朝ドラ『ばけばけ』に出演しているトミー・バストウさんは、劇中で左目が白くなっています。
なぜ左目を白くしているのでしょうか。
調べてみたところ、トミー・バストウさんの忠実な役作りが見えてきました。
そこで今回は、トミー・バストウさんの左目が白い理由を詳しく解説したいと思います。
左目は義眼?片目だけ白い理由
【朝ドラ「ばけばけ」インタビューVol.3】
— モデルプレス (@modelpress) September 28, 2025
ヘブン(トミー・バストウ)の
左目失明設定の裏側💭
🔻写真・記事詳細はこちらhttps://t.co/GEYnYlIrHl
「本格的に取り組みたいという思いがあった」
制作統括が明かす#ばけばけ #朝ドラ @asadora_bk_nhk pic.twitter.com/uKgihJcgDv
朝ドラ『ばけばけ』でレフカダ・ヘブン役を演じているトミー・バストウさんは、左目にカラーコンタクトを入れて役作りをしています。
しかも、普通のカラーコンタクトではなく、特注の白濁コンタクトレンズと特殊メイクを施しているとのこと。
ヘブンのモデルとなった小泉八雲へのリスペクトを込めて、あえて忠実に再現しているそうです。
トミー・バストウさんはこの演出に関して『最初は見づらかったけど、だんだん慣れてきた』とコメントしていました。
確かに『ばけばけ』のトミー・バストウさんの左目は、非常にリアルに感じます。
義眼のようにも見えるという意見も一部にはありましたが、義眼ではなくコンタクトレンズだったということですね。
トミー・バストウの目の色
トミー・バストウさんの実際の目の色は、薄いブルーです。
『ばけばけ』では右目が濃いブラウンなので、右目にもカラーコンタクトを入れているということですね。
トミー・バストウさんは、ドラマ『SHOGUN 将軍』でも濃いコンタクトレンズを入れていました。
海外の映画やドラマでは、役柄に合わせて目の色を変えることはよくあること。
目の色が濃いブラウンでもトミー・バストウさんは素敵ですが、元々のブルーもとても美しいですよね。
朝ドラ『ばけばけ』では、右目がブラウン・左が白なので、トミー・バストウさんはオッドアイなのではという噂もありました。
オッドアイとは両目が違う色のことで、欧米人だとそのような方は結構いらっしゃいます。
日本人の目の色はブラウンかブラックなので、オッドアイだったとしてもわかりにくいかもしれませんね。
小泉八雲が左目失明で役作り
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は進んで日本に溶け込もうと努力したが
— とーちゃん(さん付け不要) (@knightma310) November 17, 2025
日本語があまりうまくなく
「ヘルンさん言葉」という独特の言葉遣いで、
これを完璧に翻訳できたのは奥様のセツさんだけだった。
そんなわけでハーンが他の日本人と意思疎通をする際は… pic.twitter.com/e259g51RSB
トミー・バストウさんが演じているレフカダ・ヘブンは、実在した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしており、彼は子供の頃に事故で左目を失明しました。
小泉八雲は寄宿学校に通っていた16歳の時、『ジャイアンツ・ストライド』という遊具で遊んでいたところ、遊具に付いているロープが彼の左目に直撃。
病院で治療に励んだものの、左目の視力は失われてしまいました。
視力を失って以降、小泉八雲は左目がコンプレックスとなったそうで、写真などはすべて右側から撮られたものしか残っていません。
左目がコンプレックスだったものの、小泉八雲は『偽物が嫌い』という性格で、義眼は絶対入れなかったのだそう。
先述しましたが、トミー・バストウさんは役作りで白濁の特注コンタクトレンズを入れています。
さらに小泉八雲を忠実に表現するため、トミー・バストウさんは口ひげや姿勢にもこだわりました。
小泉八雲について書かれている本もチェックし、できる限りの役作りを行ったようです。
トミー・バストウさんの完璧な役づくりにより、『ばけばけ』のレフカダ・ヘブンはすんなりと視聴者に受け入れられました。
日本での俳優活動が目標だったトミー・バストウさんなので、レフカダ・ヘブン役は自分の全てをぶつける思いだったのではないでしょうか。
まとめ
『ばけばけ』のトミー・バストウさんは、特注の白濁コンタクトレンズを入れてレフカダ・ヘブンを演じています。
元々の瞳の色が薄いブルーで、とても美しい色だなと思いました。
トミー・バストウさんは身なりはもちろん、小泉八雲についての文献などもチェックして、徹底的に役作りを行っています。
彼の高い日本語力にも驚きましたが、役者魂にも驚きですね。
クランクアップするまで、トミー・バストウさんが納得するレフカダ・ヘブンを演じて欲しいと思います。




