィールや経歴
#成田凌 さんが出演する新CMの映像をお届けするよ〜🍕そして、成田さんには、おうち時間の過ごし方などについても聞いてきたよ🎤詳しくは5時台&6時40分過ぎの放送をチェック☝️#めざましテレビ pic.twitter.com/eHfCRSpYbv
— めざましテレビ (@cx_mezamashi) July 1, 2020
名前:成田凌
生年月日:1993年11月22日
出身地:埼玉県
血液型:O型
身長:182cm
趣味:フットサル
特技:サッカー
所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
もともと美容専門学校に通っていた成田さんですが、就職を前に「このまま夢が叶ってしまうのは何か違う」と感じ、ファッション誌『MEN’S NON-NO』のモデルオーディションに挑戦。これが転機となり、モデルとしての活動が始まりました。
その後、俳優への志望が強かったことから、2014年にドラマ『FLASHBACK』で主演デビュー。
2015年には映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』でスクリーンにも進出し、2017年の『キセキ −あの日のソビト–』では劇中ユニットとして歌手デビューも果たしています。
2018年には『スマホを落としただけなのに』や『ビブリア古書堂の事件手帖』での演技が高く評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
業界内では「演技に天性の感覚がある」と称され、真摯な姿勢と独自の存在感で今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
本人は「おじいちゃんになるまで役者を続けたい」と語っており、その意志の強さと柔軟な表現力で、ますます目が離せない俳優のひとりです。
成田凌の所属事務所
成田凌さんが所属しているのは、大手芸能プロダクション「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」です。
この事務所は音楽と俳優の両ジャンルに強みを持ち、氣志團やCHEMISTRY、木村カエラさんといった人気アーティストをはじめ、俳優では石黒賢さん、矢本悠馬さん、二階堂ふみさんら多彩なタレントが所属しています。
成田さんは同事務所にスカウトされ、モデルとしての活動を経て本格的に俳優業へと歩みを進めました。
SMAの幅広いネットワークやマネジメント力も、彼のキャリア形成を支える大きな土台となっています。
音楽・映像・舞台とマルチに活躍する所属タレントが多い中で、成田さんもまた独自の存在感を放ち、次世代を担う看板俳優の一人として成長を続けています。
成田凌の年収
成田凌さんの正確な年収については公表されていませんが、近年の活躍ぶりからその水準はかなり高いと推測されています。
ドラマや映画では主演を務めることも多く、幅広い世代から支持されている点を踏まえると、一定以上の出演料や契約報酬が見込まれているはずです。
また、雑誌やCM、ナレーション、舞台など多方面での活動が続いており、収入の柱は一つにとどまりません。
特に主演クラスで安定的に露出している俳優の場合、年収が1000万円を超えるのは珍しくなく、成田さんもその域に達している可能性は高いと考えられます。
ただし、芸能界は役者本人の活動ペースや事務所方針にも左右されるため、金額には幅があります。
とはいえ、作品への出演頻度や評価を踏まえると、今後さらに収入が伸びていくポテンシャルを十分に持つ俳優であることは間違いありません。
まとめ
多彩な役柄を自在に演じ分ける成田凌さんは、今や俳優として確かな地位を築きつつあります。
芸能界入りをめぐってはご両親の理解を得られなかったという経緯もありますが、それでも着実に実力を磨き、同業者や視聴者からの評価は非常に高まっています。
兄や周囲の人々の温かい支えを受けながら、唯一無二の存在感で作品に深みを与えるその姿勢には、多くのファンが魅了され続けています。
今後さらに経験を重ね、「日本一の役者」と称される日が来れば、きっとご両親の見方も自然と変わっていくはずです。
その瞬間を一緒に見届けられるよう、これからも成田凌さんの挑戦と成長を温かく応援していきたいですね。
