いとこの范文雀さんに憧れて女優を志した余貴美子さんですが、どのような学生時代を過ごし、実際女優への道を歩き出したのはいつ頃でどんな作品に出演しているのでしょうか。
余貴美子さんの学歴や経歴、代表作、年収なども調べてみました。
余貴美子の名前の読み方や本名は?
余貴美子さんの名前は何と読むのでしょうか。
ネットでは、「余」を「あまり」と勘違いされている方もいましたが、正しくは「よ きみこ」と読みます。
本名も同じく「余貴美子」です。
余貴美子の学歴
余貴美子さんが通っていた学校について調べてみました。
余貴美子の出身小学校
余貴美子さんが通っていた小学校は、神奈川県横浜市立戸部小学校です。
戸部小学校は、明治12年創立の歴史のある小学校です。
余貴美子さんは小学校で学級委員を務め、模範的な児童でした。
お母さんが日本舞踊の師範ですので、余貴美子さんも幼い頃から日本舞踊を習っていたそうです。
余貴美子の出身中学
余貴美子さんが通っていた中学校は、横浜市立老松中学校です。
老松中学校は、野毛山動物園に隣接する中学校です。
中学校でも模範的な生徒だった余貴美子さんは、生徒会長を務め、部活は茶道部に所属していました。
余貴美子さんは、幼少期から家の中では中国語が飛び交っていたり、中華料理を食べることが多かったそうですが、その一方では日本舞踊や茶道といった日本の伝統文化を学んでいたのですね。
余貴美子の出身高校
余貴美子さんが通っていた高校は、神奈川学園高等学校です。
神奈川学園高校は1914年創立の私立の女子校で、現在は「神奈川学園中学校・高等学校」という学校名です。
1993年から中高完全一貫校になり、高校からは募集はありませんが、余貴美子さんは1972年に入学しましたので、中高一貫校になる前だったのですね。
余貴美子さんは、高校でも茶道部に所属しています。
また、高校時代は横浜の元町や中華街で遊んだり、ジャズ喫茶やライブハウスで朝まで遊んでいたこともあったそうです。
余貴美子さんが通っていた喫茶店に、横浜の伝説のバイクチーム「ケンタウロス」のメンバーが出入りしていたことがあり、その美貌からチームのメンバーに「ハマのマリア」と呼ばれるマドンナ的存在で、メンバーの間で取り合いをされていたそうですよ。
60代の現在もとても美しい余貴美子さんですので、高校時代はさぞかし可愛かったのでしょうね!
余貴美子の出身大学
余貴美子さんは、大学には進学していません。
英語が得意で一流商社に就職が決まっていたそうですが、当時に観た芝居に心を奪われ、お父さんの反対を押し切って、1976年20歳の時にオンシアター自由劇場に入団します。
劇団に所属している時に、「おまえはだめだ」「へただ」と言われたそうで、余貴美子さんは「それから極度の心配性になってしまった」と番組で話されていました。
余貴美子の代表作
ドラマ、映画、舞台と、数多くの出演作がある余貴美子さんですが、その中からいくつかご紹介します。
2009年の映画『ディア・ドクター』では、余貴美子さんは第33回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞、第22回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞を受賞されています。
同映画は笑福亭鶴瓶さんが主演を務めたのですが、2018年に余貴美子さんは笑福亭鶴瓶さんが司会のバラエティー番組に出演し、久しぶりの再会を果たしました。
その際、『ディア・ドクター』の撮影現場でもらったサイン色紙を持参し番組で紹介されていましたが、色紙に書かれていた「食べ過ぎに注意」というメッセージが、「ここだけがどうしても気にいらない」と話されていました。
笑福亭鶴瓶さんは、「撮影現場で気持ちいいくらいひたすら食べていたから書いた」と説明されていましたが、余貴美子さんは撮影前で緊張していて食べるしかなかったそうです。
番組出演にあたり、「緊張して昨夜眠れなかった」と話していた余貴美子さんですが、笑福亭鶴瓶さんと終始楽しそうに話されていました。
つづいて、2022年の映画『ノイズ』です。
余貴美子さんは町長の役で出演されていて、農家の役を演じる柄本明さんが町長にナタで襲いかかる場面があるのですが、SNSではその場面が話題になっていました。
主演を務める藤原竜也さん、松山ケンイチさん、そして神木隆之介さんも、余貴美子さんの怪演に圧倒されたそうで称賛されていました。
2023年にNetflixで配信されたドラマ『サンクチュアリ -聖域-』でも、SNSで「余貴美子さんがとにかく最高」「余貴美子すげえ!」「余貴美子さん怪演」「余貴美子さん半端ない」など絶賛されています。
余貴美子さんは、主人公の新人力士の母親役で出演されていますが、主人公かと思われるくらいの演技力、さすがです!
このドラマの監督の江口カンさんのXでは、このようにポストされていました。
『サンクチュアリ -聖域-』は、Netflixグローバルトップ10で2週連続ランクインしました。
余貴美子のプロフィールや経歴
余貴美子さんは、1976年にオンシアター自由劇場に入団、20歳から女優への道を歩き出しました。
オンシアター自由劇場を退団された余貴美子さんは、1985年に東京壱組を大谷亮介さんと旗揚げされます。
1987年の『ちょうちん』で映画初出演を果たし、1988年の映画『噛む女』で初めて大役を務めその演技が注目されました。
1996年に東京壱組が解散してからは、余貴美子さんは映画やテレビで活躍されるようになります。
1998年の映画『学校Ⅲ』では、第22回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞、第53回毎日映画コンクール 女優助演賞、第53回毎日映画コンクール 女優助演賞を獲得されました。
2008年の映画『おくりびと』で第32回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞し、翌年の2009年の映画『ディア・ドクター』も、第33回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞、2年連続で日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を獲得されています。
その後も映画やドラマ、ドキュメンタリー番組、舞台、CMなどで活躍され続け、プライベートでは2006年に元NHKの美術スタッフで多摩美術大学教授の山下恒彦さんと結婚されました。
余貴美子の所属事務所
余貴美子さんの所属事務所は、株式会社アルファエージェンシーです。
多くの俳優さんが所属している事務所で、他にも豊川悦治さん、和久井映見さん、滝藤賢一さん、柄本佑さん、伊藤沙莉さんなどが在籍されています。
余貴美子の年収
余貴美子さんの年収はどのくらいあるのでしょうか。
いろいろと調べてみましたが、情報はありませんでした。
ドラマや映画、ドキュメンタリー番組などで活躍されていますし、受賞経歴がある実力派の女優さんなので、高年収なのではないでしょうか。
まとめ
今回は余貴美子さんの学歴や経歴、代表作、所属事務所などを調べてみました。
確かな演技力で存在感を放つ余貴美子さんのこれからの活躍も楽しみです!